7月2日の虹は不思議だった。
仙台市を中心にかなり広範囲で虹が見えたようだった。
河北新聞に載った二つのアーチ型の虹は仙台駅近くで
時刻は
*18時30分(写真の空の色は灰色)
下のブログの画像とコメントなどから虹を撮った場所と時間は次のとおり。
虹が見えた時刻も空の色も違う。
【風の備忘録】= 灰色の空・・・場所・太白区より南
*18時25分
【口天羊工房/徒然日記】二本の虹・伽澄さん=黄色い空・・太白区
【きまぐれHeart】不思議な虹・萌香さん=黄色い空・・仙台駅近く
*18時34分
【 May Fair 】虹・haruru-さん =明るい灰色の空 泉区
【ねこのきみにっき】紫陽花 ねこのきみさん=?
そして 私が一番不思議なのは
一番南の私のところから見た虹は虹の右の根元がかすかに見える。
一番北の【 May Fair 】さんの虹の画像では
はっきりと虹の右の根元が森の手前から出ている。
虹は移動するの?
Y.AYA’s Garden 天空博物館(←開きます)によると
虹は、どこかの「場所」に現れるのではなく、
太陽 (や月など) の光に対して決まった「方向」(角度)に現れます。
ということだけれど・・・。んんん~~~ん
わからない。
~~~~~~~~参考~~~~~
特集 知る・歩く・感じる「風と雨と虹の話(その2)」アロハWEBカワラ版
に こういうことが書いてありました。
見通しがよければどこでも完全な虹を見られるのかと言えばそうでもありません。
虹は大気中の水滴に光があたっとき、プリズム現象で七色のスペクトルに分解され、
それを人間が見ます。
つまり、足下から上空まで均等に水滴が分布していないと、
完全なアーチ型を見ることはできないのです。
ハワイでは二重の虹もよく見られます。
メインの虹を主虹、その上に薄く架かっている虹を副虹と言い、
副虹は主虹と色が対称(色の順序が逆)になります。
水滴のなかで一度反射してできたものが主虹ですが、
二度反射したものも虹を作ります。
ただ、反射の回数が多い分だけ光は拡散され、色も淡いものとなります。
追記:2006年7月8日の昼
多くの人が見た「虹」が不思議で、「教えて!goo]で「虹」を見ていました。
沢山の中から私が なるほどと分かったことをあげてみます。(抜粋)
①
質問:虹のなぞ、どなたかお願いします。(05-09-06 03:36)
「今見ているこの虹、ここからどこまでの範囲で見えるんだろう?」
「ここからどれくらい動いたらどんな風に見え方が変わるんだろう?」
「ここから上空に上がっていったら、どこまでこの虹が見えるんだろう?」
答え:NO2 (05-09-06 07:29)
1.雨上がりに見える虹は、
通常数百メートルから1キロくらい離れた所でまだ雨が降っている場合に見える。
2.虹と反対側に太陽があり、
太陽の反対方向を中心として40~42度の角度をなす円を描く。
(通常は円の下部分は地面の方向なので、半分しか見えないが
飛行機から観察すると真ん丸にみえる。)
3.友達に電話して見てもらいたくても友達も同じ条件でないと見えない。
友達のいる場所でも日光が当たっていて、
太陽の反対側に雨のスクリーンがないと見えない。
つまり、あなたと友達が2人とも虹を見るためには、
それぞれ違うスクリーンが必要なのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
7月2日の虹は、
それぞれ 見た人の「数百メートルから1キロくらい離れた所でまだ雨が降っていて」
しかも「足下から上空まで均等に水滴が分布していた」ため
(どこかの「場所」に現れたのではなく)
太陽 の光に対して決まった「方向」(角度)に現れた。。。。。。
スクリーンは違っていたのですね。
「泉区で虹の根元が見え、ずーっと南の私のところでも虹の根元が見えた
不思議」がちょっと解決しました。
雨が上がって行ったのは南から。それで 虹の見える時刻も違っていたのでしょう。。。
またまた追記:7月8日23時16分
上に「雨が上がって行ったのは南から。
それで虹の見える時刻も違っていたのでしょう」と書いたけれど
どうも違うようだと思い始めた・・・。