駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

人間は皆ウソツキです 大切なのはその動機

2015年10月31日 | 世間一般
昨日韓国の朴大統領が 
 
毎日新聞と朝日新聞のインタビューに答えて 
 
“慰安婦問題は年内に解決しなければならない” 
 
って語ったと言うニュースが流れました 
 
ところが 
 
新聞記者がその解決の具体的な内容を聞いても 
 
答えなかったそうです。 
 
この報道を読んで 
 
朴大統領の苦悩が伝わってきますね。 
 
多分朴大統領は自分自身では慰安婦問題の矛盾を良く理解してるんでしょうね。 
 
にも関わらずこだわり続けるのは 
 
国内の世論が後退を許さないからです。 
 
なんせ憲法裁判所も慰安婦問題を取り上げないのは違憲 
 
なんて判決を出す国ですから 
 
我々の国とは基本的な価値観が大きく違う 
 
そんな感じです。 
 
日本は憲法裁判所もありませんが 
 
最高裁は極力政策の具体的な中身には口を挟まない 
 
これが基本方針ですからその時点で全く違う国のシステム 
 
そう考えて良いだろうと思います。 
 
そんな相手の事情に思いが至れば 
 
こちらはいちいち相手の発言に感情的になる必要もない訳で 
 
流すべきは流す 
 
この姿勢が大事だと思いますね。 
 
この朴大統領が苦しんでるのは 
 
元をたどれば選挙です 
 
国民ウケ狙って慰安婦を強調して選挙に当選しために 
 
その公約が今がんじがらめになって 
 
立ち行かなくなってる訳です。 
 
その意味では 
 
私は朴大統領に女性特有の誠実さを感じますね 
 
民主主義では 
 
ある意味政治家は選挙期間中の発言と 
 
実際当選した後の発言の違い 
 
これは必然です。 
 
くだけて言えば 
 
ウソがつけないと民主主義では政治家としては立ち行かなくなる 
 
そんな側面が構造的にある訳です。 
 
沖縄で仲井真知事が辺野古受け入れを表明して裏切り者扱いになりましたが 
 
その意味では今の翁長知事はもっとウソつきです。 
 
かつては太田知事に辺野古移転の進言書を提出までしてるのに 
 
今はまるで正反対の行動ですが 
 
よくやるなと思います。 
 
それ以外にも 
 
人気がある政治家でも 
 
例えば橋下知事なんぞは 
 
2万パーセント出ないと言ってた大阪知事選に出馬しましたよね。 
 
鳩山由紀夫の最低でも県外発言はもうオチャラケの域でした。 
 
そんな訳で 
 
過去の政治家を見ても 
 
自分の過去の発言に責任を持つ 
 
なんて人は政治の世界では大成しない訳です。 
 
では 
 
政治の世界では 
 
ウソツキが成功して 
 
正直者が立ち行かなくなる 
 
どうしてそんな事が起るのでしょうか? 
 
