子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

男女共学1回生

2014年04月17日 | 中、高時代
1949(昭和24)年、高校1年生になりました。旧制中学に試験入学していた者は試験なく高1に進学できました。
そしてこの年から男女共学が実施されました。開校以来初めて女子生徒が入学してきたのです。高校の記念誌によると「第1学年に女子生徒183名が入学した」と書かれています。この記念誌には男子生徒の記録はありません。

小学5年まで男子2クラス、女子2クラスの小学校でした。疎開先では男子1クラス、女子1クラスで、女子と机を並べた経験はありません。女子と口を利くことが出来ませんでした。

高2と高3の上級生が窓の外からよく眺めに来ました。眺めに来るだけでなく部活動にも女子はよく誘われたようです。後年上級生と結婚した女性もいます。

記念誌には同級の女子が「一番困ったのはトイレ」と書いていましたが、穴ほげ廊下の修理もできないときで女子トイレも用意できていませんでした。これまでの男子トイレの途中に板で仕切り、女子トイレにしていました。

教室以外では女子との接触もなく、教室でも目立つ成績は取ったこともなく、3年間を帰宅部で過ごしました。高校生活は暗いものでした。

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