駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

T君へ送る言葉

2013年04月30日 | 人生一般

人生は歩いた事のない道を歩き続けます。 
 
その道中 
 
一人ではありません 
 
家族だったり友人だったり会社の仲間だったり 
 
色んな人と歩みます。 
 
でもこの道 
 
しょっちゅう別れ道があります。 
 
歩いた事がない道ですから 
 
皆どちらが正しいかは、はっきりとは分かりません 
 
ですから 
 
右に行く人もいれば左に行く人もいる 
 
そして行く道が別れれば 
 
一緒に歩く事はできません。 
 
この繰り返しが人生です。 
 
私自身もここまで生きてこれましたが 
 
大きな転換期には 
 
100%の自信があってこの道を選んだ訳ではありません。 
 
先は分からないのにこの道を選んだだけです。 
 
ですから 
 
なんとか生きてはこれましたが 
 
この道が一番良い道だったかどうかは分かりません 
 
他の道の方が良かったのかもしれないし 
 
あるいは最悪の道だったのかも知れません。 
 
こんな感じで私は 
 
自分の選んだ道にすら100%正しかったとは言えない訳ですから 
 
他人の選ぶ道に至っては 
 
それが正しいかどうか? 
 
なんて到底分かりません。 
 
私にアドバイスを求められても 
 
一般論でああだこうだとは言いますが 
 
どの道が正しいかなんてとても言えない訳です。 
 
 
が 
 
世の中 
 
私のような人間と違い 
 
他人の人生に 
 
まるで確実な道があるかの如く口をはさむ人がいますよね 
 
特に自分の人生が上手く行ってると思ってる人たちは 
 
自信過剰になり 
 
若い人たちに自分の生き方を押し付けようとします 
 
まあ押し付けられてそのまま取り入れる方も問題ですが 
 
自分が生きてきて上手く行ったからと言って 
 
それを人に押し付ける事はかなり愚かですよね。 
 
結婚を親に反対されて 
 
そして諦めて 
 
結果一生結婚できなかった人を何人も知っています 
 
反対した親は後悔するだけですが 
 
反対されて親の言う道を歩んだ子供は 
 
取り返しのない人生です。 
 
 
子供に厳し過ぎる親がいます。 
 
愛情に表われですから悪いとは言い切れませんが 
 
後悔する確率が高いですね 
 
子供をまるでロボットかなんかのように操る 
 
そんな感じで育てると 
 
大体孤独な人生が待っています。 
 
自分は子供のためを思って厳しく育てたのに 
 
子供も自分も淋しい人生を送る 
 
そんな感じです。 
 
 
小さい子供を恐怖でしつけても 
 
成長すれば 
 
心に染みついた親への恐怖心から 
 
距離を置くようになるか 
 
あるいは 
 
誰かの指示なくしては生きられない 
 
そんな感じになります。 
 
 
私自身は 
 
そんな感じで 
 
自分の子供ですら極力その道には口を挟まないようにしてきました。 
 
ましてや 
 
他人であれば 
 
絶対に断言はしません。 
 
それぞれ 
 
自分の進みたい道を歩めば良いのです。 
 
そして 
 
その道の先に満足できれば喜べば良いし 
 
厳しい道であれば 
 
自分で選んだ事で納得すればよいのです。 
 
強制されて進めば 
 
上手く行っても自分の満足感はありませんし 
 
悲惨な道であれば 
 
誰かを恨む事になります。 
 
これが人生です 
 
 
ただし 
 
違う道を歩めば 
 
もう永遠に会う事は無いかも知れません 
 
少なくともその覚悟は必要でしょう。 
 
 

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人を威嚇して生きてきた男の末路

2013年04月29日 | お客色々
先日 
 
閉店間際に 
 
50代後半の父親と 
 
30代の息子が入ってきました。 
 
で早速社員が接客を始めたのですが 
 
急いで入居できる部屋を探しているとの話が私の席まで聞こえてきたので 
 
そ~っと覗いてみました。 
 
するとこの親子前歯がありません 
 
何度か書いてますが 
 
当社では前歯のないお客様の家賃滞納率は100%です。 
 
そんな理由から 
 
私は更に注意深く観察していました。 
 
すると 
 
この親子どうも見たような気がします。 
 
で 
 
社員が適当のあしらって 
 
一応お帰り頂いた後 
 
気になって顧客カードを覗いてみました。 
 
見て驚きましたね。 
 
この親子 
 
20年前に当社と大きなトラブルになった人です。 
 
当時17~18歳だった息子は不良で 
 
父親はそのスジの人間を匂わせて 
 
家賃は払わず 
 
家主を脅したりして 
 
結局大変な思いをして部屋から出した人たちです。 
 
ではなぜ当社に来たのでしょう? 
 
