査定したつもりが査定されてた

不動産の仕事に限らず    営業の世界で成果を上げる人間は大体似たような特徴があります。    言葉のトーンだとか見た目が清潔とか    ひとつひとつ上げればキリがありませんが    しかし不動産の仕事で一番大切なのは    お客様が営業マンに対して仕事ができる    って印象を持つかどうかです。    自分の大切な財産を任せるのに    無能な営業マンでは大損してしまいます。    ですから    売主から査定依頼を受けると    不動産屋は物件の査定を一生懸命しますが    しかし本当に意識しなければいけないのは    自分自身が売主から査定されてるって事です。    そしてその査定は    他社の営業マンとの比較において行われる訳です。    よく不動産屋の営業マンは    競合して他社に委任を持って行かれると    自分は適正価格で査定したのに    相手は卑劣な事に売れない価格で受任した    なんて事で納得しがちですが    これで終わってはダメですね。    問題はそんなに単純ではありません。    お客様は値段だけで決断する訳ではありません    適正価格を出したのに逃げられたのは    あなたが出した適正価格に納得できないからです    そして    その納得できない理由は    あなた自信の評価が高くない    そこに行き着くことが多いのですが    確実に売れる価格を提示して    そしてその値段で売れれば    営業にとっては理想かもしれませんが    お客様にとっては理想とは言えません    不動産は元来    実際に売れるかどうかは買い手がつくかどうかです。    そして不動産の査定とは    元来売れる確率と価格が反比例関係にあって    その関数のどの点で売りに出すか    これはお客様の決める事であり    その決断のためにベストな情報を提供できたかどうか？    ここに尽きる訳です。    単純に自分が確実に売れる価格を提示して    そして指し値無しで決まれば    不動産屋は満悦感に浸りますが    実際にはそんな時にも    売主はもう少し高く売れたのでは？    なんて疑問が湧く物です。    そしてそんな疑問不安を払拭するのが    営業マン個人の信頼度    ここにいきつく訳です。    その信頼度を口先だけで得ようとしてもダメです。    信頼を得るためには知識と情報をしっかり提供する    これは最低限ですが    それに加えて    その営業マンの能力    これに確信が持てなければ中々お客様は動かない物です    では    どうすれば能力をアピールできるか？    簡単ではありません    簡単ではありませんが    私が意識してる事は    お客様にムダな負担をかけないって事です。    例えば    お客様からいただくたくさんの書類    これを惰性でサインさせるのではなく    その署名をしていただく意味    これをしっかり理解する事です。    これだけで    他社との差別化は図れます    なんせ最近は    無意味な書類をやたら要求する    そんな風潮が横行してますから    その中で不要な作業を排除するだけで    顧客の信頼は高まります。    その他にも    やたら顧客にああせえこうせえと躊躇いなく指示する営業マン    多いですが    指示の多さは無能の証    これを理解しましょう。    私の経験上    やたら書類の多い営業マンに    仕事ができる人はほとんどいません。    無意味な書類を書かせる事は日頃物事を考えてないって事ですから    契約ごとに問題点が無数に出てくる不動産の仕事には    向いていない    そうも言える訳です。    大量の書類は    自分で必要な物と不要な物    この分別を瞬時に行う    これは出来る営業マンの証です。

