黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

オケラが咲いた!

2014年10月18日 21時28分31秒 | 日記

随分久し振りの休みです 夕べから何をしようと考えつつも
結局ヘボの世話をしてから黍生山

 
御嶽山を見る心算でしたが恵那山さえ見えませんでした
9:30の山頂の気温16℃
桜の紅葉が朝日に輝いていました


山頂の西側にコウヤボウキが沢山咲いていました

 
そのコウヤボウキと似ているのが左のオケラの花
去年は咲かなかったので心配していましたが 今年は数輪咲いて呉れました
京都・八坂神社の大晦日の風物詩「オケラ参り」の火はこのオケラの根です
心許無い草の割に随分しっかりした根を持つらしいです
黍生山のオケラはこの一株しか知らないのでとても根を見る訳にいきません
今年の花は随分ピンクが強いです こんなキレイなオケラは初めてです
山小屋さんでしたらここで「私の財布もキレイさっぱりオケラです」何て言うんでしょうね
右は山頂シデの木の紅葉

 
東ルートを林道まで下りようと50m程下ると台風19号による倒木が
こんな事も有ろうかと鋸とナタを持って来たので片付けていると「お~い」と大きな声
誰か登って来るのかな 少ししてまた「お~い」
後から来る友達でも読んでるのかな すると今度はバカの名を呼ぶではありませんか
俊さんでした 双眼鏡を持って御嶽山を見に来たそうです
話している間に倒木はキレイに片付き俊さんは上にバカは下に降りました
何だか人生を暗示されてるようだなあ

 
座禅石の下に有ったサルノコシカケの仲間
右は林道出合いのオヤマボクチ もう花が終わっていました

 
Tombeeさんが連日リンドウをUPするので黍生山のリンドウはどうかと見に来たのですが
かって在った群生地は今は草が伸び過ぎて 漸く見つけた1本は
未だ早かったです 後は幾ら探しても見つかりませんでした
右の稲穂の様な草は何だろう 毎年調べているけど
判ったのか判らなかったのか その結果さえ覚えてない
今年は?ことしも?調べました アブラガヤでした

 
林道のイヌザンショウの実も色付いて来ました
家の近辺ではめっきり減ったジョロウグモもこの林道にはまだ結構居るので油断できません

 
もう終わったと思っていたゴンズイが林道にまだ残っていました
キレイな花や実は殆ど終わったので普段見向きもされないゴンズイですが
この時鮮やかなこの色は嬉しかったです