黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

さののちがみのおとめ

2014年10月24日 20時44分08秒 | 日記
君が行く 道の長手を繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも

今日俊さんの義父の通夜に行き 不意にこの歌を思い出しました
新妻・狭野茅上娘子(サノノチガミノオトメ)が 越前に流罪になった夫・中臣宅守(ナカトミノヤカモリ)に
贈った歌です
万葉集には以後二人やり取りした歌60余首が載っているそうです
貴公子・中臣宅守がなぜ流罪になったのか それは謎ですが
一説には身分の低い狭野茅上娘子と結婚したからだと言われています
福井出身の俵万智さんはこれを踏まえサラダ記念日に次の句を載せています
そのかみの 佐野茅上娘子には 待つ悲しみが 許されていた


昨日土手の榎にイカルが来ました また冬が来ます

 
昨日の午前中は小雨よりは弱いが 霧雨よりは強い不思議な雨が
サァーっと糸を引くように降っていました 左の写真でもその感じが少し判るかも
イカルは榎の実を食べに来たのだと思っていましたが 写真を見ると 一寸違う様な…
右は真弓の実

一寸大きな仕事が入り(何かこう言うと泥棒みたいですね)
11/末あたりまでブログを休ませて頂きます
雪が降る前には再開したいと思います お許しください