それは 
 
民主主義の基礎をつくる民意が不安定だからです。 
 
その場の空気でコロコロ変わる民意 
 
そんなものを踏み台に政治家は立ち上がってくる訳ですから 
 
そもそも正直で固定的な考えでは 
 
この民意に柔軟に対応できない訳です。 
 
沖縄の基地問題では 
 
辺野古反対を唱えた大田知事を落選させ 
 
辺野古の条件付き受け入れを表明した稲嶺知事を当選させた同じ沖縄県民が 
 
今は辺野古反対で染まっています。 
 
つまり 
 
そもそも民意が過去の行動に責任を持たない訳です。 
 
つまり 
 
私たちは 
 
政治家の変節を非難しますが 
 
その元になってる変節は 
 
私達国民だって事です。 
 
 
また話が逸れてどこ行くか分からなくなってきましたね 
 
無理やり本題に戻りましょう。 
 
 
朴大統領のように 
 
女性は基本的に真面目です 
 
が 
 
この真面目さ 
 
時に弊害になる訳です。 
 
特に時代の変化が求められてる時期に 
 
過去にこだわり過ぎれば 
 
柔軟性を失い 
 
結果時代に対応できなくなる訳です。 
 
 
私達人間は 
 
ウソつきの政治家を非難しますが 
 
ただウソを非難するのではなく 
 
そのウソが国民のためを思い柔軟性を保つウソであれば 
 
まぁ少し大目に見るべきでしょうね。 
 
また逆に 
 
自分の保身のためにつくウソであれば 
 
しっかり選挙で責任をとってもらいましょう 
 
って話です。 
 
私が翁長知事に厳しいのは 
 
後者だからです。 
 
国政でも今回の野党のゴタゴタは 
 
その観点で見ると 
 
とても良く見えます。 
 
政治だけではなく 
 
私達が日々の生活で接する人たちも 
 
その選り分けを行うと 
 
一生付き合う人 
 
短期間で別れるべき人 
 
これがよく見て取れます。 
 
いずれにしても 
 
自分の利益のために 
 
いくらでも口から言葉が出てくる人は 
 
要注意って事です。 
 
自分の言葉に責任を持つ気持ちが強ければ 
 
そんなにポンポン言葉は出てくるものではありません。 
 
 
言葉の多さと誠実さ 
 
それは反比例する事が多い 
 
それだけでも頭に入れれば 
 
随分被害は食い止められますよ。 
 
 
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感染源はお父さんと社長

2015年10月30日 | 社内事情
私は若い頃から飲みに誘われる事は多いのですが 
 
食事に誘われた事はほとんどありません 
 
まぁしかしよく考えれば外食の時にはアルコールも飲みますから 
 
同じ事かもしれませんが 
 
私が言うのは 
 
例えばどこそこに美味しい寿司屋さんがあるから行こうとか 
 
新しいラーメン屋ができたから行こうとか 
 
そんな誘いがない訳です。 
 
理由は自分が一番よく分かっています。 
 
知り合いは私と食事をしたくないのです 
 
そして食事をしたくない訳は 
 
私が早食いだからです。 
 
私はこの歳に至るまで 
 
食に対する思いはあまりありません。 
 
生命を維持するために 
 
胃袋を満たす 
 
そんな感じです。 
 
これでは誰も私と食事をしたいとは思いませんよね 
 
ただ私がどうしてそんな人間になったかと言うと 
 
環境でそうなってしまったのです。 
 
中学の後半から 
 
ものすごい忙しい人生でした 
 
ですから 
 
寝る時間も食事の時間も惜しい 
 
そんな生活でした 
 
大体食事は駅の立ち食いで 
 
大慌てで掻きこむって感じです。 
 
で 
 
若い頃体に沁みこんだ生き方 
 
これが取れない訳です。 
 
まあしかし 
 
食べ物に対する執着がないとか 
 
あるいは早食いだとか 
 
日ごろ生きていくには大した問題ではありませんよね 
 
食事に誘われる事が少なくても餓死する訳ではありません 
 
一人で食べれば良いのです。 
 
が 
 
最近息子が私に言っていました。 
 
よく会社の上司に叱られるそうです 
 
理由は 
 
お客様の接待の時に 
 
ガツガツ食べてるからだそうです。 
 
本人は言われるまで自分の食事が下品なんて思ってなかった訳ですが 
 
社会に出て初めて悩んでる訳です。 
 
まあ言うまでもなく 
 
生まれてからずっと私の食事を見ていますから 
 
当然感染しますよね 
 
これも私の責任です。 
 
で 
 
今日話したいのは 
 
私達人間は 
 
その習慣なり考え方なりが 
 
意識しなくても 
 
自分の範囲を超えて感染して行くって事です。 
 
そしてその影響が良ければ問題がありませんが 
 
私の食事のように 
 
悪い習慣も感染する訳です。 
 
そして 
 
その感染経路は 
 
親子であれば親から子供に感染しますから 
 
人の親になったら 
 
なるべく悪い習慣は子供に感染しないように意識するべきだろうと思います。 
 
で 
 
この感染 
 
実は会社でも起こります 
 
会社でも一番の感染源は社長です。 
 
私自身が会社を経営して思いますが 
 
長年私の元にいる社員達 
 
いつの間にか考え方や習慣が私に似てきます。 
 
また他社を見ても 
 
例えば社長さんが昔ヤンキーだった雰囲気の人であれば 
 
社員もどこか威嚇的な雰囲気があります。 
 
昨年当社と大きくモメた同業者も 
 
上から下まで暴走族OB? 
 