勤労意欲は無限の富を生む魔法

貧困の連鎖って言葉があります。 
 
国レベルで言えば 
 
貧しい国は国民に十分な教育を与えられませんから 
 
いつまでたっても途上国 
 
家庭のレベルで言えば 
 
貧しい家庭はこれまた低い教育しか受けられませんから 
 
親が貧しいと 
 
その子供も孫も貧しい訳です。 
 
これは間違いなく存在する事が 
 
私達の仕事をしていると良く分かります。 
 
貧しい家庭で育った人が 
 
成人してまた貧しい家庭を作る事 
 
これは普通に目にします。 
 
が 
 
私はその原因を教育だけに求めるのは間違いだと思っています。 
 
これもたくさんの貧しい家庭を見てよく分かるのです。 
 
貧しさが連鎖するのは 
 
教育より仕事に対する姿勢 
 
これが子孫に連鎖するからです。 
 
つまり 
 
働き者の家庭からは働き者が育ち 
 
怠け者の家庭からは怠け者が育つ 
 
少し非難覚悟で言えば 
 
これが一番の原因のように思います。 
 
どうしてそうなるか？ 
 
これは当然です 
 
子供は親を見て育ちますから 
 
親の仕事に対する姿勢 
 
これもしっかり学ぶ訳です。 
 
この事が良く分かるのが年金生活の高齢者です。 
 
定年になり 
 
年金生活に入ると 
 
やれやれと言う気持ちが先に立ち 
 
とっとと仕事から解放され 
 
のんびり老後の生活を楽しむ 
 
でここまでは誰でも考える事です。 
 
ところが 
 
年金生活に入ってからのお年寄りの行動パターンはハッキリ分かれます。 
 
ひとつはそのまま死ぬまで家でテレビを見たり 
 
あるいはスーパーで毎日当てもなくブラブラしたり 
 
そんな生活をする人と 
 
もう一つは 
 
一年もすると 
 
その生活に耐えられずに 
 
また仕事を探す人達です。 
 
私も年に何度か 
 
給料は少なくて良いから働かせて貰えないか？ 
 
なんて言われます。 
 
普通高齢者になっても職を求める人はお金に困って 
 
遊んでる人は余裕がある 
 
こんな風に考えがちですが 
 
むしろ逆が多いのです。 
 
つまり 
 
お金に余裕がある人は働きたがり 
 
きちきちの生活の人は遊びたがる 
 
そんな傾向があるのです。 
 
そして 
 
その年金だけに頼って生活してる高齢者家庭 
 
よく耳にするのが 
 
同居してる子供が定職につかずに 
 
生活が苦しいって話しです。 
 
ところが 
 
定年後もシルバー人材センターやなんかで働いてる人は 
 
子供も働き者ですから 
 
まず生活に困る事はありません。 
 
そんなシーンをたくさん目にして思う訳です。 
 
確かに貧困の連鎖はあると 
 
ただ 
 
言われてるように 
 
教育が第一の原因ではなく 
 
その原因の一番は 
 
親の仕事に対する情熱の欠如 
 
これが伝染するんだって話しです。 
 
耳が痛い人多いですよね。 
 
反論が来そうですね・・ 
 
しかしこれは事実です。 
 
トランプさんも７０歳を超えて現役のビジネスマンですが 
 
更に大統領になる訳で 
 
あれほどの大金持ちでも 
 
のんびり遊び暮らす 
 
なんて選択肢はない訳です。 
 
日本のお金持ちも 
 
皆さん高齢になっても現役で会社の経営をしてますよね。 
 
これでは富の連鎖も永遠に続く 
 
そんな風にも思えます。 
 
まあしかし 
 
お金持ちが良くて 
 
生活がギリギリの人が不幸 
 
なんて言う気はさらさらありません。 
 
皆自分の人生ですから自分で納得すれば良いのです。 
 
ただ 
 
私が不快に思うのは 
 
自分で選択して貧しい生活をしてるのに 
 
それを他人に転嫁する時です。 
 
特に不動産の仕事をしてると 
 
そんな人によく出会います。 
 
私も嫌みを言われる事がよくありますが 
 
私の生活は還暦を過ぎても 
 
ほとんど仕事ずくめで 
 
しかもその終焉は見えませんからね。 
 
そんな私に 
 
まいにちブラブラ遊んでる人が 
 
社長には私達貧しい人間の気持ちは分からないとかなんと言う人が居ますが 
 
体は元気にも関わらず 
 
家賃が払えないほど生活が苦しいのに 
 
仕事をしようとしない気持ち 
 
もちろん分かりませんし 
 
分かろうとも思いません 
 
私に食ってかかる前に 
 
せめてシルバー人材センターに電話してもらいたいものです。 
 
今シルバー人材センターは人手不足です 
 
私の自宅の松の木の剪定を頼みましたが 
 
半年経っても音沙汰が無いので電話したら 
 
人手がなくていつできるか分からないそうです。 
 
そんな訳で意欲さえ取り戻せば 
 
少し仕事をするだけで家賃は払えます。 
 
仕事で疲れ切った体で 
 
夜遅く 
 
松の木に登ってチョキチョキしてる私に同情を求めても 
 
それは無理 
 
ってのが答えです。 

時代は量から質へ

当社の向かいにラーメン屋さんがオープンしましたが    大盛況ですね。    まぁしかしオープンの時には人が押し寄せて    時間が経つと閑古鳥    飲食店の定番のシーンなのでこの先の事は分かりませんが    この人が押し寄せる光景は    なんだかこちらまで景気が良くなった    そんな錯覚に見舞われますね。    私達の仕事は    人間が相手ですから    人が集まるのを見ると    本能的に気持が明るくなる    そんな側面があります。    しかし    実際には    人が押し寄せる事は必ずしも良い事では無い    この事に気づいたのは最近です。    私は会社を始めた頃は一人でしたから    集客の必要はありませんでした    紹介のお客様とリピーターで手一杯だった訳です。    手一杯って事は    自分ではアップアップしてますから    少し手伝って貰うために社員を入れる訳です。    ところが社員を入れると    社員は自分では顧客を取れませんから閑になります    で    広告を出したり    あるいは店頭に工夫を凝らしたりして集客をする訳です。    で    顧客が増えると    また人手が足りなくなり社員募集    で    また今度は手が余り集客    この繰り返しで    ずっとやって来ました。    ところが    １年ちょっと前に辞めた社員がいて    その辞めた理由が    多忙過ぎ    って事に行き着いた訳です。    もう少し詳しく言えば    営業ではなく付随業務が忙しすぎて    営業成績が上がらなかった訳です。    つまり本来の営業をする時間が無くなってしまった    って訳です。    そして私は    会社の方針を転換しました    集客を絞ったのです。    まぁお客様を増やすのは難しいですが    減らすのは簡単です    広告を減らせば良いのです。    私としては勇気の要る転換でした    しかし    家賃が大幅に低下した今    その下落分を数で補う    ってのは限界    これに辞めた社員が気づかせてくれましたから    質の高い営業を目標に掲げ    そのためには    じっくり仕事に取り組む時間    これを営業マンに与える    これを実践した訳です。    結果は    見事に当たりました    低い家賃の仲介をしては    その残務で苦しむ    このスパイラルから逃れたら    社員は元々能力はありますから    皆売買やテナントのように    単価の高い仕事で成果を上げるようになった訳です。    これまで忙しくて    とても取り組めなかった仕事に挑むようになって    初めて不動産の面白みが分かった    なんて言うベテラン社員もいます。    実はこの変化は    当社だけではありません    世の中全体が    どうも大きく変化してる    そんな風に思います    最大手の宅急便も    これまでのように    社員を奴隷のように扱って    安い単価で大量受注    ってのが限界に来てるようで    料金体系の見直しを始めましたね。    モンテローザも店舗を大量に閉鎖する    そんなニュースが流れましたが    これも同じ原因だろうと推察します。    この営業方針の転換    実は当社に限って言えば    恩恵は売り上げではありません    顧客が減ると言う事は    営業マンの時間調整がやり易くなる    って事です。    つまり    来店や反響に備えて    店舗で待機する必要が薄れる訳です。    そうなると    プライベートも休みが取りやすくなりますから    充実してきます。    不動産屋は土日は休めない仕事ですが    その辺も最近は一人二人休んでも    別に大した弊害は無くなりました。    そんな訳で    授業員の待遇と利益    ここに焦点を当てると    顧客の多さは    時には弊害になってる    これが私が昨年大きな転換をして分かった事です。    ですから    お向かいのラーメン屋さんも盛況ですが    どうやらここももしかしたら    従来の姿勢とは違うのかも知れませんね    開店時の賑わいは仕方ないにしても    その後はこの盛況を求めてない    そんな風にも思えます    理由は    聞くところによると    少し高いそうです。    数より質を高くして利益を上げる    そんな風に経営者は考えてるのかもしれません。    まぁ実際には自分では行ってないので    おいしいのかまずいのか    高いのか安いのか    全く分かりませんが      いつか    閑古鳥が鳴き始める事があったら    行って見たいと思います。    私は味より並ばない事    これが最優先ですから    閑な店になった方が    私には合ってるって訳です。

自分の発した言葉は自分を縛る

不動産の賃貸管理は苦情と共に生きてく仕事ですが    この中で多いのがゴミの問題です。    一つにはカラスがゴミ袋を破いて周りにゴミが散乱してるって話しです。    近所の方から電話がかかってくるのが大半です。    皆さん匿名でキツい言葉ってのが定番です。    ご迷惑をかけてますから    しっかり謝って片付ける事になりますが    しかしたまに    自分の感情が先走り    フザケンじゃねーとかなんとか    喧嘩腰で怒鳴りまくる人が居ます    それでも怒りは分かりますから    ひたすら謝る訳ですが    しかしこの感情の制御ができない方    たまに自分の言葉の激しさに自分がビビってしまう事があります    具体的には    ゴミが散乱して片付けろって苦情ですから    ことらとしては    物件を教えていただき片付ける訳ですが    それまで自分がぶっ殺すだの何だのと    犯罪の域まで言葉を発したために    自分が特定されては大変な事になる事に気づき    その物件の場所すら教えられない    そんな人がいます。    以前休みの日に私が一人で会社にいると電話がかかったきました。    オタクの管理してるアパートの前に住んでる者だけどよ～    何かご迷惑おかけしましたか？    迷惑なんてもんじゃねー    どうしました？    1階に住んでる兄ちゃんが生ゴミをそのまま出すからカラスが荒らすんだよ。    そうですかそれは申し訳ありません。すぐに片付けて本人に注意します。    あんなやつ注意しても分からないから追い出せよ。    いきなり追い出す訳には行きませんからまず注意させて下さい。    お前ここまで俺に迷惑かけて反省してねぇな？      でそれから    自分の言葉に興奮して    お前の会社はどこにあるんだの    今から行ってぶっ殺すだの    とにかくしばらく一方的にギャーギャー喚きまくりました。    で    怒鳴り疲れた頃    いずれにしてもゴミは片付けなければ行けないので場所を教えて下さい。    そんなの自分で調べろ    自分で調べろと言われましても    当社はたくさん管理物件がありますので    具体的に場所を教えて頂かなければ片付けようがありません。    てめーそんな事言って俺の家に来る気だな？    もしご希望であればお伺いして謝罪させて下さい。    バカヤローそんな事したら警察呼ぶぞ    でもゴミは片付けないと・・    今回は俺が片付けておく    それでは申し訳ないので・・      と言ったら    そこで    ガチャ    電話を切ってしまいました。    これでは片付けようがありませんから    また電話がかかってくるのを待ってますが    あれから半年以上が過ぎましたが    まだ電話はきません。    もしかしたら    あれからずっと散乱してるゴミを片付けて頂いてるのでしょうか？    申し訳ない気持になりますが    本人はもう私に絶対に身元を知られたくないんでしょうね。    とにかく興奮してひどい言葉の連発でしたから。    そんな訳で    私達は    勢いで色んな言葉を発しますが    この自分の吐いた言葉    実際には相手より    自分を縛ってしまう    そんな事も多いんだって事です。    言葉は口に出してしまって後からはもう飲み込めません    ですから    本来慎重に発すべきですが    感情の制御が上手くいかない人は    禁句を連発して    結局自分の身動きが取れなくなります。    人生が上手く行ってない人は    その原因がそこにあれば    日頃から感情の制御の訓練をするべきでしょうね    ただ    そんな事ができるのであれば    とっくにそうしてる    なんて言われそうな気もしますが・・      いずれにしても    私達がするべき掃除をしていただいてるお父さん    本当に申し訳ありません    このブログを読んでるとも思えませんが    この場を借りて    感謝とお詫びの気持を述べさせていただきます。

