goo blog サービス終了のお知らせ 

104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

久々のロールアウト

2006年01月08日 12時26分33秒 | G
 珍しく気が向いたので、久々にガンプラを作ってみました。見ただけで機体名が分かる方は中々ですね。


 今回手をつけたのはHGUC1/144のゼク・アイン(第三種兵装)。小説の「ガンダムセンチネル」に登場する機体ですね。Gジェネの「0」か「F」あたりをやった方ならご存知だと思われます。残念ながら第三種兵装のみしか入ってませんが、この巨大なマシンガンと肩上のマガジンドラムに免じてOKとしましょう。上図は素組みしただけです。色は塗ってません。しかし、これだけで十分カラフルに仕上がっております。塗装済みモデルはこちらを参照してください。

 ゼクをチョイスしたのにこれと言った理由はありませんが、強いていうならばカトキデザインだったということでしょうか。ガンダムにおいて「カトキハジメ」の名は、「メカデザインの神様」を象徴する意味合いもありますゆえ。ちなみに、私の中では「富野由悠季」と書いて「虐殺者」、「今川泰宏」と書いて「破壊神」、「福田己津央・両澤千晶」と書いて「粗悪品作製者」となっています。私の個人的な見方ですけどね。

 近くに陳列されてたF90のVタイプとPタイプとLタイプにも魅かれましたが(A・D・Sの三兵装コンパチは既に組立済み)。あと、RXF91改(シルエット改)とかハーディガンもあります。もう一つオマケにハイドラガンダムとガンダムグリープもあります(1/144のくせにやたらでかい)。マイナー路線を驀進してますね。でもこのへんの方が個人的にデザインが好きなもんで。

 比較的メジャーどころではゲルググMのシーマカスタムとかGP-01Fb、唯一の種系であるブリッツ(このMSだけ好き)など。あとはVシリーズエンドレスワルツ含む)・の平成三部作シリーズはある程度作りましたね。主役機はあまり手を出してませんが。


 次はジョニーでもマツナガでも黒い三連星でもどれでもいいので、高機動型ザクⅡに手を出してみようかと(HGで出てたかな~)。まぁ気が向いたらですが。しかし、いつも思うのですが、こういうのって作ってる最中は楽しいのですが、作った後はそのまま放置しているので非常にMottainai。かといって、飾るのもイヤだし・・・。

「例えるなら歴史というものはワルツのようなものです。

2005年12月29日 17時04分19秒 | G
 戦争、平和、革命の三拍子がいつまでも続く・・・」

 昨夜、スカパーのファミリー劇場で上のセリフが有名な「エンドレスワルツ 特別編」を久々に見ました。まぁDVD持ってるんですけどね。ドイツ版の(日本語音声アリ)。ストーリーはココを参照してください。え、短い? まぁそうなんすけど・・・

 はっきり言って、この映画はお話は無きに等しいです。が、MS戦のカッコよさは秀逸で、それを全面的に押し出した作品と言えるでしょう。ゆえに、「本編よりも出来がいい」という声もちらほらと聞かれます。恐らく、メカデザインの差から出てくるものでしょう。

 こちらはTV版のMS(ガンプラの画像で申し訳ないです
 こちらはエンドレスワルツのMS(ってゆ~か、ガンプラの画像ぐらいしかない

と、メカデザインが変わっただけでかなりチェンジしています。同じものを描いているんですが、大河原先生とカトキ先生でこれほどまでに変わります。さすがカトキハジメ。特にサンドロックの変わりようはもの凄く、TV版では今一つだったのに、エンドレスワルツ版では一、二を争うほどのカッコよさになっております(まぁクロスクラッシャーは好きでしたけどね)。ヒートショーテル最高。バスターライフル? あんな大砲はどうでもいいよ。にしても、ガンダムナタクのバックパックがえらい貧相な感じがして仕方ない。

 個人的にはサーペントが好きですね(こんなのもあります)。ってゆ~か、量産機にしては豪華すぎる武装です。劇中では一年戦争時の連邦軍よろしく、物量作戦をもってして、後一歩のところまでガンダム3機(デスサイズ・サンドロック・ヘビーアームズ)トールギスⅢ、白トーラスを追い詰めました。戦力は高い位置での均衡が望ましい。「戦いは数だよ、兄貴!!」(ド○ル・ザビ中将)の言葉は間違いではなかったと思わせてくれます。


 このエンドレスワルツはガンダム好きには納得の作品だと思われます。ってゆ~か、個人的にWはキャラクターだけが今一つなんですけどね(トレーズとかメガネなしのレディ・アンは好き)。ただ、「ガンダム」の名を冠していても、Gガンダムに次ぐスーパー系ガンダムであることは間違いありませんが。

Mk-Ⅱ論

2005年12月20日 11時15分42秒 | G
 100日ほどこのカテゴリーをほったらかしにしていましたので、そろそろ更新をば。とは言っても、特にこれと言って取り上げる作品もないので、お気に入りのMSについてでも書きましょう。まぁ、最初はガンダム系からということで。

 「ガンダム」の名を関するMSはもう本当に100種ぐらいあるんじゃないでしょうか? 「SEED」や「SEED DESTINY」のおかげでガンダムブランドはデフレになりましたから。「自由」や「正義」、「運命」、「自由を攻撃」や「無限の正義」の名を冠した粗悪品も出回っております。「SEED」系列は一応「ガンダム」と位置づけされていますが、昔ながらのファンの間では間違いなくワーストの1、2フィニッシュですけどね(詳しくはコチラ)。まぁ「黒歴史」であることは間違いないですが。


 とまぁ前フリはこれぐらいにしておいて、今回取り上げるのはRX-178、ガンダムMk-Ⅱ(上図)。本当はF-90とかシルエット改とかゼータプルトニウスとかセカンドVなどをやろうかと思ったんですが、まぁ分かる人間が少なかろうと。

 これは先ごろ、劇場版の2作目が放映された機動戦士Ζガンダムに登場するMSです。主役機ですが、タイトルになりません。前座の宿命を背負わされています。Ζの前番組、「重戦機エルガイム」ではエルガイムMk-Ⅱの方が真打だったのですが。まぁ何にせよ、不遇なものです。

 画面に露出するのは白いエゥーゴカラーが多いですが、初登場は黒いティターンズカラーの方。しかも3機。今ではこっちの方が人気がありますね。それが強奪されます。はい、「ガンダムSEED」と「SEED DESTINY」の第一話で全く同じ演出を使われてますね。

 ただ、このティターンズカラー、色んなところに登場するのはいいんですが、なんで肩にナンバーを入れないかな~? 01~03までのナンバーが入ってるんですね。んで、最終的にアーガマに3機とも渡るのですが、パイロットも3人必要ですね。主役のカミーユは03号機に乗ってるんです。ナンバーがないと、プラモを作ったり、ゲームでプレイしている機体がフランクリン・ビダン(カミーユの親父)が乗ってる02号機という可能性もあるわけです。同じビダンでも息子と親父じゃかなり違います。息子もかなりの危険人物ですが、親父は浮気してる上、投降したと見せかけて逆にエゥーゴのMSをパクって昇進しようとしたとんでもない人間です。こいつのおかげで、シャア・・・いやクワトロのリックディアスが一機無駄になってます。

