ハートプラス・プロジェクト

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ワクチン接種後は48時間、献血はできません

2021-04-29 07:11:42 | 雑記
新型コロナ感染症に対するワクチン(日本では現在ファイザーのみ承認)接種後の
献血ができない期間が決まったようです。

献血は接種後48時間を経過してから

となるそうです。

また、接種後に副反応が出た場合は、その症状が収まるまで。
「アナフィラキシー」のような激しい副反応の場合は、1年間献血ができないことになったそう。

48時間であれば、とりあえず献血者の不足は回避できそうですね。
ただ・・・一般の人の接種って平日にやるのかしら?それとも土日の休日に主にやるのでしょうか?

血小板の保存期間は4日間。
接種も分散してやってもらえるのかな・・・そうしないと密は避けられないのか?

なかなか先が見通せないですね



コロナは、コロナだ

2021-04-27 20:43:03 | 雑記
ここにきて、変異株の勢いなのか?新型コロナの陽性者数が増加してきました。
一部地域にて「緊急事態宣言」も出されました。
オリンピックの開催が近づく中で、どうなるのか?気になる人も多いかと思います。

去年の今頃は、感染者が増えつつも、ウィルスは暑さに弱いし、
紫外線にも弱そうだ、という情報もあって、梅雨に入れば落ち着くんじゃ?
という楽観視もあったと思いますが、見事に裏切られ、一向に収束の兆しは見られません。

さて、そんな新型コロナウィルス感染症ですが、最初の頃から
「コロナは、ただの風邪」とか「インフルエンザと変わらない」という声がありました。
現在も、そんな主張をしている人がいます。

感染者数、死亡者数を比較すれば、「日本では」インフルエンザと同程度のようにみえます。
数字は、客観的で正直ですが、情報の一部でしかありません。
数字の比較で判断するならば、「入院日数」や「医療負荷」なども数字にして比較しないといけないと思います。


「ただの風邪」と主張している人の中に、木村盛世さんという方がいます。
医師なのに、ずいぶん大胆なこと言うな、と思っていたのですが、
ちょっと前に、ネットでは少し長めの記事があったので読んでみると、
言っていることは、おそらくこんな感じのことでは?と思います。
違っていたら、ごめんなさい・・・

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「新型コロナは、感染対策を十分にやれば、インフルエンザ並みに抑えられるのだから、
 必要以上に経済を止めるべきではない」

新型コロナが国内に入ってくる前のインフレンザに対する感染予防は、正直「無防備」も
同然だったように思います。流石にコロナに対して、それでは諸外国並みに感染者が
爆発してしまうでしょう。
あくまで「感染対策(マスク着用、手洗い手指消毒、密を避ける等)」をすることが前提。

時短営業や自粛をお願いする際の理由で「病床の逼迫」を挙げているが、国内の全病床数に対して、
コロナに割いている病床数が極端に少ないことが問題。
これには
・公立病院より、圧倒的に私立の病院が多いこと
・コロナに対応すると、病院経営が悪化するので、引き受けたくない
 (看護師にボーナスが出ない、なんてニュースが出たこともあったと思います)
・2類相当の感染症に対応できない(設備、その他)
などの理由が挙げられます。

公立病院が少なく、私立病院が多いという構造的な問題は、すぐに解決できるものでは無い。

となると、私立の病院に受け入れてもらわなくてはなりません。

また、2類感染症だと院内感染を防ぐために病室などを「陰圧」にしなければならない、
となると、そんな設備無いとか、導入にお金がかかるとかになるわけです。

そこで、「この状況下で、そんなことにこだわってないで、『ゾーニング』などを徹底して
感染対策をし、感染者の受け入れをする病院を増やせ」
すなわち5類相当(インフル)で対応せよ、ということに。

感染防止は、個人レベルでは十分にやっている(たまにおかしな人いますけど)
「時短営業」や「営業自粛」などの「時間制限」ではなく、あくまで「行動制限」の方が重要。

・騒がない(飛沫を飛ばさない)
・密にならない(飛沫を浴びない)
など

それらを守って経済を回せ

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と、こんな主張ではなかろうか?と思います。
そして、コロナに対応することで病院が被る不利益を政府で面倒みろ、ということです。
その条件などを引き出すのが「日本医師会」の役目だろう?と・・・


個人レベルで、インフルエンザと同じと思って、以前のような「無防備」で良い、
ということではなく、国の対策として2類にこだわって「できない」とするな、
ということですね。

インフルエンザの悪化の過程は、時間としては長く、悪化するというより、
「治らない」が続き、体力が無くなり、誤嚥性肺炎などを引き起こし・・・
という感じで、人工呼吸器や人工心肺などは使わないケースがほとんどのようです。