業務連絡

担当では埒があかずに    社長を出せ    って話しはよくあります。    不動産でも特に賃貸は    借り主も家主も個人    それがお互い利害が対立しますから    ある意味トラブルの火薬庫みたいな物です。    ですから    私はその火薬庫に少しでも火の気があると    なるべく爆発させないように    最大限神経を使う訳ですが    社員はまだ経験が浅いですから    その中に踏み込み    爆発    って事がよくあります。    まだ知らずに踏み込むのは経験不足から来る訳ですから    仕方がないにしても    私が事前に警告してるにも関わらずにそこに踏み込み    結果    社長出せって話しになる事もあります。    先日も    そんなケースで朝一番から延々と私が電話で話しましたが    まぁ電話で話してて    何で社員はこの話しの間に入ってしまったんだろう？    って思いますね。    勢いに押されて断れなかったのだろうと思います。    退去の敷金精算の話しですが    家主は自然損耗の話しは理解しようともせず    とにかく畳ふすまの交換費用を取れ    って話しです。    借り主は    そのアパートの他の入居者の音がうるさくて出ていく訳で    逆に立ち退き費用が欲しい位    だって主張しています。    まぁこの話し    こちらの言い分をお互い聞かないのであれば    とっとと間に入るのを止めて    裁判で決着を付けて欲しいと思いますが    しかし不動産屋が間に入ると    その間でああだこうだとガタガタやってる内に    最後は    その交渉過程で    ああ言ったこう言ったとか    約束の時間がどうのこうの    こちらの責任を双方から言って来ます。    良かれと思って間に入ったのに    最後にはこちらに両サイドから矢が飛んでくる訳です。    で    にっちもさっちも行かなくなり    社長を出せって訳です。    まぁしかし    私もこんな経験は無数にしてますから    しっかり話しを聞けば    解決は見えてきます。    興奮してる相手に    怒りが収まった頃    質問を投げかける訳です。    一つお聞きして宜しいですか？    どうぞ    その入居者の方はどの位住んでるんですか？    おたくは二言目にはそれを言って長く住んでる人からは金は取れないって言うんだよね    そうではなく何年位住んでるですか？ってお聞きしてるんです。    １５年くらい    そうですか、ではその入居者は当社で入れたんですか？    お宅と付き合う前だから他の不動産屋    では立ち会いはその不動産屋にお願いしなかったんですか？    その不動産屋はいい加減だから縁を切りました    って事は当社の社員は管理物件でも無いのに無償で他社の入れたお客様の立ち会いを？    まぁ私がお願いしたら気持ち良くやってくれました    それは別に社員の気持ですから問題ありませんが    でもこっちの言う事は全く聞いてくれないんだよ    担当社員がですか？    そう    では社員を間に入るのは止めさせます。    それは困るあの入居者は大変な人間なんだ    いえこの話しは間に入れません    どうして？　入居者が恐いからか？    そうではありませんアナタに大きな問題があるからです。    分からんな？    担当は自然損耗の話しはしましたか？    したけどそんな話しは私は関係ないから    お宅様には関係なくてもこちらはそれを無視してアナタの味方をする事はできません。    随分ひどい事を言う社長だね。そんなんでよく商売やってられるね    そうではありません逆ですアナタの味方をすると会社は潰れます。    どうして？    行政にも苦情が行きますし顧客の信用を失いますので・・    おれはそんなにひどい家主か？    私の口からそうは言えませんがアパート経営を続けるのであれば時代の変化の話しを聞く耳は持った方が良いと思います。    ・・・・・・・      でこれで縁が切れると思いきや    社長さんはっきり言ってもらって有り難うございます。これからも宜しくお願いします。    有り難うございます。担当に一本連絡入れるように伝えます。    宜しくお願いします。      ○川　読んでるか？      これが顛末だ・・・

体の健康より心の健康に気を配ってます

そろそろ色んな花が咲き始めましたね。    私の家の庭も桃の花が咲き始めましたし    球根系の植物も次々に花開いています。    今の時期は    毎日のように公園や街路樹も変化していきます。    まさに命の溢れる季節    って感じです。    しかし不思議な物ですよね。    植物は意思は持たないのに    毎年同じ時期に芽吹いたり花を咲かせたりして    何十億年も命をつないでいます。    それよりも    地球の生命の歴史は    意識を持たない生命体で始まり    逆に意識を持つ生き物が産まれたのは・・・    分かりませんがせいぜい5億年くらいでしょうか？    それと    私達意識を持つ動物も    実際には意識を持たない細胞によって形成されてる訳です。    何が言いたいかと言うと    自然だけでなく    自分の体ですら    自分の意思で成り立ってる訳では無く    実際には何か見えない力によって作られ    維持されてるって訳です。    何でこんな話しをするかと言うと    これをしっかり理解すると    大半の苦しみから解放されるのです。    つまり    私達は    自分の思い通りにならない事で苦しみますが    元々    この世界も    自分の体も    思い通りにはならないって話しです。    ですから    思い通りになる方が不思議    そんな思いに至ります。    その思いに至ると    自分の意思通りいかない事が普通ですから    別にそれによって苦しむ気持も無くなる訳です。    大体自分の存在自体が    はなはだ危ういし    ぼんやりしたものです。    私は    酒を飲むと    意識レベルが大きく低下しますから    いまいち生きてる事が確信できない事がよくあります。    また    夜寝たら朝目が覚めなかった    なんて話しもよく耳にしますし。    そもそも    毎日意識を失った後    翌朝目が覚めると言う私達の基本的な生命活動も    自分の意思ではどうにもならない訳です。    これも    しっかり理解すると    毎日の生活の質が大きく変わります。    私自身は    寝るときには    一応自分の人生はこれで終わり    そんな風に思う事にしています。    これだけで    翌朝目が覚めると    何か大変な恵みを頂いた    そんな有難い気持になります。    そして    せっかくいただいた今日と言う日    これは思い切り使い果たそう    なんて気持になります。    この気持があるから    私は    家でも誰も起きてこない時間を大切にでするし    会社にも早めに出てきて    誰も社員がいない時間を楽しむ訳です。    そして    夕方になりエネルギーを使い果し    そして    泡盛を飲んで思う訳です。    今日も精一杯生きた    だから今夜も気持ち良く死ねると・・    まぁ私自身は    こんな思いを繰り返して毎日を送っています。    ですから    厳しい仕事ですが    くよくよ悩む事もなければ    将来の不安で押しつぶされる事もない訳です。    大体思いもかけずに還暦まで健康で生きて来れましたから    本当にこれから先はオマケ    そんな気になります。    これまで生きてきて    今が一番心穏やかです。

