ハートプラス・プロジェクト

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日本の医療事情について

2018-09-29 07:19:03 | 雑記
過去、このブログ内で「命が安く感じる」こと書いたことがありますが・・・

こちらのブログをご覧ください「日本の医療は総合的にみれば世界一です」


少し前ですが、日本の基幹産業である「自動車メーカー」の社員の(平均的な)年収を
ネットで調べたことがありました。
正確なのか?どうなのか?違うのかもしれませんが、500〜600万円となっていました。


一方で、看護師は、というと400万円強とか・・・


自動車って、年がら年中「リコール」出してませんか?
実は先日、自分のクルマもリコールが出たのですが、問題点は「ブレーキ」。
マズいでしょ?コレ。
(たまに「発火のおそれがあります」というリコールもあるなぁ)

看護師さんの仕事は、それは病院や科よっても大きく違うでしょうが、
命を預かっているわけです。

「点滴の薬、間違えちゃった」とか
「チューブ違うところに繋げちゃった」とかあったら大問題なわけですよ。

「じゃあ、リコールで!」とか無いんですよ!

(なので、当然そうならないように様々な予防措置が取られているわけです。)


なのに、この報酬の差ってなんなんでしょうね?
もっと看護師さんの報酬高くてもいいでしょ?

高くするには・・・我々の自己負担が大きくなるのか?税金の投入なのか?

「嫌ですか?」


医者と聞けば、金持ちという印象を持つかもしれませんが、一部の開業医とか、
一部の病院幹部ではなかろうか?と思います。

勤務医は、時給換算すれば安月給でしょうし、収入自体が多くても、私大の医学部卒で
奨学金の返済を続けていたり・・・というケース多いんではないでしょうか?

多くの公立病院は赤字経営という話を聞いたこともあります。

この夏、ある病院で高齢者の入院患者が亡くなり、「熱中症の疑いあり」とか報道されました。

何か問題が出ると、医療側だけの責任と短絡的に考えるのではなく、
もっと深い問題である、という風に考えていけないものか?

そんなことを考えたりします・・・ ・・・



2018.9月度 勉強会報告

2018-09-09 09:49:19 | 救急法勉強会
昨夜は、月イチの勉強会でした。

10月28日に「赤十字救急法競技会」がありまして、それに出場するメンバーに、
競技内容の伝達などをすることから始めました。


・・・それにしても・・・ここのところの災害には驚かされますね。
特に地震は、予想のしようもなく突然ですからね。

だからこそ、備えが大事だとは思うのですが、
どうして「どこか(別の場所)で地震が起こると、防災グッズの売り切れ」が起こるのでしょう?

みなさん、地震に襲われてから買いに行こうと思っているのでしょうか?

その感覚を改めないと、どうしようもないんじゃないか?と個人的には思います・・・


さて、勉強会ですが、競技会での種目であり、基本となる三角巾包帯法を復習することに。
「手技」自体は、何回もやっていれば、身につくものですけどね。

あるときの講習でしたが、三角巾の練習をしているときに、
「どうせ(講習終わったら)三角巾なんて使わないけどね」
と言った受講者がいました。

どうやら「資格」が欲しかったようです。


講習は、いろいろな「手当て」を学ぶ場で、包帯法もその一つです。
そして三角巾も包帯法の中の一つに過ぎません。
ただ、実技検定があるので、どうしても講習の実技は三角巾主体になってしまいます。

「どうせ三角巾なんて使わないけどね」

全然かまいませんよ、それは。

ただ、手当の基本は忘れないでね、ってところです。
「どうして本結びで結ぶのか?」
「どうして、ほどき方も学ぶのか?」
講習の本質ってソコだと思うのです。


講習も競技会も、その本質に触れていないわけではありませんが、
なんとなく「薄い」感じがする、と参加していて思います。


本質的なトコロを見抜くセンス、大事です。


さて、勉強会ですが、来月より市の施設の耐震工事の関係で会場が使えなくなります。
どこで、どのようにするか?未定ですが、できる範囲で考えて見たいと思っています。