沖縄に行くと
大体村の同級生たちが集まってくれます。
先月行った時にも
急な訪問にも関らず9人集まって
いつものように酒を飲んであれこれ話しました。
今回はそんな同級生たちに
私がいつも思ってる事を話しました。
私が同級生たちを誇りに思うのは
自分たちの中では幼稚園以来
一切上下関係が無い
そんな奇跡の仲間だから
って言った訳ですが
皆さんピンと来ないようで
きょとんとしてましたね。
まぁピンとこないでしょうね。
なんせ彼らは平等な関係しか知らない訳ですからね
ただ
私は長年東京で生きてきて
友人関係と言えども
そこには順位がある
これを見て来たのでそう感じるのです。
普通は友人がが集まっても
経済的な格差や学歴
そんな物がどうしても人の心には住み付きます。
それでも表面上はとり繕って消化しますので
お互い友達
そう思ってる訳ですが
私自身は
いつも感じています。
今は友達かも知れないが
明日は敵になるかも知れないよ
って
つまり
たくさんの人が集まる都会では
お互い隠れた緊張関係がありますから
本当の意味での信頼
これが生まれにくいのです。
上下がある関係は
真の信頼は生まれない
そう思った方が良いのかも知れません。
一番分かり易いのが今のウクライナ戦争ですよね。
ロシアはウクライナを友人
なんて呼んでましたが
力を誇示して友情を強調しても
相手は決して警戒心を解かなかったのです。
まぁしかし国に限らず
格差の無い集団なんて滅多にありませんからね
実際には友情も滅多に無いのに
それをやたら強調する人達が多いのは
単に利害で結束したい
そんな思いがあるからです。
安倍元首相は
現職時代は
ロシアとの信頼関係を築いた
そう強調していましたが
実際には
ロシアは日本からの経済的な恩恵
安倍首相は北方領土問題を前進させて
自分の名前を歴史に残したい
こんな思いから
プーチンとの蜜月を見せつけた訳で
元々お互いの信頼関係なんて無かったのです。
ただ
残念な事に
こうなるとプーチンさんとの個人的な親密さ
これをアピールした事が裏目に出ましたね。
もう自民党での影響力も地に墜ちたのかも知れません。
そんな訳で
私は
上下関係や利害関係があれば
そこに友情は馴染まない
そんな考えです。
ですから
地主さんを連れての接待ゴルフもしませんし
同業者との飲み会も行かないのです。
若い頃はそんな事も普通にやってましたが
加齢と共に
上辺だけの友情を演じる
それが苦痛になってしまいました。
そして
どうしてそんな考えになったかと言えば
沖縄には真の友人たちがいるからです。
真の友人がいるから
上辺の友情は苦痛になるのです。
こんな性格ですから
到底政治家には不向きです。
今になると
何で政治学科になんか行ったんだろう
って自分ながら不思議に思います。