って感じでしたね。 
 
社長が威嚇で問題を解決するのを見て 
 
社員も少し思い通りにならなければ 
 
大声で怒鳴り散らかす 
 
そんな会社でした。 
 
ですから 
 
私達経営者は 
 
自分の生き方が社員の人生を大きく左右する 
 
これも意識するべきだろうと思います。 
 
社員に威嚇が身についたら 
 
他の会社では中々置いて貰えませんからね 
 
威嚇型不動産屋はその辺も意識した方が良いでしょう。 
 
しかし会社は 
 
社長だけが感染源ではありませんね 
 
社員同士も 
 
お互い感染します。 
 
ですから 
 
悪いウイルスを持った社員は 
 
まずそのウイルス退治 
 
これも社長の役目です。 
 
今にして思うと 
 
私の経営の中で 
 
この作業が一番大変だったように思います 
 
社員と言えども 
 
中々身に染みた習慣は取れませんからね 
 
何度も怒鳴り合いをしました。 
 
しかし 
 
それでも悪いウイルスを退治できれば良いのですが 
 
たまに 
 
根治ができないウイルスもいます。 
 
まあ困りものですよね 
 
せいぜい発症しないように・・ 
 
できるのはそんな感じです。 
 
ん? 
 
おれの話か? って 
 
そうですアナタの話しです。 
 
 
 
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釣った魚にはエサをやらない症候群

2015年10月29日 | 不動産業界

釣った魚にエサはやらない 
 
よく結婚をそんな風に例える人がいますよね 
 
結婚するまでは彼女に優しくした男が 
 
結婚した途端ひょう変 
 
奥さんを家来扱いって訳です。 
 
さすがに今の時代はそんな事はほとんどありませんが 
 
私達より上の世代はそんなケースが多かったようで 
 
女性の地位がまだ低かった事が伺えます。 
 
しかし夫婦の関係では時代遅れででも 
 
この原理が今の時代でも生きてる 
 
そんな世界があります 
 
それはどこだと思います? 
 
残念ながら不動産業界です。 
 
先日当社の社員が嘆いていました。 
 
中古マンションの買い取り転売をしてる業者の物件を客付した訳ですが 
 
その担当者 
 
契約前から決済まで 
 
事ある度に 
 
当社にも買主にも 
 
“何か不具合がありましたらすぐに対応しますので遠慮なくおっしゃって下さい” 
 
って言葉を連発してた訳です 
 
この言葉を聞いて 
 
誠意のある業者 
 
なんて思っては不動産屋失格ですね 
 
実際にその業者は 
 
決済引き渡しが終わって 
 
不具合があって電話したら 
 
態度がひょう変した訳です。 
 
今度は逆に 
 
“現況売買ですから” 
 