多分分からなかったんですね 
 
当社はあれから2回引っ越してますから 
 
別会社だと思ったんだろうと思います。 
 
だから来れたのです。 
 
しかし20年の月日は人の風貌を大きく変えますね。 
 
不良少年だった息子は 
 
歯が抜け落ちて 
 
ホームレスっぽい服装の中年のオヤジですし 
 
威勢の良かった父親は 
 
今にも倒れそうな老人です。 
 
ふたりとも実年齢とは大きくかけ離れて老けています。 
 
私が部屋から出して20年 
 
何をしていたかは分かりませんが 
 
厳しい人生だったって事は 
 
その外見が十分すぎるほど教えてくれました。 
 
 
人間はサルの仲間です。 
 
サルの仲間は群れを作って生活しますので 
 
その秩序を維持するために 
 
ボスを頂点にする上下関係を作ります。 
 
そして 
 
その上下関係を決めるのが 
 
肉体的な強さです。 
 
ケンカの強さがそのまま自分の順位って訳です。 
 
この本能が人間にも残っています。 
 
私も小学生になると 
 
他の村からたくさんの同級生が集まってきますから 
 
その順位を決めるために 
 
随分痛い思いをしました。 
 
しかし 
 
大人になれば 
 
ケンカの強さは役に立ちませんよね。 
 
私達が苦しめられるケースで多いのが 
 
年輩の女性です。 
 
力で負ける事はありませんが 
 
当社の社員はビビリまくりです。 
 
ジムで体を鍛えてる男たちが 
 
一人のおばあさんにビクビクしてる姿は 
 
滑稽でもあります。 
 
現代の人間社会は 
 
その順位と暴力には相関関係がないって事です。 
 
が 
 
特に男性は 
 
このサルの群れの本能が残ったままの人が少なくありません 
 
不動産屋にはゴソゴソいます。 
 
この人間の大人の世界では役に立たない本能 
 
これを理解できずに 
 
人を脅して生きてきた人間の人生が 
 
その親子にはっきり見てとれます。 
 
若くて体力がある内は威勢が良かったのですが 
 
体力がなくなった今は 
 
ひたすらアパートに入れてくれと懇願していました。 
 
ボスザルは 
 
強い内はボスザルですが 
 
力が衰えると 
 
若いサルたちのおこぼれで命をつなぐ運命にあります。 
 
人間も 
 
肉体的な強さを強調して生きて行くと 
 
年老いた時に 
 
ミジメになる訳です。 
 
 
そんな訳で 
 
昔暴走族 
 
だったなんて軽く自慢してる皆さん 
 
そのクセを封印しないと 
 
最後は 
 
ホームレスになって 
 
小学生に石を投げれて逃げまとう 
 
そんな人生かも知れませんよ。 
 
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沖縄に帰った目的

2013年04月28日 | プライベート

私は3人の息子の名前を考えましたが 
 
結構悩みましたよね 
 
占いは全く信じない私が 
 
姓名判断の本を買ったりなんかしました。 
 
で 
 
悩んでもキリがありませんので 
 
最終的にはいくつかの注意事項を決めて 
 
それに沿ってればOK 
 
そうやって決めました。 
 
その注意事項の一つに 
 
読み方が複数存在しないってのがあります。 
 
つまりいちいちフリガナをふらなくても間違われないようにって事です。 
 
それと難解な字も避けましたね。 
 
そんな感じで迷って名前をつける訳ですが 
 
付けてしまうと不思議な物で 
 
名前はすぐに人物に馴染みますよね。 
 
どんな変わった名前であっても 
 
一旦馴染んでしまうと 
 
もう他の名前には変えられません。 
 
つまり 
 
本人にとっては 
 
自分がつけた訳でもないのに名前は一生ついて回る訳です。 
 
で 
 
このついて回る名前 
 
これによってその人の人生が変わる 
 
なんて事はあるのでしょうか? 
 
はっきりは言えませんが 
 
私は少しはあるような気がします。 
 
須藤元気なんて格闘家がいましたが 
 
元気って名前を頻繁に呼ばれれば 
 
元気な子に育つように思います。 
 
私の親友に“強”ってのがいますが 
 
子供の頃から今に至るまで 
 
本当に強い男です。 
 
また 
 
当社の内田は高明と言いますが 
 
名前に口がふたつも入ってますが 
 
耳は入ってません。 
 
人の話は聞かず一方的にしゃべりまくるのは 
 
そのせいか? 
 
なんて気もします。 
 
まあこれは冗談ですが・・ 
 
 
そんな感じで 
 
名前はその人の人生に影響を与える 
 
私はそう思っています。 
 
 
私の甥に誠ってのがいます。 
 
今にして思えば大変良い名前ですが 
 
私はこの名前で 
 
ある人物を連想して 
 
最初聞いた時は少し失望しました。 
 
が 
 
この誠 
 
この名前の通り 
 
本当に心が純粋に育ちました。 
 
今はもうこの名前がピッタリ 
 
そんな感じです。 
 
 
で 
 
この誠 
 
今日が結婚式です。 
 
自慢の甥です。 
 
思いきり祝福したいと思います。 
 
 
相手は 
 
宮古島の“ひとみ”さんです。 
 
ブログ仲間の皆さん 
 
この謎 
 
解けますか? 

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今日は一日中沖縄です

2013年04月27日 | 社内事情
沖縄には独特のウチナーグチと言う方言がありますが 
 
時代とともに消えて行きます。 
 
少数言語ですから 
 
情報伝達手段が発達すれば消え去るのが自然とも言えますが。 
 
実はこのウチナーグチが消え去るのは 
 
情報手段の発達だけではありません。 
 
昔 
 
権力によって意図的にウチナーグチを禁止したためです。 
 
私達の子供時代は 
 
日本語が上手な人=優秀 
 
ウチナーグチばかり話すひと=落ちこぼれ 
 
なんて思われていました。 
 
ですから 
 
沖縄の年輩者の中には 
 
いまだにその意識が強く残っていて 
 
日頃の生活でも極力ウチナーグチを話さないように意識してる人がたくさんいます。 
 
私は 
 
ウチナーグチが話せる人にはなるべくウチナーグチで話ようにしていますが 
 
私が話かけても 
 
返事は標準語で返してくる 
 
そんな年配者がたくさんいます。 
 
で 
 
時代が流れ 
 
出来の悪い人が使う言葉だったウチナーグチが見直される雰囲気になってきました。 
 
で 
 
この言葉を守ろう 
 
なんて機運が高まってきたのですが 
 
このウチナーグチを守ろうとする人 
 
実はほとんどが 
 
優秀で標準語を話して来たひとばかりです。 
 
少しおかしな話ですが 
 
日頃ウチナーグチを話してる人たちは 
 
あらためてその言葉を守ろうなんて話はしません。 
 
守も何も 
 
自分が日頃使ってる言語ですから 
 
消え去る危機感もない訳です。 
 
つまり 
 
その言葉の消滅を心配してる人達は 
 
その言葉をあまり使ってこなかった人たちなんです。 
 
ある意味 
 
その言葉をさげすんでた人たちが 
 
今になって価値に気付いた 
 
そんな感じです。 
 
で 
 
そんな年配の方達 
 
無理してウチナーグチを話ますが 
 
ヘタですね。 
 
あまりにもヘタすぎて 
 
こちらも聞いていられなくて 
 
標準語の会話に戻す事があります。 
 
そんな体験をしていると 
 
いつも思います。 
 
文化は 
 
上から下に流れるものではないって事を・・ 
 
庶民に受け入れられれば良し 
 
受け入れらえなければアウト 
 
ウチナーグチ 
 
エリートの方達が標準語を押し付けても消え去りませんでしたが 
 
逆にエリートの方達が頑張っても 
 
消え去る時は消える訳です。 
 
 
とにかく私は 
 
この言葉が好きなので 
 
今日は 
 
ウチナーグチにどっぷり浸かって過ごします。 
 
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今晩沖縄に飛びます

2013年04月26日 | プライベート

数年前 
 
私がブログで天声人語の事を書いてるのを見て 
 
私の政治思想が分かると言った人がいました。 
 
その人には直接言いましたが 
 
読んでる新聞でその人を左翼だの右翼だの決めつけるのはどうかと思いますよね。 
 
まるで読売新聞を読んでる人は 
 
全員巨人フアンだと思い込んでるようなものです。 
 
私自身は今は死語になりましたが 
 
大学生の頃からノンポリです。 
 
今の時代の言葉で言えば 
 
無党派層です。 
 
特定の支持政党もありません 
 
その都度投票先は変わります。 
 
ではなぜ今朝日新聞を読んでるかと言うと 
 
朝日新聞の販売店の方にたくさん部屋を借りてもらってるからです。 
 
その付き合いで朝日新聞を購読してる訳です。 
 
しかし 
 
新聞店のお客様は朝日新聞だけではありません 
 
読売新聞の販売店にもお世話になっています。 
 
ですから 
 
そちらの方は英字新聞を購読する事によって 
 
僅かながらの恩返しって訳です。 
 
しかし私は毎日朝日新聞を読んでますが 
 
言われてるほど左って訳ではありませんよね 
 
政治的な思想の偏りを批判する人は 
 
実際には読んだ事はないのでは? 
 