 エゥーゴに渡ってから、おなじみの白いカラーリングになりますが、他の主役機に比べると特徴がありません。死者の魂を呼び寄せたり、額に波動砲が付いてたり、脳波で砲台をビュンビュン飛ばしたり、質量を持った残像を作ったり、光の翼を出したりはできません。ってゆ~か、一撃必殺の武装は持ってません。装甲などもそれなりなので、「Mk-ⅡはMk-Ⅱでしかないのだな」(byシャア)とまで言われています。が、個人的に特筆すべき点はいくつかあると思います。

 まず、「専用ビームライフル」。ガンダム三種の神器(ビームサーベル、ビームライフル、シールド)のビームライフルです。これ、マガジン式なんです。ビームライフルが弾切れになったら取り替えればいいんです。エネルギーを補充する必要はありません。同じ方式はΖガンダムにもありますが、こっちはあまりクローズアップされていません。何にせよ、作戦行動をする際に残弾数というのは大きな意味を持ちます。威力云々よりも、「どれだけ手数があるか」が勝敗に大きく結びつくので、これは有効です。

 次に、「扱いやすさ」。初登場時から前座という宿命を背負わされていますが、実は乗り手を変えて最後まで戦い抜きます。ここでいう最後とは、Ζガンダムの最終回ではなく、ΖΖガンダムの終わりまでという意味です。年間で約50話放送するとして、真打の機体が登場するのが中盤ぐらい。つまり、ほとんどの真打は25話前後しか動けないのです。が、ΖとΖΖはお話が続いているので合計で97話。最終回はΖΖガンダムしか出ないので、ガンダムMk-Ⅱは96話に渡って使えたということになります。歴代最長記録でしょう。これも、偏に扱いやすいからではないでしょうか?
 これが仮にΖガンダムだとしたら、バイオセンサーを積んであるのでカミーユやジュドークラスのニュータイプじゃないとただの扱いづらい機体になってしまいます。ルー・ルカでは役不足でした。が、Mk-Ⅱはカミーユ、エマ、エル、ビーチャ、イーノ、モンドなどなど数多くのパイロットが乗っています。え、カツ・コバヤシ? そんなヤツいたかな?

 以上の2つはガンダムMk-Ⅱの性能を示す大きな特徴になると思います。白いエゥーゴカラー、黒いティターンズカラーの他に、ガンダムカラーのアムロ専用Mk-Ⅱもありますが、これはあんまし知られてないかな? 何にせよ、Mk-Ⅱが無ければ百式もΖもΖΖもリ・ガズィもありませんでした。Mk-ⅢやMk-Ⅴ、Sも作られることは無かったでしょう。これがMk-Ⅱの魅力であると思います。



 次は、また気が向いたら書こう。万が一リクエストがあればお応えするやもしれません。

パイロット列伝・後編

2005年09月07日 14時58分06秒 | G
後編です。この辺から、キャラクター的に濃くなります。

ドモン・カッシュ  機動武闘伝Gガンダム
 出身:ネオ・ジャパン  初陣:20歳・イタリア、ローマ  機体:GF13-017NJ シャイニングガンダム、GF13-017NJⅡ ゴッドガンダム  所属:ネオ・ジャパン(ガンダムファイター)  家族構成:ライゾウ・カッシュ(父)、ミキノ・カッシュ(母)、キョウジ・カッシュ(兄)。親父は冷凍刑、母親は兄をかばって殺される。兄はデビルガンダムに取り付かれ、クローンを作る。そのクローンが怪しすぎる。  
 その他:パイロットではなくファイターです。操縦系統もレバーとかペダルじゃなくて自ら動きます。つまり機械に詳しくなくても大丈夫と。義務教育を受けるはずの時期に南米で暴れていたので少し常識はずれなところが。そのおかげでMSとは素手でも戦えます。本当はこの人よりも師匠の方が何倍も濃いんですが。声はミップル、新スネオ、ビューティフル・ジョーなど


ヒイロ・ユイ  新機動戦記ガンダムW
 出身:不明  初陣:不明  機体:XXXG-01W ウィングガンダム、XXXG-00W0ウィングガンダム0、同カスタムなど  所属:L1コロニー→ピースミリオン(テロリスト)  家族構成:不明。実は本名も不明 
 その他:言動からデータから謎だらけ。おまけに主役と言ってもガンダム乗りは他に5人もいるので決して不可欠ではないんです。テロリストとしては優秀だが、すぐに自爆しようとするのはどうにもいただけないですね。15歳なのに身長が160cmに届かない(他3名も)のはまだ成長期が来ていないから? それとも大人の事情?(H15年の15歳平均身長は168.6cm)声は流川楓、マサキ・アンドーなど


アディン・バーネット  新機動戦記ガンダムW外伝 G-UNIT
 出身:MO-5  初陣:17歳・MO-5宙域  機体:OZX-GU01A ガンダムジェミナス01、OZX-GU01LOB ガンダムLOブースター、OZ-19MASX ガンダムグリープ  所属:MO-5(テストパイロット)  家族構成:マイク・バーネット(父)、名前不明(母)、アデル・バーネット(兄)  
 その他:「ガンダムW外伝 G-UNIT」主人公。OZはエピオンの他に実は密かにガンダムを作っていました。しかも結構な数を。資源衛星であるMO-5(W本編ではMO-6は有名)でジェミナスの機動実験をしていたのですが、そこへ突如としてOZプライズと名乗る集団が襲ってきます。んで、兄貴が捕まって、仮面つけて再登場してきたりするんですが、いかんせん対象年齢が低め。まぁコミックボンボンでやってたんでそれは仕方のないことですが。ガンプラにもなっていて、W系と比べるとかなり大きめです。ゲームでの声は太公望や日向マコトなど


ガロード・ラン  機動新世紀ガンダムX
 出身:地球  初陣:15歳・工場跡地  機体:GX-9900 ガンダムX、GX-9900-DX ガンダムXディバイダー、GX-9901-DX ガンダムDX  所属:フリーデン(バルチャー)  家族構成:両親共に死亡 
 その他:「我が道を走る」ガロード・ラン。本人はオールドタイプなんですが、ニュータイプ専用機のX及びDXに乗り込む。しかし、起動時に運良くニュータイプのティファ・アディールがいたため、サテライトキャノンが使えたという運の良い少年。MS操縦の腕は並なので、性能で勝っていました。いかんせん親父声。声は鬼塚英吉、高木刑事など


ロラン・セアック  ∀ガンダム
 出身:月  初陣:17歳・ビシニティ郊外  機体:∀ガンダムなど  所属:ミリシャ→ディアナ直属(階級なし)  家族構成:不明 
 その他:これまで(1999年)のガンダムシリーズ全てを「全肯定」した∀ガンダム。宇宙世紀はとうの昔に過ぎ去って、地球の人々は近代と同程度の生活をしています。つまりMSなんて知りません。装備は手持ちの火器やプロペラ機程度。そこへ地球帰還作戦として月からディアナ・カウンターが攻めてきます。あっちはIフィールド標準装備で大口径ビームなんかも持っています。地球側も応戦するためにマウンテンサイクルと呼ばれる山から機械人形(MS)を掘り出します。ええ、掘り出します。∀はいいとしてもカプールやザクなんかも掘り出して使います。それで何とか退けていきます。・・・ありえない。というか、お話がややこしいのと、MSがカッコ悪いので思い入れは弱いです。ロラン君も結構天然入ってます。ガンダム初の黒人が主人公ってことで。まぁ、この作品のおかげでG、W、Xの平成三部作がガンダムとして認められるようになりました。SEEDは厳密には認められてないんですね。頑張って「近寄ろう」とはしてますが。声はエドワード・エルリックなど


