ハートプラス・プロジェクト

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シュノーケリングでの事故

2015-09-01 20:33:20 | ボランティア活動など
先週末は、日本赤十字社「水上安全法 2」の講習でした。

1はプール、2は海です。

なんと、地元の海水浴場での開催でした・・・が、コンディションが
講習向きではなく、「訓練向き」?

ということで、一部、プールを借りて行いました。


講習内容は、海水浴場の監視でおなじみの「ライフセーバー」のモノと
だいぶ重なるところはあります。
個人的には、ライフセーバーの方が1歩進んだ感はあります。
そのライフセーバー(ライフセービング協会)に無くて、赤十字にあるのが

マスク、スノーケル、フィン 3点セットの使用です。

スキンダイブによる溺者捜索・・・まぁ実際には困難ですがね。


さて、そんなスノーケル(一般にはシュノーケル)を使ったスノーケリングの事故が
どうやら多発しているようです。


手軽に、ずっと水中を観ていられる、ということなんでしょうが・・・


なぜ事故になったのか?は、詳細は、わかりませんが、よく目にする器具のわりに

スノーケル・クリア という言葉は聞かないと思います。

たとえ、水面に浮いていても、スノーケルが波を被ることはおおいにあります。
すると、口にまで(海)水が入ってきてしまいます。
そのままでは呼吸ができません。

なので、 プッ っと強く息を吐きます。

これが「スノーケル・クリア」です。

まぁ、さほど難しいコトではありません。

ただ、水が浸入してくるのは、自分の呼吸のリズムとは無関係です。
ちょうど息を吸ったときに、水が入ってくれば、ちゃんと出来る人でも慌てます。

だから、「スノーケル・クリア?」「なぁに、ソレ?」て人だったら、
相当慌てるでしょうね。

さらに、ライフジャケットやウェットスーツなどの浮力体を付けていなかったら・・・


スノーケル事故の全てが、これではないでしょうが、
人間は、わりと些細なことでもパニックに陥ります。
たったこれだけのことでも、悲しい結末になることはありえます。


スノーケルの販売に関し、簡単でもいいのでレクチャーをつけることを
義務づけることが望まれます。が、今やスポーツ用品量販店どころか
海水浴場近くのコンビニにも置いてあるスノーケル。

なかなか難しいでしょうね。


せめて、DVDか動画サイトにアクセスできる「QRコード」くらいの印字は
すぐにでもできるんじゃないでしょうか?


どなたかアクション起こしてくれないかな?


なんてコトを考えたりします。





  スタッフ Q



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