当ブログ
「アメリカの醜聞 70 ティラーソン国務長官」でも触れたように
ティラーソンの去就は未定ですが・・・・・・やはり
トランプが米大統領である限り、北朝鮮対応に変化はなく、あくまでもトランプは、中国・ロシアに対して北朝鮮への圧力を要望しているようです。
今までの意に反して、今回トランプ寄りの発言をしたティラーソン国務長官は、引き際をきれいにしたかったのでしょうが、トランプによる解任は避けられそうにありません。それがいつになるかは、わかりませんが。
そしてこれが、2018年02月09日開催の2018年冬季五輪韓国平昌大会に影響していることは、言をまちません。
北朝鮮が安保理に異例の出席へ 対話向け動き出しか:テレ朝 2017/12/15
と期待した報道にもかかわらず・・・・・・
米国務長官、「前提条件なし対話」事実上撤回 安保理会合 北朝鮮も出席:afp 2017年12月16日 9:47
やはりトランプ政権にいる限り
ティラーソンは自由にものが言えないようです。
ちなみに「ティラーソン国務長官」の評価についてですが
- 外交力が、まったくない
- トランプ政権で、唯一かもしれない対話派
という両極端の意見が見られます。
私は言おうとしていることを両方理解できるつもりですが、それぞれ強硬派・鳩派を代表している「両方の立場」を理解できるかどうかがまず最初で、その後の話に展開するのが筋道でしょう。
自分の意見だけに執着していると、相手の論点には決して触れない・目も向けない、というトランプ・中国共産党と同じことになるからです。
もどかしいでしょうが
相手の論点に1つずつ対応するか
それより上の視点を提示するか
が必要になるでしょう。この点で北朝鮮は完全に失格です。
それぞれ自分の利益に焦点を当てているだけでは、相手のことを考えないトランプ・中国共産党などのレベルに落ちてしまうでしょう。
アメリカの軍関係者(ジョン・ハイテン司令官)が
「核攻撃命令、違法なら従わず代替策を模索(afp 2017年11月19日)」としたらしいのですが、この「立派な」人もやがて解任され、それがさらにトランプの寿命を短くするでしょう。
こういった破格の言動をおこなうところが
- 「あやしげな部分」もたくさんみられますが一応は法治国家国家アメリカらしい健全さで
- 「まともな部分」も見られるものの非法治国家である全体主義的な中国・ロシアでは絶対に見られない
ところです。
さてさて、皆様はどう思われますか。