なんて思っています。 
 
そんな感じで 
 
私自身は 
 
新聞を読む目的は 
 
情報の収集が目的であって 
 
政治思想のために読んでる訳ではありません。 
 
で 
 
毎日読んでる新聞 
 
これによって色んな事を感じさせられますが 
 
最近強く思うのは 
 
今新聞の世界で中心をなしてるのは 
 
多分私と同じ世代ですね 
 
毎日読んでると分かりますが 
 
多分天声人語の筆者も変わりましたね。 
 
私と同世代の方だと思います。 
 
政治の世界でも 
 
安倍総理は2歳年上ですし 
 
石破幹事長とか石原元幹事長とか野田元総理とか 
 
経済会では孫正義さんやトヨタの豊田社長 
 
皆同じ世代です。 
 
つまり 
 
今がまさに私達の世代の満開 
 
そんな気がするのです。 
 
そう思うと少し焦りますよね。 
 
満開になれば散るのが定めですからね。 
 
実際散り始めています。 
 
中村勘三郎は私のひとつ年上ですし 
 
坂口良子も同じく私の一つ上です。 
 
田中好子は私と同じ歳でした。 
 
が 
 
焦っても何ができる訳でもありませんよね 
 
であれば 
 
今更、ジタバタしても意味がありません。 
 
ではどうすれば? 
 
まあアクセルが踏めないのであれば 
 
シフトダウンですね。 
 
 
少し今までの生き方を変えようかと思っています。 
 
沖縄に行ってきます 
 
3日ほど・・・ 

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頑張らずに諦めなさいって言ってる訳ではありませんよ

2013年04月25日 | 人生一般
人間諦めが肝心 
 
なんて昔の人は言いましたが 
 
本当にその通りですよね。 
 
どんなに頑張っても結果は思うようにならない事が多いですし 
 
その事を悔やんで 
 
今の時間を台無しにするのは愚かな事です。 
 
が 
 
この達観した考え方 
 
ビジネスの世界では要注意でもあります。 
 
この考えに走るクセがつくと 
 
仕事では使い物にならなくなるばかりか 
 
自分の人生も台無しにしたり 
 
あるいは家族の人生まで破壊する 
 
そんな危険な考えからでもあるのです。 
 
 
具体的には 
 
諦めクセは現実逃避と密接につながってるのです。 
 
つまり 
 
諦めるクセがつくと 
 
頑張る意欲が失せてくる訳です。 
 
諦めるのがクセになってる達観社員 
 
成績が上がらず 
 
苦境に陥って行くのをたくさん見ました。 
 
つまり 
 
私達は競争社会で生きてる訳ですから 
 
どうしても頑張るべき所を諦めてしまう人間は使い物にならないのです。 
 
ですから 
 
私は社員にその辺を感じたら 
 
呼びつけて指導する訳です。 
 
で 
 
この敗北の道につきすすむ恐ろしい諦めクセ 
 
この兆候は口グセですぐに判断できます。 
 
具体的には 
 
“仕方がない” 
 
この言葉をやたら発するようになったら 
 
もう戦闘意欲が失せてるわけですから 
 
この厳しい世界では使い物にならなくなります。 
 
ですから 
 
逆に言えば 
 
この言葉は使い過ぎに注意って訳です。 
 
 
ここまで読んで 
 
私が何度もブログで 
 
諦める事の大切さ 
 
それを語ってるので突っ込む人がいると思いますね 
 
社員にもいるでしょう 
 
勘違いしてる人が・・ 
 
 
でも 
 
私が言ってる諦めは 
 
頑張るなって事ではありませんよ 
 
頑張ってもどうにもならない事がある 
 
そんな時には 
 
結果を受け入れなさい 
 
って事なんですよ 
 
くれぐれも勘違いしないで下さいね。 
 
 
私が言ってる事は 
 
やたら諦めて楽をしなさい 
 
って事ではありませんよ 
 
人事を尽くして天命を待つ 
 
って事です。 
 
やるべき事もやらないと 
 
天命を待つまでもありません 
 
戦う集団では 
 
足でまといは 
 
排除される 
 
それだけです。 
 
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脳を制する者が人生を制す

2013年04月24日 | 人生一般

人間は脳を発達させ 
 
動物の頂点に君臨する事ができました。 
 
そしてその脳の発達のおかげで 
 
文明を築き 
 
私達は今日の豊かで快適な生活を手に入れる事ができました。 
 
ですから脳の発達は大変良い事だと言うのは間違いありませんが 
 
では良い事だけか? 
 
と言うとどうもそうではありませんね 
 
副作用みたいなものがあります。 
 
この副作用が 
 
人生の価値を大きく貶めているように思う事があります。 
 
具体的には 
 
脳が発達したおかげで 
 
私達は記憶力と想像力が大きく備わりました。 
 
これが 
 
人生の中で一番大切なはずの”今”の価値を大きく損なってる 
 
そんは風に思う訳です。 
 
記憶にある過去も 
 
想像力で作る未来も 
 
現実には想像しません。 
 
あるのは今だけです。 
 
にも関わらず過去や未来に捉わられて 
 
今が台無し 
 
そんな愚かな事を人間は行ってるのでは? 
 
なんて思う事があります。 
 
特に精神的な病に落ちるのは 
 
大体記憶と想像力が原因ですよね。 
 
特に問題なのは想像力です。 
 
本来見えない将来を 
 
想像力で作り出し不安で苦しむ 
 
これが人間です。 
 
若い人は結婚できない心配をし 
 
結婚したら子供ができない心配をし 
 
子供が出来たら成長を心配し 
 
成長したら将来の学費の心配をし 
 
子供が独立したら 
 
いつの間にか齢をとって 
 
今度は健康の心配です。 
 
こんな感じで 
 
人間意識しないと 
 
将来の不安で 
 
一番大切な“今”を台無しにしてしまう訳です。 
 
では 
 
どうやってその先の不安から解放されるのでしょう? 
 
