米国追従路線が自らの首をとる 7月9日

今週末は、いよいよ解散を覚悟した文字通り「ポスト小泉」を狙う人たちの、鼻息が荒い。各地で、小泉総理をけん制する発言が相次いでいる。「お土産」持参で望んだサミットは、テロによってぶち壊され、小泉総理にとって郵政民営化法案「可決」の代償は、予想以上に大きい。

法案に賛成した議員たちも、地元の有権者からは「何故、賛成なのか!」と責められているに違いない。「小泉総理の命令だから」と答えるのが精一杯で、まともに説明責任を果たせる議員などいるわけがない。結果、有権者の賛成票を投じた議員や小泉総理への不信感は、募るばかりだ。

ここまで来ると、鳩山由紀夫議員の言うように小泉総理は「死に体」だ。求心力がなくなった以上、お盆前にも「やけくそ解散」するかもしれない。しかし、その結果、自民党は惨敗する。一気に、政権交代ってことになるか!!

特に自衛隊のイラク派遣と郵政民営化が、小泉総理の信頼を失墜させた。小泉総理がひた走った極端な米国追従路線が、結局は小泉総理の命取りになるのだ。
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