缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

冷蔵せよ!

2011-08-11 09:48:10 | 魚介

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アンチョビ缶は種類が多い

 このブログにもたびたび登場しているアンチョビ缶。
 これが本当は缶詰ではないって、知ってましたか?
 アンチョビ缶は、缶詰の定義である「加熱殺菌」を行ってないのだ。
 生のカタクチイワシをフィレにして塩漬けし、それを今度は油漬けにして缶に入れただけ。加熱は行われない。
 我が国の塩辛と同じようなもんであります。
 だから、今度アンチョビ缶を購入したときは、ラベルをじっくりと眺めていただきたい。
 必ず「要冷蔵」とか「8℃以下で冷蔵」などと書いてあるはずだ。




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 これが正常なアンチョビ缶。つまり、ちゃんと冷蔵したもの。
 身がしっかりしているのがお分かりだと思う。色合いも透明感がある。




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 これが正常でないアンチョビ缶。常温(戸棚の中)で保存したものだ。
 身が溶けてしまっている。色合いも透明感が失われ、黒っぽくなっている。
 こういった状態になると、匂いも明らかに発酵臭がしてくる。捨てるのも忍びないので、たいがいニンニクと一緒に加熱したりして、ソースに使っている。
 でも、アンチョビ缶はやはり冷蔵されたものが美味しい。生で食べれば塩辛や生ハムのように楽しめるのだ。
 読者諸賢にもぜひ、冷蔵保管をオススメしたいのであります。