カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 138 パクリ精神

2016年09月15日 06時06分29秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


2011年に開業した

北京-上海の新幹線はその後、どうなったのでしょうか。

なにしろ報道が大きく制限され、中国共産党に都合の悪いニュースはすべて許可されず、中国共産党に都合のいいニュースばかりが闊歩(かっぽ)する社会ですから、実体がさっぱり分りません。

ただしそういう困難があるからこそ、そこから何らかの糸口を見出そうとするのが「マニア?」のたまらない「快感」なのでしょうか(笑)。

ヨーロッパや日本から技術を導入しておきながら

アメリカで特許申請をする〔2013.06.28 Business Journal〕ということが判明し、誰もが「もうこの国はだめだ」、とはっきり分ったことでしょう。

にもかかわらず、いつまでたってもこういった中国の醜聞がなくならないのは、なぜか。

  • 企業の衰退状況にアンテナを張って巧みにニンジンをぶら下げる中国共産党の戦略が「目先の儲けにかまける企業人」たちを生み続けているからです
  • いわば、「自由競争」を利用する自由のない」全体主義国家「中国」が存在するからなのでした

「知的財産権」に対する考え方が、そもそも間違っている、と言わざるを得ません。

    • 当たり前田のあっちゃんですが
    • 当たり前田のドジャースですが
    • 当たり前田のクラッカーですが・・・・・・(「当たり前」がいつまで続くのか)

やはり中華人民共和国は法治国家とは言えないようです。それどころか、国家とも言えないでしょう。どんな失政をしても交代すべき政党が存在せず、永遠に中国共産党が続くと思われますが、こんな状態を放置しておいていいのでしょうか、疑問が残ります。

中国共産党には、もう信頼性などなく、何をし始めるか分らない、といったところです。

さいきん日本では、中国びいき(?)だった人でも、息を潜(ひそ)めて静かに時をまたねばならないほどヤバイ時代になってきたようです。

↑ そのうちに中国への信頼性が回復するに違いないと信じて←尊重しますが、それには少なくとも「あと50年」は無理でしょうか!←いや「あと100年」だと思いますが・・・・・・ 


パクリ新幹線、ガラガラ開業 広がる安全性への疑念 線路、地盤沈下の恐れも 

【上海=河崎真澄】30日に開業する北京-上海間の中国高速鉄道(中国版新幹線)「京(けい)滬(こ)線」の座席予約が低調だ。24日に発売された30日午後3時(日本時間同4時)に北京と上海をそれぞれ出発する1番列車の切符は10分ほどで売り切れたが、それ以外は空席が目立つという。 

その原因とみられるのが航空便の値下げ。・・・・・・

国内航空各社は、7月の同路線エコノミークラスの料金を大幅に引き下げ、最高で65%引きの400元(約5千円)のチケットまで登場した。これに対して高速列車の料金は555元(約7千円)。・・・・・・ 

また、手抜き土木工事の結果、線路の地盤が沈下して走行に支障をきたす恐れがある、などと指摘する工事関係者もおり、京滬線は波乱の開業を迎えそうだ。:2011.6.29 11:28 産経新聞 MSN産経ニュース 


技術支援を受けたことを国民に隠し、アメリカ特許を申請する事だけを大々的に報道するという「国威発揚のために報道する姿勢」からみて、もはや中国共産党の限界を示しているようです。

この体質は、韓国の軍事政権下で朴正煕〔1917- 大統領選在任:1963-1979〕が日韓条約を結んだことを国民に隠し、日本から様々な援助を受けた歴史がなかったことにしていたのと、共通しています。

中国も韓国も、共に全体主義的で、為政者の都合がいいように振る舞っております。どこまでも韓国は、中国そっくりなんですね。


潜入!闇のマーケット 中国“スーパーコピー”の衝撃

No.3857 NHK総合 2016年9月6日(火)放送 


まがいものに過ぎなかった中国のパクリ

沈静化するどころか、いよいよ本格始動し始めたようです。本物そっくりの商品が溢れかえり、元の企業が窮地に陥っているとのこと。

中国共産党の存続が危ない、となると本気を出すのですが、それ以外では「やりたい放題の国」それが中国で、もうとっくの昔から、国としての形式さえ疑われる始末です。

中国の超富裕層を含む一般庶民が海外へ出かけていって商品を買い集めて持ち帰り、「それを中国内でパクリ営業」し、やがては海外へ進出する、という事態を、中国共産党政府が「やはり利用する」のか、それとも「防ぐ構えを示す」のか、というところです。

この「中国のパクリ現象の原因」として次が考えられます。

  • かつて世界の企業が中国で工場を設立し技術を移転

これがパクリの原因でしょう。

さらに近年、海外企業が中国から撤退してベトナムなどの東南アジアへ拠点を変えたため、中国内で解雇された中国人技術者がパクリに手を染めたようです。必然的な結果でしょう。

  • 3Dプリンタの普及・・・・・・これで本物そっくりを作ります。

高価格な3Dプリンタであっても、パクリ製品の製造販売ですぐに元が取れるのでしょう。罪なものですが、便利なものが生まれると、必ずそれを悪用する人がいるものです。

  • 企業をリストラされた海外の人が中国人のパクリに協力

これも増えてきたようです。国家が規制してもなかなかその効果が現れにくいのですが、中国の場合、国家が乗り気ではないので、手に負えません。

もちろん中国が

スポーツの世界で薬物を隠蔽していることなどとっくの昔に判明していますが、報道規制・取材制限・だまし偽造の天下という「通常の国家ではあり得ないことが常識」の中国ですから、証拠を集めるのは至難の業でしょう。

まずは、ようやくロシアを『国家ぐるみの薬物隠蔽』で摘発したばかりで、いよいよ中国へ乗り出そうとしていますが、調査対象が広くなってしまい手に負えなくなっているのは、ご存じの通りです。

WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の規模を大きくすれば回避できそうですが、そうすると組織内での汚職などの腐敗を防ぐために、これまた莫大な資金が必要になってきます。

なかなか難しいもので

  1. 組織は、放置しておくと必ず腐敗しますが、それを防ぐためには透明性が必要です。
  2. そして透明性を高めようとすると、外部から近づいて美味しそうなニンジンをぶら下げる人があらわれ、それにコロリとだまされる人が出てくる、のも事実なんです。
  3. 自立性を尊重するあまり透明性を犠牲にすると必ず腐敗しますが、透明性を高めようとするとこれまた必ず腐敗する。どっちに転んでも腐敗するのですね。この腐敗をなくすのが、人類の叡智ですが、それが達成されるとその裏をかく人が、またまた出て来る始末。いつまで経っても「組織とだましあい」は延々と続くのでした。

分りやすく言うなら、中国での知的財産権無視の体質が深刻であり

  • こうなると企業努力が減り、技術革新の速度が低下するのではないか、と懸念されます。
  • そんな懸念など「まったくない」のが中国の実態。
  • 自分の利益だけにしか関心がないため、「国全体のことなど、どうでもいい」のでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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