ハートプラス・プロジェクト

「苦しんでいる人を助けたい」そんな気持ち=ハートがあれば、いろんな知識やスキルをプラスしませんか?

ヒマですね(笑)

2020-04-19 09:34:42 | 雑記
緊急事態宣言が出されて半月ほど、先日は適応地域を全国に拡大しました。

感染者数は、増えてはいるものの、いわゆる指数関数的な増加でもなく、
なんとか踏ん張っているような状態にも思えます。

一方で、検査数が諸外国に比べ少ないのだから、実際の感染者数はもっと多いはずだ、
という声もあり、それはそれで事実であろうとも思います。

専門家ではないので、はっきりとは言えませんが、検査は、「必要な人がすればいいのでは」
と思います。
「とにかく検査をやって感染者をあぶり出し、隔離せよ」というのは、どうか、と。

検査は100%正確ではありません。なので偽陰性(本当は感染している)の無症状者がいれば、
感染を広げてしまいます。

インフルエンザは、病院で感染する、という人がいます。
検査をするために病院に来る人が多数いるからです。
実態はどうなのか?よく知りませんが、インフルエンザの検査を日本ほど多くやっている国は無い、とか。

インフルエンザは稀に重篤化しますが、基本「自然治癒」なので、病院に行くより自宅で静養、
それで十分というお医者さんがいます。
なのに「会社休むのに検査結果が必要」とか「学校休ませるのに検査が必要」と言って病院に行く。
そこで感染したり、させてしまったり・・・

PCRのドライブスルー検査というのも話題になりましたが、この手の検査は検体が汚染されると
正確に検査ができません(ちゃんとやっても100%でないのにね)。
なので、被験者が変われば、使った防護服や手袋も廃棄しなくてはなりません。
それだけの「物資」があるのか?という問題にもなるのです。

こうなってしまった以上は、感染しないような配慮、行動をする。
体調が少しでも変だったら休む(ここが一番できないのが日本ではなかろうか、と)。
そんな個人のモラルが重要になって来るのではないか、と思います。

そして在宅勤務に対応できる会社って、それなりにあるんだなぁ、と。
だったら東京にオフィス構えなくてもできるんじゃね?と正直思いましたね。

さて、そんな中の自分ですが、赤十字の講習も、とりあえず5月いっぱいは「中止」
おそらく年内に再開できないんじゃないかな?と個人的には思っています。

市民向けの「勉強会」も今月は開催しましたが、来月以降は「どうしたもんか?」と。
で、時間の余裕もできたので、市民向けの「テキスト」でも作っちゃろうか?ってことで
地味ぃ〜に始めました。

果たして、完成はいつになるのか?





宮城まり子さんと志村けんさん

2020-04-04 20:44:22 | 雑記
女優で歌手の「宮城まり子」さんが亡くなりました。
自分の記憶の中では、女優や歌手で活躍していた記憶というのはあまりありません。
が、「ねむの木学園」を作った人、というのは、ここ静岡ではよく知られていることです。

学園の肢体不自由児が描いた絵などが展示されている美術館も2回ほど行ったことがあります。
最初は、まだ浜岡町にあった頃で、記憶はおぼろげです。

2回目は、掛川市に引っ越して施設のあるところが通称「ねむの木村」と言われるようになってから。
ずっと見ていられる、そんな作品がたくさんありました。


宮城まり子さんは、肢体不自由児などの障害児の教育がないがしろにされている状況に思うところがあって、
「ねむの木学園」を作ったとのこと。

とても尊いことです・・・


昨今、人の「個性」を大事にしようという雰囲気が出てきていて、
「個人」の感情は別として、「社会」はLGBTも偏見してはいけない、と。
そして同性婚なども社会は容認する動きです
(日本の場合は、事実婚となるのかな?)。

それでも、やはり障害者に対しては、社会は受け入れが不十分と
感じずにはいられません。
障害者の雇用も進んでいるとは言い難い現状です。

実は「ねむの木学園」も、過去も現在も、けっこうな「郊外」にあり、
どちらかと言えば、社会から離れたところにあります。
いろいろな障害の子どもがいるので、中には、街から離れたところの方が
落ち着いていいのかもしれませんが、どうなんでしょう???


最近、SNSで役所の仕事ぶりにご立腹の様子の人を見かけました。
「情報発信が不十分」ということのようでした。
大体どこの市町村も「広報誌」というのを毎月発行しているでしょうし、
ホームページもあるでしょう。
どうやら、それでは不十分らしく「該当する人」など調べればわかるだろうから
「各々に通知が行くようにせよ」ということのようでした。

確かに、その方が親切でしょうが、何事もコスト(人的、資源など)がかかるわけです。
限られた財源の中で、すべての人が満足するようなことが出来るようには思いません。

それよりも、「自分から動くようにできないものか?」と単純に思います。

耳の聞こえない人や、目の見えない人は、健常者と比べれば
かなりの情報弱者になります。
税金は、そのような人に優先的に使うべきではないか、と。

市のボランティアの中に「手話サークル」や「音訳ボランティア」があります。
音訳ボランティアの方は、市の広報誌や議会だよりを音読し、CDに録音しています。
市には「点字プリンター」があったのだそうですが、故障してしまい、
財源不足で「更新」できないようです。

「広く、浅く、平等に」

税金は、確かにそのように使われるべきものでしょうが・・・
これも障害者を隔離しているから
多くの人が気づかないのではないのでは?と。


話変わって「志村けん」さん

そのお笑い(コント)は、日本語のわからない外国人にも楽しめた、と言われています。

実は、わたくし遥か以前に「オーストラリア」に住んでいたことがあります。
住んでいたと言っても、ほんのわずかな期間で、ネイティブの英語なんて聞き取れませんでした。
しかし、「Mr.ビーン」は理解できました(笑)

志村けんさんを海外では、その訃報に際し、日本のロビン・ウィリアムスと評したところがありました。
が、個人的にはMr.ビーン(ローワン・アトキンソン)でしょう。

それは、さておき

”志村けん”の手話は「アイーン」? ろう者が「志村さんに救われた」と語る理由(BuzzFeed Japan)|dメニューニュース

新型コロナウイルスに感染し、3月29日に肺炎で亡くなったコメディアンの志村けんさん(70)。訃報を受け、「…

 


こんな記事がありました。
外国人にもわかるお笑い、ということはろう者にもわかった、ということですね。

お笑いは、人を救う。
そして「全てのDVDに字幕を」というように、テレビにも字幕を、と思います
(ひょっとしたら、一部では対応しているかもしれませんけど)。

健常者は、何かをしていながらでも他人の会話やテレビの音声などを拾い、
関心のあることが耳に入れば気づきます。

ろう者には困難なことです。

普段、目にしないから、では無く、
いろんな人がいるのだという事に思いを馳せてもらいたい

そう思います。