を連発して逃げにかかります。 
 
このパターンが 
 
私達不動産業界に構造的に蔓延するいわゆる 
 
“釣った魚にエサはやらない”症候群です 
 
営業の世界は 
 
お客様と契約するまでは 
 
営業の方からお客様に寄ってきます 
 
契約によって利益を得る事を目的にするのが営業だからです。 
 
ところが 
 
契約が終了すれば 
 
今度は逆にお客様は負担になります。 
 
つまり 
 
もう利益を生む事はありませんが 
 
逆に付き合えば付き合うほどクレームが来て出費がかさむのです 
 
ですから 
 
契約が終了したら 
 
それまでは甘言で寄って来たのに 
 
今度は態度が冷たくなる訳です 
 
なるべくもう付き合いたくない 
 
その心理が態度の出てるとも言えます。 
 
単に利益の問題だけではなく 
 
営業心理もその行動の原因になります。 
 
営業は 
 
契約が無事終了するまでは 
 
お客様の心変わりや 
 
あるいは予期せぬトラブルに怯えながら 
 
話を進めて行きます。 
 
ですから 
 
契約が終わるまでは緊張状態な訳です。 
 
いくら笑顔を作っても 
 
心の中はハラハラドキドキ 
 
これが営業の心理です 
 
ですから 
 
契約が終われば 
 
その緊張から解放されますが 
 
顧客と付き合えば 
 
その緊張からの解放が先に延びて苦しみますので 
 
早く解放されたい心理が 
 
冷たい態度となる 
 
これも一つの公式です。 
 
ですから 
 
私たちは 
 
まず今回のように 
 
売主業者は 
 
決済が終われば 
 
原則的には逃げの体制に入る 
 
この事をしっかり頭に入れて 
 
なるべく不具合は決済前に発見して対応してもらう 
 
そんな必要がある訳です。 
 
そして 
 
もう一つ 
 
これが不動産の構造的なものであれば 
 
自分自身が 
 
絶対にそうならないように 
 
しっかり意識する事です 
 
意識しないと 
 
自分自身も契約が終了すれば逃げ出したい 
 
そんな衝動に負けてしまいます。 
 
そしてその衝動を克服すれば 
 
今度は 
 
他の同業者が付いて来れない 
 
一歩上の世界が待ってます。 
 
私自身はその世界で生きてきましたので 
 
社員に対しては 
 
何度も何度もそんな話をしてる訳です。 
 
売買のお客様は1回きり 
 
なんて思ってるようでは 
 
この仕事 
 
辞めた方が良いと思いますよ 
 
いつまでも苦しみます。 
 
極意は 
 
お客様は永遠の宝 
 
です。 

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同情を求めても・・同情する他人は皆無

2015年10月28日 | 人生一般
昨日ディズニーシーで事故があり 
 
作業員が一人亡くなったってニュースがテレビで流れましたので 
 
注意して聴いたら 
 
続いて 
 
被害者は46歳の男性 
 
なんてアナウンスが流れました。 
 
それを聞いて 
 
一瞬ホッとした自分がいます・ 
 
・・・・若い人じゃなくて良かった 
 
と 
 
しかしすぐに我に帰りました 
 
この人 
 
私より1回りも下なんですよね。 
 
にも関わらず 
 
私は“若い人じゃなくて良かった” 
 
なんて思う訳です。 
 
大体そんな考えそのものが不謹慎ですが 
 
しかし私たちはどうしても 
 
失う命を比べてしまう 
 
そんな風になっています。 
 
人の命は平等 
 
なんて綺麗ごとを言っても仕方がありません 
 
同じ事故で亡くなっても 
 
残りの人生がたっぷり残ってる若い人に 
 
“もったいない” 
 
