カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

犬と猫

2018年04月04日 12時05分05秒 | 似た言葉

そこら中にありふれている表現としての「」。

その根拠として、どこでも見られるペットが挙げられます。

特に犬の場合は単なるペット以外に、錯覚かも知れませんが高齢者の話し合い手・優れた嗅覚を活かした麻薬犬・忠義さを活かした盲導犬、などが知られています。

朝鮮半島では「軽んじられる表現としての犬」がみられます。

「犬の子」と叫ぶ侮蔑語が、「売春婦の子」と同様に実際に存在するらしい韓国。

外国人が韓国へ大勢来る国際大会の時期には店頭から姿を消すけれどもそれが終われば再び始まるという犬肉食の国。もっと堂々としてもよさそうに思うのですが、きわめて珍しく「控え目」ですね。これが他の分野にも広まればもっと「マシ」な国になると思うのですが、まぁそれはいいとして・・・・・・

それほどではない日本でも

「犬や猫」は日常茶飯のこととして使われ、犬が人間の父親という意味不明なCMもあるほどです。

余談ですが「人間」と「入間(いるま)」は似てますね。


病院については

多くは「動物病院」ですが、まれに「犬猫病院」があり、これを「いぬねこ病院」と読ませているのか「けんびょう病院」と読ませているのか、私には分かりません。

昨日2018/04/03は岡山理科大(今治の加計学園)獣医学部の入学式があったようですが、これが「犬猫」に少しでも関係があるのかどうか、これも私にはわかりません。

犬(いぬ・ケン)

「いぬ」と読むことが多いのは 

秋田犬・しば犬

「ケン」と読むことが多いのは

土佐犬・甲斐犬・盲導犬・狂犬・犬歯・犬糞 

猫(ねこ)

「ねこ」と読むことが多いのは

家猫・ペルシャ猫・シャム猫・山猫


犬の場合、どちらでもよさそうですが

実際に存在する「都道府県」名の「県(ケン)」と紛らわしい場合には「秋田犬(あきたいぬ)」等とするのでしょうが、旧地名の場合には「土佐犬(とさけん)」「甲斐犬(かいけん)」と称しているようです。

要するに、どちらでもいいようですが、1つの正解がなければならない初等教育なれした人もいるし、「ケン」の場合と「どちらでもいい」場合を区別したがる人もいるようです。

日本の多様性とも言え、よくすると「共存」「共栄」ですが、悪くすると「混乱」「乱立」なのでしょう。 


漢字としては

ケン(漢音)(呉音)
いぬ(訓)

ビョウ(漢音)
ミョウ(呉音)
ねこ(訓)

それぞれの使用例として、次が挙げられます。

犬のくそ ・・・・・・どこにでもある汚いもの(減りました)
犬猿の仲 ・・・・・・仲が悪い(子猿が犬の背に乗る例外も)
犬死に  ・・・・・・無駄に死ぬ(リードが多いので減った)
犬の遠吠え・・・・・・臆病な人が陰で悪口(告げ口外交か)
犬も食わぬ・・・・・・誰も相手にしない

猫のひたい・・・・・・狭いことの別表現
猫も杓子も・・・・・・どんな人も
猫またぎ ・・・・・・まずい魚
猫をかぶる・・・・・・おとなしそうにする

多くは「ありふれた」さまを表わし、悪い事が多いようです。 

ただし「猫またぎ」には、食べかたが立派過ぎて他の猫が食べられないので「猫またぎ」になったという意味も。

はては性格診断にも使われる始末

  • リード(首輪)をつけられるかどうか
  • 室内で飼育されるかどうか
  • 疑い深いかどうか
  • エサ(金)を与えてくれる人にヨイショできるかどうか
  • 忠義を尽くすかどうか

さてさて、皆様はどう思われますか。


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