駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

明日からまた新しい一年

2016年09月30日 | 社内事情

当社は9月決算ですから 
 
今日は26期の最後の日です。 
 
どんな一年だったかと言うと 
 
まぁ好調でしたね 
 
売り上げを伸ばす事ができました。 
 
その理由は 
 
一つには不動産市場が好転したからです。 
 
業者向けの物件がよく売れました。 
 
つまり売買が好調だった訳です。 
 
ただ 
 
市場の好転だけが原因ではありません 
 
業績の低迷が続きましたので 
 
色々と改革をしました 
 
人員も減りましたし 
 
配置も換えました 
 
これが結果として良かった訳ですが 
 
色んな改革をした中で 
 
業績が上がった一番の原因 
 
これは 
 
顧客が減った事です。 
 
不思議な話ですよね 
 
お客様が減ったのに売り上げが上がる 
 
不動産業の特殊性を良く表しています。 
 
実際にはお客様が減ったと言うより 
 
減らしたのです。 
 
減らすのは簡単ですからね 
 
広告を絞るだけで良いのですから。 
 
どうしてあえて減らしたかと言うと 
 
昨年辞めた社員が 
 
顧客が多すぎて潰れたからです。 
 
つまり 
 
忙しすぎて 
 
質の高い営業ができなかった訳です。 
 
で 
 
結果 
 
顧客が少ない新人より成績が上がらない 
 
こんな皮肉な事になってしまった訳です。 
 
この社員の事を思うと 
 
どうしてもっと早く負担の軽減をさせてやれなかったか? 
 
悔やまれてなりません 
 
まぁ時計の針は戻せませんから 
 
同じ失敗はしない 
 
これが私が出来る事ですから 
 
あえて顧客を少なくし 
 
社員の負担を減らした訳です。 
 
負担を減らすと 
 
社員は 
 
本来力を入れるべき案件に時間を割く事ができます。 
 
リピターや紹介のお客様に 
 
質の高いサービスが出来ますし 
 
時間のかかる高額案件にもじっくり取り組み事ができる訳です。 
 
その結果 
 
顧客が減って売り上げが増える 
 
そんな事になった訳です。 
 
さて 
 
新しく始まる27期 
 
これ 
 
今年と同じ方向で行けば良い? 
 