これは簡単なようで簡単ではありませんよね。 
 
中々できません 
 
が 
 
中々できませんが 
 
それが出来てる達人はいくらでもいます。 
 
私達の仕事は 
 
そんな達人と出会える仕事でもあります。 
 
具体的には 
 
近い身内もいなくて 
 
生活保護を受けて一人暮らし 
 
なんて方達です。 
 
普通で考えれば 
 
不幸のどん底 
 
なんて思われがちなそんな人たち 
 
まあいつも屈託なく笑いますよね。 
 
先の事は考えないから経済的には厳しくなったのでしょうが 
 
経済的に厳しくても苦しいと思わない 
 
だから達人なんです。 
 
方や 
 
地震が心配で 
 
まだ十分使える家を建て替える方もたくさんいます。 
 
こないだの大震災で 
 
その気持ちが起るのは仕方がありませんが 
 
このタイプの方は 
 
どんなに頑丈な家に住んでも安心できません 
 
地震になれば家は残っていても 
 
インフラだの食料だの 
 
問題は残りますからね 
 
ですから 
 
更に太陽光発電だの食料の備蓄だの 
 
そんな事に励む訳ですが 
 
では想定される全てに備えれば安心できるか? 
 
と言うとそうではありません。 
 
地震の心配がなくなると 
 
今度はそれまで気にしなかった 
 
地球温暖化や 
 
食の安全に不安を感じるようになります。 
 
 
また経済的な不安から 
 
蓄財に励む方がいますが 
 
お金を貯めたら貯めたで 
 
今度はそれを失う不安が襲ってきます 
 
で 
 
その恐怖が相続対策やらなんやらって事になる訳です。 
 
 
とにかく 
 
人間の脳が生み出す先の不安 
 
これは無限です 
 
いくら備えてもキリがありません 
 
そんな事を考えるより 
 
今を大切にする 
 
これにエネルギーを注ぐべきです。 
 
 
人間の幸せは 
 
お金の量で決まる訳ではありません 
 
あくまでそれを決めるのは 
 
自分の脳だって事です。 

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相手の気持ちと理論のバランスが大切です。

2013年04月23日 | 人生一般

私の入ってるゴルフサークルで 
 
ひとりだけ強制的に退会させられた人がいます。 
 
が 
 
この退会させられた人 
 
納得できないでしょうね 
 
詳しく話を聞きましたが 
 
厳密に言えば 
 
退会させられた方は 
 
サークルによっては 
 
貴重な人間だろうと思います。 
 
ただ 
 
参加するに当たり 
 
そのサークルの主催者の方針をよく読まずに入ってきたのが間違いだったのです。 
 
私が参加するサークルの一番のコンセプトは 
 
“みんなが楽しくです。” 
 
これ言葉では簡単ですが 
 
実際には大変難しい話になります。 
 
皆さん個性がありますし 
 
自分のゴルフに対する姿勢は違います。 
 
この楽しくを 
 
単にユルイ捉えてしまうと大間違いです。 
 
いい加減なゴルファーとは一緒に回ってる他の人が不愉快になります 
 
ですからルールやマナーを守らない人はアウトです。 
 
では 
 
強制的に止めさせられた人はズボラだったの? 
 
そうではありません 
 
全く逆です。 
 
辞めさせられた人は 
 
ゴルフが上手で 
 
ルールやマナーを熟知して 
 
ある意味ゴルファーの鏡です。 
 
ではなぜ辞めさせられたの? 
 
