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ハートプラス・プロジェクト

「苦しんでいる人を助けたい」そんな気持ち=ハートがあれば、いろんな知識やスキルをプラスしませんか?

救急車有料に・・・

2025-01-27 20:49:31 | 雑記
三重県松阪市に続き、茨城県でも救急要請したものの、軽症であった場合は「料金をいただきます」となりました。
メディアの表現では「一部有料化」という表現となってたりしますが、正確には「選定療養費」というものらしいですね。

救急搬送における選定療養費の徴収について/茨城県

三基幹病院における選定療養費について - お肉のまち 松阪市公式ホームページ

選定療養費とは、大きな病院に紹介状も無く、いきなり行くと取られる「初診料」みたいなもの?です。

増え続ける救急要請に、対応できそうになくなってきたために、抑制させるための処置と言えるのですが、
要請が増えてきたのは、悪質なものが増えている一面もあり、また日本の高齢化社会というのも理由の一つだそう。

で、茨城、松阪市とも徴収の判断は病院側にあるようで(基準は設けてあるようですが)、
それはそれで、医師側の負担なりストレスになりそうだと。

ただ、この流れは全国に広まるんではなかろうか?とも思います。


では「一律いくら」というように、救急車呼んだらお金がかかる=ほんとの意味での有料化にしたら、
すっきりするのか?というと・・・

路上で具合悪そうにしていた人がいました・・・

「大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫です(大抵の人は、こう応えます)」
「いや、ちょっと顔色も悪そうですし・・・救急車呼びましょうか?」
「いや、けっこうです(で、へたり込む)」
「呼んだほうが、いいですって」 → で救急車呼ぶ

病院で診察・・・「貧血ですね、ちょっと休んだら帰れますよ」

さて、一律でも選定要領費でもこの場合の料金負担はだぁれ?

「あたしゃ断ったのよ。請求は呼んだ人にして」

という問題も起こりそうですね。


救急車の適正利用、言うは簡単ですがなかなか難しいですよね。
「有料化」も簡単ではなさそうな気もします。





非常用持ち出し袋

2024-08-18 08:32:37 | 雑記
地震が・・・怖いですね。

南海トラフ震源域での地震があり、注意せよ?との指令?
で、予想はしていましたがトイレットペーパーの買い溜めとか、
非常食の買い溜めが発生して・・・。

自分も備えを訴える立場なので、それなりの備蓄はしておりますが、
1週間何とかなるか?といえば「?」ですかね(5日はもつか、とは思う)。

で、かねてより常に車に積みっぱなしの「非常用持ち出し袋」ってやつですが、
リュックの生地が経年劣化(コーティング剤の加水分解?)していたので、この際
思い切って新しいのを買うことに。

ただ、理想の物が無いのですよね。

今までのものは『REI」というブランドの「ヒッチハイカー」という容量30Lのものでした。



REIというのは、日本では馴染みがないのですが、アメリカの日本で言うところの生協みたいな組織らしく、
20年ほど前に日本でも通販事業を始めましたが、なかなか軌道に乗らず、確か数年で撤退したと記憶しています。
「生協」なので、いろんな物を扱っていて自社ブランド以外の物も販売していましたし、いわゆる
アウトドア商品も多数販売していました。

「ヒッチハイカー」はデイパック型のリュックで、いろいろな機能があったのですが、個人的に秀逸と思ったのは、
フルオープン出来ること。



中に入れた物を探しやすいので、災害時にはこれが非常にいい、と。
非常時にしか使わないので、どこに何を入れたか?なんて覚えていないでしょ?そういうことです。

それと、ポケットがやたらたくさんある!ということですね。



「山に行く」とか「生物観察」とか、目的がはっきりしていると詰めるものもある程度絞られてきますが、
災害用となるといろんなものが欲しくなるわけです。なので用途の違うものが分けて収納できる、
というのは、重要です。