ではありませんね 
 
また不動産市場は変わりますからね 
 
その変化に対応しながら道を探る事になります。 
 
ただ 
 
もう以前の大量にお客様が押し寄せる 
 
そんな時代には戻りません 
 
質の高さを追求する方向に進みます 
 
そのためには 
 
社員の質の向上 
 
これが欠かせません 
 
そしてその質とは 
 
知識と人格の向上に行き着きますから 
 
学ぶ時間 
 
これが大切です。 
 
ですから 
 
その時間を作るために 
 
休みを増やし 
 
休みを取りやすくする 
 
そんな方針を決めました。 
 
そのために 
 
定休日を増やし 
 
社員を増やす訳です。 
 
今までも社員には自由に取れる休みを与えてましたが 
 
実際には会社が開いてると 
 
休みはとりづらいものです。 
 
ですから 
 
さし当たり 
 
毎週水曜日に加え 
 
第一第三火曜日を全体休みとします。 
 
普通休みが増えるのであれば 
 
社員は大喜び 
 
って事になりそうですが 
 
そうでもないのが不動産の世界です。 
 
歩合給を稼ぎたい人は 
 
休みは要らない 
 
なんて思いますからね。 
 
実際私も若い頃はそうでした。 
 
まぁしかしここは 
 
少し余裕を持つ事が 
 
結果につながる 
 
この事を 
 
来期でしっかり確認する 
 
そんな一年となります。 
 
しかし 
 
いつも思いますが 
 
経営者は休まる事がありませんね。 
 
この体制にすれば 
 
私自身は 
 
負担が増えます。 
 
死ぬまで突っ走る 
 
どうやらそんな悲惨な先がチラホラ 

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外見が醜くなる分中身は幸せになる

2016年09月29日 | 人生一般
来店したお客様を私が直接接する機会はほとんどありませんが 
 
会社が狭いために社員が接客してる様子は伝わってきます。 
 
そしてそんなたくさんのお客様の語る話を聞いて 
 
私自身は大きく人生観が変わりました。 
 
どう変わったかと言うと 
 
勇気を頂いたのです。 
 
どんな人達から勇気をいただくかと言うと 
 
人生が上手く行ってる人達ではありません 
 
苦境に陥ってる人達から勇気をいただくのです。 
 
具体的には 
 
小さな子供を連れて部屋探しにくるお母さんはたくさんいます。 
 
母子家庭で 
 
パートをしながら一人で子育てをしてる訳です。 
 
本当に大変だと思いますが 
 
しかし可愛いお子さんを横に座らせ 
 
目は生き生きとして輝いています。 
 
また 
 
障害のあるお子さんを抱えて必死に生きてる人たちもたくさんいます。 
 
病気になり働けなくなって生活保護の人も頻繁にやってきます。 
 
そんな方達を見て 
 
いつも思う訳です。 
 
体が健康に恵まれてるのに悩む事の愚かさを・・ 
 
将来の心配をするのは余裕がある証でもあります。 
 
日々の生活に追われてる人は 
 
将来を憂う時間がありませんからね。 
 
この事が 
 
苦境に陥っても頑張って生きてる人達をたくさん見て 
 
理解できた訳です。 
 
それと 
 
先の心配する気持ちが強い人は 
 
基本的には臆病です。 
 
不安と恐怖は根っこは一緒ですからね。 
 
臆病を克服するには強くなる事が一番ですが 
 
それは生まれつきの性格もありますから簡単ではありません 
 
であれば 
 
その恐怖から逃れるには 
 
考える時間 
 
これを奪う事が一番なんです。 
 
さし当たり私も臆病ですから 
 
こんな感じで 
 
お客様に勇気を貰ったり 
 
あるいは余計な事を考える時間を意識してつぶしてる訳です。 
 
私は 
 
東京に出てきて今に至るまで 
 
一人で家でのんびり 
 
なんて経験はありません。 
 
結構厳しい青春時代でしたが 
 
この時にも母親の教えもあって 
 
余計な事を考える時間をつぶしていました。 
 
高校生の頃は 
 
部活のバスケもやりながら 
 
生活費を稼ぐために週末の試合がない時には 
 
桜木町で入れ墨の入った手配師のおじさんに仕事を貰っていました。 
 
部活と勉強と肉体労働 
 
これで私の高校生活は瞬時に終わってしまいましたが 
 
そのおかげで自殺せずに済んだと思っています。 
 
少しでも時間があると 
 
孤独と不安と 
 
そして望郷の念 
 
これが押し寄せてきますからね。 
 
まともな精神状態は保てなかったように思います。 
 
まぁしかし今にして思うと 
 
青春時代に先を憂うのももったいない話しですね。 
 
私はもうすぐ還暦ですが 
 
振り返ると 
 
毎年人生は楽しくなっていきます。 
 
中学時代が最悪で 
 
あの時と比べたら今は天国です。 
 
人は老いると外見は醜くなりますが 
 
その姿を見て 
 
将来を憂うのは大間違いです。 
 
神様は 
 
老後の楽しい人生を若い人達に悟られないように 
 
あえて頭を白髪にして顔に皺を刻むのです。 
 
私の母親は九十七歳 
 
認知症ですが 
 
今が人生で一番楽しいそうですよ。 
 
生まれた以上は 
 
せめてその極意までたどり着きたいものです。 
 
 
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お金で友人を裏切る人は普通にたくさんいますよって話し

2016年09月28日 | 不動産業界
昨日のクリントンさんとトランプさんの討論 
 
CBSでライブ中継してましたので 
 
仕事をしながらイヤホンをして聞いていました。 
 
実際に討論を生で聞くと 
 
この二人の違いが明確に分かりますね。 
 
何が分かるかと言うと 
 
二人の世界観の違いが分かるのです。 
 
その違いは一言で言えば 
 
お金が脳に占める割合です。 
 
トランプさんはビジネスマンであり 
 
また7度も破産した方ですから 
 
頭の中の大半はお金で占められてる 
 
この事がすぐに理解できます。 
 
同盟国に 
 
米軍の駐留経費を負担させろとか 
 
外国にアメリカの富を奪われたとか 
 
とにかくお金を基に世界観が出来てる 
 
そんな感じの人ですね。 
 
クリントンさんは 
 
若くして政治の世界に興味を持っただけあって 
 
明らかにお金は目的を達成する手段として捉えてる 
 
そんな風に感じました。 
 
まぁしかしこの話 
 
私達日本人から見れば 
 
お金に重きを置くトランプさんの姿勢はあまり好まれませんが 
 
アメリカンドリームの国ですから 
 
トランプさんもそれなりに支持を得てる訳で 
 
これもどっちが良くてどっちが悪い 
 
なんて単純な話でもありません。 
 
周りを幸福にするにはお金が必用なのは言うまでもありませんから 
 
国の指導者でも国民の富を語るのは当然でもあります。 
 
ただこのクリントンさんとトランプさんのように 
 
お金が占める人生の優位性 
 
これを尺度に見ると 
 
私達人間のカテゴリー分けが出来て 
 
不要な軋轢を避ける事ができる 
 
そんな風に思います。 
 
私自身若くして大金を得た時には 
 
それによって周りの人を見下す 
 
そんな人間になりかけた事があります。 
 
当時は気づきませんでしたが 
 
今にして思うと人がどんどん去って行きました。 
 
ただ私は幸いな事に 
 
そんな私の変化を厳しく指摘した友人がいましたので 
 
本来の自分に戻る事ができました。 
 
その友人は自ら天国に行ってしまいましたが 
 
今でも感謝しています。 
 
そんな感じで 
 
私のように会社経営をすると 
 
元々お金に対する思いが強くて開業する人も多いし 
 
開業するとお金が追いかけてきますから 
 
このお金が頭から消える事はない分けです。 
 
ですから 
 
私はあまり好きではありませんが 
 
トランプさんの脳がお金を基準に固まってるのは 
 
よく理解できます。 
 
7回も破産すれば 
 
そんな人間でなければ 
 
とても再起なんてできないとも思います。 
 
大体は一度の破産で 
 
再起を試みるより 
 
宗教的と言うか哲学的と言うか 
 
とにかく浮き世離れした世界に逃げ込んで 
 
無理矢理自分を納得させる 
 
これが敗者のパターンです。 
 
ところがトランプさんは 
 
挑み続けてますからね 
 
その意味では尊敬できる人間だとも言える訳です。 
 
まぁしかし 
 
この経営者がよく陥るパターン 
 
弊害も多いですね。 
 
私の祖母は 
 
私が小さい頃 
 
“じんにまやさり~ん” 
 
って言葉を使いましたが 
 
直訳すれば 
 
“お金にとりつかれる” 
 
って事です。 
 
経営者はこれにハマる危険性が高い分けです。 
 
お金にとりつかれると 
 
どんな事になるかと言えば 
 
例えば 
 
日頃親しくしてる人でも 
 
僅かのお金で裏切るのです。 
 
私のお客様でも 
 
ある商売をしてる高齢の女性 
 
すざましかったですね。 
 
私が売却の依頼を受けた土地がありますが 
 
これ 
 
高すぎて 
 
レインズに出そうが広告に出そうが 
 
全く反応がありません。 
 
で 
 
そんな状態が半年ほど続いて 
 
私に電話がありました 
 
“あの土地を友人が買う事になったから” 
 
と 
 
これでやっと売れない物件から解放される 
 
なんて胸をなで下ろしてると 
 
“契約書はおたくで作って、仲介料は私は払わないから買い主から貰って” 
 
まぁ有り難い話ですね。 
 
片手でもこちらが見つけた買い主ではありませんからね 
 
でも私はこの話はダメになる 
 
そう確信していました 
 
その女性の性格はよく分かってたからです。 
 
で 
 
1週間ほどしたら 
 
また女性か連絡がありました 
 
あの話はダメになったから 
 
と 
 
予想通りですが 
 
その次に信じられない事を言ってきました 
 
ダメになったのはオタクのせいよ 
 
って 
 
何がなんだか分からないので詳しく聞くと 
 
その買い主は幼なじみで 
 
土地の話しをしたら買っても良いって話しになったそうです。 
 
ところが 
 
その後 
 
当社の広告をネットで見て 
 
激怒したそうです。 
 
理由は 
 
その売主は 
 
当社に依頼した値段より 
 
500万も高く友人に売りつけようとしたからです。 
 
このもくろみがバレて 
 
60年の友情がふっ飛んでしまった分けです。 
 
そんな分けで 
 
このお金が人生の目的化してる人は 
 
これが価値観の頂点にある分けですから 
 
その人にとってお金の下に位置する人間は 
 
お金がからめば簡単に裏切る 
 
そんな傾向があります。 
 
普通滅多にお目にかかれませんが 
 
不動産の仕事をすれば簡単に出会えます 
 
親でも兄弟でも 
 
お金がからめば簡単に裏切る人 
 
ゴソゴソいます。 
 
そんな人ばかり見てきましたら 
 
トランプさんもそうなったんでしょうね。 
 
なんせ不動産王ですからね。 
 
特に多民族国家アメリカには多いはずです。 
 
まぁいずれにしても 
 
私には合わない世界ですから 
 
私自身は 
 
あえて同業者の友人も作らない訳です。 
 
不動産の仕事で作った友人は 
 
利害かがからめばすぐに裏切る 
 
経験的に分かってるからです。 
 
不動産の仕事には友情は馴染まない 
 
私の信念でもあります。 
 
トランプさんはどうなんでしょうね? 
 
いますかね? 
 