理由は 
 
自分のゴルフに対する思いを 
 
他のメンバーに強制したからです。 
 
私たちのメンバーは 
 
競技会に出る訳でもなく 
 
高みを目指してる訳でもありません。 
 
最低限のルールを守り 
 
他人に不愉快な思いをさせなければOKです。 
 
ところが 
 
その達人は 
 
自分のゴルフのレベルが高いからと言って 
 
人を見下し 
 
少しの事でもマナーやルールを押し付けたそうです。 
 
これでは 
 
一緒に回ってる人は楽しくありませんよね 
 
メンバーから苦情が相次ぎ 
 
代表が決断した訳です。 
 
しかしゴルフでは 
 
ここまでひどくなくても良く見かけるタイプですよね。 
 
所謂教え魔って人たちです。 
 
人間の価値は 
 
ゴルフの上手いヘタで決まる訳ではありません 
 
が 
 
教え魔は 
 
ゴルフのヘタな人を見下しますので 
 
上から目線で 
 
命令口調で指図する訳です。 
 
同じ大人同士で 
 
たかがゴルフで 
 
威張り散らかされて 
 
相手は面白い訳がありませんよね 
 
当然皆高いお金と貴重な時間を費やして行く訳ですから 
 
アノ人が来るなら行かない 
 
って 
 
そんな話になります。 
 
結果 
 
自分は何も間違ってないのに 
 
可愛そうに排除されてしまう訳です。 
 
 
実はこの話は 
 
本人がどうのこうのと言うより 
 
人間のカテゴリーの話です。 
 
人間は 
 
人間関係を重視するタイプと 
 
理論に固執し人間の心を軽視するタイプがいます。 
 
職業で言えば 
 
私たちのような営業タイプと 
 
研究者タイプと言えるかも知れません。 
 
相手を非難する前に 
 
人間社会にはこの二つのタイプが混在するんだと言う事です。 
 
私の家庭の中ですら 
 
この混在が見られます。 
 
 
ですから 
 
大切な事は 
 
自分のカテゴリーを把握して 
 
住み場所を間違わない事です。 
 
それを誤ってしまったために 
 
気の毒に 
 
ゴルフの達人は 
 
追い出されてしまったって訳です。 
 
 
私自身は 
 
その達人 
 
十分受け止められましたので 
 
残念でなりません。

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長く生きれば嫌いな人にも仲間意識

2013年04月22日 | 不動産業界

たくさんの人と接して 
 
しかもその接触から報酬を得るとなると 
 
自分自身の思い押さえ 
 
相手の理解に努める必要があります。 
 
不動産に限らず営業職は 
 
顧客の下に存在する訳ですから 
 
自分の感情を優先するようでは本来務まりません。 
 
が 
 
不動産業界は少し特殊で 
 
ごくまれですが 
 
自分の感情を抑えるのが苦手な経営者が 
 
割と順調に会社経営をしてるケースがあります。 
 
で 
 
このタイプでも成り立つ理由が資金力です。 
 
大体資産家ですね 
 
つまり私達と同じ客商売でありながら 
 
実際には顧客に媚びるなんて事はしなくても 
 
経営が成り立つ訳です。 
 
資金力がありますから 
 
大体派手に買い取ったり売ったりしてますね。 
 
現金で買いますから普通より安く買えたりなんかしますので 
 
売り出し価格も安くなったりします。 
 
良い物件で安ければ 
 
高圧的な態度でもお客様はついてくる訳です。 
 
それはそれでひとつのやり方ですから 
 
別に批判する気はありません。 
 
ただ 
 
私は付き合う気がしません。 
 
この高圧的なタイプの業者には 
 
原則的に物件を入れる事もなければ 
 
その業者の物件に客付する事もありません。 
 
理由は 
 
私とは180度考えが違いますから 
 
接触すると不愉快な思いをするのが分かってるからです。 
 
だからと言って面と向かって 
 
相手を拒否するなんて事はしません 
 
適当につくろってやり過ごすだけです。 
 
で 
 
こんな感じで当たり障りのない付き合いをしてる人が何人かいますが 
 
最近そんな方たちが 
 
私の思いとは逆に 
 
やたら接触してくるケースがあります。 
 
理由は 
 
お互い長くこの世界にいると 
 
同業者が次々にいなくなり 
 
結局昔から知ってる人間は限られてくる訳です。 
 
で 
 
相手は齢をとり 
 
昔ほどの傲慢さもなくなってきますので 
 
以前とは違い踏み込んで付き合う事もあります。 
 
であれやこれやと昔話をする事がありますが 
 
しかしつくづく思いますね。 
 
やっぱりいくら資金があっても 
 
高圧的な生き方をしては 
 
結局孤独になりますね。 
 
具体的にはイエスマンとしか付き合えませんので 
 
自分の欠点に気付かないまま歳をとります。 
 
で 
 
会話の内容が 
 
信じられないほど幼稚なままなんです。 
 
具体的には 
 
自分が正義感が強いと信じてますから 
 
誰それを脅してやったとか 
 
またその正義感で女性にモテるなんて思いこんでますから 
 
子供より年下の愛人がいるとか 
 
そんな 
 
10代の子供たちが自慢するような話ばっかりするんです。 
 
愛人がいながら自分は曲がった事が嫌い 
 
みたいな話の矛盾にも気づかない訳です。 
 
60代後半になって・・ 
 
それでも私は 
 
うまく話を合わせて時間をつぶしますが 
 
そうすると 
 
いつまでも帰ろうとしませんね 
 
最後はこちらも次の予定があるからと上手くあしらって帰しますが 
 
私が若い頃 
 
その方の会社にうがった時は 
 
大声で叱られたんですけどね 
 
アポなしで訪ねてくるなんて失礼だって 
 
多分自分で言った事は全て忘れてるんでしょうね。 
 
いくら人が寄って来ても 
 
金目当てで寄って来た人は 
 
蜜がなくなれば去ります。 
 
私の所で長話するって事は 
 
もう周りにはほとんど人はいないのだろうと 
 
少し気の毒になりました。 
 
知り合って長いのですが 
 
今まで一度も取引した事もなければ 
 
これから先にも多分ありません 
 
が 
 
なぜか 
 
ほんの少しだけ 
 
仲間意識が湧いてきますから 
 
人間不思議な生き物です。

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富を求めるならストレスはお友達

2013年04月21日 | 人生一般
私は都会で長く生きてきましたが 
 
本来はアウトドア派と言うか自然派と言うか 
 
とにかく都会より田舎が好きな人間です。 
 
ゴルフで千葉だの静岡だのに行きますが 
 
その都度目にする田園風景に 
 
一瞬 
 
このままここで人生を終えたい 
 
なんて気持ちが湧いてくる事があります。 
 
ですから 
 
一人でゴルフ場に出かけた時は 
 
特に夏場は 
 
帰路の途中で立ち止まり 
 
しばらく休む事があります。 
 
で 
 
田舎の中でも立ち止まりたい 
 
なんて思う場所は水のある場所です。 
 
しかも清流 
 
岩から飲める水がわき出て来る場所なんかは 
 
私が大好きな場所です。 
 
で 
 
私が田舎が好きなもう一つの理由は生き物です。 
 
私は子供の頃は理科の時間が大好きでした。 
 
植物やら昆虫やら 
 
そんな物すべてに興味がありました。 
 
そしてその興味は 
 
半世紀以上を生きた今も全く変わらない訳です。 
 
で 
 
私が好きな清流と動物 
 
この好奇心を一度に満たす場所はありません 
 
実は清流には生物はあまり棲んでないんです。 
 
圧倒的に多いのは 
 
泥で濁った湿地です。 
 
魚やら水生昆虫 
 
そしれトンボやバッタ 
 
うじゃうじゃいます。 
 
つまり 
 
ある意味 
 
きれいな場所は生物が棲むには適していないのです。 
 
まあ科学的な理由ははっきりしています。 
 
濁ってるって事は 
 
食物連鎖の底辺にある 
 
プランクトンやら藻やらがたくさん繁殖してるからそうなってる訳で 
 
それをエサにする両生類やら魚やらが集まり 
 
そしてそれをエサにする爬虫類やら鳥類が集まる 
 
そんな単純な話です。 
 
 
この自然界の原理 
 
これがそっくり人間社会にも当てはまりますよね。 
 
つまり 
 
心がきれいな人たちが集まる場所は 
 
心が癒されますが 
 
そこが繁栄する事はありません。 
 
活気がある場所は 
 
欲と欲が激しくぶつかり合う最前線です。 
 
音楽のイメージで行けば 
 
野球場を埋め尽くすロックコンサートがある一方 
 
クラシックのコンサートはいつも観客集めに苦戦する 
 
そんな感じです。 
 
街も 
 
高級住宅街と呼ばれる場所はお年寄りが目立ちますが 
 
アパートが混在する地域は活気があります。 
 
 
何が言いたいかと言うと 
 
自分の生き方です。 
 
つまり 
 
静かな暮らしと 
 
活気のある暮らしは 
 
原則的には両立しないって事です。 
 
活気のある暮らしを求めるのであれば 
 
どうしてもストレスの多い 
 
欲と欲のぶつかり合いの世界に身を置かなければなりません。 
 
それが嫌なら 
 
覚悟を決めて 
 
質素な生活を追及する事です。 
 
良い悪いではありません 
 
自分の性格を見て 
 
自分に合った生き方を選択するべきなんです。 
 
で 
 
我々の業界 
 
当然利益追求型の業界です。 
 
欲と欲が激しく火花を散らします。 
 
その事を覚悟して 
 
この世界に入るべきです。 
 
この世界は 
 
安らぎは無縁の世界です。 
 
ストレスはお友達です。 
 
そして 
 
その代償が唯一 
 
他の業界より多い収入なんです。 
 
 
覚悟がないまま 
 
高い収入を求めてこの世界に入るから苦しむ訳です。 
 
これから不動産業界を目指す人は 
 
その辺しっかり意識した方が良いでしょう。 
 
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豊かさはどこに基準を置くかによって逆転します

2013年04月20日 | 人生一般

元々中の良かった兄弟 
 
それが結婚して別々の家庭を持つと疎遠になっていきます。 
 
疎遠になるだけではなく 
 
憎しみ合うケースもたくさんあります 
 
むしろそちらの方が多いかもしれません。 
 
兄弟は仲良くできればそれに越した事はありませんが 
 
現実には兄弟が疎遠になるのは自然な事です。 
 
多分神がそのように私達人間を作ったのだと思います。 
 
人間だけではありませんよね 
 
動物も大体は親から離れれば 
 
別々に生きていく事になります。 
 
まあしかし動物がそうだからと言って 
 
それに納得して同じ行動をとっては 
 
あまりにも情けないですよね。 
 
大体人間社会は 
 
兄弟仲良く生きていくのと 
 
絶縁して生きてくのでは 
 
大きく差が出ます。 
 
私達の世界では 
 
部屋を借りる時にしっかりした保証人がいれば 
 
保証会社に余分なお金を払わなく済みますが。 
 
その保証人は誰でも良い訳ではありません 
 
大体身内を要求します。 
 
親も保証人になれますが 
 
年金生活だと保証能力の問題が出てきます。 
 
ですから 
 
保証人になってくれる兄弟がいれば 
 
アパートだけではなく 
 
会社の入社や 
 
あるいは子供の進学に 
 
大いに有利になる訳です。 
 
でも 
 
神は兄弟を疎遠にしてしまう 
 
どうすれば良いの? 
 
