黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

オオムラサキ捕ったど~~~!

2013年07月24日 17時01分44秒 | 日記

昨日の午後の事でした
巣箱の改造をしているとカミが「捕った~」
最近よく飛んでいる「ヒメスズメバチでも捕ったのだろう」と作業を続ける
暫くするとカミが虫かごを目の前に差し出し得意顔
面倒臭いなあと思いながら籠の中を見ると「オオムラサキ!」
メスだからキレイではないが大きい
「捕ったってお前コクチョウだよ!」捕って良いモノなのかぁ?
しかもこの忙しい、手の放せないときにでも仕方ないから取り敢えず写真を撮ろうか
否先ず蜜をやろう
ヘボの蜜をやると直ぐに丸めていたストローを伸ばし蜜を吸いだした
蜜を吸っている間に写真撮影
これは後で調べて判った事だが
オオムラサキはクヌギの樹液の他は動物の糞尿しか吸わないらしい
花の蜜は見向きもしないとあった
あげたのは蜂蜜だったから良かったのか?でも元は花の蜜だけど…
ヘボに蜂蜜をやる時は5~10倍程度に薄めてやるそれが良かったのかなあ
其の儘やるとヘボが酔っぱらってしまい飛べなくなる
たまに濃くした時はヘボが蜜の周りでヨタヨタしていることがあります

 
随分長い事蜜を吸っていた
吸い終わり動き出したので写真も撮ったことだし逃がしてやる事に
榎に移らせると暫く羽根を広げたまま静止
やっぱり木に止まっている方が絵になるなあ
そうだ写真!
カメラを持ちに行っている間に飛び立ち隣の月桂樹に(右画像)
葉に止まって羽根を閉じたまま動かない
いくら待っても微動だにしない
カミに捕られるくらいだから弱っていて此の儘死んじゃうのか?
20分以上其の儘だったがヒメスズメバチが近づいた途端飛び去った


注)ヒメスズメバチはあの凶暴なオオスズメバチそっくりですが尻の先端が黒いです
  性格は極めて大人しく巣を覗きこむ人間を避けるくらいです。でも女王は自分の餌として、
  アシナガバチの幼虫の体液を吸います。その間アシナガバチの女王は巣の裏側に逃げています