不動産屋のお友達は・・ 
 
多分回りは敵だらけだと想像しますが・・ 
 
 
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一番有り難いのは敵がいる事

2016年09月27日 | 社内事情
二十世紀の社会で最悪の人間はおそらくヒットラー 
 
それが常識でしょうね。 
 
しかしいつも思いますが 
 
実際には悪いのはヒットラーではありません 
 
ヒットラーを生み出した当時のドイツ国民です。 
 
ヒットラーは選挙で選ばれて台頭した訳ですから 
 
選んだのは国民です。 
 
しかし国民はヒットラーがそんな人間だとは思わずに投票したから罪は無い 
 
なんて言う人もいますが 
 
これも間違いです。 
 
ヒットラーが権力に上り詰めたのは 
 
その理由が大きく二つあります。 
 
一つは演説が上手かったからです。 
 
そしてもう一つ 
 
それは当時のドイツ社会で 
 
ヒットラーが敵をでっち上げて 
 
それに国民がまんまと乗せられて 
 
憎むようにまでなったからです。 
 
言うまでもなくでっち上げた敵はユダヤ人です。 
 
当時のドイツは第一次世界大戦で敗れ 
 
その賠償金で国民が疲弊してる所に 
 
その苦難の原因はユダヤ人 
 
なんてヒットラーが言い始めたので 
 
皆それを信じて 
 
結果国全体で侵略と虐殺の道にまっしぐら 
 
って訳です。 
 
このヒットラーの例に限らず 
 
人の集団をまとめるには 
 
敵を作る事が一番です。 
 
私が中学生の頃は 
 
学校内で対立してた不良達が 
 
他校の生徒が押しかけてくるって事になったら 
 
皆まとまって追い返した事がありますが 
 
まさにそれでしたね。 
 
日本でも小泉純一郎は抵抗勢力 
 
って言葉で敵を明確にしましたので 
 
国民から高い支持率を獲得できた訳です。 
 
今の中国や韓国も 
 
日本を敵視する事によって 
 
国の中の安定を保ってる訳ですから 
 
私達日本人は 
 
一歩進んだ国としていちいち相手の言動に感情的にならない事が大切 
 
私はそう思っています。 
 
日本を敵視してしか国をまとめられないとすれば 
 
まだ民度が低い訳です。 
 
知識の低さは視野の狭さですから 
 
この人達が多くなればドイツの悲劇につながる訳ですから 
 
隣国の成熟を待つ 
 
これが私達の取るべき態度です。 
 
この民度の違いが明確に分かるのが 
 
日本にもヒットラーを真似てる人間がいるので 
 
この事に対する国民の反応 
 
これを見ると 
 
隣国との差を私ははっきり感じます。 
 
ヒットラーがユダヤ人を 
 
社会の諸悪の根源にでって上げたのを真似て 
 
在日韓国朝鮮人 
 
これが日本社会の全ての病巣 
 
みたいなイメージを作ってのし上がろうとしてる人達がいますが 
 
基本的には成熟した日本では無理ですね 
 
せいぜい出来るのは 
 
社会に順応できない人達の居場所の提供 
 
この程度って感じです。 
 
が 
 
私達日本でも 
 
関東大震災までは 
 
朝鮮人の反乱のデマに踊らされて 
 
虐殺が行われてますから 
 
その当時は今の隣国より低いレベルの民度だった訳です。 
 
そんな事より 
 
今のように国民の知識と情報が進めば 
 
おそらく太平洋戦争も起らなかった 
 
そんな風に思います。 
 
そんな訳で 
 
今の時代でも邪悪な者は 
 
敵をでっち上げて 
 
無知な者を集めて自分の目的を遂げようとしますが 
 
敵の偽造はいけませんが 
 
組織をまとめて大きくするには 
 
明確な敵の存在は欠かせないって事にもなります。 
 
私が若い頃は 
 
大企業を敵に作り上げ 
 
学生を扇動する左翼系の人間がたくさんいました。 
 
つまり大企業を敵視する事によって 
 
自分たちの勢力を拡大し続けた訳です。 
 
さすがに勢力は衰えてますが 
 
このロジックを守り続けてる政党もまだいます。 
 
皮肉な事に時間が経過して見れば 
 
当時の左翼系の学生達も 
 
その大企業でほとんどの人は一生の糧を得て定年を迎えています。 
 
そんな訳で 
 
私は敵をでっち上げる勢力は右も左も好きになれませんが 
 
逆に言えばでっち上げる事無く敵がいれば 
 
それは大変有り難いとも言える訳です。 
 
その意味では当社は本当に恵まれていました 
 
ブログタイトルにある通り 
 
周りには明確な敵がまとまって存在したのです。 
 
地縁血縁の強いこの地で 
 
沖縄出身の私は随分目障りだったんでしょう。 
 
それでも大人はその思いを封印するものですが 
 
幸いな事に 
 
私の周りの同業者の皆さんは 
 
敵対心を露わにしてくれました。 
 
当時は 
 
社員同士何度も何度も会議をして 
 
結束して対峙しました。 
 
おかげで 
 
私達は今日まで生き残ってきた訳です。 
 
ですから 
 
敵は本当に有り難い 
 
私は心よりそう思っています。 
 
生まれ代わったらもうこの仕事はやりたくありませんが 
 
もしどうしても開業しなければならいとすれば 
 
また敵の真ん中に突っ込みますね。 
 
台風の目中が無風なのと一緒で 
 
ビジネスも敵に囲まれた方が強くなり安定する 
 
私が体験して分かった事です。 
 
 
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不動産屋泣かせの脳過敏症

2016年09月26日 | お客色々

社員を新しく採用する時にはいつも思いますが 
 
これだけ人生経験を積んでも 
 
実際には使ってみないと分かりません。 
 
いくら履歴書や経歴書を読んでも 
 
また面接で長く話しても 
 
どうして一緒に机を並べなければ分からない 
 
これが人間です。 
 
まぁしかしよく考えれば当たり前の話しですよね。 
 
何年も交際した恋人同志でも 
 
実際には一緒に暮らして初めて分かる事はたくさんあります 
 
ですから交際期間10年 
 
結婚期間1ヶ月 
 
なんて悲劇も起る訳ですから 
 
面接の僅かな時間で相手の事が分かる訳がありませんよね 
 
大体面接はお見合いと同じで 
 
応募者はとにかく良く見せようと繕いますから 
 
中々負の部分は見抜けない物です。 
 
ですから経営者は 
 
最後はある意味賭けに出て採用する訳です。 
 
これが吉とでるか凶と出るか 
 
神のみぞ知るって感じです。 
 
恋人や社員の場合は 
 
相手から見ても同じ事です 
 
自分がいくら満足していても相手が自分に幻滅すれば離婚は免れませんし 
 
会社も新しく入った人が失望すれば辞めて行きます。 
 
その意味では五分五分ですから 
 
自分に思わしくない結果でも受け入れ易い物です。 
 
この体験しなければ分からない物 
 
これに住宅があります。 
 
住まいも 
 
いくら事前に下見を繰り返しても 
 
いくら調べても 
 
実際には住んで見ないと分からない事 
 
たくさんあります。 
 
そしてその住んで見なければ分からない話の大半は 
 
どちらかと言えばガッカリ 
 
こんな事が多いのです。 
 
ですから 
 
住宅購入を希望する方 
 
特に中古住宅を買う方はその辺事前に頭に入れておくべきだろうと思います。 
 
不動産屋は大きな欠陥欠点は事前に説明義務がありますが 
 
小さな事はほとんど自己責任です 
 
しかし小さな事と言っても 
 
それが実際に小さな事がどうかは 
 
その人の脳の問題です。 
 
例えば近くに小学生のお子さんがいて 
 
毎日前の道路で友達同士でスケボーで遊んでる 
 
なんて事になれば 
 
それを不動産になんとかしろと言われてもなんとも出来ません。 
 
公道ですから誰でも等しく使う権利はある訳です。 
 
普通の人ならなんとも思わないこんな事が 
 
人によっては大問題になり 
 
不動産屋に怒鳴り込み 
 
対応が悪いと言ってはネットで悪徳不動産屋よばわりして中傷 
 
実際にあった事です。 
 
こんな方達を見るたびに思います 
 
過敏な方達は家を買うべきでは無いと・・ 
 
いずれにしても 
 
住宅は住んでみなければ分かりませんし 
 
些細な事が気になる神経質な方は 
 
気になる事だらけですから 
 
人によっては神経を病んでしまいます。 
 
隣地の車の出し入れも気になるような人は 
 
本人も苦痛かもしれませんが 
 
相手からしても大迷惑です 
 
せっかく大金を出して手に入れた住宅 
 
隣地が神経質なために 
 
夜間は一切車の出し入れができない 
 
なんて事では毎日ビクビクして生きる訳ですから 
 
そんな隣人が引っ越してきて大災難って事になります。 
 
とにかく私はこの仕事をしてつくづく思いますが 
 
今の日本人はものすごい勢いで神経質な人が増えています。 
 
その神経質な人に対応するために 
 
住宅の質やメンテは向上していますが 
 
人間の脳の過敏化に追いつくことはありません。 
 
私達は契約のたびにトラブルにならないように重要事項を説明しますが 
 
トラブルは増える一方です。 
 
そしてその原因のほとんどは人間の脳に由来します。 
 
私達不動産屋は物件については説明しますが 
 
人間の脳については説明できませんし 
 
防止もできませんからね 
 
いくら苦情を言われても自己責任って事になります。 
 
最近は隣人トラブルによる殺人事件も増えましたね 
 
殺人事件が増えたって事は 
 