 とまぁ今回は各作品の主役たちにスポットを当ててみました。まだまだ魅力的な方々がたくさんいますが、それはまた次の機会にということで。次は赤好きのおっさんとか輪っかつけてる木星帰りとか扇みたいな髪型の人とかの出番ですかね・・・

パイロット列伝・中編

2005年09月07日 14時57分50秒 | G
中編です。この辺から濃くなります。

ダリー・ニエル・ガンズ  ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム
 出身:サイド2  初陣:不明  機体:MWS19051-D Dガンダムファースト、同D-2 Dガンダムセカンド、D-3 Dガンダムサード  所属:モノトーン・マウス社(メカニック)  家族構成:不明 
 その他:「ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム」の主人公。軍籍ではなく、ただのガンダム好きが高じて作業用MSの外装をガンダムタイプに仕立て上げる。そのせいでテロリストに狙われる。しかし、私は一度読んで飽きたため思い入れが異常なほどに薄い。それだけの内容だったということ。


タクナ・S・アンダースン  機動戦士ガンダムムーンクライシス
 出身:  初陣:不明  機体:型式不明 Ζ>(Ζプロンプト)、型式不明 Ζプルトニウス  所属:地球連邦軍外惑星圏空母べクトラ(准尉)  家族構成:両親(ネオジオンのテロで死亡)。現在は叔父のアンダースンさんに厄介になっている。
 その他:「機動戦士ガンダムムーンクライシス」の主人公。Sは「新堂」です。Ζ系MSばかりで構成されたエース部隊、Ζチームに配属される。宇宙世紀0099年、ジオンの残党がΖのエゥーゴとは全く関係のないヌーベル・エゥーゴと手を組んで月面の発電所を占拠します。落下を食い止められたアクシズに残されていた旧ネオジオンの艦艇の引渡しを要求し、べクトラはこれを阻止するわけです。画としては静止画なんですが、話はそれなりに面白いとおもいます。Ζ系ということで本家のΖは出てきませんが、センチネルのΖプラス、果てはΖΖなども出てきます。当然のごとく金食い虫として厄介者扱いされてるんですがね。旧作のキャラクターもちらほら。特にファースト、Ζ、ΖΖに登場したミネバ・ザビがお話に深く関わってきます。他にもカミーユとファ(医者と看護婦)、ニナ・パープルトン(民間人)、ブライト(ラーカイラム艦長)、ジュドーとルー(木星船団)なども顔を出します。この人たちはあまり深く関わってこないのがまた魅力的。あと、νガンダムが戦うシーンもあるんですが、アムロが乗ってるかは不明です。何にせよ、コミックのガンダムとしてはかなりオススメですので是非読んでみてください。


マフティー・ナビーユ・エリンハサウェイ・ノア)  閃光のハサウェイ
 出身:不明  初陣:不明・衛星軌道上(味方機撃墜)  機体:RX-105 Ξ(クスィーガンダム)  所属:マフティー(テロリスト)  家族構成:ブライト・ノア(父)、ミライ・ノア(母)、チェーミン・ノア(妹)。親父は泣く子も黙る苦労人艦長、ここに来てヒゲが生えた。母親は元ホワイトベースの操舵士。 
 その他:小説「閃光のハサウェイ」の主人公。ブライトさんとミライさんの子どもなのに、なんでかニュータイプ。髪も赤毛なのでミライさんとアムロの不倫疑惑が囁かれる。第二次ネオ・ジオン抗争時に出会ったクェス・パラヤと言う少女に惹かれながらも、彼女の死に様を目撃してしまう。宇宙世紀103年ごろにはテロリストとなるも、連邦軍に捕まり処刑される。逆襲のシャアでの声は浦飯幽助

○デフ(正式名不明)  機動戦士ガンダムF-90
 出身:不明  初陣:不明・宇宙(宙域不明)  機体:F-90 ガンダムF-901号機  所属:地球連邦軍第13実験船団→第13独立機動艦隊(少尉)  家族構成:当然不明 
 その他:コミックス「機動戦士ガンダムF90」の主人公。スーパーファミコン版との相違は不明。F-90の目玉でもある換装システムを最大限利用し、A、D、Sタイプそれぞれの長所を用いた装備で火星へ乗り込む。同僚のナヴィ曰く、アムロ・レイに目が似てるとのこと。


トキオ・ランドール  機動戦士ガンダムシルエットフォーミュラ91
 出身:不明  初陣:恐らく18歳・場所は不明。分かる範囲ならばジオン残党が潜んでいたコロニー  機体:RX-F-91 シルエットガンダム、RX-F-91A シルエットガンダム改、RX-99 ネオ・ガンダム  所属:地球連邦軍(アナハイムエレクトロニクスに出向・少尉)  家族構成:不明 
 その他:コミックス「機動戦士ガンダムシルエットフォーミュラ91」の主人公。小型MS開発においてサナリィに後れを取ったアナハイムが裏から入手したF-91の図面から作り上げたシルエットガンダム。本家のF-91と酷似。上司に命じられたジオンの残党狩りを頑なに拒んだため左遷され、テストパイロットに転向する。お話自体はF-91本編の約1ヶ月前の出来事。


はい、戻ります。

シーブック・アノー  機動戦士ガンダムF-91
 出身:フロンティアⅣ  初陣:17歳・フロンティアⅣ  機体:F-91 ガンダムF-91など  所属:民間人(地球連邦軍に協力)→新生クロスボーンバンガード  家族構成:レズリー・アノー(父)、モニカ・アノー(母)、リィズ・アノー(妹)。親父はコロニーの修理工、母親はF-91開発者。妹のおかげでF-91が動くようになる。 
 その他:元はフロンティア総合学園機械科の生徒。突如と現れたクロスボーンバンガードと連邦軍との戦闘に巻き込まれる形でF-91に乗り込む。F-91には別居していた母親が作ったものであっという間にニュータイプ能力を開花。戦後はベラ・ロナらとともに新生クロスボーンバンガードとして木星帝国と戦ったらしい。その時に被弾して体のほとんどをサイボーグ化することになる。歴史には残ってないが。その後、ベラ・ロナことセシリーと見事逆玉結婚したらしい。歴史には記されていないが。声は弥勒法師など


トビア・アロナクス  機動戦士クロスボーン・ガンダム
 出身:地球  初陣:年齢不明・木星  機体:XM-3(F-97) クロスボーンガンダムX3  所属:民間人→新生クロスボーン・バンガード  家族構成:不明
 その他:何か忘れてると思えばこの人を忘れていました。長谷川裕一先生の「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の主人公。はっきり言って画はあんましですが、お話は中々。V外伝とか逆襲のギガンテスも同様に。富野監督も関わってますんで正史に加えても何ら問題はありません。トビア君は本来は単なる留学生だったのですがひょんなことから木星帝国とクロスボーンとの戦いに巻き込まれてしまいます。理由は木星帝国の王女、ベルナデットことテテニスに一目ぼれしたから。何でかしりませんが、シーブック並のニュータイプ能力を持ってます。ちなみに、この新生クロスボーン・バンガードにはシーブックセシリーはもちろん、あのザビーネもいます。まぁ、F-91の時とは打って変わってザビーネはアレですが。

