ハートプラス・プロジェクト

「苦しんでいる人を助けたい」そんな気持ち=ハートがあれば、いろんな知識やスキルをプラスしませんか?

ボランティアのこと

2018-04-28 07:53:56 | 雑記
普段の活動として、市の施設を借りて「勉強会」をしています。
通常、市の施設を借りるには使用料がかかるのですが、市のボランティア団体として登録すると、
ある部屋は無料で借りることが出来る、ということで、ボランティア連絡会に加盟しています。

入ってみると、市内のボランティア団体にもいろいろあるんだな、と。

手話サークルだったり、目の不自由な方への情報をカセットテープやCDに録音する音訳サークル。
高齢者施設への慰問をする音楽サークルや一人暮らしの高齢者へ月に一度お弁当を届ける団体。
などなど・・・


月に一度、その連絡会の会合があるのですが、先日、登録団体のみなさんと
各団体がかかえる問題などについて話す機会があり・・・

メンバーの高齢化が・・・

少子高齢化の社会現象そのものなのか?若い人が関心がないのか?
継続困難で、解散したグループもあるようです。

まぁ我が団体もスタッフはほんの数名なので、いつまで続くのか?先は見えないですね〜。


自分に関心があることを、出来る範囲でやればいいことなんですけどね。
若い人に広めるってのは難しいコトなんでしょうか?

まぁ、みなさんやることがいっぱいありますからね。

継続させるって難しいことだな、と改めて感じました。


いかなるときも

2018-04-19 16:07:17 | ボランティア活動など
先週末は、市外どころか県外の姫路市にまでおじゃまして、
ダイビングショップでグループレッスンしました。

まぁ、以前お世話になったお店なんですけどね。
過去にもやったことあるのですが、そろそろまた・・・と思いまして。
オーバーホールした器材を取りに行きながら、サクっと?

そのときの様子が、こちら


普通の生活をしていれば、心肺蘇生をする機会なぞ、一生に一度あるか?ないか?でしょう。
・・・無いかな?

ですが、スポーツをやっていたり、自然相手のレジャーを楽しむ方は、
「もしかして」があるかもしれません。
とくに山とか海とか川で遊んでいる場合は、生命にかかわるアクシデントのことを
常に頭の片隅に置いといた方がよいのではないでしょうか?

そして、救命とか蘇生とかも、実のところケース・バイ・ケースで、
最適な方法は違うこともあります。

いろんなケースを講習で教えればいいのかもしれませんが、
そんな「いざ」という非日常の出来事に遭遇したときに「思い出す」「考える」
そんな時間は無駄です。なので、一般の講習は、もっとも遭遇しそうなケースを想定して
教えていることになります。

ただ、どんなケースであっても「いかなるときも、脳への血流は絶やさない」が基本
というのは変わりありません。

広く浅く、多くの人に・・・という講習も大事ですが、
日常的にレジャーに勤しむ人に合わせたレッスンも必要ではなかろうか?とも思います。
そのための「グループレッスン」です。

さらに言うならば、救命手当に入るまでのプロセス=どうやって助ける?ドコに運ぶ?
ということも考えなくてはなりません。


過去、水泳大会の監視をやっていたときに、
「もし誰かが溺れたら、一番近いプールサイドに上げるのが効率的だけど、
 コースロープじゃまだよな・・・どうしたらええのだろう?」
と思ったことがありました。

コースロープ上で受け渡すらしいです・・・


(JLA プールライフガーディング教本)

2人以上必要ですね・・・


海とか川では、やはり岸に一番近いところがいいのでしょうが、断崖では上げられませんし、
上げたところで救命活動ができるか?も大事ですし、救急車が来れるのか?
そんなことも考えなくてはなりません。

ただ、「いざ」というときになってからあれこれ考えていては、コトはうまく運べません。
前もってシミュレーションしておくのが大事ではなかろうか?と思います。


で・・・だからって、救急車が入って来れないところもあるはずで・・・

てことは、こんなのが装備されていて欲しいなぁ、と。




LUCAS CPRといいます。


いかなるときも「最悪」の事態を考え
いかなるときも「脳への血流」を確保=CPR

これからの時季、野外での活動も多くなってくるか、と思います。
いま一度、備えのための一歩を踏み出しましょう=講習を受けよう!



心停止ってわかるの?

2018-04-08 09:32:21 | CPR & AED
大相撲の巡業で市長さんが倒れ、「女性」が救命したことが話題になっています。

女人禁制の土俵に・・・というのはおいといて 


救命は的確であった、とか胸骨圧迫も申し分ないとか、
あれは慣れた人=医療関係者であろう・・・という情報が早くから出ていました。

実際に「看護師」さんだったようで、動画をみてもてきぱきと動き、
周りへの指示もいろいろ出していたようなので、慣れた方だったのかな?と思います。


一方で、市長さんは「くも膜下出血」だったということで、
単純に「だったらあのとき、心臓動いていたんじゃない?」とも思われ・・・
(AEDも装着したようですが、ショック不適用の様子だったし)

あの場にいた人にしか分かりませんが、心停止が疑われたのでしょう。


講習では、「反応(意識)がなくて、普段通りの呼吸がなければ心停止と判断します」
と教えています。

が!そんなに単純に分かるもんではないですよ!

とくに普段通りの呼吸って・・・日本語で「虫の息」なんて表現もありますが、
そんな呼吸で、その有無の判断って難しいですよ。
教えている本人が、こう言ってはダメなのかもしれませんが、脳貧血で倒れた人、
まぁ、きれいに意識は無いし、呼吸も胸の動きだけではわからなかったですしね。

ということもあり、講習では
「その判断に自信がないときは、悪い方で見積もりましょう=無いと判断しましょう」
と言っています。

これからは、もっと強調しよう、そう思いました。




4月になって

2018-04-03 20:02:08 | 雑記
新しい生活が始まった方も多くいると思います。

一人暮らしを始めたり、生活のリズムが変わったり、
知らない人ばかりのところに、放り込まれたり・・・

慣れないことをして、ケガをしてしまったり

変化がストレスとなって、体調をくずしたり

食生活が乱れて太ったり

運動はしているのに痩せなかったり・・・これは自分か!


そんなコトのないように、まずは焦らず。
変化やストレスと上手につきあって、成長しましょう。


骨を丈夫にするには「カルシウム」とか言われていますが、
実際は、運動などの適度な「負荷」が骨を強くします。

紫外線は、カラダに良くないと言われていますが、
ビタミンDは、日光を浴びて生成されます。


毒も薄めれば薬になる!ってことですね・・・ちょっと違う?

まぁ、新しい生活を始めた方、慎重に頑張ってください。