人の目を曇らす天才たち

森友学園の理事長の証人喚問 
 
少しだけテレビで見ていましたが 
 
まぁ心理学の教材には最適の映像でしたね。 
 
片側の眉毛を上げたり 
 
あるいは右菜斜め上に視線をやったり 
 
また昭恵夫人の100万円寄付の話しになると 
 
目線を反らして高速でまばたきをしていました。 
 
心理学者でもない私がここで断定的な話しをすると 
 
私が訴えられるかもしれませんので出来ませんが 
 
心理学に興味のある方は是非見て貰いたい物です。 
 
しかし私はこの国会の証人喚問を見て 
 
つくづく不動産の仕事をやって良かった 
 
そう思いましたね。 
 
それは 
 
証人喚問の後のマスコミの報道 
 
これを見て 
 
テレビに出たり新聞の記事を書いたりしてる人でも 
 
人の心理を測る能力が優れてる訳ではないってのが分かります。 
 
概ねマスコミの論調は 
 
疑惑は晴れないとか 
 
偽証罪に問われるリスクがある中 
 
籠池さんは 
 
真摯に真実を語ってる印象だったとか 
 
そんな内容が多かったですね 
 
私は正直驚きました。 
 
まぁしかし穿って考えれば 
 
せっかくのネタですから 
 
もう少し利用したい 
 
なんて思いがマスコミにはあるのかも知れませんね 
 
だとすれば 
 
一番の問題はその辺にある気もします。 
 
マスコミだけではありません。 
 
この籠池さんは 
 
たくさんの人の支援を受けてここまで来た訳ですが 
 
この人を支援した人たち 
 
残念ながら人を見抜く力は 
 
私達不動産屋よりはるかに低い 
 
そう思いますね。 
 
私達不動産屋は 
 
別に心理学者の力を借りるまでも無く 
 
この人はヤバい 
 
そんな風に直感的に感じるのです。 
 
どうしてそう感じるかと言うと 
 
このタイプの人と散々トラブルになったからです。 
 
大体この籠池さんは 
 
弁護士が常に付いてるようですから 
 
訴訟だらけの人生だったような気もします。 
 
とにかくこの人は 
 
自分の目的のために 
 
作り話をする事が体に染みついてるのです。 
 
もしかしたら 
 
あまりにも馴染みすぎて 
 
自分でもウソと真実の境界線が無いのかも知れません。 
 
だから専門家もコロっと騙されるのかも知れませんね。 
 
私自身 
 
若い頃はこのタイプの人間に 
 
何度も翻弄されました。 
 
翻弄されただけではありません 
 
金銭的にも被害を受けています。 
 
もちろん私だけではありません。 
 
先日他社の後輩と飲みましたが 
 
彼もある人間にやられて 
 
若い頃大きな借金を背負って 
 
勤めてた会社を辞め 
 
大変な苦労をして乗り越えてきました。 
 
で 
 
その青年を地獄に落とした男 
 
私は良く知っていますが 
 
まさしく籠池さんと同じタイプです。 
 
私は彼と知り合った時には 
 
もう１０年ほど不動産の仕事を経験してましたので 
 
ヤバいのが分かってましたので 
 
適度に距離を置いて 
 
被害に遭うことはありませんでしたが 
 
かわいそうに 
 
大学の新卒だったその青年は 
 
見事に餌食になった訳です。 
 
世の中に詐欺師が無くなる事はありませんが 
 
この詐欺師 
 
実は詐欺で犯罪を犯す 
 
なんてのはまだ未熟です。 
 
本当の詐欺師は 
 
犯罪にならないところで仕事します。 
 
先ほどの青年の話で言えば 
 
株の話をからめて引っかかった訳ですが 
 
これは 
 
詐欺にはなりません 
 
表面上は 
 
単なる株取引です。 
 
真似する人がいそうなので 
 
ブログで具体的な手口を語る事はできませんが 
 
いずれにしても 
 
犯罪にはならないが 
 
若い人の人生を台無しにする 
 
そんなスキームです。 
 
この男が 
 
証人喚問の籠池さんと 
 
表情も話し方も全く一緒です。 
 
まぁしかし 
 
この合法的な詐欺師達 
 
大体末路は知れてますね。 
 
誰かが鉄槌を加えます 
 
籠池さんも 
 
ここに来て叩かれてるのは 
 
恨みを持ってる人が多かったからでしょうね。 
 
これから 
 
破産、刑事訴追 
 
還暦を過ぎて 
 
残りの人生は苦難の道になりますから 
 
これに溜飲を下げる人も多いのだと思います。 
 
まぁしかし 
 
溜飲を下げても仕方がありません。 
 
大切なのはこんな人の餌食にならない事です。 
 
私なら 
 
この籠池さん 
 
まず取引する事はありません。 
 
会った瞬間から体よく距離を置く 
 
考えるのはそれだけです。 
 
そしてそのためには 
 
人を見抜く能力 
 
これが欠かせませんが 
 
その方法として 
 
真っ先に来るのが 
 
自分自身の欲の芽 
 
あるいは 
 
相手を利用したい衝動 
 
これをしっかり刈り取る事です。 
 
これが出来れば 
 
人は見えます 
 
逆に人を見抜く能力を曇らせるのは 
 
自分の欲とも言える訳です。 
 
籠池さんは 
 
昭恵夫人を名誉校長とおだて 
 
政治家は選挙応援で取り入り 
 
役人は総理大臣の名前をちらつかせ忖度させ 
 
つまり 
 
人の目を曇らせる天才 
 
そうも言える訳です。 
 
いずれにしても 
 
詐欺 
 
あるいは詐欺まがいに引っかかるのは 
 
実は 
 
その根本原因は 
 
自分自身の心の中にある事が多いって訳です。 
 
詐欺に遭わないためには 
 
内なる欲を暴れさせない 
 
これが秘訣です。 

好きで歳をとった訳ではありません 高齢者も辛いのです。

私達の仕事をしていると    日本の社会が高齢化してるのがはっきり分かります。    そして    それが言われてる以上に深刻だってのも強く感じます。    アパートの入居者が    暖房代わりにガスコンロを点けっぱなしにしてボヤ騒ぎ    とか    部屋の片付けができなくなり異臭が漂うとか    そんな話しに当社の社員は毎日のように対応しています。    しかし高齢化を強く感じるのは    入居者だけではありません    社会全体が高齢化していますから    リフォーム業者も    修理の約束を忘れたとか    あるいはこちらが代金を振り込んでも    それをすっかり忘れて請求書がまた送られたりとか    そんな事が頻繁に起こります。    まぁしかしリフォーム業者は    基本的に工事に期待してるのであって    事務作業に多少問題があっても    それは許容の範囲内ですが    税理士のように    本来ミスが許されない    そんな職業にもお年寄りが増えました    そして    その結果    大変なミスが見つかった    なんて事もあります。    具体的には書きませんが    最近もそんなケースがあり    私がそれを指摘したら    本人曰く    実はもう随分目が悪くなって    そのせいで数字の見落としが増えた    って言ってました。    であれば    もうそろそろ引退して仕事を誰かに任せては？    って言ったら    “任せる人がいればとっくにそうしてます”    って言われました    逆切れッぽいので少しカチンと来ましたが    しかしよく考えれば    立場は私と良く似てる訳で    それ以上追求するのは止めました。・    そんな訳で    どこでもそこでも高齢化の弊害    起こりまくる時代になりましたが    自分も還暦を過ぎましたからね    もちろん他人ごとではありません    実際に私も随分目が悪くなりましたから    もうガンガン仕事をこなす事はできません。    で    私はそんな自分の変化に    いち早く対応してるつもりです    どうするか？    と言えば    自分の加齢による能力低下    これを周りにアピールするのです    これをする事によって    それまで私がなんでもかんでもやる    と思ってた社員の中に    “社長はヤバい”    なんて意識が芽生え    緊張感が生まれる訳です。    ですから    私は毎日    自分の視力の低下と聴力の低下    これを社員に伝えています。    今は社員は呆れていますが    彼らももうすぐ私と同じ立場になりますから    そうなれば私の気持ちも分かるのだろうと思います。    そう言えばこないだゴルフ仲間の方から大変面白い話しを聞きました    私のゴルフ仲間のお年寄りは    私が一緒に行くときには私が運転して行く訳ですが    私が行かない時には    お年寄り同士で乗り合いで行っています。    そして運転はその中で    一番若い人がやる訳ですが    前回はその最若手が74歳だったそうです。    で    皆さん奥さんに送って貰い    待ち合わせ場所まで行って    そこで拾ってもらう訳ですが    知合いが約束の時間に行ったら    まだ日が昇らず真っ暗で    しかも氷点下３度の寒い日にも関わらず    まだ来てなかったそです。    早く迎えに来ないかと手をこすりながら待っていたら    いつまで経っても迎えに来ないそうです    で    業を煮やして電話をかけると    取らなかったそうです。    困り果てましたが    どうする事もできずに１時間半待ちましたが    やっぱり来ないので    奥さんに電話して迎えにきてもらおうと思って携帯を取り出すと    電池切れ    前の日に充電するのを忘れたのと    何度も取らない電話にかけまくっためにアウトって訳です。    で    仕方なく    ゴルフバックを持って    寒い中トコトコ家に歩いて戻った訳ですが    ４０分もかかって死にかけた    なんて嘆いてましたが    ８０歳近い人がそんな事をすれば本当に死んでもおかしくないですよね。    で    家には戻って来ましたが    約束を破られた怒りは収まらずに    自宅からそのすっぽかした人に電話したら    今度は携帯がつながったそうです    で    声を荒げて    なんで来なかったんだよ    って怒鳴ったら    相手は何がなんだかわからずにキョトンとしてたそうです。    で再度    なんで約束したのに来なかったのか訊ねたら    “ゴルフは明日だよ”    って言われたそうです。    で    予定表を見直すと    確かに間違ったのは自分だったそうです。    お気の毒    これが高齢化社会です    人ごとではありません。    些細な事で死んでしまう    そんな可能性もあります    注意しましょうね。

