カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞448

2018年12月18日 09時57分57秒 | アジア

パキスタン中国領事館を武装勢力が襲撃 市民ら4人死亡:iza 2018.11.23


パキスタンでは

インドに対抗するあまり、中国に急激接近したためでしょうか、相当に反発する人たちもいるようです。

分離独立派・バルチスタン解放軍(BLA)の蛮行を認めるわけにはいきませんが、あまりにも強引すぎる中国の手法に破綻が起きています。 

すでに

  • スリランカでは、借金を返せなくなって、港を99年間中国に管理させるハメに陥ったようです。
  • モルディブなどでも警戒していますね。
  • ネパールではダム建設を停止し
  • ミャンマーでは9000億円の港湾開発を大幅に縮小し
  • マレーシアでも鉄道・パイプラインの計画を中止したとのこと 

国際報道2018(NHKBS1 2018/12/14)を参考にしています。

さてさて、皆様はどう思われますか。 


韓国の醜聞535

2018年12月18日 08時11分44秒 | アジア

確かに「自信」は

  • 自信過剰(うぬぼれ)
  • 自信喪失  

などあまりいい印象のある言葉ではなさそうです。

従って、朝鮮半島を語る時には欠かせないのでしょうね(笑)。


【コラム】米保守派「韓国は北朝鮮の思惑通り変わっている」・・・・・・

韓国の政治に詳しいワシントンのある専門家は先日

「韓国の歴代政権の中で今ほど過敏な政権はなかった」

と指摘した。この人物は

批判に対する過敏な反応を示すのは、自分たちが進める政策に自信がないことの表れだ

「政策の宣伝や目に見える外交ばかりを強化しても、政策の問題を補うことはできない」

などとして遠回しに韓国政府を批判した。:朝鮮日報 2018/12/16 


韓国政府に関しては、芳しいニュースが滅多にありません。これは、韓国自身が「自信」をなくしているからにほかなりません。

  • 批判に対して神経過敏になっているのは、自信がないから。
  • 独裁政権(中国・北朝鮮・ロシアそして韓国も)をみているとよく分りますが、自信がないからどこかを非難して相対的に自分の立場を上げようとしています。非難して自分の立場が上がることはなく、むしろ自分の地盤が沈下してしまうのですが、気がついていないのでしょうか。 

物知りは発見のチャンスに恵まれることが少ない。無知なものにとってはすべてが謎で解決をせまっている。宗教が謙虚を大徳と考えるのもそういう人間には発見の可能性が大きく、神秘にも参入しやすいからであろう。反対に傲慢が大罪となるのも、自信過剰では精神が枯渇しやすいことを洞察した結果であるに違いない。:P.73 外山滋比古「知的創造のヒント」講談社現代新書 


肩書きが良くなっても

  • 何かから学ぶ姿勢がないと、精神が枯渇するのでしょう。
  • 一方で、肩書きに相応しい「態度」「上からの視線」を強要されるかも知れません。
  • 朝鮮半島では、援助される側が「援助させてあげる(※1)」という独特の考えもあると言います。

これらの中から、その人だけの手法が生まれるのでしょう。

※1 

たとえば、誰かから援助を受けたとしますと、言葉では感謝を示していながら、態度のほうは「援助を受けてあげている」という威張ったものになってしまう。こうなると日本人は、言葉と態度が裏腹じゃないか、なんて生意気な奴なのかと感じることになるんです。このようなことは国民性の問題として、一番根本的なことです。:P.158-165 井沢元彦・呉善花「やっかいな隣人 韓国の正体」祥伝社黄金文庫 平成24年10月20日初版第1刷発行 


バードはドイツ語が話せるのだが、自信がない。一方私は、話せないのだが自信はある。というわけでだいたい私が交渉役として打って出た。

バードにいわせると、私のドイツ語というのは、英語をイタリア語風に発音しているだけのものだそうだ。・・・・

Can ve gefishen in it? [チチンプイプイ、そのイイカワツリ許可ですか?]:P.24 ヘミングウェイ「シュヴァルツヴァルトにて」ヘミングウェイ釣文学全集 谷阿休訳 朔風社 


ドイツ語を

バードは「話せが 自信はない

わたしは「話せない自信はある

おもしろいですね。

Can ve gefishen in it?

の意味ですが・・・・・・

チチンプイプイ、そのイイカワツリ許可ですか?

  • ヘミングウェイが魚釣り(fish)に興味があった。
  • ドイツ語には「gefishen」という単語はないらしい
  • どうやら「その川で釣りができますか」の意味らしい
  • 解読不可能な「英語+ドイツ語」のようです

私はこれをみて「へイングウェイ、やるな」と大声で笑いました

さてさて、皆様はどう思われますか。


苦労

2018年12月18日 03時41分13秒 | 生き方

多くのひとは、誰でも苦労をするものです。

中には、

  1. そんなのは苦労のうちには入らない、とするものもあれば
  2. 悲惨すぎて事実をそのまま語れず、一般論でごまかす場合

もあるようです。ここでは

自分が経験した苦労を「部下や子供」が同じように経験

  • するべきでない
  • するべきだ  

という両極端にわけてみました。多くは、その中間のどこかにあると思いながら、分りやすさを前面にだして・・・・・・。


自分と同じ苦労は「部下や子供」はするべきでない

  • きっと優しい人なんでしょう。
  • 今の時代は、かつての自分の若い時代とは違って、別の苦労があるのだと理解しているに違いありません。
  • 「昔と今とで共通のことも多い」はずで、それに対して自信をもっており、それだけは譲ろうとしないのが普通です。
  • しかし「昔と今とで共通のことがあるはず」と思っていても既に「共通ではなくなっている」かも知れず、これが心配なのです。
  • グローバル化を否定し駅前通りがシャッター街になったのは自民党のせいだとする左翼野党(岡田)もいるようですが、残念ながら直接的には岡田に縁があるイオン(ジャスコ)に責任があり、複合的には政策の問題があり、ひょっとしたらアメリカの政策に原因があるのかも知れません。
  • 何でも与党の責任にしなければ気が済まない野党の特徴でしょうが、その「分配をどうするか」「財源をどうするか」はどの党をも悩まし続けます。  

