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「野村克也に挑んだ13人のサムライたち」 橋上秀樹

2011-06-03 | 本と雑誌


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双葉新書 216ページ 800円+税

ヤクルト、阪神で選手として、楽天でヘッドコーチとして野村監督のもとで働いた橋上秀樹さんの著書。野村克也ものを続けて出版しており、これが4冊目にあたります。
自分の野球論、組織論ではなく、見聞きした 上司にあたる野村克也さんから学んだ野球学、組織作りが出版としてビジネスになる。これだけでも野村克也さんは希有の才能を持たれていたと言えるのではないかな。

本書は野村克也さんか監督時代に関わった、すなわち部下として仕えた13人の選手についてのレポート。
苫篠賢治
西村龍次
長島一茂
池山隆寛
岡田彰布・今岡誠
山口重幸
飯田哲也
柳田浩一
一場靖弘
古田敦也
岩隈久志
橋上秀樹
プロ野球ファン、ヤクルトファンでないと苫篠、西村、山口、柳田 さらには著者の橋上選手について書かれているエピソードは臨場感が無いのではないかと、無益な心配をしました。
濃いヤクルトファンの私ですら、柳田選手については本書を読むまでは記憶の彼方に行っていたくらいです。

この13人の選手に対しての野村監督の指導と、選手自信の考えと行動。選手としての成果はこうであったが、指導に従っていたら、もしくは従っていなかったらどうであったか という語りで200ページあまり続きます。
ヤクルトファンの私には、懐かしいエピソードもあり楽しく読めました。一般の読者にとって、野村克也さんのマネジメントの凄さが伝わるかどうか、疑問を持つところがあります。

野村克也ファン、ヤクルトファンにはお薦めできます。



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