不動産屋の面白みは戦略 戦術 そして推理

大学を卒業して還暦を迎えるまで 
 
不動産の世界のみで生きてきましたが 
 
私の場合は好きでこの道に入った訳ではありません 
 
若くして結婚してすぐに子どもが出来ましたから 
 
職業選択の真っ先に来る条件がお金となりましたから 
 
そのためにこの世界に入った訳です。 
 
で今 
 
その人生を振り返ると 
 
色んな辛かった事が浮んできますが。 
 
しかし 
 
どうしてこんな辛い仕事を辞めなかったかと言うと 
 
その辛さを乗り越える魅力もあったからです。 
 
その魅力 
 
たくさんありますが 
 
やはり真っ先に来るのはお金です。 
 
ただ 
 
この世界に入りたての頃は 
 
お金そのものが目的でしたが 
 
ある程度蓄えが出来ると 
 
今度はお金自体よりも 
 
それを手に入れる過程 
 
これが面白くて辛さも忘れるって感じでした。 
 
どんな事が面白かったかと言うと 
 
例えば 
 
車で走っていて 
 
庭が荒れてる家が目に入った事がありました 
 
で 
 
すぐに謄本を調べて見ると 
 
抵当権も無く綺麗なまま 
 
不思議に思い住んでるのかどうか？ 
 
夜確かめに行くと 
 
いつも真っ暗でした 
 
で 
 
今度は日曜日に見に行くことにしました 
 
何度か行ってもムダ足でしたが 
 
ある日 
 
そこで草むしりをしてる女性がいました 
 
早速声をかけました 
 
名刺を渡し 
 
いつも草が生えてたので気になってた 
 
って話しをしました。 
 
するとその方が 
 
すんなりと事情を話し始めました。 
 
その方は所有者の娘さんで 
 
その所有者であるお父さんは奥さんが亡くなり一人暮らしでしたが 
 
体調を崩して入院してしまい 
 
もう戻る事ができないって事 
 
そして 
 
また生きてる内に売却して 
 
そして施設に入れたい 
 
そんな話までしてくれました。 
 
で 
 
最後 
 
ちょうど良い不動産屋は無いか 
 
なんて思ってた所 
 
って話しでした。 
 
まぁここまで心を開いてくれれば 
 
あとはこちらの計画通りに進みます。 
 
で 
 
めでたく契約を終が終わると 
 
本当に達成感に浸る事ができます。 
 
つまり 
 
私は 
 
実はその娘さんに会う前から 
 
そのストーリーは大体予想してたのです 
 
ですから 
 
日曜日のたびに立ち寄ってたわけです。 
 
私は小学生の頃シャーロックホームズにハマって以来 
 
今に至るまで推理がクセになっています。 
 
そして 
 
その推理が仕事で見事にハマると 
 
これはどんな辛さも吹っ飛ぶ幸福感となります。 
 
またこんな事もありました 
 
ある空き地があって 
 
先ほどの家とは全く逆で 
 
こまめに手入れがされていて 
 
しかもゴミも全くない 
 
そんな土地でした。 
 
これも気になって調べると 
 
JRの子会社が所有していました 
 
で 
 
私は 
 
都心にあるその会社に出かけて行き 
 
その土地の売却をもちかけました 
 
すると 
 
信じられない位にあっさりとOK 
 
しかも 
 
こちらが価格を提示すると 
 
“安くて良いから後腐れの無い買主” 
 
これが条件になりました。 
 
であれば 
 
即金で買ってくれる業者に入れるのが一番なので 
 
簡単に契約となりました。 
 
で 
 
分かってはいますが 
 
一応担当者の方に聞いた訳です。 
 
“今まで買いに来た不動産屋は無いのか？” 
 