殺人まで至らないために報道されないトラブルも増えてるって事です。 
 
そしてそのトラブルの大半は 
 
行き着くところが 
 
脳の過敏化って事になる訳です。 
 
そんな事件の被害に遭わないために 
 
不動産屋に苦情を言う前にまず自分の脳の健全化 
 
意識した方が良いですね。 
 
最近はこの意識が足らず 
 
自分は間違ってないと思い込んで 
 
ますます過敏化が進み 
 
そして最後は妄想から鬱病か統合失調症 
 
このパターンが激増してます。 
 
心の健康を保つには 
 
自分の脳を疑う事から 
 
私は本当にそう思います。 
    

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心と体はあまり仲良しではありません

2016年09月25日 | 人生一般

私の身近な人間に 
 
足の切断を余儀なくされた人がいますが 
 
切断前から頻繁に話しを聞いていましたが 
 
とても不思議な事ばかりでした。 
 
幻肢と言う言葉は知っていました。 
 
切ったはずの足が痛むって事です。 
 
脳が混乱してるんでしょうね。 
 
でもこの幻肢 
 
大変面白い事に 
 
義足をつけると治るそうです。 
 
不思議ですよね。 
 
私達の意識では足が無くなったことも義足である事も分かってる訳ですが 
 
同じ視覚情報でも 
 
無意識の脳の中では足が無い事に混乱したり 
 
あるいは義足がついたら 
 
足が戻ったと判断して落ち着いたりする訳です。 
 
こうやって考えると 
 
私達は自分の命は一つ 
 
なんて思ってますが 
 
実際には自我と肉体は必ずしも一致していなくて 
 
別々に存在する 
 
そんな風にも言える訳です。 
 
しかしこうやって分けて考えると 
 
私達が自分として意識する自我は 
 
まるで肉体の奴隷ですよね。 
 
24時間私達は体から発する命令に振り回されるって感じです。 
 
朝起きたら尿意をもようしてトイレに行かされます。 
 
そしたらすぐに空腹が襲い 
 
食事をとるように命令されます。 
 
まぁしかしこの体の命令に従える内はまだ良いですよね。 
 
現代の生活の中では 
 
時には体の指令に逆らわなければならない 
 
こんな事が頻繁に起る訳です。 
 
例えば 
 
今の時代一日中パソコンを使いますので 
 
すざましく目が疲れます 
 
目が疲れると 
 
体は休めと言う信号を発します。 
 
休めと言われても上司が目の前にいますから 
 
寝る事はできません 
 
で 
 
体は言う事を聞かないと 
 
ますます強い信号を発します。 
 
昼過ぎになると 
 
毎日この睡魔で苦しんでる人 
 
世の中にはたくさんいますよね。 
 
また 
 
突然襲ってくる便意 
 
これもたまりませんね。 
 
時々ゴルフに行くときに高速で 
 
こちらの事情も考えずに体は排便しろと命令します。 
 
排便しろと言われても 
 
この便は強烈な臭いを発しますからね 
 
言う通りにしたら 
 
皆さん談笑して楽しい時間なのに 
 
一気に窒息させてしまいます。 
 
ですから 
 
必死に体の命令に抗う訳ですが 
 
まぁ苦しいですよね。 
 
苦しいですが 
 
今までなんとか持ちこたえましたので 
 
私の便で同乗者お年寄りが窒息死 
 
なんて悲劇は起っていません。 
 
そう言えば今思い出しましたが 
 
私の兄は昔農機具の営業をやっていて 
 
沖縄の離島を飛び回っていました。 
 
でも飛行機は小さいですからね 
 
当然トイレはついていません。 
 
で 
 
ある時 
 
飛行機に乗ったらもの凄い腹痛が襲ってきたそうです。 
 
でも空の上ですからね 
 
どうしようもない訳ですが 
 
しかしその時には体の機嫌が悪く 
 
容赦なく排便命令が出続けたそうです。 
 
で 
 
兄は耐えられずに 
 
飛行機から飛び降りよう 
 
そんな決断をしたそうです 
 
が 
 
なぜか話はそこで終わり 
 
今も元気です 
 
残念ながらその先の話は語りませんし聞けません 
 
何があったんでしょうね? 
 
この位にしましょうね 
 
兄の名誉にかかわりますから・・ 
 
とにかく 
 
そんな訳で 
 
よく考えれば 
 
私達を一番苦しめるのは 
 
実は私達の体 
 
そうも言える訳です。 
 
まぁしかしそんな言い方をすれば体は悪人って事になりますが 
 
実際には単にわがままなだけですよね。 
 
機嫌さえ損なわなければ 
 
そんなに悪いやつではありません 
 
ですから 
 
まずどうすれば機嫌が悪くなるのか? 
 
それを理解して 
 
しっかり準備すればどうって事はありません 
 
兄も飛行機に乗る前日に大酒飲んだからそうなった訳です。 
 
まぁ分かってますよね 
 
分かってるけど 
 
つい 
 
体が嫌がる事をやってしまうんですよね 
 
タバコを吸ったり 
 
夜更かしをしたり 
 
もしかしたら 
 
体はただ素直なだけで 
 
悪人は自我かも知れませんね。 
 
おっといけない 
 
また 
 
私の下腹部に強烈な命令が・・・ 
 
豚肉はダメだと 
 
体は子供の頃から私に厳しく命令を出してるんですがね 
 
つい 
 
おいしそうなソーキだと 
 
ガマンができないのです。 
 
しばらく 
 
体との不仲 
 
続きそうですね。 

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楽あれば苦あり

2016年09月24日 | お客色々
昔の銀行は住宅ローンの融資で全額を貸し付ける事はありませんでした。 
 
2~3割の自己資金があって初めて融資をする訳です。 
 
今にして思うと 
 
この縛りがある間は銀行も顧客も健全でしたね。 
 
家を買おうと思う人は 
 
まずその目標に向かって長期にわたり自己資金を貯める訳です。 
 
逆に言えば堅実な人でなければ家は買えなかった訳です。 
 
当時は土地神話の時代ですから担保も十分確保できて 
 
銀行にとっては超安全な融資だった訳です。 
 
まぁしかし楽で儲かる 
 
そんな時代は長続きしませんね。 
 
その後住専が銀行のシマを荒らし始めて 
 
その内バブルが来て 
 
銀行もそれまでの秩序が崩壊しました。 
 
バブルの頃の銀行がどうだったかと言うと 
 
例えば当時ビッグスリーの都市銀行に私がアパートローンを申し込んだ事があります。 
 
価格は諸費用まで入れても一億程度ですし 
 
私が融資を申し込んだのは7000万程度です。 
 
しかし銀行からは1億全額借りて欲しい 
 
そんな話をされました 
 
まぁ今後の付き合いもありますから 
 
それは承知した訳ですが 
 
しかし実際の融資になると 
 
1億2千万を貸し付けてきました。 
 
いくらバブルと言え 
 
都市銀行が必要額以上に貸し付けるなんて事は考えられません 
 
で 
 
担当者に聞くと 
 
成績が厳しいために 
 
契約書を偽造して少し価格をふかしました 
 
って話しでした。 
 
まぁその時に思いましたね。 
 
銀行のモラルはそこまで落ちたのかと・・ 
 
その後の展開はもう歴史になったんでしょうが 
 
絶対につぶれないと思ってた銀行がバサバサ破綻しました。 
 
当然と言えば当然の結果ですよね。 
 
その体験から 
 
私は規律を大幅に逸脱する金融は必ず崩壊する 
 
これを確信してる訳です。 
 
今の日銀の姿勢も 
 
もしかしたら今度は日本の国をガタガタにする 
 
そんな危険も感じています。 
 
まぁ国レベルの事は私の力が及びませんから諦めますが 
 
しかしこの銀行の過剰貸し付け 
 
この名残で住宅ローンはほぼ100%組める状態になりました。 
 
これが 
 
私が若い頃とは大きく違う環境になりました。 
 
具体的には 
 
売却を考えても 
 
残債がそれを妨げる 
 
これが普通に起る訳です。 
 
残債が上回ると言う事はお金を持ち出す訳ですが 
 
これが時には1000万円単位になる訳です。 
 
もともと頭金さえ貯められなかった人達ですから 
 
そんな余剰金がある訳がないですよね。 
 
結局 
 
現実に直面して買い換えを諦めるって事になります。 
 
ですから特に若い人達 
 
新築マンションの設備に目がくらみ 
 
購入する人も多いですが 
 
買うときには 
 
もうそこは永遠の住処 
 
人によってはその覚悟が必要だろうと思います。 
 
永遠の住処って事は 
 
奥さんが離婚して出て行っても 
 
あるいは会社が倒産して 
 
新しい勤務先が遠くなっても動けないって事です。 
 
その覚悟がないまま 
 
私達不動産が査定して始めて現実を知り 
 
動揺する人も多いですが 
 
今の時代はとにかく 
 
金銭的に余裕が無ければ 
 
買い換えも売却も困難になる 
 
この事は購入する時に 
 
しっかり頭に叩き込みたいものです 
 
 
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政治家や出来るビジネスマンのケンカは皆演技

2016年09月23日 | 不動産業界
テレビが出始めた頃 
 
多分大人も子供も揃って熱狂したのがプロレスですね。 
 
私の家では父親も祖母も大好きで 
 
タッグマッチで負けそうになった外国人レスラーを助けようと 
 
待機してる仲間のレスラーが 
 
ロープを跨いで後ろから迫って日本人レスラーを蹴っ飛ばす定番のシーンに 
 
いつも興奮して 
 
“うしろ うしろ” 
 
