気がつけば10月(わざとらしい?)
今年は、ガイドライン2020が発表される年。
正確に言うと ILCOR という組織が発表する CoSTR というコンセンサスを基に、
世界の各地域、国でガイドラインが作成される・・・ということになります。
そのCoSTRの発表が、確か10月です。
もうそろそろの筈です。
おそらく来年度の講習からはガイドライン2020に基づいた講習「内容」になる筈です。
ただし、新型コロナウィルスの影響で、どのように実施されるか?は
今のところ見当もつきません。
その前に内容ですね。
どこか変わるのかしら?
個人的見解・・・それほど変わらないと予想します。
ところで、胸骨圧迫は「心臓の位置」を正確に押さないと効果的ではないのでしょうか?
実際のところ、今まで講習で質問されたことはありませんが・・・
講習では、イメージしやすいように胸骨を押す → 心臓が押される → 血液が流れる
なんて説明したりします。
その通りなら、心臓の位置を押すのが最も効果的と言えそうです。
このように、胸骨を押すことで心臓が押されて血液が循環するのを「心臓ポンプ説」と言います。
が、「ホンマにそうなのか?」と疑ったお医者さんがいたんでしょうね。
胸骨を押し続けることで、胸腔内の圧力が上がり、その結果心臓の内部、血管内圧が上昇し、
血液が循環すると説明されるのを「胸腔ポンプ説」といいます。
詳しくはhttps://nursepress.jp/227693
で、最近の研究によると、心臓ポンプ説より胸腔ポンプ説の方が有力なんだそうで。
なんかイメージしづらいですね。
なので、理解できなくてもかまいません。「へぇ〜」でOK!
ということになると、別に心臓の位置はあまり気にしなくていいですね
(押すのは「胸骨(の下半分)」ですよ!!)
ただ、大事なのは、胸腔内圧の上昇は、しばらく押し続けることで得られ、
圧迫を止めると急激に降下するということ。
その意味でガイドライン2005で胸骨圧迫の回数が15回から30回になったことは
非常に意味のあることです。
そして、心肺蘇生を人に代わってもらうとき、圧迫が中断されないように
スムーズに交代する、というのも大事なこと、というふうになります。
ということで、以前より「30回という回数が増えるんじゃない?」
なんてことは聞いたことがあります。
・・・どんなガイドラインになるんでしょうね?
皆さん、気にしてみて下さい(笑)
今年は、ガイドライン2020が発表される年。
正確に言うと ILCOR という組織が発表する CoSTR というコンセンサスを基に、
世界の各地域、国でガイドラインが作成される・・・ということになります。
そのCoSTRの発表が、確か10月です。
もうそろそろの筈です。
おそらく来年度の講習からはガイドライン2020に基づいた講習「内容」になる筈です。
ただし、新型コロナウィルスの影響で、どのように実施されるか?は
今のところ見当もつきません。
その前に内容ですね。
どこか変わるのかしら?
個人的見解・・・それほど変わらないと予想します。
ところで、胸骨圧迫は「心臓の位置」を正確に押さないと効果的ではないのでしょうか?
実際のところ、今まで講習で質問されたことはありませんが・・・
講習では、イメージしやすいように胸骨を押す → 心臓が押される → 血液が流れる
なんて説明したりします。
その通りなら、心臓の位置を押すのが最も効果的と言えそうです。
このように、胸骨を押すことで心臓が押されて血液が循環するのを「心臓ポンプ説」と言います。
が、「ホンマにそうなのか?」と疑ったお医者さんがいたんでしょうね。
胸骨を押し続けることで、胸腔内の圧力が上がり、その結果心臓の内部、血管内圧が上昇し、
血液が循環すると説明されるのを「胸腔ポンプ説」といいます。
詳しくはhttps://nursepress.jp/227693
で、最近の研究によると、心臓ポンプ説より胸腔ポンプ説の方が有力なんだそうで。
なんかイメージしづらいですね。
なので、理解できなくてもかまいません。「へぇ〜」でOK!
ということになると、別に心臓の位置はあまり気にしなくていいですね
(押すのは「胸骨(の下半分)」ですよ!!)
ただ、大事なのは、胸腔内圧の上昇は、しばらく押し続けることで得られ、
圧迫を止めると急激に降下するということ。
その意味でガイドライン2005で胸骨圧迫の回数が15回から30回になったことは
非常に意味のあることです。
そして、心肺蘇生を人に代わってもらうとき、圧迫が中断されないように
スムーズに交代する、というのも大事なこと、というふうになります。
ということで、以前より「30回という回数が増えるんじゃない?」
なんてことは聞いたことがあります。
・・・どんなガイドラインになるんでしょうね?
皆さん、気にしてみて下さい(笑)