と 
 
すると 
 
その土地が空き地になって10年になるが 
 
私が初めて話しを持ってきたって事でした。 
 
どうして私がそれを分かっていたかと言うと 
 
その会社が大きいので 
 
まさか飛び込みで話しを持って行っても相手にされない 
 
他の不動産屋はその先入観がある 
 
そう思ったので 
 
あえて私は都心まで行った訳です。 
 
そして 
 
その会社の規模からして 
 
この小さな土地は使い道が無い 
 
これも確信してたのです。 
 
まぁ私が言うこの仕事の醍醐味はそんな感じです。 
 
ただ 
 
私はこの仕事の面白さ 
 
自分自身は大いに満喫してきましたが 
 
世の中の営業マンは 
 
ほとんどがその域までは行きませんね。 
 
当社でもわたしがこんな話しを何度しても 
 
積極的に仕事に取り組む社員はいませんでした。 
 
しかし最近は空気が変わりましたね 
 
一人新しい社員が入って 
 
その影響で 
 
皆一気に不動産業の面白さに目覚めた 
 
そんな感じです。 
 
これから 
 
当社は 
 
もしかしたら 
 
大化けするかも知れません。 
 
楽しみですが 
 
私はもうそろそろ去る時期にきてますから 
 
これからの成否は 
 
私に代わる英雄の登場を待つ 
 
そんな所でしょうか？ 

当たり前は当たり前では無い

水道電気の無い沖縄の田舎で幼少期を過ごしたために。    今の便利な時代の有り難みを良く理解しています。    しかし面白い事に    便利になればなるほど    苦しみも増えてく    この事も良く分かります。    例えば    私の家で先日あったように    水道管が破裂してしまうと    もう大変です。    お風呂もトイレも使えません。    一日たって回復しましたが    それでも迷惑をかけたお隣に菓子折をもって謝罪したりなんかします。    私が子供の頃は存在しないアクシデントです。    トイレはボットン便所ですから    水がある無しは関係ありませんし    お風呂も井戸水を薪で沸かしますから    入れないなんて事は無かった訳です。    そんな感じで便利になればなるほど    その便利な物が使えなくなったときの苦痛    これがセットになってる訳です。    先日当社のコピーが使えなくなり    会社の業務がマヒしましたが    私がこの世界に入りたての頃は    コピー機はありませんでした    ですから    契約書でもなんでもカーボン紙を使って複写してた訳です。    それでも何にも問題なく    今以上の収益を上げてた訳ですから    コピー機の登場は    便利になったのか不便になったのか分からなくなる時があります。    今コピー機と同じかそれ以上に困るのが    ネットですね。    これに障害が出ると    完璧に仕事ができません。    これも    普及したのは最近の話しですから    本当に不思議な話です。    20世紀まではメールすらなくても十分仕事できてたのに・・    そんな風に社会の進歩を見ると    便利になればなるほど問題が増えてく    この事がよく分かります。    まぁしかし    だからと言って今更不便な生活に戻る気もありませんが    少なくともこの便利さの副作用    これを最小限に止める    そんな意識を持てば    いざと言うときにパニックにならないように思います。    私自身はその危うさを十分理解していますから    自分の気持の中では    いつもその準備はしています。    例えば    自宅の水道が破裂すれば元栓を閉めれば良い訳ですが    さし当たり水は出なくなります。    水が出なくなれば困るのはトイレと飲み水です。    これさえ備えてあれば    せいぜいお風呂に入れないっ事だけの問題です。    トイレのために    風呂桶の水はいつも貯めてありますし    飲み水はペットボトルで5～6本は常に在庫を置いて    少なくとも飲み水と味噌汁くらいは困らないようにしています。    お風呂はちょうど良い機会ですから    スーパー銭湯って訳です。    また    会社でコピー機が壊れた時には？    簡単です    スキャンと向かいのコンビニを利用するのです。    まぁそんな感じで    この便利な時代    逆に言えばその便利さに障害が出た時には    備えがなければパニックになりますから    日頃から今の快適な生活は    本当に危うい物の上に成り立ってるって事    これを覚悟する事です。    この覚悟がないから    例えば給湯器が壊れただけで    我を失い    不動産屋に興奮して電話をかける事になる訳です。    こちらが一生懸命業者手配してるのに    頭に血が上り    わめき散らす人    たまにいますが    大声で怒鳴ればどなるほど    逆に気の毒になります。    この程度の事でパニックになるようでは    これから来ると言われてる震災だとか    あるいは自分の体調不良だとか    そんな時にどうするんでしょうかね？    そう言えば    こないだニュースで    体調不良で駆けつけた救急隊員を殴ったお父さんがいましたね。    かなり取り乱したんでしょうね。    いずれにしても    やたらキレまくる人は    備えも出来てなければ    気持も弱いって事を晒してる訳ですから    日頃から    今の当たり前の生活は実は当たり前では無い    これを意識して    いざと言うときに    もう少し落ち着いた対応    この準備をしたいものです。

安心は金食い虫

昨日    都議会の百条委員会の中継を見ましたが    一番印象に残ったのは    都議と石原慎太郎の格の違いですね。    その場で倒れてもおかしくないほど弱ってる石原慎太郎に    都議の皆さん総掛かりでもかなわない    って感じでした。    まぁ私の感想ですから    人によって感じ方は違いますので    もしかしたら別の思いを持った人がいるかも知れません。    私は石原慎太郎はどちらかと言うと好きではありませんが    今回の豊洲の話は    石原慎太郎の話の方が筋が通ってる    そんな風に思っています。    最近小池知事の言葉に良く出てくる    安心安全って言葉    これ一緒に使われるとどうも変ですね。    この言葉を耳にするたびに    石原慎太郎の話の方が理が通ってると思うのです。    安全と安心を同列に並べるのは不適切    これは私は不動産の仕事をしてるから強く思いますね。    安全は科学的な問題ですから    ある程度客観的な物ですが    安心は心の問題ですから    主観的ですよね    ですから    安心まで完全にクリア    なんて事を考えれば    実際には何もできない    そんな事になります。    どうして不動産の仕事してるとよく分かるかと言うと    この安心の主観性によって    お客様の求める事が大きく違うからです。    例えば    空き巣に入られるのを恐れて    玄関のカギをディンプルキーに代える    なんて人はたくさんいます。    これは実際には安全の問題ではありません    安心の問題です。    泥棒被害の大半は無施錠か    ガラスを割って侵入しますから    玄関のカギをいくら頑丈にしても    それによって防げるのはごく僅かのケースって事になります。    また最近は地震に対する心配をする方が多いですが    東海沖での大地震の確率が高くなってるので    当然の事です。    ですから    皆さん新耐震基準にこだわる    これも理解できます。    しかしこれにこだわっても    実際には安心の問題であり    安全が確保されてるとは言えません。    阪神淡路大震災では    旧耐震が7割の被害だったのに対し    新耐震の家は30％の被害    なんて言われてますが    まぁこれを根拠に安全    なんて言えませんよね。    旧耐震の70％の中には    戦後の混乱期に建てられた粗末な家がたくさん含まれてますし    更に遡って戦前からの家もあった訳です。    しかも当時は重い日本瓦が多かったわけですから    耐震基準の問題よりも    そちらに大きな原因があったと思います    ですから    昭和５６年の耐震基準の改正で    それを境に劇的に耐震力が増した    なんて話しもどうも私はそのまま受け止められないと思っています。    しかし    お客様はそれによって安心する訳ですから    その意味では十分意味があります。    そんな訳で    科学的な根拠による安全と    心理的な問題である安心    これは元来別個に語られるべきですが    豊洲ではまるで一つの言葉かのよう飛交ってますが    この問題点は    安心は心理に起因してますから    ある意味キリが無いって事です。    キリが無いって事は    それにこだわると    いくらお金があっても足りないって事です。    豊洲の問題は    科学的には安全    なんて言われても    心理的には不安    って事になれば    豊洲の移転断念って事になりますから    私達の税金が6000億だから7000億だか分かりませんが    とにかく信じられない大金をドブに捨てる事になります。    まぁこの話しは私がいくら語ってもどうにもなりませんからこの位にしますが    頭に入れたいのは    安心は心理的な問題であり    それは求めれば求めるほどお金がかるって事です。    ですから    どこかでこの安心は妥協する    これは絶対に必要です。    以前当社のアパートで    ご家族に精神障害のある方がいましたが    精神障害と言っても    騒ぎを起こすこともなければ    大声を出す事もありませんでした    ですから    私達は特に問題とは捉えませんでしたが    他の入居者の方からクレームが来ました    小さな子どもがいるので恐いと    気持は分からない訳ではありませんが    しかし何も問題を起こしてないのに    知的障害と言うだけで追い出せば    それこそ当社は悪徳不動産屋って事になります    それと    小さな子どもがいる家庭は他にもありましたが    他からのクレームはありませんでした。    その事をやんわりと伝えると激怒しましたね。    このままでは毎日不安で生活が出来ないって話しです。    まぁその不安も分かりますが    その不安を解決するには    やはりお金が要ります    転居すれば良い訳です。    その事を伝えると    また激怒しましたね。    しかしいくら激怒しても    その心理的な不安は他の人が感じてない以上は    主観的な物ですから    どうしようもありません。    で    結果どうなったか？    そのまま長くお住まいいただいています。    何の問題も無く    まぁそんな訳です    安心は    自分のお金で買う    これが原則って訳です。    豊洲も    安心のために    私達のお金    数千億がパぁ    いくら百条委員会なんてパフォーマンスをしてもらっても    納得できませんよね。    責任の所在は    どうやら関係者全員の無責任体質    ってとこに行き着きそうですから。    人件費からそっくり削って    残ったお金を割り当てるってのは？    って思って    都の職員の給与を調べたら    約1兆円です    って事は？    7000億引けば3000億しか残りませんね    無理か・・・・    まぁいずれにしても    それだけの大金だって事です。

