1971年 米国映画。
マイケル・クライトン原作SF「アンドロメダ病原体」の映画化。原題の Andromeda StrainのStrainは『種族』『菌株』の意。
アリゾナ州の片田舎の街に人工衛星が墜落した。回収に行った部隊は赤ん坊とアルコール中毒の老人の2人以外の街の住人は全身の血液が凝固して死に絶えていることを発見。
回収された人工衛星は、地下に設けられた軍の研究施設に送られ、また研究者が集められる。ここで、人工衛星が持ち帰った謎の生命体と、生き残った2人の調査が行われ、封じ込め策の調査が始まった。
宇宙から来たと思われる生命体に対する分析、ラットや猿を使った実験などのリアリティのある調査が緊迫感を伝えてくれます。この映画を観て、1971年と現在で技術進歩が一番大きかったのが、コンピュータであることを再認識。当時の最新鋭のコンピューターは「タイム・シェアリング(時分割による演算方式)」、グリーンのキャラクターディスプレイ、シミュレーション計算で過負荷になったら3桁のエラーコード(601)だけを表示するなど、懐かしいです。
最後の台詞
「What de we do?」
宇宙には生命体がある、これが地球に入ってきた時にどうするか?
マイケル・クライトン映画らしい終わり方です。
若い人たちには理解しがたい昔の調査、実験の方法や、判断のプロセスが至る所に登場するかと思いますが、それも含めて楽しんでいただきたい映画です。
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