って感情が湧くのは自然な事です。 
 
であれば 
 
例え私が不慮の事故で亡くなっても 
 
家族以外に嘆く人はもうあまりいないでしょうね。 
 
もし新聞に載るような事故であったら 
 
私の年齢を見た人は皆胸をなで下すはずです。 
 
主観的には 
 
自分の命は大変大切ですが 
 
客観的な私の命の価値は極めて低い 
 
この事実 
 
いつも思いますが 
 
考えるたびに淋しくなります 
 
命の場合は年齢によってその意識の上での客観的な価値が違ってきますが 
 
しかし良く考えれば 
 
私達の考える価値は 
 
主観的な価値と客観的な価値 
 
この開きが大きいのが自然です。 
 
自分にとっては大変大きな出来事でも 
 
他人にとっては何とも思わない 
 
そんな事だらけです。 
 
若い頃はよく友人が 
 
彼女に逃げられて相談を受けましたが 
 
本人は涙を流して 
 
死にたい 
 
なんて語りますが 
 
まぁ私にとっては他人事でしたね。 
 
ケンカになりますから同情したふりをしていましたが 
 
彼女に逃げられて男が流す涙 
 
大嫌いでした。 
 
また 
 
私達の仕事では 
 
例えば 
 
せっかく家を買ったのに 
 
ご主人がリストラにあったりなんかして 
 
ローンが払えず 
 
売却して清算 
 
いわゆる任意売却の相談をよく受けます。 
 
そんな時に奥さんが事情を話しながら涙が止まらない事がよくありますが 
 
気の毒だとは思いますが 
 
そんなに深い同情心は湧いてきません 
 
理由は 
 
私達のお客様の大半は賃貸住宅で幸せに暮らしてる訳ですが 
 
まるで持ち家を手放して賃貸住宅に住む事が 
 
地獄に落ちる 
 
そんな感覚に陥ってるように見える訳です。 
 
ですから 
 
本人の悲しみと 
 
私の感覚には大きなギャップがある訳です。 
 
まあだからと言って 
 
全く気の毒に思わないかと言うとそうでもありませんが 
 
私が一番ギャップを感じるのが 
 
会社を潰した経営者の人の中に 
 
たまに嫌悪感が湧くほどの差を感じる時があります。 
 
それは 
 
会社を潰す過程で 
 
取引先の支払いを踏み倒し 
 
社員の給与を踏み倒し 
 
大変な迷惑をかけてる訳ですが 
 
そこに全く思いが至らず 
 
何事も無かったかのように 
 
自分の事ばかり語る姿 
 
まあ好きになれませんね。 
 
更に嫌いなのは 
 
そんな人たちが 
 
免責を受け 
 
再度事業を始めて 
 
また社長になって 
 
上から目線でエラそうな話を語ってる時です。 
 
大体“成功”って言葉が好きですね。 
 
私の知ってる人に何人もいますが 
 
私自身は 
 
どうしても態度に出てしまいますので 
 
なるべく会わないようにしてる訳です。 
 
 
私自身は 
 
人に迷惑をかける位なら 
 
とっとと会社経営は諦める 
 
その気持ちを失った事は一度もありません。 
 
 
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不安と恐怖は努力を生み出す再生エネルギー

2015年10月27日 | 人生一般

竹中直人は私と同じ歳ですから 
 
会った事も無ければ何の縁もありませんが 
 
同時期に生きてきたと言う不思議な連帯感を勝手に持っています。 
 
ですから彼がテレビに映るとつい見てしまいます。 
 
その竹中直人がこないだこんな事を語ってました 
 
それは 
 
“これまでずっと不安だったし今もこれからも不安” 
 
そんな話です。 
 
大変売れてる訳ですが 
 
にも関わらず取れる事の無い不安 
 
その理由について 
 
自分のような面白い人間は世の中にはゴソゴソいる 
 
そう語っていました。 
 
確かにそう言われればそうですよね 
 
私の友人でも素人ながら 
 
私と飲んだ時は 
 
私がひっくり返って笑いこけるほどの芸を見せる男もいます。 
 
ですから 
 
竹中直人がいつ仕事が切れるかも知れないと言う 
 
その不安に襲われるのは理解できます。 
 
が 
 
この話を聞いて 
 
竹中直人がなぜここまで売れ続けるのか? 
 
それがよく分かりました。 
 
この話は 
 
芸能界だけでなく 
 
ビジネス全般に存在する普遍的な原理だからです。 
 
具体的には 
 
竹中直人を竹中直人ならしめてるもの 
 
これはまさしくこの不安なんです。 
 
この不安があるから 
 
自分は芸を磨き続け 
 
また周りの人にも気配りをして 
 
干されないように努力し続ける訳です。 
 
つまり 
 
不安は 
 
ビジネスでは欠かせない 
 
努力と謙虚さ 
 
これを生み出すエネルギーって訳です 
 
私自身も竹中直人同様 
 
不動産の世界でなんとかここまで生きてきましたが 
 
常に不安は私の頭の中に暗雲として存在し続けていました 
 
この得体の知れない恐怖が 
 
努力を促し 
 
そして自分を謙虚にさせてくれる訳です。 
 
これは自分が体験した事ですから 
 
はっきり断言できます。 
 
また 
 
周りの人の人生を見ても 
 
転落して行く人は 
 
楽観的と言うか自信家と言うか 
 
とにかく不安があまりない 
 
そんな特徴があります。 
 
例えば 
 
よく若い頃綺麗だった女性が 
 
離婚して生活苦に陥る人をたくさん見ますが 
 
この方達 
 
自分の美貌が永遠に続くと思ったの? 
 