それに対し、新型コロナは、悪化が急激で・・・2、3日前は話が出来たのに、
今は人工呼吸器につながっている・・・なんてことになったり。
また人工心肺(エクモ)を使用することになると患者一人に対し、スタッフが何人も
付かなくてはならないことになり、負担は大きいです。

感染者が増えれば、重傷者も比例して増えるはずです。

むやみに感染者が増えるようなことはしてはいけませんが、飲食店も
「テイクアウト」や「デリバリー」に対応したり、アクリル板の仕切り」を置いたり
しているわけで、あとは、我々客が騒がないとか単独で訪れるとかを徹底すれば、
営業したって構わないはずなんですけどね。

確かに、なんかズレているように思いますね、政府のやっていること。


で、なんだかんだと言っても「コロナは、コロナ」です。
インフルエンザのときのような「無防備」ではいけません。

今週からGWに入ります。

みなさん、お気をつけて。



きっかけは何でもいいのだ

2021-04-25 17:38:21 | 雑記
献血の予約をしようと血液センター(ラブラッド)のwebサイトを見ていたら、
少しだけ気になった記事があって・・・「献血に協力した人の声」

https://www.kenketsu.jp/Voice?id=a092x000005mEPcAAM


ゲームから献血ってあるんですね・・・


まぁわたくしの場合は、もっとヨコシマでしたけどね。

もう随分と前になりますが、関西に転勤で行っていたときのことです。

同じ会社の同僚とは言え、特に仲良くなっていたわけでもなく、
知り合いもおらず、休日は、最初のうちは自転車やクルマであちこち出かけていましたが、
なんとなく、周りが分かってくると、することも無く・・・

駅近くをぶらぶらしているときに「献血ルーム」を発見。

「かわいいナースいるかな?」

そんなもんですね、きっかけなんて。


で、血液検査の結果が送られてきて、赤血球の数が多いことがわかりました。
その頃、三浦雄一郎氏の血液も赤血球が多いとか何とか?テレビで言っていた記憶があり
「お!ひょっとして自分の血液も優秀?」なんて思っていました。

のちに、単に血液が濃い(ドロドロ)、血の気が多い、赤血球が多いと多血症
という病気の可能性もある・・・などなど分かってきて、むしろよろしくない
血液ということが判明。

そんな血液検査の結果が気になり出して献血が習慣になりました。

その後、検査項目に「グリコアルブミン」が追加され、
この数値が高いと「糖尿病の気があり」となるとのこと。

糖尿病は、一度かかると治らない、一生付き合わなければならない病気と言われています。
重症化していくと失明したり、抹消が壊死したり、切ったところがくっつきにくいということで
手術ができないこともある、と言われています。

特に長生きしたいとも考えず、そこそこの年齢で逝ければいいか、と思っているくせに
糖尿病にはなりたくないなぁとは強く思っている身勝手な自分。

ということで「グリコアルブミン」の結果を確かめるため、しばらく献血は続くのでしょう。


さて、現在、医療関係者、高齢者向けに新型コロナのワクチン接種が行われています。
通常どんな予防接種でも接種後、一定期間献血はできません。

新型コロナのワクチンは、その期間がどうなるか?まだ決まっていません。
一般の接種が始まるまでに決定するとのことですが、その期間によっては献血者の減少により
輸血の不足が心配されます。
接種が進んでいる国ではどうなっているのでしょうかね?

感染も気になりますが、献血事情も気になりだす最近です。

効果があるか?は別として・・・

2021-04-18 08:12:48 | 応急手当
先週、月例の「勉強会」を開催しました。

今回は、初めての参加者がいたので、「テキスト」に従いやりました。
よくある怪我として「キズ」の手当から、ということで、まず「止血」をしなければなりません。

「止血」は受傷部位を直接圧迫する方法が基本ですが、
キズに当てる「ガーゼ(布類)」と血液に触れないための保護具(ビニール手袋など)が必要です。
なので、すぐには止血ができません。

小さなキズならば問題ありませんが、少々大きくて流血しているとか、
さらには大量出血につながりそうだ、という傷の場合、止血点を押さえるという方法があります。

かつては赤十字で「間接圧迫法」と言われた止血法です(現在は「止血点圧迫止血法」として
紹介されています)。これは、あくまで「直接圧迫止血」までの「つなぎ」であり、
また血管自体の修復ができるわけではないので、その効果に疑問の声もあります
(止血点をきちんと押さえられるのか?という点も含め)。

赤十字の講習では、必須実技から外されていますが、「勉強会」ではこれをやっています。

たとえ効果が限定的だとしても、ケガをした人に「いま止血してるからね」と言えば、
多少なりとも「安心」を与えられることもあるかもしれない、そんな理由です。

「血が苦手」という人は、けっこういます。
そんな人の動揺を抑えられればいいじゃないか、ということで、
こういうことはけっこう大事なことではないか?と個人的には思っています。