中国で倒産500万件、失業1000万人 米中貿易戦争影響か:2018.12.23
中国が発表する数値には、信頼性がありませんでした。
元気のいい数値ばかりの発表が、それを象徴しています。
しかし今回は「不都合」な数値であり、「本物」とまでは言えませんが、今までとは一線を画した発表でした。
この情報が正しいとして、次のようなことが考えられます。
- 香港紙が指摘するように、米国の中国制裁から始まった米中貿易戦争の影響があったのか。
- ファーウェイ副社長のカナダでの逮捕や同社の人員削減計画の発表があったようで、これらも影響を受けているのでしょう。
中国国内で失踪し中国当局に逮捕されてICPO総裁を辞任した中国人は孟で、カナダで拘束されたファーウェイ社副社長中国人も孟でした。
そういえば孟子(もうし)というのも中国人で、「バカの壁」でおなじみの養老孟司(ようろう たけし)、東映~南海~阪神でおなじみの江本孟紀(えもと たけのり)というのもいました。
- 中国経済の縮小がささやかれていたのに、「元気のいい数値」ばかりでしたが、ここに至って不都合な数値の発表に踏み切った。
- 中国政府の発表では、都市部へ出稼ぎに来ていた740万人が起業のため農村部へ戻ったとしていますが、倒産500万件(失業者1000万人)を意味していると思われます。
- ただし、200万件以上の求人広告が消えたとか、失業者数が200万人も増えたという情報が中国共産党には不都合だったのか、掲載してから数時間後にはサイトから削除されているらしく、依然として当局の情報統制があるとみられています。
一方では世界の流れに逆行する報道もみられました。
中国政府、サイやトラなど絶滅危惧種の漢方使用を許可:大紀元時報 2018年11月01日
報道では
中国では1993年にトラの骨やサイの角の流通や取引を禁じていたけれども、今回は漢方薬での使用を許可したようです。
漢方薬以外の、はく製や装飾品としての違法取引には、目を光らせるのでしょうが、これらはワイロ文化が残っている中国では、実効性が疑われます。
まだまだ中国は、法治国家にほど遠いと言わざるを得ません。
さてさて、皆様はどう思われますか。