広島6区の有権者を愚弄するホリエモン 8月20日

ホリエモンが、ついに尾道に降り立った。さぞかし、六本木とは似ても似つかぬ情景に、息を飲んだに違いない。私は、ホリエモンが選挙区として選んだ広島6区の出身。地域性や人間性を十二分に経験している者の立場で分析すると、とてもホリエモンに勝利はない、と思う。

広島6区は、尾道市・三原市が「都市部」。その他の広大な地域は、所謂「中山間地域・田舎」である。亀井静香氏の地盤は、その広大な中山間地域。ここの票が、大きくホリエモンに動くとは、私にはとても思えない。しかも、都市部と言っても、尾道市・三原市は地方の一小都市。大都会のように多くの浮動票が存在する所ではない。

そもそも、ホリエモンは、何のために立候補するのか?そのことを冷静に考えれば、広島6区の有権者ならずとも、ホリエモンに投票する人は多くはないだろう。ホリエモンへの投票が何を意味するのかは、明白だ。ホリエモンは、ライブドアが携帯電話をはじめ、通信・放送分野での「電波の割り当て・免許」を受けるために政府自民党と取引をしているにすぎないのだ。更に、ホリエモンは、小泉さんや竹中さん同様の親米主義者。そのため、金融資本主義と従米の小泉流・郵政民営化法案には、大賛成なのだ。

そんな、衆議院議員の職権を完全に「私物化」しようとするホリエモンは、政治を愚弄している。立候補することは自由だが、こんな人に投票する愚かな有権者が皆無であることを強く望む。
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