って叫んでました。 
 
当時はプロレスは真剣勝負だと誰も疑いませんでしたからね 
 
今にして思うと 
 
メイインイベントの1本勝負が 
 
いつも放送終了間際に終わる事で簡単に演出に気づく訳ですが 
 
当時の日本人はまだ純粋だったために見事に騙されてた訳です。 
 
日本人のヒーローは力道山だとかジャイアント馬場 
 
って感じでしたが 
 
ヒーローを生み出すための悪役 
 
これは絶対に欠かせませんね 
 
私がよく覚えてるのは 
 
4字固めのデストローヤーと噛みつき魔ブラッシーですね。 
 
学校でもプロレスごっこをよくやりました。 
 
小学校2年生の時に同級生ケンカして 
 
見事にエビ固めで負けて大泣きした事は 
 
ついこないだのように良く覚えています。 
 
そんな訳で 
 
私達はヒーローと悪役 
 
この演出に見事にハマった訳ですが 
 
プロレスは芝居 
 
これを最初に悟ったのが 
 
ジャイアント馬場は試合が終わった後は 
 
ブラッシーやデストロイヤーと仲良く食事してる 
 
って報道を目にした時ですね。 
 
裏切られた 
 
そんな思いが脳裏を走り 
 
一気にプロレスへの憧れは消え去りました。 
 
私だけではありません 
 
それ以来プロレス人気は急下降でした。 
 
しかし今にして思うと 
 
演出があったにせよプロレスは過酷でしたよね 
 
流血騒ぎや骨折騒ぎ 
 
演出だけではありませんからね 
 
それと 
 
本気でケンカすれば死人が出るはずですから 
 
そもそも真剣勝負の殺し合い 
 
みたいなイメージを持った自分が幼かった訳です。 
 
それと 
 
私達がヒーローだと思ってた力道山 
 
その後の報道では 
 
人間的に大問題って感じですよね。 
 
陰湿なイジメをやってたなんて話しを弟子のレスラーが語ってました。 
 
逆に悪役の代表みたいなイメージのデストロイヤー 
 
その後日本のバラエティーによく出てましたが 
 
ひょうきんな男でしたね。 
 
演出で悪役とヒーローに分かれてた訳ですが 
 
 
実際には逆 
 
そんな感じです。 
 
またこれまた今にして思うと 
 
例え演出であっても 
 
試合では相手を流血するほど殴ったり 
 
立ち上がれないほと痛めつけたりしたのに 
 
試合が終われば楽しく食事 
 
この話しもすごいと思いますよね。 
 
気持ちの切り替えが良く出来る物だと感心します。 
 
しかし事は 
 
プロレスだけではなく 
 
人間の社会、特にビジネスの世界では絶対に欠かせない事ですよね。 
 
例えば会社 
 
これは社員同士毎日顔を合わせてる訳ですから 
 
ある意味火薬庫みたいなものです。 
 
当社を見ても 
 
社員同士毎日のように言い争いがありますし 
 
私ともガンガンやり合う事は良くあります。 
 
当社の社員に優秀な人間はいませんが 
 
唯一誇れる所が 
 
この言い争い 
 
尾を引く人間が一人もいないです。 
 
激しく怒鳴り合っても 
 
翌日には皆何事も無かったかのように談笑しています。 
 
だから当社の空気はいつも良い訳です。 
 
これが一人でも 
 
仕事上での言い争いを根に持つ人間がいると 
 
会社全体の空気が悪くなりますから 
 
経営意欲も失せてきます。 
 
そんな訳で 
 
プロレスもリングを下りたら仲間同士 
 
激しく殴り合っても談笑して食事って事になる訳ですから 
 
会社も所詮リング 
 
その上での争いは所詮演出の一部 
 
こんな風に割り切る事ができれば 
 
会社生活も捨てた物では無い 
 
そんな風に思えるはずです。 
 
 
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ババ抜きは早くも終盤?

2016年09月22日 | 不動産業界
政務調査費の不正請求問題 
 
今は富山県議会が大騒ぎですが 
 
日本中の地方議員の皆さんビクビクしてるでしょうね。 
 
これ一部の議員の問題ではありません 
 
多分このお金は 
 
好き勝手に使って良い 
 
こんな意識が議員さんの中では蔓延してたのだろうと思います。 
 
つまり悪い事だとは思ってなかった訳です。 
 
ところが 
 
ある日を境に 
 
この常識がひっくり返っりました。 
 
言うまでもなく 
 
兵庫県議会の野々村議員の号泣記者会見です。 
 
あの号泣がなければ 
 
一地方議員の会見が全国で流れる事もなかったでしょうから 
 
政務調査費の問題が全国的に浮かび上がる事も無かった訳です。 
 
もしかしたら桝添知事の辞任も無かったも知れませんね。 
 
そうやって考えると 
 
富山県議会の皆さんもある意味災難ですね。 
 
この問題は 
 
議員個人の問題と言うより 
 
制度の運用に問題があった訳ですが 
 
しかし今回の騒ぎで 
 
大きく議員さんの意識が変わりますから 
 
日本中では莫大な税金のムダ使いが無くなるんですよね。 
 
その意味では大変良い結果となる訳です。 
 
しかしこのムダ使い 
 
市民オンブズマンやなんかが長年頑張ってもどうにもならなかったのに 
 
たった一人の男が 
 
カメラの前で大泣きしたために一気に解決した訳です。 
 
皮肉な話しですが 
 
結果としては 
 
政界浄化に一番寄与したのは野々村議員って事になります。 
 
しかし世の中の動きは 
 
大体そんな物ですよね 
 
一人の個人によって 
 
世の中全体がガラッと変わる 
 
これは歴史を見ればよくあります。 
 
最近では 
 
チュニジアで自殺した一人の露天商の青年 
 
これがアラブの春となり 
 
カダフィー、ムバラクを政権から追放し 
 
そしてシリアの内戦やISの台頭につながってる訳です。 
 
歴史にもしは馴染まないとも言われますが 
 
あの青年の自殺がなければ 
 
中東では独裁政権が続き 
 
結果ISの台頭もなければ 
 
こんなにたくさんの人が死んだり 
 
あるいは難民が発生したり 
 
なんて事もなかったのかも知れません。 
 
まぁしかし個人が全てを引き起こした訳ではありあせんね 
 
元々ガスが充満してるような感じで 
 
社会に不満が鬱積していて 
 
その点火剤の役目を自殺した青年が担った訳です。 
 
ですから 
 
時代の変化を読みたいのであれば 
 
むしろ爆発前のガスがどれだけ溜まってるか? 
 
ここに気を配るべきですよね。 
 
爆発すれば様相は一変するのは今の中東を見ればよく分かりますが 
 
私達日本でも同じ充満の危険を感じるようになりましたね。 
 
それはアベノミクスと日銀の異次元の金融緩和 
 
どうもこれがいっぱいいっぱいで崩壊寸前 
 
そんな気がします。 
 
不動産業への融資がバブル期を上回った 
 
なんてニュースが流れましたが 
 
私達の現場では 
 
買い付けを入れた業者が 
 
銀行から融資を断られた 
 
そんな話しをチラホラ聞きます。 
 
不良在庫が溜り 
 
そっちを処分してから金を借りに来いって訳です。 
 
実需がほとんど伸びないのであれば 
 
仮需が崩壊すれば 
 
もう大災害ですからね。 
 
私自身は 
 
それにおびえながら 
 
ビクビク経営をしてる訳です。 
 
ババ抜きも終盤 
 
私が今感じてる事です。 
 
 
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人間が作る社会は錯覚だらけ

2016年09月20日 | 世間一般
去年同級生たちと福岡に行ったときに 
 
友人がマジックバーに連れて言ってくれました 
 
一流のマジシャン達がバーのカウンターの上で手品を見せてくれる訳ですが 
 
改めて目の前で見せられると本当に感動しますよね。 
 
今は手品だって分かってますが 
 
もしこれが大昔の人にやって見せられたら 
 
間違いなく魔法使いだと思うでしょうね。 
 
神にされてしまうかも知れません。 
 
しかしこのマジックを見ていつも思いますが 
 
私達人間の脳は本当に大したシロものじゃないんですよね。 
 
視野が狭いのに 
 
その視野の中に世界を閉じ込めるから手品が見破れない訳です。 
 
先入観と言うか錯覚と言うか 
 
こんな物に対して極めて脆弱 
 
これが私達の脳なんです。 
 
そんな訳で極めて能力の低い私の脳ですが 
 
それでもその低さを意識するのと 
 
あるいはその低さを無視するのとでは 
 
私達の人生は大きく違ってきます。 
 
特に私達の仕事のように 
 
たくさんの人の利害の間に立つ仕事は 
 
この意識を強く持つ 
 
これが大切だと私は思います。 
 
人間の視野が狭いと言う事は 
 
実はその狭さが問題ではありません 
 
視野は狭いですが 
 
皆見る視点が違うと言う事です。 
 
と言う事は 
 
同じ物を見ても 
 
皆違う姿を見てる訳です。 
 
これが私達人間のトラブルの原因の大半です。 
 
政治で言えば 
 
例えば北朝鮮がミサイルを発射したと報道されれば 
 
ある政治勢力は日本を守るためには 
 
さらに強い日米同盟が必要だ 
 
なんて考えて 
 
アメリカのご機嫌取りに安保法制 
 
なんて事になる訳です。 
 
また違う政治勢力は 
 
アメリカの軍事基地があるからそこに北朝鮮のミサイルが飛んでくる 
 
だからアメリカ軍は出て行け 
 
なんて全く正反対の主張をします。 
 
こんな感じで 
 
延々と対立する訳です。 
 
またゴルフでは 
 
良く他のプレーヤの悪口が飛び交いますが 
 
プレーに集中して口をあまり利かない人には 
 
“あんなに不機嫌な顔されたらこっちがつまらない” 
 
とか 
 
逆に良くしゃべる人には 
 
“あんなにしゃべられたらプレーに集中できない” 
 
