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「心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている」 神永学

2014-12-19 | 本と雑誌


角川文庫 332ページ 552円+税

赤い左目で死者の魂を見ることができる斉藤八雲。彼は大学の映画同好会で同じ大学の小沢晴香が持ち込む難事件を次々と解決していく。
本書は「開かずの間」「トンネルの闇」「死者からの伝言」の3つ中編を収録。

右目で現実を、左目で死者の魂が見える八雲が晴香によって少しずつ心を開き、彼女が持ち込む怪奇な事件を解決していきます。学園ホラー推理もの、ライトノヴェルズです。
神永学の作品らしく大変読みやすいのですが、初期の作品が故か深み、厚みが不足。山猫シリーズのような読書後の心が温かくなって満たされた感がありません。本シリーズは10巻まで出ているので、後半の作品は作者の成長が見られるかもしれません。

これもサイン本です。



心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店
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