兄弟が疎遠になる理由は色々ありますから 
 
一言で決定的な処方箋はありませんが 
 
ただ 
 
兄弟が疎遠になる一番の理由が経済格差ですから 
 
これを克服すれば 
 
仲良くできるケースは爆発的に増えると思います。 
 
が 
 
経済的な格差を克服する事は困難です。 
 
ではどうすれば? 
 
簡単です 
 
お互い人間の価値とお金を切り離すのです。 
 
つまり 
 
経済的に恵まれてない人は 
 
兄弟が豊かになっても決してねたんではいけませんね。 
 
また 
 
恵まれた方は絶対に相手を見下してはいけません。 
 
でもこれ 
 
簡単ではありませんよ。 
 
どうしても恵まれてる方は 
 
兄弟だけに上から目線で接しますし 
 
恵まれない方はいつも気持ちが小さくなりますから 
 
些細なひと言が心に突き刺さります。 
 
ではどうすれば? 
 
それは 
 
自分たち兄弟のレベルで考えては中々難しい事です。 
 
しかし 
 
自分の子供たちのレベルまで考えると 
 
経済的な格差は相殺されることがよく分かります。 
 
私達の仕事は 
 
それがよく見える仕事でもあります。 
 
裕福な家庭で育った子供たち 
 
しっかり教育の機会も与えられますので 
 
優秀に育つ事が多いです。 
 
で一流企業に勤めたりなんかしますが 
 
親孝行な人は希ですね 
 
大体家庭を持てば 
 
親とも滅多に会わなくなります。 
 
年老いた親が老人ホームに入る時にも 
 
親は親で勝手にやる 
 
そんな感じです。 
 
で 
 
一方経済的に恵まれない環境の家庭 
 
親孝行の子供に育つ事が多いですね。 
 
つまり 
 
裕福な家庭のお母さんは 
 
専業主婦でセレブな生き方を子供に見せますが 
 
そうでない家庭は 
 
パートやなんかで一生懸命働きながら自分たちを育ててくれる姿を見せる訳です。 
 
その姿に子供は自分への愛情を感じる訳です。 
 
人間の心はギブアンドテイク 
 
自分に愛情を注がれれば 
 
自分も親に愛情を持つ訳です。 
 
これが 
 
兄弟の段階の経済格差が 
 
次の時代では相殺されるって話です 
 
ですから 
 
兄弟の経済格差で 
 
嘆くもの 
 
傲慢になるのも 
 
全く意味のない 
 
愚かな話って訳です。 
 
そんな訳で 
 
とにかく 
 
兄弟は仲良くしましょう 
 
人世の質が大きくちがいますよ 
 
 

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人の悪口は、自分を正当化するために使うもの

2013年04月19日 | 大家さん
人は人の評価を口にする時 
 
その優先すべき第一順位は自分の立場です。 
 
自分が対立してる人間がいる場合は 
 
その相手の人格的な欠点や卑怯さを強調して 
 
自分の立場の正当性を訴える 
 
これが人間です。 
 
ですから 
 
人間が誰かを非難する時は 
 
自分の正当性を語りますが 
 
その語ってる人の話を聞いて 
 
相手を悪い人間だと決めつけてはいけません。 
 
どっちが正しいかなんて 
 
最低でも両方の話を聞かないと分かりませんし 
 
むしろ両方の話を聞いても分からない 
 
そんなケースの方が圧倒的に多いのです。 
 
この原則 
 
私達の仕事では絶対に理解しなければいけません。 
 
利害が対立する人同士の間に立つ仕事です 
 
と言う事は 
 
悪口が飛び交う世界でもあります。 
 
特に相続で争ってる兄弟は 
 
お互い悪口を言い合いますが 
 
一方の言い分を聞いて 
 
善悪を決めつけては 
 
ビジネスチャンスを失う事にもなります。 
 
 
昔 
 
大変お世話になった地主さんが亡くなりました。 
 
大変お世話にはなってますが 
 
ご自分の息子さんたちの話はした事がありません。 
 
で 
 
二人の息子 
 
その財産を巡って争いを始めました。 
 
で 
 
物件は当社で管理していますから 
 
その争いも 
 
当社を味方につけると有利になります。 
 
そのためにお兄さんが私達のところに頻繁に来るようになりました。 
 
そして 
 
毎回 
 
弟が親を殴ってたとか 
 
親は弟と縁を切りたがってたとか 
 
そんな話ばかりします。 
 
話を聞いてると 
 
弟さんとは会った事がありませんが 
 
まるで極悪非道の人間 
 
そんな感じのイメージが湧いてきます。 
 
が 
 
私達は一方の話だけで 
 
弟さんが悪人 
 
なんて決めつける事はしません。 
 
ですから 
 
いくら悪口を言われても 
 
中立の立場を貫きました。 
 
で 
 
散々弟の悪口を語ってるのに 
 
こちらが味方に付かないので 
 
そのお兄さん 
 
管理は他の不動産屋に変えると言いだしました。 
 
まあそれはそれで仕方がありません。 
 
で 
 
当社は預かってる鍵を全部お渡しして 
 
管理を外れる事になりました 
 
が 
 
それから1か月後 
 
今度は弟さんが当社にやってきました 
 
お兄さんが引き上げた鍵を全部持って 
 
 
どうしました? 
 
兄がカギをこちらから引き揚げたそうで 
 
他の不動産屋に管理を頼むって言ってましたよ 
 
兄はそんな権利はないんです 
 
どうしてですか? 
 
相続はすべて私がする事になりました 
 
お兄さん納得したんですか? 
 
納得はしていません 
 
ではどうして? 
 
父の遺言書が出て来たんです。 
 
何て書いてありました? 
 
全て私に相続するって書いてありました。 
 
お兄さんは何も無し? 
 
まあ遺留分はありますが父の遺言書には兄の相続分はありませんでした。 
 
どうしてですか? 
 