ウッソ・エヴィン  機動戦士Vガンダム
 出身:中欧、カサレリア  初陣:13歳・カサレリア  機体:LM312V04 Vガンダム、LM312V04+SD-VB03A Vダッシュガンダム、LM314V21 V2ガンダム、同V23 V2バスター、同V24 V2アサルト  所属:リガ・ミリティア(ゲリラ)  家族構成:ハンゲルグ・エヴィン(父)、ミューラ・ミゲル(母)。親父はリガ・ミリティアの指導者ジン・ジャハナム。最終決戦で逃亡疑惑アリ。母親もリガ・ミリティアのメンバー。最後は壮絶。
 その他:弱冠13歳ながら圧倒的な強さを持つニュータイプ。そしてガンダムパイロット一の年上キラー。二重の意味で。13歳ながらあらゆる学問に精通しています。その一方で、不法居住者でありストーカーまがいのことをするなどかなりアブナイ。声は藤巻駿など

後編に続きます。



パイロット列伝・前編

2005年09月07日 14時46分54秒 | G
 次は何を取り上げようかと迷っていますこの「G」。ちょっと作品紹介からは逸れて別の話題を取り上げることにします。外伝的なものになりますが、第一回はパイロット列伝と称して歴代の主役たちをご紹介します。ちなみに今回はサンライズの公式宇宙世紀年表と∀における黒歴史を参考に映像化、あるいは小説・コミック化されている作品の主人公たちを取り上げたいと思います。要するにSEED系列やガンダムエース連載作品以外(あと、ゲームオリジナルもか)。一部、濃い目な点もございますのでご了承ください。


アムロ・レイ  機動戦士ガンダム機動戦士ガンダム逆襲のシャア
 出身:サイド7  初陣:15歳・サイド7  機体:RX-78-2 ガンダム、RX-93 νガンダムなど(この項はガンダムのみ紹介)  所属:地球連邦第十三独立部隊(曹長→少尉)→カラバ→ロンド・ベル隊(大尉)  家族構成:テム・レイ(父)、カマリア・レイ(母) 
 その他:恐らく最凶のニュータイプ。性格は根暗、機械いじり大好き、不登校気味。初登場時はランニングに縦じまトランクス。両親は別居、親父は酸素欠乏症、おかんは不倫疑惑アリ。
 その他一年戦争での戦績はMS152機、艦船6隻、連邦軍第二位。幼馴染のフラウ・ボウ、同僚のセイラ・マス、カラバ時代のベルトーチカ・イルマ、ロンド・ベルのチェーン・アギなど女性遍歴はかなりのもの。しかし実った形跡はなし。声は星飛雄馬、ペガサス星矢など


シロー・アマダ  機動戦士ガンダム第08MS小隊
 出身:不明  初陣:恐らく24歳・サイド2  機体:RX-79(G) 先行量産型ガンダム、RX-79(G)Ez-8 ガンダムEz-8など  所属:地球連邦軍極東方面・機械化混成大隊(コジマ大隊)、第08MS小隊隊長(少尉)  家族構成:不明 
 その他:オールドタイプ。ガンダムの主役としては最年長と思われる。陸戦では輝かしい戦績を残しながらも、最後は色ボケするなど少々意味不明。声と共にかなりアツい、熱血なアマちゃん。声は旋風寺舞人、獅子王凱など


クリスチーナ・マッケンジー  機動戦士ガンダム0080
 出身:サイド6  初陣:21歳・サイド6  機体:RX-78-NT-1 アレックス  所属:地球連邦軍(中尉)、シューフィッター(テストパイロット)  家族構成:父(名前不明)、母(名前不明) 
 その他:オールドタイプ。ガンダムパイロットとしては珍しい女性。実は主役ではありませんが、本当の主役アルフレッド・イズルハについては書くことがないため、この方にご登場願いました。良い仲になりつつあった、ジオン兵バーナード・ワイズマンを知らず知らずの内にその手にかけてしまったことを、本人は知りません。寝るときはYシャツ(爆)。美人です。声は綾波レイ、リナ・インバースなど


コウ・ウラキ  機動戦士ガンダム0083
 出身:地球(日本疑惑アリ)  初陣:年齢不明・オーストラリア トリントン基地  機体:RX-78GP-01、同(Fb)、RX-78GP-03など  所属:地球連邦軍、オーストラリア トリントン基地(少尉→中尉)、テストパイロット  家族構成:不明 
 その他:オールドタイプ。ナイメーヘン士官学校卒のお坊ちゃん。戦後は兵器の無断使用として刑に処せられるも、GPしりーずの機体が歴史から葬られたため釈放。ニンジン食べれません。声はべジータなど


カミーユ・ビダン  機動戦士Ζガンダム
 出身:サイド7・グリーンノア  初陣:17歳・グリーンノア  機体:RX-178 ガンダムMk-Ⅱ、MSZ-006 Ζガンダムなど  所属:エゥーゴ(階級不明)  家族構成:フランクリン・ビダン(父)、ヒルダ・ビダン(母)。親父は不倫中、母親は見て見ぬふりでプチ家出中。 
 その他:アムロ並の実力を持つニュータイプ。女のような名前にコンプレックスを持ち、空手やジュニアモビルスーツに没頭。ティターンズのジェリドに名前をバカにされて殴りかかる。かなり短気。「キレる17歳」の先駆者(古い)。学校にはまともに通っていたらしいが、いきなりガンダム強奪に手を貸すなど結構な危険人物。両親、良い仲になった強化人間フォウ・ムラサメを目の前で殺されるなどの修羅場を経験している。グリプス戦争後に精神崩壊を起こしたことはあまりにも有名。声は若島津健、丸尾くんなど


リョウ・ルーツ  ガンダムセンチネル
 出身:不明  初陣:不明・場所も不明というか資料不足  機体:MSA-0011 Sガンダム、MSA-0011Ex Ex-Sガンダム  所属:地球連邦軍α任務部隊・第110MS戦隊(少尉)  家族構成:不明(両親はすでに死亡)  
 その他:小説「ガンダムセンチネル」の主役。無茶で無鉄砲で無躾。とっても言葉が悪い。要するに問題児。軍に入ったのも「手に職をつけるため」らしい。キャロル博士曰く、「ヤクザの予備軍」。実力に不安があったものの、ALICEのおかげで何とか任務を達成。ちなみにALICEはリョウの母親が開発したものらしいです。センチネルは女性が圧倒的に少ない、ってゆ~かいないので出てくるのはおっさんばかり。主役なのに周りのおっさんがカッコいいので霞んでいます。ゲームでの声は野原ひろしなど


ジュドー・アーシタ  機動戦士ガンダムΖΖ
 出身:サイド1・シャングリラ  初陣:14歳・シャングリラ  機体:MSZ-006 Ζガンダム、MSZ-010 ΖΖガンダムなど  所属:エゥーゴ(階級不明)  家族構成:父、母(共に名前不明)、リィナ・アーシタ(妹)。妹は賢い。 
 その他:冗談としか思えない波動砲付きガンダム、ΖΖを駆る設定上は最強のニュータイプ。出稼ぎに出た両親の代わりに日々妹を養っている。そのため、学校には行けてない。義務教育の年齢なのに。当初はΖガンダムを盗もうとしていたが、ひょんなことからエゥーゴで働くことに。14歳なのに。ニュータイプとしての能力はアムロやカミーユ以上らしいが、ゲームではそうは見えない。戦後は木星船団で働く。歴史には記されてはいないが、79歳まで活躍した形跡がある。名前の由来は「柔道の山下」だそうな。声は藤原忍、ダサイダーなど


