ハートプラス・プロジェクト

「苦しんでいる人を助けたい」そんな気持ち=ハートがあれば、いろんな知識やスキルをプラスしませんか?

トイレットペーパー・ホルダー

2017-05-25 19:06:14 | 知識やスキル
熊本の地震のときに、テント村なるものができました。

被害のあった家屋では倒壊の恐れがあるため、そのままでは生活できず・・・ということですね。

キャンプ用品(アウトドア用品)は、災害時の生活に役立ちそうなものが多いです。
過去に、トイレットペーパーについてこんな記事を書きました。

そんなトイレットペーパー、当然キャンプなどにも持って行きますが、
最近は、トイレットペーパー・ホルダーなるものが売られているようです。

こんなんです。



避難所生活のなかで、仮設トイレや簡易トイレに用足しに行く際に、
肩に掛けて・・・な使い方もできますね。

ネット通販サイトなどの口コミで、「この大きさではトイレットペーパーが入らない」などというものがありますが、
おそらく「芯」を取り除いていないからではなかろうか?と思います。

芯を抜いて(ちょっと手こずるかも)、ロールの中央の方から引き出して使います。

キャンプ用品を揃える際には、こんなものも考えてはどうでしょうか?




2017年5月度 勉強会

2017-05-16 20:54:33 | 救急法勉強会
先週の土曜日は、勉強会でした。

一時期・・・ほんの一時期参加者増えましたが、また逆戻りで、
ずっと以前からの参加者と、そのお知り合いがお一人。

まぁなかなか続かない、ということですね。


そのお知り合いの方、孫がスケボーかなにかで、すっ転んで、
ヒジのあたりを骨折したことがあったそう。

あまりの痛さに、動けなかったそうで、
「動かしていいものか?」と迷ったあげく、救急車要請になったそうです。

転倒の際に、頭を打つということはあるので、動かしていいか?迷うコトもあるでしょうが、
意識がなくなっていたり(一時的でも)、ということがなければ、
まぁ、大丈夫じゃないでしょうか。

とくに、泣きわめいていれば、今すぐどうした・・・ということにはならない、と思いますが?

そんな話を、先月したので、今月は「骨折」の手当をしよう、ということになっていました。

という流れで、基本的な知識と実技を少し・・・少しずつですが、これからやっていきましょう。




写真撮り忘れて・・・
三角巾の基本のたたみ方。

副子(添え木)は、三角巾で固定します。


来月も、骨折の手当を主として、6月なので防災関連もやる予定です。
(6月、12月は防災月としています)



泳いで助ける、ということ

2017-05-06 18:19:07 | 知識やスキル
ゴールデンウィーク

行楽地では、多くの人がレジャーを楽しんでいるようで何よりです。

わたくしも日帰りですが、山に行ってきました。
最近は、いろいろなスタイルの山登りがあり、日帰りコースだと、
「トレイルランニング」のような人もいて、なんとも軽装です。

そうかと思えば、それほど高い山ではなかったですが、「縦走」をするために、
かなり大きなザックを背負っていた人もいたり・・・

楽しみ方は、ひとそれぞれですね。

わたくしは、日帰りでも水と食料は多め。ファーストエイドキットも多め。
使いもしないトレッキングポールも持つ、というスタイルなので、無駄に?多い装備です・・・


さて、川で流された子どもを泳いで助けた、というニュースがありました。
動画でもその様子が紹介されていました。

助けた本人も、多少なりとも心得のあるようなことをおっしゃっていましたが、
確かに、そんな感じのする助け方でしたね。
(流れをうまく利用していたようにも見えましたし)

わたくしは、趣味でスキューバダイビングをやります。
一応、「レスキューダイバー」のランクです。
そして、赤十字の水上安全法の指導員でもあります。

水上安全法の講習では、「泳いで助ける」方法も教えます。
しかし、個人的には、救助方法を教えるというよりも、
浮き具類を持たずに、泳いで助けるという方法は、ほぼ不可能
ということを実感してもらうものだと思っています。

水上安全法にかぎらず、講習の実技は、さまざまな前提の上で行っています。
なので、溺者の状態によっては近づくことも出来ないかもしれないし、
確保するのも困難なことがあり得るわけです。

そういったコトを考えた上で、自分が生身(道具を持たずに)で、どこまで出来るか?考えたとき、

小さな子どもなら助けられるかな?

というところです。
ある指導員も言っていましたが「自分だったら小学5年生くらいまで」だそうです。

充分に泳げて、カラダも鍛えていて、救助方法を知っていても、そんなもんです。
大人が相手(溺者)なら、よほど好条件が見込まれなければ、泳いで助けようとは思いません。

なので、皆さん ぜひ 事故防止 に努めて下さい。

ライフジャケットを身に付ける、浮き具になるものを持参する。
そういったことを実践してください。

そして、いざというときは自分が助けるんだ!と考えている方

・水に入るよりも、水に入らず

・一人よりも、大人数で

・道具なしよりも、道具を使って

を頭に入れておいてください。

それでも、泳げるから大丈夫と思っている人は、赤十字の水上安全法を受講してください。
競泳をやっていた、という人でも「キツい」って言いますから。

もし「平気」という人がいるとしたら、それは水球の選手くらいだと思います。

さらに、講習が全てではないということも付け加えておきます。