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へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

二流小説家 映画 上川隆也

2013-06-16 | 映画

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2013年 作品。

封切りの日、初回上映に行ってきました。宣伝にお金かけていないことは分かっていましたが、お客さんは十数名。こんなにお寒いとは思いませんでした。

デイヴィッド・ゴードン原作の推理小説の映画化、しかも本国アメリカを差し置いて日本で先に制作されました。
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売れない作家 赤羽一兵(上川隆也)はポルノ小説を書いて糊口を凌いでいた。姪の高校性の小林亜衣(小池里奈)に自称マネジャー兼エージェントとして赤羽は励まされるような状況であった。ある日赤羽の元に連続猟奇殺人犯の死刑囚 呉井大悟から手紙が来る。刑務所に出向いた赤羽に対して呉井は自分のファン 3人に会って、彼女達のポルノ小説を書くことを条件に自分の告白本を書くための事件の真相を話すという提案を受する。赤羽はこの3人に会って話を聞き、ポルノ小説を書き呉井に読ませ、彼の子供時代からの話を聞く。しかし、3人のファンが殺されてしまう。赤羽は刑期が迫った呉井は無実で、真犯人が新たな犯行を開始したものと考え、。。。。

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米国の長い小説なのですが、めずらしく原作に忠実に映画化されています。低予算で制作、宣伝にもお金をかけないという映画ですが、制作者がやりたいことをやったという感じ。おそらく、制作陣は原作がたまらなく好きだったのではないかと思われます。予算が少なくとも、原作を崩さないという意気込みが分かります。
原作を読んでいないと、なぜ? どうしてこういうことができるの? など合点がいかないところが出てくるでしょう。映像化すると確かにそのとおりになりますね。このリスクを分かっていながら、そのまま作っちゃったのはえらいです。

映画だけ捉えるとぱっとしないかも。原作と合わせて楽しみくださいというか、これは原作に惚れ込んだ人が観る映画です。

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