先週は、赤十字の指導員養成講習にスタッフとして参加してきました。
普通の講習ではなく、指導員=インストラクターを養成する講習です。
キャリアも浅く、それほど能力が高いわけでもないのですが、誘われたことは光栄です。
が、大先輩の指導員に「改めて、一緒に勉強しろよって、ことでもあるからね」と言われ、
身が縮こまるほどにひきしまりました。
指導員は、受講者に教えるコトになるわけですから、
当然、知識も技術も受講者より高いものが求められるわけです。
とくに実技。講習でも三角巾包帯法の検定があるわけですから、
高いレベルでの実技が求められます。
ということで皆さん、まぁたくさん・・・たくさん練習していました。
赤十字の講習というと、上記のように検定があるため、三角巾の練習をたくさんやります。
なので、三角巾の巻き方を覚えるのが「赤十字の講習」という印象を持たれかねません。
なんなら、教える方も三角巾を教えるのが講習・・・なんて風に感じてしまうかもしれません。
しかしながら、講習教本に
包帯は、いろいろなものが市販されていますが・・・ ・・・
目的に合ったものなら、何を使ってもかまいません。・・・ストッキング(パンスト)も
包帯として使えます・・・
旨の記述があります。
目的に合っているものなら、何を使ってもいい! のですが、
何をやってもいい、ということではありません!
手当には、ルールがあり、原理原則があり、お作法があります。
やってはいけないこともあります。
包帯は、副子(添え木)の固定にも使い、赤十字の講習では、三角巾で固定します。
副子にも、条件があり、条件が揃っていれば何を用いてもかまいません。
骨折の手当(治療ではありません)は、骨折端を元に戻してはいけません。
曲がっていたら、曲がったまま固定して病院に行くのが手当です。
曲がったまま固定できるモノを使う。
曲がったまま固定できるように使う
ということになります。
また、骨折の手当をした際には、末梢=指先を見えるようにしておきます。
骨折は、内出血をともなうので、腫れます。
あとから固定がキツくなって血行障害等を起こすことがあるからです。
(他にも、圧迫が強くなり神経を押し潰してしまう可能性もあります)
指先が青黒く変色してきたら、講習教本では
動揺を与えないように、固定をゆるめてから、
再び固定し直す
旨の記述があります。
つまり、後からゆるめて、再度締め直すことのできるモノ、巻き方 をしなければいけない、
ということになります。
指導員が、講習ですることは、
単に
三角巾の巻き方を教えるコトでもなく
早くキレイに三角巾を巻くところを披露するコトでもなく
「手当を正しく伝えること」
だと思います。
そんな視点から、教本を読み込んで、理解を深め、
「手当を伝える」という本質を忘れないでいて欲しいなぁ、と思いました。
まずは、自分から・・・ですけどね。
普通の講習ではなく、指導員=インストラクターを養成する講習です。
キャリアも浅く、それほど能力が高いわけでもないのですが、誘われたことは光栄です。
が、大先輩の指導員に「改めて、一緒に勉強しろよって、ことでもあるからね」と言われ、
身が縮こまるほどにひきしまりました。
指導員は、受講者に教えるコトになるわけですから、
当然、知識も技術も受講者より高いものが求められるわけです。
とくに実技。講習でも三角巾包帯法の検定があるわけですから、
高いレベルでの実技が求められます。
ということで皆さん、まぁたくさん・・・たくさん練習していました。
赤十字の講習というと、上記のように検定があるため、三角巾の練習をたくさんやります。
なので、三角巾の巻き方を覚えるのが「赤十字の講習」という印象を持たれかねません。
なんなら、教える方も三角巾を教えるのが講習・・・なんて風に感じてしまうかもしれません。
しかしながら、講習教本に
包帯は、いろいろなものが市販されていますが・・・ ・・・
目的に合ったものなら、何を使ってもかまいません。・・・ストッキング(パンスト)も
包帯として使えます・・・
旨の記述があります。
目的に合っているものなら、何を使ってもいい! のですが、
何をやってもいい、ということではありません!
手当には、ルールがあり、原理原則があり、お作法があります。
やってはいけないこともあります。
包帯は、副子(添え木)の固定にも使い、赤十字の講習では、三角巾で固定します。
副子にも、条件があり、条件が揃っていれば何を用いてもかまいません。
骨折の手当(治療ではありません)は、骨折端を元に戻してはいけません。
曲がっていたら、曲がったまま固定して病院に行くのが手当です。
曲がったまま固定できるモノを使う。
曲がったまま固定できるように使う
ということになります。
また、骨折の手当をした際には、末梢=指先を見えるようにしておきます。
骨折は、内出血をともなうので、腫れます。
あとから固定がキツくなって血行障害等を起こすことがあるからです。
(他にも、圧迫が強くなり神経を押し潰してしまう可能性もあります)
指先が青黒く変色してきたら、講習教本では
動揺を与えないように、固定をゆるめてから、
再び固定し直す
旨の記述があります。
つまり、後からゆるめて、再度締め直すことのできるモノ、巻き方 をしなければいけない、
ということになります。
指導員が、講習ですることは、
単に
三角巾の巻き方を教えるコトでもなく
早くキレイに三角巾を巻くところを披露するコトでもなく
「手当を正しく伝えること」
だと思います。
そんな視点から、教本を読み込んで、理解を深め、
「手当を伝える」という本質を忘れないでいて欲しいなぁ、と思いました。
まずは、自分から・・・ですけどね。