リムスキー=コルサコフ シェエラザード オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団

私の一番好きなCD。オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団の「シェエラザード」です。
とっておきの 大好きな音楽、演奏なので、機が熟すまで待つという気持ちがありました。しかし、4月に「フィラデルフィア管弦楽団が経営破綻」というニュースが。米国のメジャー オーケストラでは初めてのこと。あの素晴らしいオーケストラが破産してしまったのです。これを機に、シェエラザードを聴き直しましたので、ここにメモを残します。

オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団はモノラル 2種、ステレオ 2種、ビデオ 1種を残してくれました。このうち、モノラルを除く3種の演奏を持っています。
この中では、最初のステレオ録音 1962年のコロンビア盤が最高作品であると思っています。



高校3年生の夏休み、近所のレコード店で1300円の廉価版LPを買ってきて、気温30℃の部屋で汗まみれになって、真夏の夜 アラビアンナイトの音楽を聴きました。まさにアラビアンナイトのおとぎ話が飛び交いました。ここまでの極彩色の演奏かつ、完璧を極めた演奏は無いと感動。



CD化され、これもすぐに購入。当時 CDを聴いて「音が痩せたんじゃない」と思い、すぐにLPを聴き直しました。でも、CDとLPで差がなかったです。高校3年生の夏休みのLPのめくるめく体験・・・もう一度したいです。




2回目のステレオ録音は1972年 RCA。コロンビア盤と比べるとほんの少しゆったりとしていますが、さらに濃度、音の凝縮度が高く、演奏の完成度も高いうです。しかし、一気に走り抜ける迫力、緊張感はコロンビア盤に譲ります。




3回目のステレオ録音となったビデオは1978年 ユニテル。これはRCV盤をアメリカン・コーヒーのように薄めた感じで、物足りなさがあります。

10代に聴いた当時 CBSソニーの廉価版LPが私にとって この世の最高演奏。これが変わることはないでしょう。


<iframe style="width: 120px; height: 240px;" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B002EBDNJ8" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
<iframe style="width: 120px; height: 240px;" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00005G7O4" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>