ハートプラス・プロジェクト

「苦しんでいる人を助けたい」そんな気持ち=ハートがあれば、いろんな知識やスキルをプラスしませんか?

いろんな時間・・・

2017-03-25 20:06:50 | 雑記
先週の3連休は、赤十字の講習に行っていました。
ここ数年、自分が知る限り定員30名に達することはなかったように思いますが、
今回は、3倍近い応募があったそうで、泣く泣く?抽選となったようです
(それでも30数名)。

若い方も多く、春休みを利用しての受講だったのかな?

どういうワケで受講希望者が多かったのか?分かりませんが、
関心が高いということは喜ばしいことです。

休日あるいは、休日をとって受講するわけですので、こちらも手を抜けません。


さて、最近、時間外労働の制限をどうするか?なんて話がありました。
「繁忙月は100時間未満で」ということでしたが、過労死ラインというのが80時間だそうで、
ホントにそれでいいの?というのが率直な思い。

商いであれば、ボーナス商戦、決算月、年3回はありそうです。

そもそもですが、2015年の日本人の労働時間は1729時間だそう。
アメリカは、1743時間で、ほぼ同じですが、ヨーロッパは、

フランス 1467時間
オランダ 1419時間
ドイツ  1371時間

だそうです。くらべると日本人は、ずいぶん長時間働いているようにも思います。

たとえば、残業月100時間とすると、毎日4〜5時間の時間外となります。
そうなると、仕事以外何かしようにもできませんね。

また、一方で、最近の企業といえば、企業CSR(社会的責任とかいうやつですかね?)で
「地域社会への貢献」などを謳っているところが多いです。

お子様を持つ方、PTAなる組織の行事とか、なかなか面倒だと思いませんか?
行事をしようと思えば、その準備にも時間がかかります。
でも、そんなPTAに参加するのも「社会貢献」だと思うのですが、
これだけ長時間働いて、「地域社会へ貢献する時間ってあるのでしょうか?」

長時間働くことにより、健康を害したら、社会へのマイナス貢献のように思うのですが、
大企業の経営者の方々は、どう考えているんでしょうかね?

人それぞれ、いろんな時間の使い方があっていいですが、仕事以外に目を向ける
そんな時間をもっと持ってもいいような、そんな気がします。

講習のために自分の時間を使う・・・余裕が無いとできないですよね?



電気ポット・・・

2017-03-17 04:23:40 | 知識やスキル
みなさんは、お湯を沸かすときに何で沸かしますか?

ガスコンロとやかん?

電気ポット?

電気ケトル?


電気ポットは、保温機能がついていますが、その分電気代もかかる、
ということで、電気ケトル(湯沸かし機能だけ)という人もいるかもしれません。

最近のケトルは、沸騰するまでの時間も早いですしね。


ところで、電気ポットのコード、こうなってませんか?



マグネットで脱着できるようになっているのが多いと思います。

これに対し、電気ケトルは、繋がりっぱなしのコードだったり、
ケトルと分離できても、台座とコードは繋がりっぱなし、というのが殆どではないでしょうか?

マグネット分離式は、コードに何かを引っ掛けてしまっても、ポットが倒れない!
というのに対し、コードが繋がったままだと

倒れる → 湯がこぼれる → ヤケドする

ってコトになる心配があるのですね。
メーカーによっては、倒れても湯がこぼれない構造になっているものもあるようです。

特に小さなお子様を持つ家庭の方、こんな視点からも家電を見るようにしてください。

究極の救急法は、病気にならない!ケガをしない=事故防止! です。





2017.3月度 勉強会報告

2017-03-12 14:37:27 | 救急法勉強会
昨日は、勉強会でした。

忘れてはいけない「3.11」でもありました。
テレビ各局は、震災関連の番組を放送していましたね・・・

思い出すと、泣いてしまいそうです。


さて、勉強会の方ですが、まず・・・もし避難所生活になってしまったら?
そんなときに役立つかもしれない「小技」を紹介。

赤十字の健康生活支援講習の中で紹介されているやつですけどね。


ホットタオル(または、「なんちゃって蒸しタオル」)の作り方です。

お風呂に入れないとき、介護用品の「カラダ拭き」なるものがあります。
まぁ、ウェットティッシュでも、デオドラントシートでも赤ちゃんのお尻拭きでもいいんですけどね。
でも、あれって冷たいですよね?夏なら気持ちいいかもしれないけれど、寒い時季は・・・

ということで、ホットタオル。

用意するも物は、ビニール袋1枚とタオル2枚、コップ、熱湯

このように、ビニール袋にタオル1枚を入れ



ここに、熱湯100mlをコップで注ぎます。

このままでは熱いので、これをこんな感じで別のタオルに包み



モミモミ・・・して熱湯をいきわたらせると、蒸しタオルのようなものが出来上がります。
最初は、びっくりするくらい熱いので、取り出す際は慎重に!

