日米核密約の存在はいよい明々白々です。
そんな時民主党の鳩山代表は14日、「北朝鮮の問題を含めて、必要性というものがあったからこそ現実的な対応がなされてきた」と発言。アメリカによる日本への核持ち込みは当然といわんばかりです。
もともと彼は、「天皇を元首とする」「自衛軍を保持する」と主張する05年『新憲法試案』で、「核兵器、生物化学兵器をはじめとする大量破壊兵器は、開発し、製造し、及び保有することを禁ずる」、つまり、「核兵器を持たず」「つくらず」はいいが、「持ち込ませず」には口をつぐむ立場を明確にしています。
すなわち、「持ち込ませず」が入った非核三原則は非現実的で、非核二原則が現実的、という立場です。戦後、自民党が国民をだまし続けた外交・防衛政策を現実として受け入れる立場です。
実はきのうの訪問で、ある会社社長がこのことを話題にし、「鳩山さんはもともと自民党だからいいとして、民主党の中はどうなんだ。社民党がこの見解に異を唱えないのはどういうことだ」と共産党の私に聞くのでした。
さすがに私は答えようがないのですが、彼は間髪入れず、「けっきょくまともなのは共産党だ」と。
前置きが長くなりましたが、きょうは「日本国憲法を守るいわき市共同センター」による市内いっせい宣伝日。
私はこの体験をもとに、オバマ・アメリカ大統領の核廃絶演説などにふれながら、日本の進むべき道は、憲法9条を活かした自主・自立の外交政策への転換、これと表裏一体の国民の生活と権利を守るルールある経済社会の構築へ向けた選択が今度の総選挙で問われることを訴えました。
午後は地区党内の集まりがあり、私からは県議補選でたたかい抜き、総選挙での党の躍進の先頭に立つ決意を述べました。
ペロがわが家の庭にやってきた猫を見つけ、屋内からさかんに吼えますが、猫は悠然と立ち去っていました。