なんて正反対の話しがよく出ます。 
 
これも自分のゴルフ姿勢からした他人を見れない人間の欠点の表われです。 
 
そんな感じで 
 
私たち人間は 
 
皆視野が狭く違う角度から見てるのに 
 
自分に目に入る物が正しい 
 
そう思い込む大きな欠点があります。 
 
ですから 
 
その欠点を意識して 
 
その弊害を最小限に抑える 
 
それが争いを防止する事になる訳です。 
 
逆に言えば 
 
やたら喧嘩してる人は 
 
全て自分の価値観を疑わない視野狭窄が悪化した人たちです。 
 
特に中高年のトラブルメーカーはそんな人だらけです。 
 
家主がそのタイプであれば 
 
玄関先を掃除しない入居者に非常識だと怒ります 
 
また入居者がそのタイプだと 
 
玄関先を掃除しない家主に怒り 
 
家賃を払えない 
 
なんて言って来たりします。 
 
そんな感じで私達の仕事は 
 
この人間の視野の狭さに悩まされる 
 
こんな宿命を背負ってる訳です。 
 
で 
 
不動産屋自信も 
 
中高年になると 
 
トラブルが多くなる人 
 
たくさんいます。 
 
これも 
 
加齢と共に視野が狭くなる訳です。 
 
以前も書きましたが 
 
今年せっかく契約になったのにその後解約になった売買案件があります。 
 
それは 
 
新築物件で売主業者の担当の60代の営業マンに 
 
こちらが調べた引込管の口径と 
 
売主が口頭で伝えた口径が違う 
 
この事を訊ねたら 
 
半狂乱になって 
 
そんな事は仲介業者が調べるべきだ 
 
なんて怒鳴り散らかした訳です。 
 
手数料を貰う訳ですからね 
 
それもそうかも知れませんが 
 
しかし私達は 
 
不動産屋のプライドより 
 
買主の安全 
 
これを優先しますから 
 
“ご自身の物件でありながらこの程度の事を答えるのも面倒であれば先が思いやられますから契約は止めましょう” 
 
って訳です 
 
まさかの展開にキョトンとしてましたが 
 
これも 
 
同じ不動産屋でありながら 
 
私とその人とは大きく見てる物が違った訳です。 
 
この視野の違いが 
 
時には大きな損失にもつながる 
 
この事を私達はいつも意識して 
 
なるべくムダのない仕事をしたいものです。 
 
 
 
 
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人は力では動きません 心で動くのです

2016年09月20日 | 人生一般
まだ働けるのに社会生活が上手く送れずに生活保護 
 
なんて方達とたくさん接してきましたが 
 
その中の大半の方は 
 
少し自分の性格を見直すだけでそうはならなかったのに 
 
なんて思います。 
 
特に感じるのは 
 
支配型と言うか命令型と言うか 
 
そんな性格が災いして周りから疎まれる人ですね。 
 
例えば 
 
アパートの前で若者が大声で話していてうるさい 
 
なんて事があります。 
 
直接注意する勇気はありませんから 
 
私達に電話をかけてきます。 
 
なんとかしろと・・・ 
 
しかしこちらも業務が終わって自宅でビールを飲んだりしてる事があります 
 
当然すぐには行けませんね 
 
また路上で騒ぐ人まで不動産屋の責任ではありません 
 
警察の仕事です。 
 
そんな話しをすると 
 
それだけで逆上して 
 
とにかくすぐに来い 
 
何て騒ぎ立てる人がいます 
 
それでも行けないと言うと 
 
脅迫まがいの言葉を発する人がいます 
 
こんな感じで 
 
何でもかんでも人に対して命令口調の生活保護 
 
本当にたくさんいます。 
 
これでは会社勤めは上手く行きません。 
 
また当社の担当が本当に困り果ててましたが 
 
家主さんにもこのタイプはいます。 
 
担当が夏休みで家族と出かけてるのに 
 
水道が水漏れしてるのですぐに来いって訳です。 
 
こんな家主に限って 
 
管理費も惜しんで自主管理ですから 
 
これも当社で責任を持つ話しでもありません 
 
にも関わらず 
 
命令口調で怒鳴る訳です。 
 
こんな家主の皆さんも 
 
大体家賃収入だけで生活していて 
 
働いてないケースがほとんどです。 
 
この方達の人生がどうすれば簡単に好転するかと言うと 
 
基本的に成人に物事を強制する事の重大さ 
 
これに思いが至らない訳です。 
 
私たち人間は牛や馬ではありません 
 
人に指示されてそれに納得するには 
 
それなりの理屈が必要です。 
 
例えば会社であれば 
 
給料を貰う訳ですから 
 
上司の命令には従う 
 
これには違和感がありません 
 
顧客に対しても 
 
利益をもたらす訳ですから 
 
その指示には大体納得できます。 
 
つまり 
 
私たち人間は 
 
筋の通らない指示には反発する 
 
そんな生き物なんです。 
 
にも関わらず 
 
自分の感情だけで 
 
大の大人に命令するから 
 
周りから疎まれ 
 
結果生活保護って訳です。 
 
ゴルフの教え魔もほとんどがそれです。 
 
皆自分の金でプレーしてるのに 
 
ゴルフの上手さで勝手に自分を高みに置いて 
 
下手な人にああだこうだと押しつけるように命令する訳です。 
 
結果仲間がいなくなり 
 
ネットであっちこっちに出没する嫌われ者となります。 
 
そんな感じで 
 
私達人間は 
 
社会生活を円滑に送るためには 
 
相手に指示するためには 
 
そこに相手が納得するだけの理由 
 
これが絶対に必要な訳です。 
 
これが理解できずに 
 
自分の感情だけで 
 
頭から抑え付けるように語るのがクセになってるから 
 
孤独になる訳です。 
 
しかもこの理屈づけ 
 
言葉を発する方だけが筋が通っていると思っても 
 
相手がそう思わなければ 
 
これまた結果は同じ事です。 
 
そのためには 
 
人に指示をする立場になったら 
 
部下の些細な表情の変化 
 
ここまで気を配り 
 
しっかり納得してるのかどうか? 
 
この確認を怠ってはいけません。 
 
それを怠ると 
 
いつも素直に指示にしたがってた部下が 
 
ある日突然辞表 
 
って事になる訳です。 
 
そんな訳で 
 
私たち人間社会は 
 
どうしても指示し指示される 
 
こんな事はたくさんありますが 
 
指示する側は 
 
相手は納得するだけの理由がなければ 
 
いつか自分にはね返る 
 
これをしっかり意識しましょう。 
 
感情に流されて言葉を発するタイプは 
 
原則的に人の上に立つべきではありません 
 
立つべきでないと言うより 
 
自然に下ろされます 
 
そして 
 
その行き着く先が 
 
ボロアーパートで一人暮らしって訳です。 
 
そんな訳です 
 
私に 
 
パートさんに頼み事するときに社長はビビり過ぎ 
 
なんて言った人がいますが 
 
そりゃそうですよ 
 
私は人に指示する事の重大さをしっかり理解していますからね。 
 
それと 
 
成人である以上は 
 
パートさんも安部首相も同じです。 
 
人間の心に差はありません。 
 
 
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見据えてるのは自分の死後

2016年09月19日 | 社内事情
小池知事と蓮舫の民進党代表就任 
 
明らかに日本の社会の変化を感じますね。 
 
日本だけではありません英国ではメイ首相 
 
ドイツはメルケル首相 
 
韓国は朴大統領 
 
これでアメリカもクリントンとなれば 
 
もう世界の流れは女性指導者 
 
そう言っても良いかも知れません。 
 
そんな中で 
 
習近平とか安部首相は男と言うだけで時代遅れ 
 
なんてイメージも近々出来上がるかも知れませんね。 
 
実際には女性が台頭してきてどうなるかは分かりませんが 
 
時代が求めてる訳ですから 
 
良い方向に行くような気がしますね。 
 
でも 
 
どうして女性を指導者として求める時代が来たのでしょうか? 
 
直感的に分かるのは国と国との戦争が無くなったからですよね。 
 
戦争となればどうしても男性の指導者を選ぶ 
 
これが国民の心理だろうと思います。 
 
実際に北朝鮮やらロシアやら 
 
戦争の危険がある国に女性指導者は兆しも見えませんからね。 
 
そんな感じで争いがあれば男が求められ 
 
平和であれば女性が選ばれる 
 
この原理は間違いなく存在するように思います。 
 
しかし掘り下げれば 
 
実際には男性指導者なんて存在しない 
 
そんな風に思う事があります。 
 
例えば北朝鮮の金正恩 
 
きれいな奥さんにべったりって感じですよね。 
 
また習近平も美人の奥さんがいます。 
 
独裁者の影に女性あり 
 
なんて言葉がありますが 
 
歴史を見ると 
 
独裁者を動かしてるのは女性 
 
こんなケースが無数にあります。 
 
ヒットラーとエヴァブラウンは有名ですが 
 
私が記憶してる中でも 
 
ルーマニアのチャウシスクとエレナ 
 
毛沢東と紅青 
 
フィリピンのマルコスとイメルダ 
 
とにかく独裁者は実際には女性に操られてる 
 
そんな風に思る事例がたくさんあります。 
 
ですから 
 
今私達は女性指導者が出てきて 
 
女性の台頭を感じていますが 
 
実際には 
 
私達人間社会は 
 
元々女性が支配してた 
 
そんな風にも言えると思います。 
 
神話の世界でも 
 
日本では天照大神とか卑弥呼とか 
 
沖縄ではアマミキヨ 
 
大昔も女性が支配したのが分かります。 
 
が 
 
独裁者を表に出して影で女性が操るパターンと 
 
今の時代のように女性が表に出てきて指導者になる 
 
これはいずれも女性が支配してる訳で同じ 
 
なんて思いがちですが 
 
実際には全く違います。 
 
歴史上の悲劇は 
 
影で男の独裁者が操られるパターンで起ってます。 
 
どうしてそうなるか? 
 