兄弟の事ですから詳しくは語れません 
 
お兄さん,もしかしてご両親に暴力ふるってました? 
 
・・・・・・・・ 
 
 
 
そんな感じで 
 
相手の話を聞けば 
 
善悪は逆転する事も多いって訳です。 
 
この仕事をする以上 
 
頭に叩きこまなければいけませんね。 
 
 
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不況の原因はお役人が強くなり過ぎたせいです

2013年04月18日 | 世間一般
山形刑務所の22歳の受刑者が 
 
移送中に逃げた事件がありましたね 
 
幸いすぐに警察が捕まえましたが 
 
刑務官は大失態でした。 
 
で 
 
捕まった事を報道する 
 
TVのアナウンサーが 
 
“今警察が全力で動機について調べてます。” 
 
なんて言ってましたが 
 
吹き出してしまいましたね。 
 
普通に考えるとおかしな話ですよね 
 
受刑者が逃げ出したいと思うのは当然の話で 
 
それにいちいち動機を全力で調べる必要があるのか? 
 
なんて思いますよね。 
 
私には 
 
ストーカーから逃げてきた女性に 
 
逃げた動機はなんですか? 
 
なんて感じの質問と変わらないように思います。 
 
そんな訳で 
 
警察が全力で動機を調べても 
 
彼女に会いたかったとかなんとか 
 
せいぜいその程度でしょう。 
 
しかし私は笑ってしまいましたが 
 
警察にとっては大真面目です 
 
これが一つの流れなんです。 
 
犯罪があれば 
 
その動機をしっかり書かなければ 
 
調書が仕上がらないからです。 
 
つまり逆に言えば 
 
調書を作成するために 
 
その起承転結に沿った取り調べとなる訳です。 
 
そんな感じですから 
 
ある意味この警察の調書は 
 
私達外部の人間から見れば 
 
気は確かか? 
 
なんて内容の事もよくあります。 
 
私がいつも思うのは 
 
カッとなって人を殺した事件ですよね。 
 
大体その時 
 
死んでも構わないと思った 
 
なんて動機がつけ加えられてますよね 
 
修羅場で瞬時の出来事なのに 
 
いちいち死んでも構わない 
 
なんて思ってる時間はないのに 
 
そう書かれる訳です。 
 
 
どうしてそうなるかと言うと 
 
刑事事件の調書がひとつの形式として出来上がってるからです。 
 
つまり 
 
殺意の有無によって 
 
殺人と過失致死に分かれる訳です。 
 
そんなものですから 
 
警察は大真面目作成していますが 
 
実際はその形式が 
 
犯罪の実態をぼやけさせてる訳です。 
 
 
こんな感じで世の中を見ると 
 
そんな話ばかりですよね。 
 
特に最近コンプライアンスなんて言葉が出てきて 
 
ビジネスの世界も 
 
この役人的発想でがんじからめって感じになりました。 
 
先日銀行でいつもの通りの振替の手続きをしようとしたら 
 
4月から本人確認が厳しくなったので 
 
会社の登記簿謄本を提出するようにとの事でした。 
 
何十年も私は窓口に通い 
 
窓口の女性たちは皆顔見知りで 
 
たまに冗談も交わすのに 
 
いまさら本人確認って訳です。 
 
まあそれは仕方がないにしても 
 
会社の登記簿謄本を改めて提出させる意味が全く分かりません。 
 
何度も融資を受けたり 
 
預金をしたりしてるのに 
 
今更何の意味があるの? 
 
って事ですよね 
 
大体本人確認って言葉と 
 
会社の登記簿謄本はどうつながるのでしょうか? 
 