中編に続きます。

War in the Pocket

2005年08月25日 18時59分01秒 | G
 そろそろGの新しいのを書かないといけないと思いつつも、中々筆が進まず。珍しくリクエストがあったので今回は機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争をご紹介します。前回の0083よりもさらにマイナーになってしまいますが、どうかお付き合いください。


あらすじ
  一年戦争終戦間際の宇宙世紀0079年、12月。ジオン公国軍の特務部隊“サイクロプス隊”が、地球連邦軍の新型ガンダムを強奪するため、北極基地を強襲した。しかし、その攻撃を逃れ、ガンダムを積んだシャトルは宇宙へと飛び立った。
 中立のサイド6、リーアコロニーに住む少年アルは、ふとしたことからコロニーに運び込まれた新型ガンダムのコンテナをカメラに収める。それと同じ日、アルはリーアに戻ってきた幼馴染の女性クリスと再会する。彼女は、新型ガンダム“アレックス”の実験部隊でパイロットを務めていた。それを伏せて優しくアルに接するクリス。しかし、平穏だったアルの日常は、ジオン軍のリーア襲撃で一変する。初めてMS同士の戦闘を目撃したアルは、撃墜されたザクのパイロット、バーニィと出会う。(サンライズHPより引用)

参照:バンダイチャンネル→http://www.b-ch.com/


 とまぁこんな感じです。<一年戦争のサイドストーリーとして、初めて富野由悠季監督の手から離れた作品と言えるでしょう。アムロもシャアも直接関係はありません。むしろニュータイプなど出てきません。その上主役もパイロットじゃありません。民間人、それも小学生のガキんちょです。特に戦ったりはしません。ってゆ~か、戦闘自体が少ないです。毎日のように出撃するTVシリーズと違って、実際にMS戦が起こるのは4回ほど。まぁ、中立のサイド6ですから当然と言えば当然ですが。恐らく、このお話の前後に同じような場所でアムロがリックドム12機を3分で沈めているはずです。

 お話は、ジオンの特殊部隊サイクロプス隊が連邦の新型ガンダムを強奪すべく北極基地に奇襲をかけるところから始まります。ちなみに、ここで使われるMSはズゴックエクスペリメントハイゴッグ、悪名高き水陸両用MSです。それぞれズゴックゴッグの改良型なんですが、同時期に運用されたとは思えないほどデザインに差があります。もちろん前者の方がカッコいいのは言うまでもありませんが。
 この時、サイクロプス隊は4人で戦うのですが、早速1人やられてしまいます。この結果が強さに疑問符を付けてしまったがために、ゲームでは中ボス的な扱いになっています。前回のガトーはバリバリの大ボスなのに。その後、リーアコロニーに潜入したサイクロプス隊には補充兵として、新兵のバーニィことバーナードワイズマン伍長が加わります。はい、この人結構重要です。新兵なんで実戦経験は皆無、案の定足を引っ張ります。しかし、他のメンバーは親父な隊長シュタイナー・ハーディであったり、飲んだくれなおデブ、ミハイル・カインスキー(通称ミーシャ)であったり、バンダナ巻いた小っちゃい黒人ガブリエル・ラミレス・ガルシアであったりとある種散々です。バーニィが入ることでビジュアル的に緩和されました。

 このバーニィ、ゲームなどでは大体ザクにしか乗せてもらえません。確かに搭乗機はFzのザク改です。しかも、恐らく一年戦争で初めてガンダムタイプのMSを倒したジオン兵(陸戦型の79ガンダムは除く)だと思われます。相打ちでしたが。そういうことがその後の[バーニィ=ザク]という方程式を生み出したのではないでしょうか?

 対する連邦はクリスチーナ・マッケンジー中尉。見た目美人、落ち着いていて大人な雰囲気が出ています。第十三独立部隊(ホワイトベース)のクルーよりも何倍もいいと思うのは私だけでしょうか? 21歳なんで、ブライトやミライさんより年上です。あ、シャアよりも上か。彼女はパイロットではなく、シューフィッターという機体調整をしている人なんですね。まぁテストパイロットみたいなこともしますし、実戦にも出ましたが。歴代のガンダムヒロインの中では中々に人気もあるようです。彼女はアルを介して偶然知り合ったバーニィと互いに好意を抱きあうんですね。でも最後は・・・。


 今作を象徴するMSと言えば、誰がなんと言おうとケンプファー。型式もMS-18Eとなっております。18ということはゲルググ~ギャン~ジオング~ガルバルディαの次に位置しますね。ゲルググのスペックはガンダムより上なので、同程度の技量を持つパイロット同士なら、ガンダムに勝てます。ただ、弱点としてビーム兵器を搭載していないのと、稼働時間が極端に短いというのが挙げられます。いえ、ビームを装備することは可能なんですが、そしたら動かなくなってしまうんですね。恐らくΖΖガンダムよりも稼働時間は短いのではないでしょうか(ΖΖは10分ほど)? 
 まぁそれは置いといて、このMSは実弾兵器しか持っていません。ショットガン、シュツルムファウスト、バズーカ、チェーンマインなど。フル装備でコロニー内を飛ぶ姿はシビれます。中でも、チェーンマインと呼ばれる武器は、地雷がムチのように連なってるんですね。それで、相手の体に巻きつけてドカンと。そうなるはずだったのですが、フルアーマーアレックスのチョバムアーマー(増加装甲)しか吹き飛ばせませんでした。本当は強いはずなんですけどね~・・・。そしてその後はアレックスの腕に装備されている90mmガトリングの掃射を受けて大破。パイロットのミーシャも戦死という結果になりました。3話ぐらい組み上げたのに、壊れるのは数秒です。

 対するガンダムはNT-1アレックス。ニュータイプ専用機なんですが、別にファンネルが付いているわけではありません。マグネットコーティング(ピップエレキバンみたいなもの)を標準装備して反応速度を上げたぐらいです。あとは史上初の全周囲モニター設置とか。どう見ても本家のRX-78-2よりは強いはずなんです。ですが、ファンには弱いというイメージが付いていると思われます。それは
ケンプファーに勝ったガンダム
ではなく、
ザクと相打ちになったガンダム
というイメージが強いからではないでしょうか? まぁ引き分けたと言っても、しっかりパイロット(バーニィ)は殺してるんですが。しかもガンダムパイロットのクリスは知らないまま。

 ちなみに「嘘だと言ってよバーニィ」という名ゼリフは、この場面で使われたものではないので誤解なきよう。詳しくは本編をどうぞ

 他にもごっついビームマシンガンを持ったゲルググJ(イェーガー)や、実は強いジムスナイパーカスタム、相変わらずやられ役なジムコマンドなどのMSは出てくるのですが、いかんせん地味。見た目じゃなくて活躍が。あと、昔のロボット大戦でお馴染みのトロイホースというペガサス級の戦艦があるのですが、これに出てくるのはグレイファントムです。

 
 最終的に、このお話は悲劇として終わるのですが、バーニィが戦局に与えた影響を少し考察。

 サイド6で試験中のアレックスが大破→アムロの元には届かない→限界値を超えたガンダムで乗り切る→ジオングと相打ち→終戦

 となるわけですが、仮にバーニィがアレックスに無傷でやられたとします。

 サイド6で試験中のアレックスは無傷→アムロの元に無事届く。調整も完璧→NT-1でアムロ大暴れ→恐らくジオング撃破(シャア死ぬ? いや、生き残るか)→アレックス健在、戦い続けてジオン側の被害増大→デラーズ艦隊やアクシズ脱出艦隊を見つけて落とす可能性アリ→デラーズ紛争起こらず、ティターンズ結成せず→アクシズも存在せず→平和?