それは表に出れば国民に支持されない邪悪な女性が 
 
自分の操り人形の男を使って国を思い通りにできるのが 
 
この構造だからです。 
 
ところが 
 
選挙で選ばれる女性は 
 
国民の支持がなければ指導者になれませんから 
 
影の女とは根本的に違う訳です。 
 
逆に言えば 
 
女性が表に出て指導者になれば 
 
影で邪悪な女性が国を動かす事ができない訳でから 
 
私自身は女性指導者の表舞台への登場 
 
これには大いに期待してる訳です。 
 
そんな感じで 
 
ウラで男を使って女性が国を思い通りにする 
 
この構造は過去の悲劇として無くなりつつありますが 
 
企業 
 
これはまだまだそんなケースがたくさんあります。 
 
特に零細の不動産屋 
 
こんな会社だらけです。 
 
当社の近くにも 
 
社長がダンナさんで 
 
実際の支配者は気の強い奥さん 
 
なんて会社だらけですが 
 
悉く当社とは絶縁関係になりました。 
 
なんせ当社の存在自体が気に要らない訳ですから 
 
何でもかんでも感情的になり食ってかかる訳です。 
 
まぁ絶縁すればケンカもないですからね 
 
今は平和になっています。 
 
逆に私の知り合いに女性の社長さんがいますが 
 
この方は大変温厚で知性があり立派な方です。 
 
不動産業界でも 
 
蓮舫や小池知事と同じで 
 
女性が表に出るためには人格が伴う必要がある 
 
ってのがよく分かります。 
 
とにかく私自身は 
 
影で気の強い奥さんがウラで支配する零細不動産屋 
 
この構造に辟易してますから 
 
自分の会社に妻を入れないのはもちろんのこと 
 
子供達も入れない訳です。 
 
この私の姿勢 
 
間違っては無かったと思っていましたが 
 
少し弊害も感じるようになりましたね。 
 
それは去年辞めた社員の奥さんと話した時にこう言ったのです。 
 
“主人は会社は大好きですが、社長が死んだ後の将来を心配してました。” 
 
まぁまだ死ぬ気はありませんが 
 
若い社員からすればそうなんでしょう。 
 
当然の事です 
 
で 
 
その不安を払拭するために 
 
今あれこれ改革をやってる訳です。 
 
目指すは 
 
私が死んでも 
 
持続可能な会社を作り上げる 
 
って事です。 
 
たくさんの社員がいますからね 
 
自分の寿命でオシマイ 
 
なんて無責任な考えも通らない訳です。 
 
自分の人生だけを考えれば 
 
起業したのは間違い 
 
そんな気もしますが 
 
しかし 
 
たくさんの喜びややりがいもありますからね 
 
これからは又経営を楽しみたいと思います。 
 
 
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イメージは腐ったみかん箱の中で腐らないように頑張る

2016年09月17日 | 社内事情

不動産仲介の仕事は 
 
お客様とお客様の間に入ると言う特殊性のために 
 
他のビジネスとはかなり異なった営業の環境になります。 
 
一方のお客様の心変わりや 
 
また常識を逸脱した駆け引き 
 
なんて事があると 
 
もう一方のお客様に迷惑をかけますので 
 
仲介業者には何の落ち度がなくても 
 
かなり厳しくお叱りを受ける事はよくあります。 
 
ですから 
 
私たちの仕事は 
 
そんな被害を防止するために 
 
お客様と言えども相手によっては強く出る。 
 
こんなケースもよくある訳です。 
 
で 
 
この仕事を長く続けていると 
 
この部分が強化され 
 
最後は精神を病んでるのか? 
 
なんて思うほど他の世界からは考えれない位に 
 
やたらキレる 
 
そんな不動産屋がゴソゴソいます。 
 
この世界の評価がいつまでたっても低い原因です。 
 
どうしてそこまで悪化するかと言うと 
 
この姿勢がある意味評価される 
 
こんな側面がこの世界にはあるからです。 
 
例えば 
 
当社の前は交差点になっていて 
 
そこに駐車すると 
 
たくさんの人に迷惑をかける訳ですが 
 
そこにハザードランプを点灯してスモークの黒い車を停め 
 
堂々と部屋さがしに入ってくる人がいます。 
 
この段階で当社はその方の人格を疑いますが 
 
そんな人は大体ガラが悪く 
 
いきなり大声で 
 
“部屋さがしてんだけどさ~” 
 
って言いながら入ってきます。 
この段階で 
 
私たちが紹介できる物件はほとんどありません 
 
本人の内面は分かりませんが 
 
他の入居者に恐怖心を与えるのが分かり切ってますから 
 
同じようにガラが悪い人達が住んでる 
 
そんな限られたアパートしか紹介できない訳です。 
 
で一つ二つ紹介しても気に要らず 
 
店頭に貼ってある物件を指さして 
 
これ見せてよ 
 
なんて言ったりします。 
 
そう言われても紹介できませんから 
 
丁重にお断るする訳です。 
 
すると 
 
“紹介できないならこんなとこ貼っておくんじゃね~このやろー” 
 
なんて激怒したりする訳です。 
 
こんな時に 
 
ただ謝ってるばかりでは 
 
相手は収まりませんからね 
 
少し強く出たりする訳です。 
 
逆にこんなお客様に弱みを見せれば 
 
いくらでも付け込んできますから 
 
私たちの世界では強く出る 
 
そんな人が評価される面がある訳です。 
 
そうやって考えると 
 
もしかしたら職業病かも知れませんね 
 
40歳を過ぎても50歳を過ぎても 
 
相変わらず気持ちは暴走族 
 
なんて人もたくさんいる訳です。 
 
まあしかし病気ですからね 
 
このスタイルいつか治さないと 
 
その内アウトですよ。 
 
私はたくさん知ってるのです。 
 
この病気にかかってこの世界を去った人を・・ 
 
まあしかし 
 
そこまで行かなくても 
 
この世界は本当に特殊です 
 
普通の物件確認をしただけでも 
 
横柄な受け答えする人 
 
本当に多いですよね。 
 
それと 
 
ミスも多いし 
 
ミスをしても開き直るし・・ 
 
しかし 
 
私は社員にいつも言ってます。 
 
こんな世界だから 
 
しっかり普通に仕事をするだけで 
 
高い収入が得られるんだと 
 
なんせ 
 
現地にカギがあるからと言われ 
 
お客様を案内したら 
 
言われた場所に鍵がなくて電話をすると 
 
“ああそれもう契約終わってた” 
 
って一言 
 
謝罪も何もありませんからね 
 
こんな人たちを見たら 
 
喜ぶべきです。 
 
敵は弱いんだと・・ 
 
ん? 
 
敵だよね 
 
まさか 
 
内の中には居ないですよね? 
 
どうなのみんな? 
 
まぁそうならないように 
 
私も時々エネルギーを振り絞り 
 
社員を叱る訳です。 
 
 