避難所生活でなくとも、ライフラインが寸断されている期間は、
こんなものを利用してはどうでしょう?

そのためには「火」を確保すること。
カセットコンロ、ガスボンベ・・・備えてありますか?
ロケットストーブ作っておくのも手ですね。


そんな小技を紹介した後、初めて来られた方がお二人(ありがたいことです)いたので、
「心肺蘇生&AED」

なんとなく、「とりあえず、やってみましょう」な感じになってしまい申し訳なかったですが、
まぁ、今後じっくりやっていきましょう。





「AEDは使い方を知らなくても、AEDが教えてくれるから・・・」
とはよく聞きますが、個人的には、使い方を知らなければ、効果的に使えるか?甚だ疑問です。
なので、そのような言い方でAEDを広めようとは思いません。

使い方を知らなくても、使っていいですが、使うことになる前に、
やはり理解を深めておいてもらいたいと思います。



AEDの判断する境界と人間の判断する境界は、違うんですよね。


そんな心肺蘇生&AEDをやり終わって、中途半端に時間が残ったので、
何をしようか?迷ったんですが、「止血」について訊かれたので、
止血に関して少しお勉強。

止血の基本は、傷口にガーゼなどを当てて圧迫する「直接圧迫止血」ですが、
そんなガーゼが感染防止用のビニール手袋(レジ袋などでも代用可)を準備するまでの間は、
「間接圧迫止血」という方法で出血を抑えます。

通常、動脈というのは、カラダの深いところを通っているのですが、
ところどころ、カラダの表面ちかくを通っている箇所があります。
ここを「止血点」と呼んだりします。
ここを押さえると、血行が止まる、ということになり、出血を抑えられるのです。

人間のカラダって便利ですね。

ヒジから先=前腕でケガをして出血が多いときは、ヒジの内側か、
上腕の止血点を押さえて、出血を止めます。



こうしている間に、ガーゼ、感染防止用のビニール手袋などを準備しましょう。


・・・さぁ、来月は何をしましょうかね?



救急グッズ ポーチ編

2017-03-08 20:43:26 | 知識やスキル
非常用持ち出し袋に入れている救急用ポーチ。

山歩き(登りと言うほどではない)に行くときには、非常用持ち出し袋から出して、
山用のバックパックに入れていきます。

そんな救急用ポーチですが、少し前に雑誌で

濡れてしまったら意味がない

という文言を見つけました。
たしかに、そのとおり!

なので、救急用品は、防水バッグかタッパー(食品保存するヤツ)に入れるのが良い。
ということで、「モンベル」の



この防水用の袋に



入れることにしました。

テーピングテープや、三角巾、濡れたら・・・たしかに・・・

2Lが1600円で、500mlが1350円です。

100均の食料保存用のタッパーでもいいんですけどね・・・

救急グッズ 100均編 洗浄用

2017-03-04 18:16:23 | 知識やスキル
前回に続き、100均で。
今回は、



ペットボトルに付けるジョウロ。
お部屋の観葉植物の水やりなどに便利なヤツです。

こんなふうに使います。



こうしたヤツを・・・

出先で、ケガをした際に、傷口を洗うのに使います。

傷の治療は、洗浄によって予後に差が出たりします。
いかに「異物」を残さないか!が非常に大事です。

雑菌なぞは、いたるところにいます。それらが傷口に付いたからといって、
感染するとは限りません。
感染(正確には発症かな?)には、時間と(菌の)数が必要です。
菌は、相当たくさんいないと感染しないようですが(菌にもよるでしょうが)、
傷口に異物があると、少ない数でも繁殖しやすくなり、感染しやすくなります。

異物は、植物性のモノが特に悪いとか・・・

近くに水道があれば、そこへ行って洗い流す、というのが一番ですが、
そんな水道の無いところでは、こんなものを利用してはいかがでしょう?
(ミネラルウォーターも欲しいかな?)

ぜひ、非常用持ち出し袋にミネラルウォーターとこいつをしのばせてください。

2個入りで100円が相場のようです・・・