 もしかしてバーニィはとんでもないことをしでかしたのかもしれません・・・。公国側としては万々歳ですが、その後の可能性を考えると・・・。まぁあくまで妄想の世界ですけどね。


 最後にOPとED曲について少々。この作品テーマソングの出来が恐ろしく素晴らしいのです。OPの「いつか空に届いて」は爽やか、EDの「遠い記憶」は泣かせます。歌うのは椎名恵さん。「LOVE IS ALL~愛を聴かせて~」が大ヒットしたらしいのですが、リアルタイムで知らないので何とも・・・。声は透明感があり、歌唱力も抜群に高いものを持っておられます。少なくとも、3ヶ月で曲が変わる今のガンダムソングなんか束になっても足下にも及びません。本当に「遠い記憶」は泣けます


 またもや懲りずにほんのさわりを紹介させていただきました。いかんせん、この作品は1~2回しか見ていない上、非常に地味なのでうろ覚え・・・。記憶を辿り、文献に目を通し、資料を漁るうちに何とか甦ってきてこれだけ書けました。読んでいただいた方ありがとうございます。次があれば何を書こうか?
  

ソロモンよ、私は帰ってきた!

2005年08月10日 17時00分49秒 | G
 大変長らく更新してませんでした、このG。久々に気が向いたので更新しときます。
 今回は機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYを。「0083って何?」と思われる方のために軽くご紹介。

あらすじ
 宇宙世紀0083年。地球連邦軍トリントン基地のテストパイロット、コウ・ウラキと、アナハイムエレクトロニクス社のエンジニア、ニナ・パープルトンの目の前で、核弾頭を搭載したガンダム試作2号機がジオン軍残党のアナベル・ガトーに強奪される。ガンダム試作1号機のパイロットとなったコウは、戦艦アルビオンに搭乗し2号機を追撃する。だが、宇宙へと脱出したガトーを追うアルビオンを待っていたのは、新たな敵シーマ・ガラハウと、デラーズ・フリートの決起だった。(サンライズHPより引用)

参照:バンダイチャンネル→http://www.b-ch.com/


とまぁこんな感じです。OVAなんですね。なのでガンダムファンでないと手は出さないと思われます。例によってアムロもシャアも出てきません。富野監督も関与してません。お話の舞台は宇宙世紀0083年。ちょうど一年戦争グリプス戦役の中間、ファーストとΖガンダムの間になります。この頃、アムロは危険分子と見なされてシャイアンに幽閉状態、シャアもアクシズを抜け出して地球圏に戻ってきたあたりかと。表舞台には出てきませんがね。ニュータイプもほとんど出てきません(ハマーンが少し映るぐらい)。ですが、最強クラスのオールドタイプは出てきます。

 ロボット大戦やGジェネ、ギレンの野望などをプレイされたことがある方にはお馴染み、オールドタイプ最強の声も高いアナベル・ガトー少佐、その人です。この人、やたらと難しい四字熟語を使ったり、長すぎる独り言があります。見た目も振舞いも武人そのものです。一年戦争では突撃機動軍としてドズル中将配下の者でした。その後奮闘するも終戦を迎えてしまい、ギレン直属の近衛軍、エギーユ・デラーズと共に茨の園へと身を隠します。そして0083年に星の屑作戦のために決起します。とまぁこの辺は本編を見てもらえれば分かると思います。
 しかし、この人はこれだけじゃありません。そのカッコよさから人気が爆発してしまい、後付で設定が増える増える。専用のゲルググが出たり(これは本編でも出てますが)、核バズーカ搭載のザクが出たりと。このガトー専用ゲルググ、凶悪なことにやたらデカイ試作型ビームライフルを携えています。また、ビームナギナタではなくビームソードを装備しています。残念ながら模型では再現されていませんが、ゲームなどでは見れます。個人的にはことぶきつかさ先生の「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」に出てきたぐらいのビームライフルが好きですね。

 それと対をなしているのがシーマ・ガラハウ中佐。見た目オバさん。恐らく年も相応(未確認)。しかし、戦艦に乗ってもMSに乗っても強い。やたらと強い。地上仕様なのに宇宙に出てきたGP-01をボコボコにして返り討ちにしたり、バニング大尉のジムに致命傷を与えたりと結構な星を上げています。ですがこの人、非常に策略家であり平気で裏切ったりします。一年戦争時に毒ガス作戦などの汚れ仕事をやらされたため、終戦時にアクシズ行きを拒否されたりしたので少々悲観的になっているようです(ちなみに上司はソーラレイでお馴染みのアサクラ大佐)。海賊として生きてきましたからね~。最後はGP-03のメガビームキャノンのゼロ距離射撃を受けるなど散りっぷりは見事でした。
 「V」のカテジナさんと共に「宇宙世紀の二大毒婦」と呼ばれていたりそうでなかったり・・・。

 他にもエギーユ・デラーズ、ケリィ・レズナー、ノイエン・ビッターなどなどこの0083には非常にアツイ男たちが出てきます。彼らは一様に己の信念の下で、武人として戦います。その様子はぜひ本編で。


 なんかデラーズフリートの話ばっかになってしまったので、主役にも触れなくては。今回のガンダムパイロットはコウ・ウラキ。見た目からしてお坊ちゃんです。ニンジン食べれません。終戦後、士官学校を卒業し、連邦のテストパイロットとして働いていました。しかし、ひょんなことから試作型ガンダム2機が基地に運び込まれ、ジオンの残党に強奪されたのでそれを取り戻しに行きます。第一話でガトーの乗るGP-02に挑んでいったのですが、実戦は初めてだったので結果は散々。あえなく逃げられます。しかも「話す舌は持たん!」とか言われる始末。まぁそんな彼も、後にガトーと相打ちに持ち込めるまでには成長します。
 にしてもなんか情けない。ってゆ~かこの作品の連邦は何かダメダメ感が漂ってます。南極条約違反なのに堂々と核搭載ガンダム作るし、ジャミトフとかバスクは邪魔するし。挙句、連邦の三大無能指揮官の一角を担うグリーン・ワイアットがそれに拍車をかけています(残りの二人はエルランとゴップ)。


 この作品、キャラ以上にお話が酷い。全部で13話とOVAとしてはちょっと長めなんですが、最初はユルユル、後半キツキツといった感じです。特に星の屑作戦が終わって、コロニー落としに入るまでがあまりにも唐突過ぎ。追いつかないよ。コロニー落とし阻止もよう分からん状態で進んでいくし。ちなみに劇場版も製作されましたが、つながりの悪いお話をブツ切りにしたため更に難解。一度見てから解説読まないと分かりません。まぁ最後はちゃんとΖに繋がりますが。


