今年は、2015年。
そして、来月は10月。
新たなガイドラインが発表されるタイミングです。
心肺蘇生&AEDの手順(プロトコールなんて言ったりします)は、5年に一度見直されます。
過去にもお伝えしたと思いますが、医学的に効果が期待出来る方法で、
一般の人にも覚えやすく・・・といった観点から変更がなされます。
ILCOR(イルコアと読んだりします)という国際蘇生連絡委員会が、
CoSTR(コスターと読んだりします)という「心肺蘇生と緊急心血管治療のための科学と
治療の推奨に関わる国際コンセンサス」を発表する・・・というのが正確なところになります。
このCoSTRに基づいて、世界の各地域・国で、その地域の実情に合わせて「ガイドライン」
というのが作られる、という流れとなります。
そして、各指導団体は、このガイドラインに沿って詳細な手順等を設定することになります。
ということで、今現在は、ガイドライン2010(2010年発表)によって作られた
手順で講習が行われていることになります。
ガイドライン2005から2010に変わるときは、事前から
「気道確保 → 人工呼吸 → 胸骨圧迫 という順序から
胸骨圧迫 → 気道確保 → 人工呼吸 という順序になる」
ということが聞かされていましたが、今回は箝口令がしかれているらしく、
ドコが変更されるか?まったく漏れ聞こえていないそうです。
多くの関係者が関心を持っていると思われるのは、
人工呼吸が省かれるか?
という点か、と。
以前から人工呼吸不要という見方もあり、消防署の講習ではすでに教えていない、
というウワサも耳にします。
これも既にお伝えしましたが、どんな心停止でも有効とは言えないワケで、
そこのフォローをどうするかが問題です。
個人的な予想としては、
胸骨圧迫のペースに 上限が設定 されるんじゃぁないか?と思ってます。
今までの「1分間に少なくとも100回のペース」が
「1分間に100~120回のペース」という風に。
どんな内容になるか?まったくわかりませんが、日本のガイドラインが発表されるのは
年が変わってからになるでしょう。
そして、講習内容に反映されるのは、その後ですので、まだまだ時間はかかりますね。
都度、情報発信していこうと思っています。
ちなみに、ガイドライン(CoSTR)は救命講習のためだけに発表されるわけではなく、
医療関係者向けの具体的な治療指針や蘇生以外の分野の処置方針もつくられるようです。
そして、来月は10月。
新たなガイドラインが発表されるタイミングです。
心肺蘇生&AEDの手順(プロトコールなんて言ったりします)は、5年に一度見直されます。
過去にもお伝えしたと思いますが、医学的に効果が期待出来る方法で、
一般の人にも覚えやすく・・・といった観点から変更がなされます。
ILCOR(イルコアと読んだりします)という国際蘇生連絡委員会が、
CoSTR(コスターと読んだりします)という「心肺蘇生と緊急心血管治療のための科学と
治療の推奨に関わる国際コンセンサス」を発表する・・・というのが正確なところになります。
このCoSTRに基づいて、世界の各地域・国で、その地域の実情に合わせて「ガイドライン」
というのが作られる、という流れとなります。
そして、各指導団体は、このガイドラインに沿って詳細な手順等を設定することになります。
ということで、今現在は、ガイドライン2010(2010年発表)によって作られた
手順で講習が行われていることになります。
ガイドライン2005から2010に変わるときは、事前から
「気道確保 → 人工呼吸 → 胸骨圧迫 という順序から
胸骨圧迫 → 気道確保 → 人工呼吸 という順序になる」
ということが聞かされていましたが、今回は箝口令がしかれているらしく、
ドコが変更されるか?まったく漏れ聞こえていないそうです。
多くの関係者が関心を持っていると思われるのは、
人工呼吸が省かれるか?
という点か、と。
以前から人工呼吸不要という見方もあり、消防署の講習ではすでに教えていない、
というウワサも耳にします。
これも既にお伝えしましたが、どんな心停止でも有効とは言えないワケで、
そこのフォローをどうするかが問題です。
個人的な予想としては、
胸骨圧迫のペースに 上限が設定 されるんじゃぁないか?と思ってます。
今までの「1分間に少なくとも100回のペース」が
「1分間に100~120回のペース」という風に。
どんな内容になるか?まったくわかりませんが、日本のガイドラインが発表されるのは
年が変わってからになるでしょう。
そして、講習内容に反映されるのは、その後ですので、まだまだ時間はかかりますね。
都度、情報発信していこうと思っています。
ちなみに、ガイドライン(CoSTR)は救命講習のためだけに発表されるわけではなく、
医療関係者向けの具体的な治療指針や蘇生以外の分野の処置方針もつくられるようです。