黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

桃夭

2013年07月11日 18時22分15秒 | 日記
世の中そう次から次へと色んな事が起こる訳ではありません
よってネタ切れ でまた詩経の漢詩を
先日の鳩居鵲巣と同じ様なヤツです

 桃夭        とうよう

桃之夭夭    桃のようようたる         桃の若々しく
灼灼其華   しゃくしゃくたるその花      燃えるようなその花
之子于歸    この子 ゆきとつぐ       この娘は嫁いで行く
宜其室家    そのしつかに宜しからん    その家に相応しいだろう


桃之夭夭   桃のようようたる         桃のみずみずしく
有蕡其實   ふんたるその実有り        立派な実が沢山生った
之子于歸    この子 ゆきとつぐ       この娘は嫁いで行く
宜其家室    そのかしつに宜しからん    その家に相応しいだろう


桃之夭夭   桃のようようたる         桃のふさふさとした
其葉蓁蓁   その葉しんしんたり        そんな葉っぱが生い茂った
之子于歸    この子 ゆきとつぐ       この娘は嫁いで行く
宜其家人   その家人に宜しからん      その家の人々は幸せになるだろう