自分のミスは自分で責任を取る 当たり前

今の時代は便利ですが    ガンガンお金も出ていきますね    しかしこの出て行くお金    家賃だとか税金だとか    決まったお金であればまぁ備えは出来ていますが    不慮の出費ってのは困りますよね    家族が病気になったとか    あるいは事故に遭っただとか    ですから    私達は貯金をしたり    あるいは保険に入ったりする訳ですが    しかし図太い人は    この備えをしませんね。    家賃が入らないので催促すると    会社が苦しくて給料が遅れてる    なんて事を言う人はよくいます。    つまり    １か月の家賃の蓄えもない訳です。    私のような小心者からすれば    よく平然と生きていられるな？    って感心します。    まぁしかし不慮の出費は困りますが    仕方がないと諦めはつきますよね。    私が出費で一番いやなのが    今の時代特有の    IT関係の出費ですね。    具体的には    今会計ソフトの会社から連絡があり    消費税が延期になりましたが    バージョンアップをしないと    ４月から消費税を10％で計上するそうです。    納得できませんよね。    その程度の対応もできないソフトを売ったのか？    って思いますが    まぁしかし喧嘩しても勝ち目がないので    ここは黙ってまた高額のソフトを買う事になります。    その他にも    ウインドウズは勝手にアップデーットしますが    これによってパソコンが不具合になる事    よくあります。    で    仕方なく    またパソコンとソフトを買う事になります。    つまり    高額であっても    車だとか家だとか    自分の意思で決断するのは納得ができますが    少額であっても    相手の都合で取られる余分なお金    これは納得できませんよね。    これが私達人間の心理です。    ですから    ○○○○ソフトとか○○会計みたいに    大手の会社であっても    それをやられると    本当に相手のモラルの低さを感じる訳です。    まぁそれでも大手の会社は通用するのでしょうが    私達零細企業がそれでは    とても持ちませんよね。    先日も    当社の社員の不注意で    お客様が契約書に貼る印紙を間違えてしまいましたが    これをお客様に負担させては    例え何も言わなくても腹は煮えくり返ってるはずです。    こんな時に    大手と同じ対応をしては    私達の将来はありません。    こちらのミスであれば    きっちり責任を取る    これは生き残るためには    絶対に欠かせません    逆に言えば    これができないと    高い確率で潰れます。    昔お客様から聞いた話しですが    アパートを借りて引っ越して言ったら    その部屋に既に知らない人が住んでたそうです    で    慌てて不動産脂電話したら    結果は社内の連絡ミスで    ２重契約だったそうです。    で    その不動産屋がホテルを手配して    緊急避難をした訳ですが    後日新しい部屋を契約して    引っ越したら    そのホテル代を請求してきたそうです。    これでは先はありませんよね。    まぁそんな感じで    私達零細企業は    大手と同じトラブル処理では先はありません    ミスに対しては    誤魔化さずに    しっかり責任を取る    この気持を    当社の社員は    まずしっかり頭に叩き込みましょう。

進化の過程が違う者同士の共存

女性の管理職の割合を増やしましょうとか    あるいは女性の政治家を増やしましょうとか    世界中で女性に進出を促す    そんな機運が高まってるように思いますが    しかしあえて意識しなくても    女性は元々男性より逞しいので    子育てと家事から解放すれば    女性はガンガン男性の領域だと思われてた場所に進出して来る    そんな気もします。    最近では    テレビを賑わす問題は    よく女性が中心になりますね。    森友問題では    稲田大臣、昭恵夫人、副理事長    とか    攻める側では共産党の吉良よしことか、    とにかく女性議員が目立つようになりました。    それと森友学園の園児の保護者    皆さん顔を隠してインタビューを受けてますが    お母さんが多いですね。    このお母さん達    まぁ手加減をしませんよね。    ここぞとばかり一斉砲火を浴びせてます。    豊洲問題では    選挙の時に石原慎太郎が小池ゆり子に対して    “年増女の厚化粧”    なんて恐ろしい事を放ってましたが    私は瞬時にヤバイと思いましたね。    小池さん    顔はニコニコしてましたが    随分ムカついたんでしょうね。    気の毒に石原慎太郎はボコボコにされ    まだ許してもらえず。    今度は百条委員会でつるし上げるようです。    世の女性を見下してるお父さん達は    このシーンをしっかり目に焼き付けるべきでしょうね。    女性をナメては大変な事になります。    政治の世界だけでなく    私達の身近でも女性は進出が顕著ですが    これは時代の流れで当然なのは間違いありませんが    しかし    この過渡期に注意しなければいけないのは    女性の脳と男性の脳は違いがあるって事ですよね。    これは進化の過程で    群れの中で子供を産んで育てる役目を負ってる女性と    その女性と子どものために食料を取って来る男性    この役目の違いが    長い間にその役目に合った進化を遂げた訳ですから    簡単に取り去る事はできません、    ですから    この違いをしっかり認める事によって    相手を理解できますから    自分の考えに合わないからと言って    単に相手を非難する    こんな事が少なくなるはずです。    会社では    女性と男性が対等に仕事をする    なんて事が増えてますが    この違いを理解しないと    トラブルだらけになります。    例えば    女性は子育ての中で    子供の細かい変化    これに気を配るように進化したはずです。    であれば    仕事も    どうしても細かい所が気になる訳です。    細かい部分が気になると言う事は    スピードは遅くなったり    全体が見えなくなる事があります。    そんな時に    相手を理解する事無く    単に    早くしろ    なんて怒鳴っては    とてもこれからの時代は生きて行けません    石原慎太郎と同じ運命になります。    女性の仕事が遅いと思ったら    どうしてそうなのか？    まずそれを理解する習慣    これはしっかり身につけましょう。    お客様でも    内見をして申し込みをした後    そのお客様からキャンセルの電話が来る事がありますが    これは男性より女性が多い物です。    そんな時に    女性を否定するような捨て台詞を吐いたら    もうアナタ自身が時代に合わないって事です。    女性は男性から見れば    些細な理由でキャンセルをしますが    しかし    これは男性の脳がそう思わせてるのであって    毎日そこで生活する女性にとっては    その問題は些細ではないのです。    これが理解できないと    人類の半分の市場を失う訳ですから    営業成績も上がりません。    女性進出は時代の流れです    であれば    お互いしっかり相手を理解する事によって    平穏な共存空間が可能になるはずです。    まぁしかしそうは言っても    今週の女子ゴルフを見ると    若い子達の中には    もうすでにショートパンツやミニスカートがチラホラいますね。    私達男性にはこの寒さにめげずに    生足を晒しまくってる女性の本能    いまいち理解できませんが    これも進化の過程でそうなったのでしょうから    理解できなくても認める事です。      まぁ楽しませて貰えますから    文句を言う男もいないとは思いますが・・・・