なんて風に感じてしまいます。 
 
悉く 
 
男を見下しています。 
 
若い頃の体験から 
 
永遠に男は自分に群がってくる 
 
そう勘違いした結果 
 
最後は生活保護って感じです。 
 
そして不動産屋の営業マン 
 
私は無数に見てきましたが 
 
使えなくなるのは 
 
これまた自信過剰型です 
 
たまたま買取業者とからんだりなんかして 
 
楽に成績がガンガン上がる事があります 
 
こんな時に勘違いして 
 
自分の才能はすごい 
 
なんて思ってると 
 
いつの間にか 
 
楽な業者付けの仕事以外はできなくなって 
 
結局成績は急降下 
 
で 
 
煙たがられながら 
 
あっちこっちの知り合いの不動産屋で 
 
名刺だけ刷ってもらい 
 
業者周りをしては食い扶持を探す訳ですが 
 
これが最後となり 
 
不動産業界から去って 
 
警備員の仕事やなんかで最後 
 
なんてのはお決まりのパターンです。 
 
また経営者でも 
 
バブルの頃は 
 
買い取れば誰でも彼でも儲かりましたから 
 
勘違い社長さんだらけでした。 
 
バブル崩壊と共に 
 
皆吹っ飛びました。 
 
最近では 
 
インターネットの黎明期で儲けた人たちの勘違い 
 
これも良く見られましたね 
 
まあいずれにしても 
 
どんなに才能があっても 
 
またどんなに資産があっても 
 
慢心したら地獄に引き込む 
 
この役目を担った悪魔が 
 
私達の世界には存在します。 
 
この悪魔に気付くのと気付かないのとでは 
 
人生大きく違ってきます。 
 
少し位成績が上がったとしても 
 
それによって思い上がれば 
 
地獄はすぐそこで待ってますよ。 
 
気をつけましょうね

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もうすぐハロウンと言うけれど・・実際はいつ?

2015年10月26日 | 世間一般
グロバール化は言語も習慣も同化させる 
 
そんな側面がありますね 
 
私たちは明治以降 
 
日本の方言が消滅してくるのを体験した訳ですが 
 
もしかしたらこれから日本語の消滅も起るかも知れません 
 
まぁ実際には日本語が全て消えるのではなく 
 
一部は世界標準語となって逆に世界中で使われる事になるかも知れません。 
 
すでにtunamiとかsushiとか 
 
世界で通じるようですからね 
 
最近は英字新聞でemoji を見つけて驚きました。 
 
まぁあまり考えたくありませんが 
 
人間が交わる機会が増えれば 
 
自然とお互いのコミュニケーションが取りやすい言葉を使いますからね。 
 
私はこのまま通信交通が発達し続ければ 
 
言語はすざましい勢いで消滅するのが定め 
 
そんな風に考えています。 
 
学者は言葉が消えれば文化が消える 
 
なんて言いますから 
 
世界統一言語となれば 
 
文化もある程度統一されてくる 
 
これも抗えない流れだと思いますね。 
 
その兆しが見えるのはハロウインですね 
 
私達が若い頃はその言葉すら知りませんでしたが 
 
今は日本ではかなり定着してるようです。 
 
ただ過渡期ですから 
 
誤解による悲劇も報じられますね 
 
こないだハロインの仮装でチェーンソーのおもちゃを持って歩いてたら 
 
警察に通報されて捕まった 
 
なんてニュースも流れました 
 
それとやたら話題になるのに 
 
ハロウンがいつなのか? 
 