 それとは対照的にMSはカッコいいのが揃っています。GP-01、GP-02、GP-03などのガンダムは当然。最終決戦でガトーの駆るノイエ・ジールなんかは流線型でとても綺麗です。他にもドラッツエドム・トローペンジムカスタムなんかも個人的には好きですね。ガンダムファンの間では神格化されているカトキハジメ氏のデザインが爆発しています。
 戦闘シーンなども迫力がありますね。ザク一機で戦艦アルビオンに特攻するノイエンビッターや、宇宙空間でのゲルググMとジムカスタムの戦闘なんかは私のお気に入りです。その中でも白眉なのはやはりGP-01FbとGP-02の一騎打ちでしょう。このGP-02、核弾頭以外にはバルカンとビームサーベルしか持ってないという男らしい機体。しかし、ガトーの技量と相まって強い強い。コウ・ウラキのビームライフルなど難なく避けます。最後はサーベル同士のチャンバラで両機とも大破となるのですが、これは見応えがあります。他にも月面でのGP-01Fbとヴァル・ヴァロの戦闘、GP-03とノイエジールの巨大機対決などもあります。最後はガンダムじゃねぇな。


 またもやさわりの部分だけ紹介しましたが、今回は今までの2作品に比べ私の思い入れの低さがありありと出てしまいました。ガトー少佐は最高にカッコいいので是非一度ご覧ください。

 さてさて、次は何にしようか? 「ムーンクライシス」とか「F-90」とか書いても分かる人少ねぇだろうし・・・。



 

逃げまわりゃ、死にはしない

2005年07月28日 09時41分43秒 | G
 Gの2つ目ということで、今回は劇場版の「機動戦士ガンダムF-91」をご紹介します。TV版では「V」が一番好きなんですが、劇場版ではこの「F-91」が気に入ってますね。何だか「アムロとかシャアはいつになったら出てくるんだ!?」という声が聞こえたり聞こえなかったり・・・。いえね、同じ宇宙世紀でもどうも一年戦争はメジャーになりすぎた感がありますし、視聴率低迷で打ち切られたものですし。Ζは映画化されましたが今ひとつお話が暗いというか作画が暗いというか(Ζファンの皆様ごめんなさい)。ΖΖは前半のあのノリが辛い。いくら「Ζ」の対極を目指したといってもねぇ・・・。「逆襲のシャア」はアムロの顔と髪型が変。ってことで勘弁してください。

あらすじ
 宇宙世紀123年。新興コロニー群フロンティア・サイドのコロニーのひとつ、 フロンティアⅣに、突如として謎のMS部隊が侵入する。クロスボーン・バンガー ドを標榜する彼らと連邦軍駐留部隊の交戦によって、コロニー内は大混乱に陥る 。フロンティアⅣのハイスクールに通うシーブック・アノーは、妹のリィズや同 級生たちとともに、戦火を免れるためコロニーを脱出した。そのさなか、同級生 のひとりセシリー・フェアチャイルドが行方不明になってしまう。彼女を探す暇 も与えられず、スペース・ボートでフロンティアⅣから脱出するシーブックたち 。その頃セシリーは、祖父マイッツァー・ロナと、鉄仮面と名を変えた父カロッ ゾ・ロナとの再会を果たしていた。彼女は、自らがクロスボーン・バンガードを 率いるロナ家の一員であるという事実と直面し、苦悩する。(サンライズHPより引用)

参照:バンダイチャンネル→http://www.b-ch.com/


 とまぁ「V」が宇宙世紀153年だったのに対し、この「F-91」はその30年前、宇宙世紀123年のお話です。91年に公開されたから「F-91」ということらしいです。別に91番目に作られたガンダムじゃないですので。主人公シーブック・アノーは17歳。ニュータイプのガンダムパイロットとしては年長者に入ります ちなみに他の主人公の初陣はアムロ・レイが15歳、カミーユ・ビダンが17歳、ジュドー・アーシタが14歳、ウッソ・エヴィンが13歳となっています。この時代に義務教育はないのか?(アムロとウッソ以外には学校に通っていた描写がありますが。尤も、ウッソは不法居住者なので教育を受ける義務はありませんが。アムロは・・・引きこもりだったからな~・・・)

 話がそれましたが、問題は彼にあるのではなく、ヒロインセシリー・フェアチャイルドにあるのです。「おいおい、彼女にはもう一つ名前があるだろう」というツッコミは想定ないとして、彼女にはベラ・ロナという本名があるのです。このロナ家が今回の火種、クロスボーン・バンガードを組織してるわけです。セシリーの実家は貴族だったのです。MSがビームをぶっ放していた時代に貴族ですよ。この辺、平成三部作の「ガンダムW」に通じるところがあるような。貴族でも「民衆の上に立つ貴族は彼らを守って血を流さねばならない」という主義があるため、民間人には決して手出しはしません。なりふり構わず戦場を広げて、犠牲者を増やしている地球連邦なんかより断然マシです。この辺の状況は本編の最初の方にしっかりと描かれています。
 まぁでも、やってることは戦争なんですけどね。

 そんなクロスボーン・バンガード、制服は銀河英雄伝説ばりに豪華です。また、MSもメガネ、いやゴーグルが特徴的で今までの作品に登場したのとは一味違います。あ、バスク・オムと被ってる!! 武器もショットランサーという騎乗槍を装備しています。ビームライフル装備のもいますが。主なパイロットは桜木花道とゴリこと赤木。ショットランサーは後の「V」に登場するジャベリンというMSに活かされています。他にも、シールドがビーム、所謂ビームシールドを装備しています。これにより、量産機のビームライフル程度は弾き返します。ビーム発生基部にも当たることはありません。この兵器は「V」でも受け継がれており、防御だけでなく攻撃にも使われています。

 異色だらけの中で更に異彩を放っているのが鉄仮面ことカロッゾ・ロナ。セシリーの親父です。なんか某光の巨人のような、キンニク星の王子のような仮面を装着しておられます。赤好きのおっさん以来の仮面悪役なんですが、フルフェイスはねぇだろ・・・。でもこの仮面、飾りではないんです。何と、この仮面を通してハンズフリーでMS操縦が出来るのです。しかもこの鉄仮面、ノーマルスーツなしで宇宙に出れます。これも「逆シャア」のクェス以来の快挙です。強化人間ってすごいな~

 しかもこの鉄仮面が駆るラフレシアというMA(モビルアーマー)がまた凶悪。無数のテンタクラーロッド(触手の先にチェーンソーが付いている)や拡散ビーム砲を装備しています。おまけにIフィールド搭載のためビームが効きません。これが射出する「バグ」という兵器は熱や声に反応して人だけを殺すことのできるものです。マジで凶悪すぎる

 対するF-91は何と言ってもヴェスバーです。ヴェスバーとは「Variable Speed Beam Rifle」つまり可変速ビームライフルのことです。ビームの放射速度を変えることで、貫通力を高くしたり、収束率を落として広範囲に攻撃するということができます。例えるなら、スナイパーライフルからショットガンまで一つで済むお得な武器といえます。これは後のV2アサルトガンダムにも受け継がれています。また、これは従来の手で持ったり、肩に担いだりではなく、「両脇に抱える」という発射スタイルを取ります(バスターガンダム参照)。 ビームシールドも標準装備。デザインもF1の要素を取り入れており、曲線的なフォルムが非常に美しい思います。

 ですが、このF-91で忘れちゃならないのがフェイスオープン 何とガンダムの顔の部分にマスクがあるんです。限界値を超えるとそれが割れて、さらにパワーアップ。肩アーマーから放熱フィンが出て、全身を金色の何かが覆います。装甲剥離らしいのですが、あまりにも速いため「質量を持った残像」になるのです。MSに乗ってわずか数日なのにここまで操れたシーブックは、やはり最強クラスのニュータイプかと思います。

