あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

学習と経験交流/建築事務所と亡き同級生/政治の責任

2009年07月11日 | 日々の活動



きのうの市長懇談に続き、「市立常磐病院を存続・充実させる会」の「活動の飛躍のための学習と経験交流会」がありました。

私は、勉強会で、「いわき市の方針と市議会各会派」をテーマに話したみぞぐち民子市議とともに、「常磐病院といっしょに地域医療を守ろう!」をテーマに話をさせていただきました。

内容は、市立病院民間譲渡の直接的要因が安倍内閣による「骨太方針2007」であること、関係者に相談なく進められた計画であることの検証、これが実は1980年代前半からの医療費抑制政策が根本にあること、その政策が医療需要・医療供給の両面から進められていること、そうであっても、自治体の仕事の柱は住民の福祉の増進であって、その足元で「医療崩壊」の実態が市民に不安を広げていること、だから自治体の仕事は国の社会保障費抑制策の転換を求め、市立病院の充実を図ることであること。

20分の持ち時間でしたが、30分ぐらいになったかもしれません。

会長さんが、「県議会議員経験者だけに、政治的問題も含め、たいへんわかりやすく話してもらった」と発言され、ホッとしたしだいです。

その準備の合間に午前中は病院近くの建築事務所をたずね、会合後は前回県議選直前に不治の病で亡くなった中学同級生宅に寄り、ご両親と懇談。

「難しい政治の話はあっちの世界の話と思っていたけど、この苦しい生活が政治の責任だ、ということがよくわかってきた」とのお言葉を、ものすごく重く受け止めました。



ペロはきのう散髪しました。