自分と同じ苦労を「部下や子供」はするべきだ

  • きっとその人は、苦労から多くを学んだのでしょう。
  • 今の若い人たちも、苦労してこそ本当の人生があるはず、と信じて疑いません。
  • しかし同じ時代でも違う見方をする人もいるし、時代が変わっているので同じ苦労があるとも限らないのです。そんなの大した苦労ではない、と思われるものが、新しい時代の人には深刻な悩みの種なのかも知れません。
  • 自分たちの時代と同じで、若い人たちには今まで自分が経験したのとは違う別の新しい苦労が待ち受けているものです。これは、新しい人たちには不可解なのと似て、新しい時代を経験しようがないかつて若かった人たちにも不可解、なのでしょう。
  • 結局は、前の時代の人たちの意見はあくまでも参考程度であり、多くは自分と自分の世代の人たちが解決するべき問題です。
  • もしも「今の人たちが自分たちが経験したのと同じ苦労をすべきだ」と言うならば、新しい時代の人たちにはそれだけ苦労が増えることになり、いったいどれだけの苦労が必要なのか分らず、「苦労で押しつぶされる」のがオチでしょう。そんなはずがありませんね。
  • そう、「昔と今とで共通のことも多い」と信じているのが、すでに間違っているのかも知れません。「昔と今とで共通のこと」が既に「共通でなくなった」と心配する人がいるのです。
  • 中国人は、自分たちの頃とくらべて「子どもたちのアルバイト料金が少ない」と嘆くようですが、一方では「子どもたちに楽をさせてはいけない」と現状を維持する考えもあるようです。問題なのは「楽をさせてはいけない」のは分るとしても、「自分の若い頃の苦労と同じことをさせたい」とうぬぼれことが多く、自分の経験が普遍性であると疑いなく信じているのが心配です。この人も、急激に変わりつつある世の中で「昔と今とで共通のことがあるはずだ」と疑ってはいないようです。 

かくして世代間のギャップは

  • 変化がないように見える安定した地域でも起こり得るし
  • 激変しつつある地域でも、より一層起こり得るのです。  

これらが分っていない多くの場合、常に年配者たちは

  • 「異なる時代」に生きていると部下や子からは
  • 「過去の栄光を重んじる」と疎んじられ軽んじられます。

言い替えれば「世代間のギャップ」は避けることができず常に存在します。

これを解決する方法は、今のところ2つあり

  1. 世代間ギャップの存在を、深刻な大問題とは考えないこと
  2. 多くの米社会の如く、かつての日本より親子の関係を疎にする

ことでしょう。

よく言われるのは

雇われる人には、雇う側の苦労が分らないもの

さてさて、皆様はどう思われますか。 


北朝鮮の醜聞127 米朝関係決裂か

2018年12月18日 01時58分24秒 | アジア

 


恩氏「一歩も譲歩しない」非核化で米けん制か:読売新聞 2018年12月17日 11時05分


再びあやしくなってきた米朝関係。 

  • 2018/04/26 ポンペオが国務長官に就任(ティラーソンの後任)
  • 2018/06/18 シンガポールで初の米朝会談(トランプー金正恩)
  • 2018/07/06 ポンペオが訪朝
  • 2018/10/07 ポンペオが訪朝
  • 2018/11/28 米が米朝交渉相手変更要求(金英哲→李容浩外相)
  • 2018/12/10 米が崔竜海らを制裁リストに入れる
  • 2018/12/17 金正恩が崔竜海を横に立たせた 

もともと

北朝鮮には非核化の意志はなく、仲介役を務めた文在寅の責任は見逃せません。つまり北朝鮮に「あいまいな姿勢」をそそのかせた罪で、これこそ瀬戸際外交でした。

それでも文在寅は、瀬戸際外交家らしく「自分には責任がなく、責任はアメリカにある」とし、北朝鮮に責任があることを認めないでしょう。

場合によっては、米朝関係が進展しない責任は日本にある、とするかも知れません(大笑)。このほうが当たり障りがないと考える独特の瀬戸際外交術がありますし、国民受けがいいのでしょう。

韓国政府は、自分の多すぎる落ち度をよそ目に、いま必死になって日本の落ち度を探し続けているに違いなく、何かあれば「それみたことか」と言おうとしています。尤も韓国民を代表しているとは思えない韓国政府の声明には、何の意味もありませんが・・・・・・。

はっきり言えば

国連制裁を受けたまま曖昧に米朝交渉に臨んだ時点で、すでに勝負が決まっていました。やっぱりか、と虚しさを感じた人も多かったでしょう。

そうです

いくら後ろに支持者「ロシアや中国がいる」と偽装しても、うぬぼれに基づく交渉を始めた北朝鮮がシンガポールでの米朝会談で実体をあらわすはずがなかったのです。

そして幾多の変遷を経て、ぶじに

米朝関係は「決裂

したようです。

もちろん私は、「決裂」が「再会」につながる恐れがあることを否定するものではありません。

私は、むしろその恐れを期待しております。問題はこの時期の「アメリカの大統領がトランプであった」ことであり、オバマ以前の大統領ならば騙せると信じていた北朝鮮に、やはり誤算があったと思うのです。

さてさて、皆様はどう思われますか。