沖縄は12月でも上着いらず
クリスマスであります。
今年は大変な一年だったけど、この日だけは
「笑顔で過ごしてもいいんじゃない」
そういう節目であります。
そこで、クリスマスらしい缶詰を開けようと思い立ち、品定めをした。
品定めをしたついでに、その製造企業を訪ねようという気が起こった。
なので早速、羽田からヒコーキに乗って、高度1万2000メートルをすっ飛んでいった。
その訪問先は沖縄ホーメルであります。
受付前には巨大スパム®缶があった(実は机)
案内をしてくれたのは上原永司課長
エメラルドに輝く中城湾のすぐそばという立地
工場内もしっかり見学させていただいたが、
秘密のノウハウぎっしりなので非公開としたい
応接室に並ぶ商品群
スパム®は米国ホーメルからの輸入販売だ
トニー賞受賞のミュージカル「スパマロット」記念缶
日本でも1月9日(月)~1月22日(日)に公開されるゾ
沖縄ホーメル社長の比嘉昌治氏にもお会いできた
ということで、気温も人も暖かかった沖縄を想い出しつつ、開缶するのはビーフシチュー缶。
言わずもがな、沖縄ホーメルの製造であります。
彼の地ではポークランチョンミート、ツナ、コンビーフハッシュに続いて人気の高い缶詰らしい。
上部より底部の径がわずかに狭い
だからこうしてきっちり重ねられる
これが実はすごく助かるんです
イージーオープンじゃないのでキコキコ開けよう
開缶! 薬師丸ひろ子さん、お元気ですか
鍋に移してぐつぐつ温める
冬はスロークッキングが心地よい
(缶詰クッキングだけど)
かくのごとしでメリークリスマス!
具はジャガイモ、人参と牛肉が入っているのだが、その牛肉のボリュームがすごい。掘っても掘っても肉が出てくる。
そこに彩りとして、蒸したカボチャとブロッコリーを添えた。
それでは早速、ひと口...。
やっ、これはトマト味のシチューであります。通常、ビーフシチューというと焦げ茶色のデミグラスソースが使われるが、このホーメルビーフシチューは違う。トマトの柔らかい酸味が利いたさっぱり味であります。
筆者はキャンプに行くと、よくこういう料理を作る。深鍋で肉・野菜を炒めた後、トマト缶をブチ込んでぐつぐつ煮込むのだ。
そういう素朴な風味が、このビーフシチュー缶で味わえる。
なお、缶詰独特の匂いが気になる方には、ナツメグを振りかけるのをオススメしたい。
「ちょっと利かせすぎかな?」
くらい多めに振りかけるのがコツであります。
内容量:360g
原材料名:牛肉、野菜(ジャガイモ、人参)、でん粉、トマトペースト、食塩、香辛料、砂糖
製造国:日本(沖縄県・沖縄ホーメル)
参考価格:500円程度