登記簿謄本は誰でも取れる訳ですから 
 
登記簿謄本を持ってるから本人なんて 
 
絶対にありえないですよね。 
 
訳はわかりませんが 
 
ここでああだこうだとゴネては 
 
地元での評判が悪くなりますので 
 
私は黙って法務局まで車を飛ばしましたが 
 
まあ嫌になりますよね。 
 
それと私たちの仕事も 
 
そんな感じでお客様に意味のない負担を強いる事が多くなりました 
 
当社はなるべく無意味な負担はお客さにかけないようにしていますが 
 
他社は役人の言われるまま 
 
コンプライアンスに励んでる所が多いですよね。 
 
本人確認では 
 
単身者に対しても 
 
免許証のコピーをとりながら 
 
更に住民票の提出を求めます。 
 
目的も意味も分からないまま 
 
ただ盲目的に役人の指示に従う今の時代 
 
私自身はどうも好きになれません。 
 
 
早く仕事から解放されたいと思う理由のひとつです。 
 
 
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時が変われば不利な材料も有利に変わる

2013年04月16日 | 大家さん
当社の地域は割と新しく開発された地域ですから 
 
農村だった頃からの地主さんがたくさんいます 
 
またその地縁血縁をベースに開業した不動産屋が多数を占めています。 
 
そんな中私はいわゆるよそ者です。 
 
ですからどうしてものけ者的な雰囲気の中で仕事をしています。 
 
が 
 
私のような業者はデメリットばかりではありません。 
 
最近はメリットの方が大きいと感じる事もあります。 
 
元々のつながりがある中で 
 
地主と不動産屋に分かれれば 
 
例えば中学の時の先輩が不動産屋なんてケースもあります。 
 
地主さんは後輩ですから 
 
どうしても遠慮してしまう 
 
そんな話をして当社に移ってきた方もいました 
 
また 
 
元々小作だった人が 
 
マッカーサーの農地解放でその農地を手に入れた方は 
 
それまで自分たちの地主だった人が不動産屋になれば 
 
どうしても見下されてる気がする 
 
そんな話をする方もいます。 
 
会社を始めた頃は 
 
地元の人には全く相手にされず 
 
離れた地域の家主さんに支えてもらってましたが 
 
最近は地元出身の家主さんが増えてきました 
 
相続のお手伝いをする機会も 
 
毎年増えてきます。 
 
で 
 
地元の不動産屋から 
 
当社に移ってくる理由が 
 
私が地元の人間じゃない 
 
そんな理由なんです。 
 
当初は不利に働いてたのに 
 
今は逆に有利に働いてる事が多い訳です。 
 
 
まあ有難い話ですが 
 
そんな中の方には 
 
時に 
 
困った方もいます。 
 
これまで 
 
地元の関係で遠慮しながら不動産屋と付き合っていましたが 
 
当社に移った途端 
 
その遠慮が外れ 
 
一気にその鬱憤が爆発した方がいました。 
 
で 
 
余りにも理不尽な事を強いるようになりました 
 
その理不尽さが限度を超えた場合は 
 
こちらからお付き合いをお断りする事もあります。 
 
具体的には 
 
自分のアパートの入居者が気にいらないから出て行ってもらえ 
 
なんて事を言い出す方がいます。 
 
こちらはそれに対して 
 
単に地主さんの機嫌だけで動く事はしません 
 
理不尽であれば 
 
それが理不尽である事をしっかり伝えます。 
 
で 
 
それで納得すれば良いのですが 
 
逆に激怒する方がいます。 
 
こうなれば 
 
こちらとしては大切な家主ですが 
 
お付き合いをお断りする事になる訳です。 
 
が 
 
こちらからお断りしても 
 
絶縁になった方はゼロですね 
 
まあ 
 
絶縁にならなかったと言う事は 
 
今でもお付き合いがある訳ですから 
 
詳しくは書きませんが 
 
理不尽さが無くなれば 
 
こちらにとってはまた大切な家主ですから 
 
一生懸命仕事をさせてもらうって訳です。 
 
 
私は社員にいつも言ってる事があります。 
 
仕事はどこにも負けない位に一生懸命やって 
 
それで評価をいただく 
 
これだけに専念してくださいと・・ 
 
で 
 
逆に 
 
理不尽な要求をされれば 
 
どんなに利益があっても 
 
キッパリ断るようにと・・ 
 
 
ですから 
 
なんの落ち度もない賃借人を追い出せ 
 
なんて言われた時は 
 
どんな大地主さんでもキッパリ断る訳です。 
 
 
私たちは地主さんと対等の立場ではありません 
 
当然こちらが仕事をいただく訳ですから 
 
立場は下です。 
 
ですが 
 
この立場の上下は 
 
あくまでビジネスの範囲内での事です。 
 
その範囲を超えて 
 
家来のような 
 
あるいは奴隷のような 
 
そんな服従を強いてくれば 
 
キッパリお付き合いをお断りする訳です。 
 
つまり 
 
中学生が 
 
不良グループが怖くて言いなりになる 
 
みたいな事にはならないって話です。 
 
 
この考え方は 
 
私が子供頃から一貫しています。 
 
ですから 
 
私は 
 
大変厳しい10代を過ごしたのです。 
 
また3人の小さな子供がいて 
 
自分の会社を起こしたのもそのためです。 
 
 
そんな訳で 
 
ハンパな気持ちで大切な家主さんに厳しい事を言う訳ではありません・・ 
 
 
人を支配せず 
 
人に支配されず 
 
これが私の一番大切にしてる哲学です 
 
すべてはここに行きつく訳です。 
 
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自分の生き方を社員が理想としてる? 逆です

2013年04月16日 | 社内事情
金正恩は裸の王様 
 
よく言われますが多分そうなんでしょうね。 
 
都合の悪い情報は側近が遮断してるって感じがなんとなく伝わってきます。 
 
この裸の王様 
 
まさか本気で戦争をしかけて勝てるなんて思ってはないと思いますが 
 
もしそうだとしたら 
 
数十万単位の人が死ぬ 
 
そんな悪い予感がしますね。 
 
いずれにしても正気に戻ってくれるのを祈るのみです。 
 
まあしかし金正恩に限らず 
 
人の上に立てば皆裸の王様かも知れませんね。 
 
私のような零細企業の経営者でも 
 
社員との距離を大きく感じる事があります。 
 
で 
 
裸の王様にならないために 
 
昔は社員とよく飲みに行ったりなんかしたのですが 
 
最近は加齢とゴルフでその機会はすっかり減りました。 
 
ですから 
 
最近はもっぱらネットで 
 
独りよがりにならないように色んな人のブログを読んだりなんかします。 
 
で 
 
色んな人のブログを読んで思うのですが 
 
やっぱり社長は裸の王様ですね。 
 
社員のブログと社長のブログは 
 
大きく違います。 
 
具体的には 
 
社長の皆さん方は純粋な人が多いですね 
 
社員やお客様に褒めれて 
 
素直に喜んでる人が多いです。 
 
普通であれば 
 
社員が社長を直接ほめる時には 
 
大体お世辞なんですがね・・ 
 
と言うか 
 
社員がやたら褒めて来たら 
 
かなり見下されてると思って間違いないですよね。 
 
ウチの社長はおだてりゃ踊る 
 
そんな風に考えてるようにも見えます。 
 
本当に尊敬していれば 
 
いちいち口に出す必要はありませんからね。 
 
しかしこれは仕方がない事ですよね。 
 
当社の社員は私にお世辞をつかいませんが 
 
それは私が 
 
お世辞は嫌いだと公言してるからです。 
 
自分に言われるのが嫌いですから 
 
人に言うのも嫌いです。 
 
よく 
 
人を使いこなすノウハウ本に 
 
“社員をほめて育てる” 
 
なんてのがありますが 
 
多分その通りなんでしょう。 
 
ほめればいい気分になりますし 
 
やる気も出るでしょう。 
 
が 
 
私はそれができません。 
 
褒めて人を動かす 
 
なんてのは相手を随分見下してるように思うのです。 
 
私が人をほめて動かせるのは 
 
せいぜい小学校の低学年までです。 
 
そんな感じで 
 
とかく裸の王様になりがちな社長業 
 
社員のお世辞を禁止するだけでも 
 
随分効果があると私は思っています。 
 
 
それと 
 
経営者のブログをたくさん読んで思ったのですが 
 
自分が裸の王様になってるかどうか 
 
見分けるキーワードがありますね。 
 
それは 
 
成功って言葉です。 
 
社員の皆さんのブログにはまず見られない単語ですよね 
 
ところが 
 
経営者の皆さんのブログには 
 
そのキーワードが頻繁に出てきます。 
 
まあ大変な思いをして会社を経営してる訳ですから 
 
仕事に対する自負は経営者なら誰でも持っています。 
 
ですから 
 
自分が成功した 
 
なんて使い方はしませんが 
 
この成功って言葉を色んな登場させますから 
 
潜在意識が丸見えなんです。 
 
私はそれに気づいてから 
 
その単語は極力避けるようにしています。 
 
 
とにかく 
 
社長は 
 
成功を目標に頑張り 
 
そして 
 
自分では多少成功した 
 
なんて自負があっても 
 
社員は 
 
別に成功が目標でもなければ 
 
成功したからと言って尊敬するって訳でもないようです。 
 
ですから 
 
社長さんの達成感は 
 
しょせん自分の中に抱えるものなんです。 
 
 
私もそろそろ 
 
経営を引き継ぐ事を考え始めています。 
 
で 
 
半分冗談気味に 
 
社員に 
 
“どうだ社長になって見るか?” 
 
なんて問いかけると 
 
異口同音に 
 
“カンベンしてください” 
 
ですからね 
 
所詮 
 
社長なんてのは 
 
この程度の評価だって事です。 
 
多分 
 
誰も金正恩に代わろうとしない 
 
取り巻き連中の心理と一緒です。 
 
 
だから私たちは 
 
裸の王様なんです
 
コメント
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