あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

カエル/チェルノブイリ20年

2006年06月04日 | 日々の活動


朝、庭にカエル。この時期になると、どこからやってくるのか、いつも現れます。

原発の安全性を求める福島県連絡会(原発県連)の学習会と総会が浪江町内でありました。
学習会は「チェルノブイリ原発事故20年―福島原発 いま何が問題か」と題して原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さんが講演しました。
日本の原発には、老朽化が加わった技術上の問題、地震多発国である地質上の問題、人口密集地域に近接する地理上の問題、実質的な規制機関が存在しない行政上の問題、事業者が安全よりも運転させることを優先させる営業上の問題、という五重の危険があるとの指摘ですが、福島県内に立地する東京電力の原発にももちろんそのまま当てはまります。



総会では私もごあいさつさせていただきました。
福島県は、核燃料サイクルはいったん立ち止まって国民的論議をすべきという立場ですが、それならば、使用済み核燃料は原発敷地内に安全かつ厳重に管理することで県外へ持ち出さないことを選択肢としてもつことがその立場に合致する、ということや、間近に迫っている「廃炉」について事業者に廃炉計画作成を求めるべきではないか、といった私の質問に、「国と事業者の責任」と主体性のない姿勢にとどまっていることなどを報告しました。