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善悪の意識が強くなれば戦争になる

2016年09月16日 | 世間一般
私は戦争が終わって11年後に生まれた訳ですが 
 
私が子供の頃から青年時代にかけては 
 
たくさんの戦争経験者が残っていました。 
 
で 
 
この戦争経験者の人たち 
 
年配の方は戦前の教育を受けていますし 
 
年齢が若い人達は 
 
戦争時代は就学前で教育は戦後教育 
 
そんな風に分かれます。 
 
そしてごく僅かですが 
 
その間の世代もいました。 
 
つまり小学校は戦前の教育で中学以降は戦後教育 
 
この二つを体験した人達です。 
 
最近亡くなった大橋巨泉なんかの世代ですが 
 
この方達がよく口にするのは 
 
戦争を境に 
 
善悪がひっくり返ったったって話しですよね。 
 
鬼畜米英が日本国民を軍部から解放した恩人となり 
 
日本国民を命かけて守る日本軍が 
 
国民の命をごみグズのように失わせた 
 
悪人の塊 
 
って事になった訳です。 
 
戸惑ったでしょうね。 
 
戸惑ったかもしれませんが 
 
これが本当に貴重な体験だったって皆さん語ってますよね。 
 
それは 
 
人間の語る善悪は所詮その場の都合 
 
そんな話しです。 
 
まぁ私にとってはその世代の方達の話しは 
 
自分の価値観に大きく影響を与えましたのでありがたかったですね。 
 
私はその事がしっかり頭に入ってますから 
 
自分が正しいと思い込んでる人達を見ると 
 
どうしても冷めた目で見てしまいます。 
 
例えば 
 
平和を訴え辺野古の前で反対する人達 
 
旗やのぼりを立てて拡声器で怒鳴りまくったり 
 
機動隊と押し合いをしてますが 
 
平和どころかどう見ても昔の戦さって感じですよね。 
 
こんな人達が権力を握ったら平和どころか 
 
また戦争だらけになるような気がして 
 
私はどうも生理的に好きになれません。 
 
また私がそれ以上に嫌悪間が湧いて 
 
何度か険悪になるほど議論したのが 
 
私が大学生の頃多かった 
 
共産主義に傾いた先生たちでしたね 
 
ある会合で 
 
当時若い人からら慕われてカリスマ扱いされてる 
 
元中学教師のお年寄りに尋ねた事があります。 
 
“先生は今帝国主義や天皇制を批判してますが 
 
先生は戦前から教壇に立ってんですよね“ 
 
って 
 
黙ってましたので続けました 
 
“当時先生は教え子に今と同じ話をしましたか?”  
 
逆の事を言ってたのではありませんか?” 
 
と 
 
その場の空気は白けましたので 
 
私は立ち去りましたが 
 
私がいつも不快に思ってた人種です。 
 
戦前は生徒に軍国主義を押しつけて 
 
戦後は共産主義 
 
教育者でありながら良心のかけらもない 
 
そんな風に感じていたのです。 
 
また以前にもブログに書きましたが 
 
沖縄の復帰前 
 
私達小中学生は 
 
先生方に学校で日の丸を買わされました 
 
日本の祝日には掲げるようにって話しです。 
 
また当時の佐藤首相が来沖したときには 
 
私達は沿道に並ばされ 
 
自分達が授業を割いて作った手作りの日の丸の小旗 
 
これをブラスバンド部が君が代を演奏する中 
 
車列に向かって振って歓迎したのです 
 
ところが 
 
復帰すると 
 
先生方は日教組に取り込まれ 
 
それまでとは真逆 
 
日の丸反対、君が代反対です。 
 
私達が旗をふって歓迎した佐藤首相も 
 
まるで罪人扱いになりました。 
 
こんな体験から 
 
私は教師という職業は自分の将来の選択肢からは早々と消えた訳です。 
 
そんな感じで 
 
教育の現場すら 
 
その時の都合で言う事が逆転する訳ですから 
 
私達の世界にそもそも絶対的な善悪は存在しない 
 
これが私の信念です 
 
善悪は存在しませんが 
 
それを勘違いさせるも原因は明らかに存在します。 
 
それは利害です。 
 
私が嫌悪感を持った先生方 
 
これも善悪ではなく利害で見ればよく分かります。 
 
戦前軍国教育を強いた先生方が戦後革新に変節したのは 
 
生活のためです。 
 
戦前は国策に従わなければ職を失いますし 
 
戦後は教職員組合に入らなければ厳しい教師生活となる訳です。 
 
ですから 
 
教師といえども利害で動く 
 
これが真理な訳です。 
 
そして 
 
善悪と利害の区別 
 
これをする事ができれば 
 
私達の仕事は随分楽になります。 
 
自分の行為を善悪と混同すると 
 
苦しむ事になります。 
 
例えば 
 
昔当社に物件を紹介しなくなった同業者がありましたが 
 
紹介しない訳ですから社員が取りにいきました。 
 
すると 
 
私に電話で怒鳴ってきました。 
 
人の客を取るのか? 
 
と 
 
こちらとすれば縁を切られた訳ですから 
 
競争するのが当たり前ですからその事を伝えると 
 
その社長が 
 
あんたのモラルはどうなってるんだ? 
 
なんて言われました 
 
まぁ私は利害で考えてますが相手は善悪を持ち込む 
 
この典型です。 
 
で 
 
あれから20年近く経ちましたが 
 
その私のモラルを責めた方 
 
今はこちらの物件が多くなりましたから 
 
逆に一生懸命取りにきます。 
 
今は口を利く機会もありませんが 
 
さて自分の言った事は覚えてますかね。 
 
もう高齢ですから 
 
すっかり忘れてるかも知れませんね。 
 
忘却は自分の過去の行動言動との矛盾も気にしなくて良いですから 
 
便利な物です。 
 
もしかしたら 
 
昔の先生方も 
 
忘れる事が天才的に上手だったのかも知れませんね。 
 
 
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経済活動はバクチ

2016年09月15日 | 世間一般
経済学や行動経済学の本を読んでて 
 
途中で興味が失せるとこが良くあります 
 
と言うよりほとんどがいまいちのめり込んで読む気にはなりません。 
 
どうしてそう思うかと言うと 
 
学問的に経済を語ると 
 
どうしても人間を一般化しがちなんです。 
 
私達のように 
 
たくさんの人と不動産を通じて接すと 
 
経済学の前提である人間の行動が 
 
一般化できない 
 
そんな風に思える訳です。 
 
特に消費行動については千差万別 
 
理論もへったくれも全く通用しない 
 
そんな人達がたくさんいます。 
 
借金がかさんで 
 
給料が差し押さえられる寸前の男に 
 
その差し押さえを逃れるために 
 
返済金を貸した事がありますが 
 
このお金を返済にあてるべく銀行に振り込みに行く途中 
 
出会い系で知り合った女子高生からお金を貸してくれと言われ 
 
そのまま貸してしまい 
 
結果、給料の差し押えになったバカヤローもいました。 
 
家賃を滞納して 
 
強制執行が迫ってるのに 
 
パチンコ屋にいる人もいました。 
 
また逆に 
 
10億以上の資産があるのに 
 
喫煙所から他の人のタバコの吸い殻を集めて吸ってる方もいました。 
 
そんな感じで 
 
消費行動一つとっても 
 
個人差が激しく 
 
これを理論としてまとめ上げても 
 
当てはまらないケースが多いので 
 
あまり真剣に読む気にはなれない訳です。 
 
実際エコノミストの経済予測は外れまくりですからね 
 
元来神は人間の経済活動を 
 
予測不能に作ってるのかも知れません。 
 
そんな感じで 
 
私はあまり経済学の知識はありませんが 
 
しかし基本的な部分での理解 
 
これは必要だと思います。 
 
例えば 
 
ローンを組んで家を買うと言う事は 
 
消費の先取り 
 
また貯蓄をすると言う事は 
 
消費の先延ばし 
 
こんな基本原則くらいは理解して 
 
そして日々会社の舵取りだとか 
 
あるいはお客様のアドバイスとかに組み入れる訳です。 
 
消費は先延ばしが良いのか 
 
あるいは先取りが良いのか 
 
これはお客様の事情によって大きく違ってくる訳です。 
 
余命宣告をされてるガン患者であれば 
 
将来に消費機会はありませんから 
 
できるだけすぐに消費をする 
 
これが合理的な訳です。 
 
また逆に 
 
まだ独身の方で 
 
結婚の予定もない 
 
なんて事であれば 
 
将来家族が出来た事を想定して 
 
ローンで今大きな家を建てる 
 
なんて事はあまり合理的ではありません。 
 
このケースは消費を先延ばしする事が良いって事になります。 
 
こんな簡単な理屈ですが頭に入ってないと 
 
混乱して判断を誤る事もある訳です。 
 
まあしかしそうは言っても 
 
実際の人間はその生まれ持った性格と育った環境 
 
これによって行動は大きく制限されますから 
 
単にこの話しに当てはめてその通りに行動できる訳ではありません。 
 
人によっては消費に罪悪感が心に焼き付いてますからね。 
 
いくら合理的だと言っても 
 
消費に走れない人もたくさんいます。 
 
特にお年寄りの中には 
 
戦前戦後の食料難を経験した人達がいますから 
 
どんなに資産があっても 
 
質素な生活しか出来ずに人生を終える人はたくさんいます。 
 
私の父も 
 
十分な蓄えがあっても 
 
死が迫るまで 
 
毎日畑に行っていましたからね、 
 
この不合理な行動は 
 
経済学には馴染まないのだろうと思います。 
 
経済活動の最終目的は消費 
 
って定義も怪しいですよね。 
 
いずれにしても 
 
人の心は 
 
経済学で語れるほど単純ではないって事です。 
 
これからも 
 
経済の先読みで儲けようと企む人達が失望し続ける 
 
そんな時代は永遠に続くのだろうと思います。 
 
 
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