そんなリュックは、なかなか無いので、今年に入ってから店舗、webカタログなどで探していたのですが、
比較的ポケットが多く、開口部の大きめのこちらを購入しました。



ミレーの「クンブ」30L(おそらく旧モデル?廃番?)です。

この中に100均で購入した、いろんなサイズのポーチに装備品を小分けして入れることにしました。

皆さんも各々ので工夫を凝らして「非常用持ち出し袋」を作ってくださいね。


責任の追及より、原因の追及を・・・

2024-07-16 20:47:58 | 雑記
自分が、ファーストエイドを身に付けるのに熱心?なのも、
人様に広めようと思うのも、外(山・川・海)で活動するのが好きだから。

で、スキューバダイビング(正確にはスクーバダイビング )では、
事故自体は少なくても、命に関わってしまうことがままあるからで、
事故防止には、気を遣っているつもりではあります。

もう、かなり以前ですがネット上にダイビングを趣味とする人たちの「掲示板」が
ありました。いくつかの「板」があって、その中に「ダイビング事故」の情報が
掲載される掲示板がありました。

テレビや新聞等ではなかなか詳細が伝えられません。
さすがに当事者からの投稿は無かったですが、その場に居合わせた人たちからの
情報提供もあり、「そのような事故を防ぐには?」と、いろいろ考えを巡らせることができました
(当然、ガセネタをあげる人もいたでしょうが)。

しかしながら、多くの人のコメントが連なっていくと、やがて
「店が悪い」「いや、ガイドが悪い」「所詮、自己責任」等々のコメントが出てくると、
誹謗中傷、罵詈雑言のような、今で言う「炎上」のような形となり・・・

信用できるか?どうかは別として、責任の追求は、当事者、捜査機関にしか知り得ない事実も
あるわけで、一部しか知らない私人が責任の所在なぞ断定できるわけでも無いのに・・・

「どうして責任を追及したがるのだろう?」

と思うこともしばしばでした。


結局、他の掲示板にもあったような意味不明な「荒らし」もあり、
自分にとっては、ありがたい「掲示板」でしたが、その後、無くなってしまいました。
そんなこともあって、ダイビング事故の記事を目にする度に、詳細を知りたいなぁ・・・と
思います。

原因を知らずして事故防止はできぬ!とまでは言いませんが、
再発防止のために、原因の追及と情報の共有化、そういう意識を強く持つって
出来ないんですかね?


ハードルは低く、質は高く

2023-09-03 18:14:32 | 雑記
先日、消防の「上級救命講習」を受けてきました。
別に受けなくてもいいのですが「消防の講習はこうでした」などと聞くこともあり、
受けてみるのもいいのかな?と(情報の共有という意味でも)」。

赤十字はBLSに1日、応急手当に2日間。
それを消防の上級救命講習は、8時間でやるわけなので、同じようになりようはなく、
はしょった感は当然ありますね。
でもテキストも受講料も「タダ(無料)」なので魅力的です(笑)。

別に資格が無いと手当てしちゃダメよ、というわけでは無いので、
ハードルを高くする必要もないわけですが、かと言ってお手軽な行為でもないので、
内容は充実させたよね?というのはいつも思います。

難しいコトをさせてしまうけれども、気は楽に・・・

講習っていろいろ矛盾してますね。
近頃、そんな風に感じます。


ただの独り言でした。


「備えていたことしか、役には立たなかった」

2023-07-22 19:53:00 | 雑記
先日読み終えた本「日本史を暴く」磯田道史著

歴史の本です。
著者の磯田さんは、東日本大震災を経験し、歴史家でも過去の災害を調べることで
広く人に貢献できるのでは?と考え、様々な古文書から過去の災害を見つけ出し、
詳しく調査する、と言う作業を本業と並行して行っている。

「日本史を暴く」も最終章では病疫と災害をテーマにしている。
一番最後の項目で国土交通省の元事務次官・徳山日出男氏の言葉を添えている。
徳山氏は、東日本大震災時、東北地方整備局長で、
寸断された道路を復旧させるのに尽力された方だそうだ。

あの震災を振り返り
「備えていたことしか、役には立たなかった。
 備えていただけでは、十分ではなかった。」



天災は忘れたころにやって来る・・・

どんな備えをしてますか?それは十分ですか?