104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

劇的な幕切れ×2

2018年06月26日 22時03分07秒 | Weblog
スペインとポルトガルが決勝T進出。FIFAが選出したB組最終節のMOMは?【ロシアW杯】


 さてさて、ロシアW杯もグループリーグ最終戦に入ってきたので、今週は1日4試合、それも同時刻に2試合と言う非常に忙しい展開となっています。早速A組とB組が昨夜に行われました。


 夜勤明けと言うこともあり、ロシア―ウルグアイ、サウジ―エジプトは仮眠と称してガッツリ寝てしまうと言う失態を犯したため不観戦。既に予選突破が決まっているのでどちらが1位を獲るかと言う話でしたしね。大方の予想通りウルグアイが3-0で1位通過。開催国のロシアはこれまで大量得点がウソのように沈黙し、2位通過。そろそろメッキが剥がれてきたかな。


 対するサウジ―エジプトは2-1でサウジの勝利。どうやら24年ぶりの白星だそうな。日韓ではドイツに8-0、今回はロシアに5-0と大虐殺されているイメージでしたがアジア勢として最後に一旗揚げたなと言う印象です。


 んで、ポルトガル―イラン、スペイン―モロッコの試合。これは2元中継で見ました。いや~、最後まで目が離せませんでしたわ。80分まではてっきり1位ポルトガル、2位スペインになると思ってましたからね。


 ポルトガル―イランは勝つしかないイランがガツガツと攻めていた印象。多分、同じアジア勢のサウジが勝利を収めたので我々もと言う感じだったのかもしれません。ただ、前半の内に失点。ポルトガルはこれで1位通過の道がグッと拓きました。ただ、後半開始直後にそれが一転。クリロナのPK失敗で暗雲が立ち込めたかなと言う印象。両チームともファウルやイエローが多かったですしね。


 対してスペイン―モロッコはまさかのモロッコが先制。ドイツが受けたメキシコのカウンターを彷彿とさせる縦パス一本からの抜け出し。アレをやられるとどんな強豪国でも一溜りもありません。まぁ、すぐに返してましたけど。ただ、1-1になってから膠着状態。このままでいくとスペインが2位通過。そんな折のモロッコの追加点。ネシルが誰よりも高く跳んでのヘディング。敗退は決まっても1つくらい勝ちたいと言う気迫のゴールでした。


 一転してピンチに陥ったスペインですが、ATにVARによりゴールが認められ2-2の同点。ホントに土壇場でドローにしました。が、この2点目の同点弾が後に大きな意味を持ちました。と言うのも、ポルトガル―イランもATにイランがPKを決めて一矢報いる結果に。これにより総得点の差でスペインが逆転1位になりました。ポルトガルは、あと少しのところで1位通過を逃すと言う形に。非常に劇的な幕切れになりました。


 フタを開ければスペイン、ポルトガルが通過と言う戦前の予想通りの結果でしたが、そこに至るまではホントに見ごたえのあるドラマがあったなと思います。ただ、kろえは決勝Tへ進む2ヶ国ではなく、敗退したイランとモロッコが演出したもの。結果的に敗退となりましたけど、イランは最後まで一縷の望みを賭けて戦い、モロッコも先へは進めないのが決まっていたのですが、1つでも勝とうとした結果の好勝負だったと思います。


 今夜はフランス―デンマーク、オージー―ペルーに続き、ナイジェリア―アルゼンチン、クロアチア―アイスランドと言う4試合が行われます。フランスは決勝Tが確定していますが、デンマークとオージーは未だ当落線上。オージーは勝つしかありませんし、デンマークは引き分け以上ですが相手がフランス。フランスももしデンマークに負けるようなら2位通過になってしまうと言う。これも中々に先が読めません。


 そして問題なのが後がないアルゼンチン。引き分け以上でOKなナイジェリア相手に勝利が絶対条件の勝負。対してアイスランドもクロアチアに勝ち、アルゼンチンがナイジェリアを下していれば得失点差勝負に持ち込めます。まぁ、こちらの組はクロアチアの1位通過は濃厚なので、2位にどこが入るかと言う勝負ですね。



 昨日は日本代表について「ポーランド戦は1点取ったらドン引きで良い」と書きましたが、昨日のスペインやポルトガルを見る限りやはり攻めていかないといけないなと言う印象。特にポルトガルのように土壇場でドローにされる可能性もありますから油断は禁物です。