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「怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス」 神永学

2014-12-05 | 本と雑誌


角川文庫 382ページ 600円+税

怪盗探偵山猫シリーズ 第2弾。
黒装束に蛇の模様がついた仮面を被った謎の自警集団 ウロボロスが世間を騒がせていた。魔王を名乗る天才ハッカーが偶然手に入れた情報にはウロノボスの悪の情報があった。これを送られた雑誌社の記者 勝村は東京都知事選候補者の女性秘書殺人地面現場に出くわして、容疑者にされてしまう。これを山猫が救い、そして刑事さくらとその上司が追う。

本書も神永学さんのサイン本です。1作目と判で押したように同じサインが書かれています。



前作にも増して軽妙なタッチの読みやすい文章。そして、山猫、勝村、さくらなど愛すべき人たちが生き生きと疾走する。サスペンス豊かで、「次はどうなる?」と読者を引き込みますねぇ。上手い作家です。

山猫シリーズは次作待ち。待ち遠しいです。実は神永学の「八雲」などの他作品を数冊仕入れてしまいました。

怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス (角川文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/角川書店
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