北朝鮮問題が膠着する今ですが
世界を見渡すと、いろいろな紛争がみられます。人間がいるところで問題のないところはありませんが、その中でも最大限になるであろうことは、次などでしょうか。
- ISなど中東情勢
ここで詳しく述べています。
- 朝鮮半島の状態
- 米中の貿易対立
中国は、必死になって韓国やカナダに対する報復をしますが、その後ろにいるアメリカには常識的な反発をするだけで、大きく逆らえません。
中国が安心して攻撃できるのは、韓国・カナダですが、これは世界中に無数の「敵」がいる中で韓国が安心して日本を攻撃できるのに似ています。あくまでも「仮想敵国」なんでしょう。
- 英国のEU離脱も差し迫った段階
「ISから完全解放」アバディ首相が勝利宣言:毎日新聞 2017年12月9日
1年前の記事とは言え
また「この記事は有料記事です。」となっているとは言え、イラクのアバディ首相が言っているので、少なくともイラクにとって重要な転機だったのでしょう。
イスラム国(IS・ISLE・ISISなど)に関しては
不可解なことが多い中東の中でも、もっとも「不思議」なことの1つでした。
言うまでもなくシリアでは、シリア政府軍(アサド大統領・イランやロシアの支援か)と反政府軍(アメリカを中心とする多国籍軍)およびクルド人などの国境を越えた人たちに加え、イラク(イランの支援か)などがからんでおり、ISとの、またIS内部での、「無慈悲な」対立があります。(「無慈悲な」は北朝鮮がよく使っていた言葉であり、ちかく復活するかも知れません。)
そのISがシリアでも「支配の終焉は、時間の問題」とされています。
ISに関しては、ロシアをちょっとふり返るだけでも・・・・・・
- 2011/03/15 シリア内戦始まる
- 2014/06/29 バグダディがIS樹立を宣言
- 2015/09/30 ロシアがシリア空爆を開始(駐在開始)
- 2017/12/07 ロシアが対IS勝利宣言
- 2017/12/11 シリアを訪問したプーチンが撤退を表明
- 2018/06/09 国益がある限りシリア駐在(撤退しない)
決して
ロシアは自分に不利なことや前言をひるがえすようなことを言いませんが、6ヶ月の間に「撤退する」→「撤退しない」へと豹変していることがお分かりでしょうか。
独裁国家(ロシア・中国・朝鮮半島など)では
その発言を注意深く追いかけないと、平気で矛盾することをしばしば起こし、決して「変更した・前言をひるがえす」などとは言わないものです。
国民へ報告する義務がある国でも正確でないことがあるのに、国民へ報告する義務さえない国もあれば、義務があるのに平気でウソをつく国もあります。
そこで情報を整理し、検索する技術が望まれます。
国家は「必ずウソをつく」という前提ですね。
尤も「整理し検索する」時点で、何かのバイアスがかかっていることも多いので、そこから導き出された結論にも注意する必要があります。
「一般的な常識」になっていることでさえ、あやしいのです。
社会には
「世論誘導」
「フェイク・ニュースを指摘する本人がフェイク」
ということもあり
「正誤」や「正誤の度合い」を視聴者が「自分で判断」する必要に迫られているのです。
いつまでも何かに頼ってはいられなくなったのです。
昔から変わらないとも言えますが近年顕著になっています。
世の変化は徐々にしか現われないもので、遠くから見ている人だけがわかるはずなのに、興味を示さなければ何にもなりませんね。
いち早くこれを察知する人が、先読みできる人とは言え、先ははどうなるか分らないので「打率」は高くありませんが、これこそ「自分で判断」するしかないことなのでしょう。
何かに頼っていると、積極的な人生につながりません。
いいか悪いか分かりませんが、組織に埋もれることなく、仕事が終わったら「自分なりに発信」して積極的に生きてみませんか(笑)。
自分なりに検索するのも、その一歩でしょう。
どうなる? 「イスラム国」崩壊後の中東:読売新聞 2017年10月28日
ISの歴史をふり返っていて、かなり細かいところまで掘り下げております。
さてさて、皆様はどう思われますか。