 お話としては、元々TVサイズに作っただけあって、展開が早いです。反面、詰め込みすぎた感もありますが。ストーリーも然ることながら、音楽も中々に◎です。門倉聡さんが全面的に手がけてるんですが、オーケストラを使いつつも何だか現代的、そんな感じがします。「逆シャア」の三枝成章さん、「V」の千住明さんなんかとも一線を画していますね。
 また、主題歌である「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を先ごろ復活した森口博子さんが歌っておられます。ラベルの「ボレロ」のように1~3番まで同じメロディーなんですが、楽器を増やすことによってメリハリをつけています。最初は静かに、優しく、後半は賑やかにといったような感じで。この森口博子さん、デビュー曲が「Ζ」の主題歌であることは有名な話。この曲では紅白にも出ました


 またまたさわりの部分だけご紹介しましたが、このF-91は非常に出来の良い作品ですので是非一度ご覧になってください。この作品、実はまだ続くのですが、それはまた別の機会にということで。


ひなげしの花

2005年07月22日 09時05分00秒 | G
 「G」の名を冠したカテゴリーなんですが、ここでは小学校の時からハマってしまった「ガンダム」について語らせてもらいます。今でこそ大々的に取り上げられるガンダム。20周年の時に入った人が数多いと思われます。現在はSEED DESTINYも放送され、人気は拡大していますね。先に言っておきますが、私はSEED DESTINYは嫌いです。SEEDまではまだ許容できましたが。まぁそれは置いといて、今回は私が「G」の世界に入ることになった作品「機動戦士Vガンダム」について少々。「いきなり『Vガン』かよ!」というツッコミは速やかに棄却してください。

あらすじ
 宇宙世紀153年。人類の生活圏が宇宙にまで拡大してから1世紀半が経ち、地球圏は"宇宙戦国時代"と呼ばれる混乱期を迎えていた。そんな中、東欧の不法居住区"ポイント・カサレリア"に住むウッソ・エヴィンとシャクティ・カリンは、地球に侵攻したコロニー国家"ザンスカール帝国"と、それに抵抗するレジスタンス組織"リガ・ミリティア"の戦闘に巻き込まれ、否応なくその戦いに巻き込まれていく。周囲の人々を守りたい一心でヴィクトリーガンダムのパイロットとなったウッソは、初めて訪れた宇宙で、ハイランドの子供たちと出会い、同時に多くの仲間を失っていく。一方、激戦の中でウッソと離れ離れになり、自分の母親がザンスカールの女王であることを知るシャクティ。彼らの想いをよそに戦いは激化していく。なんとかシャクティを救い出すウッソだったが、捜し求めてようやく再会した母の死に直面する。しかし、戦いはウッソに悲しみを癒す暇を与えず、リガ・ミリティアは再び宇宙への針路を取る。その眼前には、ザンスカール帝国の最終兵器"エンジェル・ハイロゥ"が光を湛えていた。(サンライズHPより引用)

参照:バンダイチャンネル→http://www.b-ch.com/

 とまぁこんな感じなんですが、実際はかなりハードです。一年戦争終結から73年後ですね。アムロもシャアも関係なし。主人公ウッソ・エヴィンは最年少の主役13才です「皆殺しの富野」の名に恥じないぐらい犠牲者が多いです。シュラク隊に関しては、登場の時点で死ぬことが義務付けられていた気がします。実際翌週(史実的には翌日)から早速犠牲者出ましたし。それでも50話まで生き残ったコニーさんは立派(シュラク隊の中では一番アレだけど)。その一方、カルルマンの存在やマーベットさんに子どもができるなど、まさに消える命、咲く命(48話)である。個人的には50話でリーンホースJr.が特攻するシーンでは思わず泣いてしまいましたよ。特にロメロさんとレオニードさんが半壊したガンイージを駆るところとゴメス艦長の「遅かったな!」で。いや、挿入歌の「いくつもの愛をかさねて」が泣かせるんですよ。音楽には千住明氏を起用しているのでBGMが素晴らしく出来がいい。また、OP「STAND UP TO THE VICTORY」は元LINDBERGの川添智久がボーカル、田村直美がコーラスで参加しており、歴代のガンダムソングの中でも群を抜くカッコよさを誇っています。

 ガンダムに関しても、1号機のVガンダムはなんと初っ端から量産型。ドッキングがカッコいいが、合体するだけでなく、外しても使えるということを改めて気付かされました。俗に言う「ブーツアタック」ですね。あれで巡洋艦を撃沈させるのだからすごいっちゃすごい。でもオリファーさんの「女には教えたくない快感だ」(←うろ覚え)発言はどうかと思う。宇宙に上がって、オーバーハング・パックを背負ってV’(ブイダッシュ)ガンダムにパワーアップします。あと、「角」が「耳」になったヘキサというのもいて、こっちが主に量産されてました。
 2号機のV2ガンダムは私のベストガンダムともいえます。ってゆ~か最初に作ったガンプラがV2でした。「光の翼」は画期的ですよ本当に。攻撃にも防御にも使える。どこかの「翼」の名を冠したガンダムでは飾りに過ぎなかったのに。種デスでもパクられてるらしいですが、こっちが本家です。さすがにV2はコストの面で量産されてないのでブーツアタックはできませんが、代わりにアサルトパーツとバスターパーツでどえらい強くなりました。素の状態でも理論上は亜光速まで加速可能とのことで本当にどえらいスペックを誇っています。スピードの面では宇宙世紀最速でしょう。

 あと、Vガンを語る上で忘れちゃいけないのが真の主役、カテジナさんの存在。いやね、最初は単なるお嬢さんだったんですよ。むしろウッソにストーキングまがいのことをされていたぐらいですから(ヲイ)。ちょっと人より考えが偏っていたがために殺戮のエースパイロットになってしまいまして・・・。それもわずか一ヶ月でMSを乗りこなし、その2週間後ぐらいにはエース級ですよ!(宇宙世紀年表による) どうりでクロノクルが弱く見えるわけだ。終戦後はクロノクルと視力を失って故郷のウーイッグへ帰るのですが、これってかなり残酷なシーンだと思います。小説版では戦死してますのでないんですがね。
 今ではケロロ軍曹なのにな~・・・


 さて、ほんのさわりの部分だけを紹介しましたこの機動戦士Vガンダム。玄人好みなので歴戦(?)のガンダムファンの間では非常に評価されているのですが、ビギナーにはあまり受けがよろしくないようです。特にガンダムWから入ってきたファンには(ある種偏見)。U.C.153年ですからアムロやカミーユ、ジュドーなんかとの関わりは希薄。あ、そういや長谷川裕一先生のガンダム漫画ではジュドーとウッソの絡みがあったっけ? 公式設定ではないけれど。あと、ウッソがシャアの子孫説もありますし。これは
 ①ウッソの母親がミューラミゲル。第2次ネオ・ジオン戦争(逆シャアね)におけるシャアの愛人がナナイ・ミゲル。
 ②シャアとナナイの髪の色の中間がミューラの髪の色。
 ③ハンゲルグ(ウッソの父親)とミューラがウッソにMSの操縦訓練をさせていたのはミューラが伝説のニュータイプ、シャア・アズナブルの血を受け継いでいると考えられたからでは?
 ということに起因していると思います。まぁ確証はないんですけどね。ウッソが女性にウケがいいのもシャアの血が原因? 
 何にせよ、歴史が長くて作品が多いのでこうやって色んなことを関連付けられるのもガンダムの魅力の一つですね。


 次はどのGについて書こうか・・・? リクエストがあればお応えするやもしれません。