お客様とは政治と宗教の話しはタブー

連日報道された森友学園の顛末    これ興味深く見ていましたが    私が理解できなかった日本に存在する世界    これが良く理解できるようになりました。    私は    政治家の中に    安倍総理のように右翼的な思想を持った人がたくさんいる事に違和感を感じていました    どうしても今の時代に    戦前の日本を肯定的に見る人が政治の世界で力を持つ    これが理解できなかったのです。    ですから    安倍首相はおじいさんの岸信介の影響でそうなった    そんな風に考え納得していました。    ところが    今回の森友学園の籠池理事長の退任会見    この横に腰掛けて    父親が窮地になるとはぐらかす役目を担ってた長男    これが    会見が終わり父親が去った後    残った報道陣に一人で語りかけた言葉    これを聞いたときに    この日本には私が知らない世界がある    この事に遅まきながら気づいた訳です。    それは    この長男が呼びかけた相手です。    日本全国の保守の皆さんに    救いを呼びかけてましたね。    具体的には    この窮地から脱するために    寄付をお願いしますって事です。    このままでは    日本の教育は崩壊します    って事です。    この話し    私も分からない訳ではありません    漏れ伝わる所によると    教育現場では    先生は萎縮して生徒を叱れなくなってる    だから生徒は    ますますわがままになり    結果教育が崩壊してるなんて言われるほど荒れてる    って事のようです。    そしてその理由が    左翼勢力による行き過ぎた人権主張と    マスコミによる偏向報道って訳です。    まぁそれが全く根拠がないとも言えませんね    ここまでは私も少し理解できます    ところが    それを解決するために    戦前の日本の教育に回帰    なんてのはどう考えても無理がありますが    しかし今回の件で分かったのは    日本には    この現状を憂い    時計の針を戻したい    なんて考える国民が一定割合でいるって事です。    そしてそんな人達は純粋に国のためにそれが良いと思ってる訳ですが    そんな人達を市場と捉え    寄付金集めを目的の行動を起こしたり    あるいは選挙の票の見積もりにしたり    なんて事を企む人達がいるって訳です。    籠池理事長が    自らは全くモラルが感じられない人なのに    子供達には教育勅語を暗唱させたのは    その事によって    寄付が集まる訳です。    なんせ7億５千万の建物契約が    寄付があつまれば１５億だそうですから    ある意味このスキームは大金が集まる    大変美味しい構造とも言える訳です。    幼稚園の経営が苦しくなったので    この世界の寄付に活路を求め    急激に右傾化した理由がよく理解できました。    まぁしかし    純粋に今の日本を憂う方達    この気持を利用する邪悪な者達    しっかり見極めるべきでしょうね。    今回の件で    純粋な気持で森友に寄付をした方達    本当に気の毒です。    同様に    どうも政治家の皆さんにも    選挙目当てで右翼っぽい言葉を発する人もたくさんいますから    その辺も気をつけましょう。    石破茂によると    割腹自殺をした三島由起夫が    “反共に明け暮れてると段々相手に似てくる”    なんて言ってたようですが    今の日本を見てると    本当によく理解できますね。    特に最近ヘイトスピーチをする人達    私から見れば    韓国で感情的に反日デモを繰り返す人達と    全く一緒に見えます。    相手が嫌いであれば    相手にしないのが一番なのに    嫌いだ嫌いだと毎日叫んでたら    すっかり同じ人種になったって訳です。    まぁそんな訳で    私達不動産屋は    色んな思想の人を相手にしますから    日本人にも私達が知らない世界がある    せめてこの位はしっかり理解して    そこにはあまり触れないように    気をつけたいものです。    さて    予想したとおり    この籠池さん    しばらくテレビを賑わしそうですね。    マンネリ化して視聴率が取れないテレビ局の皆さんの    喜ぶ顔が浮かんで来ます。    しかし    この程度の話しで国会が盛り上がってますが    証人喚問に国民が釘付けになってる時に    もしかして    始まりませんかね    戦争が・・    少し悪い予感がします。

不動産の仕事の楽しみ方

おととい千葉にゴルフに行ったら 
 
小雨がチラつき 
 
北風が強く 
 
最悪のコンディションでした。 
 
スタートする前からもう帰りたかったのですが 
 
ゴルフは一人で回る訳ではありませんので 
 
わがままは許されません 
 
寒さでガタガタ震えながらのゴルフとなりました。 
 
で 
 
後半 
 
寒さだけではなく 
 
急激に奥歯が痛み出しました 
 
このままでは疲れてるのに夜眠れない 
 
って事になりそうなので 
 
ゴルフが終わってからすぐに歯医者さんに行きました 
 
で 
 
早速レントゲンを撮ったのですが 
 
先生の口から思わぬ一言が出てきました。 
 
それは 
 
痛むと言う奥歯には問題がないって話しです。 
 
そう言われても実際に痛む訳ですから 
 
もしかしたら他に大病があるのか？ 
 
ってのが頭をよぎりました。 
 
具体的には心筋梗塞 
 
これは虫歯が無いのに歯が痛むって聞いた事があります。 
 
で 
 
それを先生に伝えると 
 
そうではなく 
 
花粉症が歯の痛みを起こしてるって事でした。 
 
不思議な話ですよね。 
 
半信半疑でしたが 
 
先生の話によると 
 
まだ痛みが出てないけど他に進行してる虫歯あるので 
 
そちらを治療すれば治るかも知れない 
 
って言われました。 
 
まぁ痛みは出て無くてもいずれ治療をする訳ですから 
 
お願いしたら 
 
今まで苦しんだ他の歯の痛みが 
 
ぴたっと止まりました 
 
人体はやっかいですよね 
 
痛みは不調を知らせてくれる訳ですが 
 
必ずしも痛む場所が悪いとは限らない訳です。 
 
良く大病があるのに 
 
誤診で見逃し命を落とした 
 
なんて話しを耳にしますが 
 
お医者さんを強く責めるのも気の毒な気がしますね。 
 
私達の体は 
 
医学の知識があっても見抜けない 
 
そんな可能性をたくさん秘めてる訳で 
 
ある意味 
 
お医者さんが見落とすのは当然 
 
見つけてくれたらラッキー 
 
そんな風に考えた方が良いかも知れません。 
 
私のお客様でも 
 
奥さんが胃が痛むので病院に行ったら 
 
ストレスから来る胃痛 
 
て診断でしたが 
 
しばらく薬を飲んでも治らないので 
 
大学病院を紹介してもらったら 
 
末期の癌 
 
だったそうで嘆いてましたが 
 
お医者さんの立場からすれば 
 
胃が痛い人はたくさんいる訳で 
 
まずは胃薬から 
 
これは当然のような気もします。 
 
いずれにしても 
 
私達の体に起こる不調は 
 
人体の仕組みが複雑ですから 
 
お医者さんにも分からない事が多い 
 
これは頭の片隅に入れるべきですね。 
 
この表面的な症状と 
 
一見無縁の本当の病変のとの不思議な関係 
 
これは人体の話しばかりではありません。 
 
人間の世界では 
 
本当によく起こります。 
 
奥さんが子供の手が離れたので 
 
空いた時間にパートをしたい 
 
なんて言い出したときに 
 
実際には奥さんの心には 
 
離婚願望が芽生えた 
 
なんて事はよくある話しですし。 
 
娘さんが一人暮らしをしたい 
 
なんて言い出したら 
 
彼氏が出来た可能性が高い訳です。 
 
私達の仕事でも 
 
全く同じような事がよく起こります。 
 
長年自分でアパートを管理してる大家さんが 
 
当社に管理を依頼して来た事がありました 
 
言葉では 
 
もう歳だからお宅に任せたい 
 
って言ってましたが 
 
実際には 
 
ご自身はもう長く生きない事が分かっていて 
 
亡くなった後 
 
疎遠になってる自分の息子達と相続の手続きを進めて欲しい 
 
って本音があった訳です。 
 
また 
 
だいぶ前の話ですが 
 
ある家主さんが 
 
“社長さん不動産は今後も下がるのかね” 
 
なんてさりげなく言った人があります。 
 
この方 
 
不動産は買う一方で売るなんて発想の無い方でしたので 
 
気になって謄本を取ったら 
 
グチャグチャになっていました。 
 
こんな感じで 
 
名医は 
 
普通の医者が見逃す僅かな兆候に耳を傾け 
 
そして隠れた病気を見逃さない 
 
なんて言いますが 
 
不動産の仕事も同じで 
 
お客様が発する 
 
さりげない一言に 
 
隠れたお客様の問題を見つけ 
 
そして解決のお手伝いをする 
 
これが大きな醍醐味でもある訳です。 
 
まぁしかし 
 
そうは言っても 
 
名医が全ての病気を治せる訳ではないのと同じで 
 
手遅れもありますね。 
 
最近も私に 
 
雑談で 
 
社長も不動産を買うの？ 
 
って言った方がいましたが 
 
私はその一言で 
 
担当にすぐに行動を起こさせましたが 
 
既に他社に売却済でした 
 
そんな訳で 
 
全てがシナリオ通りうまく行く訳ではありません 
 
少なくとも戦略を立てる事で 
 
この仕事は楽しめる 
 
そんな面もありますよ 
 
って話しです。