これを知ってる人も少ないですね。 
 
ただ雰囲気に任せて騒いでる 
 
そんな感じです。 
 
しかし 
 
このハロウイン日本に定着しつつありますが 
 
日本に来たら随分変貌したようですね 
 
元々アメリカでは 
 
小さな子供が仮装して一般家庭を回ってお菓子を貰う 
 
そんな祭りですが 
 
いつの間にか日本では大人が仮装して楽しむ 
 
そんな感じになっています。 
 
まぁしかし文化なんてそんなものでしょうね。 
 
日本の歌舞伎も今は人間国宝だのユネスコの世界遺産だのって 
 
偉く格式が上がりましたが 
 
元々は遊女や変わり者の文化ですから 
 
今で言えばソープランドとかオカマバーとか 
 
そんな世界に近い人たちの文化だったと思いますが 
 
数百年も経てばこうなる訳です。 
 
ですから 
 
あと300年もすれば 
 
日本のソープランドも世界文化遺産に登録 
 
なんて事になるかも知れませんね。 
 
そうなれば 
 
今は人目に隠れてコソコソ通ってるお父さん達も 
 
将来は文化遺産を支えた偉人として扱われるかも知れません 
 
ですから 
 
私に300回の記録を打ち立てた 
 
なんて自慢してたアナタ 
 
是非その記録を後世に残した方が良いですね 
 
今奥さんの目に触れればボコボコにされるかも知れませんが 
 
300年後の子孫たちには尊敬され誇りにされる・・・かも 
 
そんな話はともかく 
 
私達人間社会は 
 
そんな感じで価値観も時代とともに大きく変わって来た訳ですが 
 
これから先は 
 
すざましい勢いで色んな価値観が変化する 
 
その事を頭に入れた方が良いですね。 
 
そして 
 
その変化は 
 
先に進むだけであって 
 
絶対に過去には戻らない 
 
これも頭に叩き込むべきでしょう。 
 
世界ではイスラム国のように 
 
中世の価値観に戻そうとする勢力がいて問題になってますし 
 
わが国でも戦前の日本に憧れる 
 
そんな人たちはいますが 
 
時代の変化について行けない一部の変り者たち 
 
と言う評価止まりだと思いますね。 
 
 
不動産の世界も 
 
随分変わって来ました 
 
その変化はこれから加速する事はあっても 
 
後戻りする事はありません 
 
そして 
 
その不動産の世界の変化は 
 
一言で言えば 
 
無価値の不動産の大量発生時代です。 
 
これまで資産だと思ってたのが 
 
実は負債 
 
そんな事がどんどん起ります 
 
この流れは 
 
止める事はできません 
 
不動産は国民生活に密接につながってますから 
 
日本の社会も激変します。 
 
私の時代はもうすぐ終わりですが 
 
今願う事は 
 
ただただ国の安定を損なわない程度で軟着陸 
 
それだけです。 
 
 
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動じない人々

2015年10月25日 | お客色々
月末になると 
 
たくさんの人が家賃をもって来社しますが 
 
その中には少し雑談をして行く方達がいます。 
 
そして 
 
私はそんな方達から大きな勇気を貰ってこれまで生きてきた 
 
そんな側面が間違いなくあります。 
 
どんなに立派な人の話より 
 
この身近な入居者の方達 
 
自分の人生にとっては遥かに勉強なる事が多かったように思います。 
 
 
昨日も朝一番で来店したお年寄りが 
 
社員と会話をしてるのが耳に入りました。 
 
奥さんはお元気ですか? 
 
こないだ死んじゃった 
 
・・・・・・・ じゃ今お一人? 
 
まぁひとり暮らしだけど、 
 
ほら娘が近くのアパートでお宅にお世話になってるでしょう 
 
あぁそうでしたね、娘さんお元気ですか? 
 
それがここ4日位連絡がつかないんだよ 
 
それは心配ですね 
 
お宅で鍵持ってる? 
 
持ってますが・・ 
 
じゃ貸して 
 
お貸ししても良いのですが娘さんの承諾取れてないので私も一緒に立ち合います 
 
じゃ一緒に来てくれる 
 
で 
 
社員とお客様は一緒に娘さんのアパートに行きました。 
 
そして 
 
カギを開けると 
 
娘さんが倒れてたそうです。 
 
それを見てお父さん 
 
110番すれば良いのかな? 
 
119番です 
 
でも亡くなってますね 
 
そうだね 
 
・・・・・ 
 
まぁみんないつか死ぬからね別にどうって話じゃない 
 
 
と言って手を合わせたそうです。 
 
 
 
私は 
 
こんな人達とたくさん接して来て 
 
自分の人生観を築き上げてきました。 
 
実際に自分以外の人を見ると 
 
例えば 
 
金銭的には全く心配ないのに 
 
年老いた両親が入院しただけで心配で体調を崩す人がいます。 
 
愛情が深いと言えるのかも知れませんが 
 
しかしひ弱だと思いますね。 
 
私達の入居者の中には 
 
金銭的にも 
 
肉体的にも苦境 
 
そんな人がたくさんいます。 
 
にも関わらず 
 
皆さん明るく元気に生きてる訳です。 
 
思えば 
 
私の両親も昔は似たようなものでした 
 
蓄えもなくただ食べるためにひたすら働いていました 
 
そんな中でまだ小学校1年生だった私の姉を亡くしています。 
 
どんなに辛かっただろうと想像するしかありませんが 
 
しかし私は私の両親が精神的に不安定になるのを見た事はありませんし 
 
イラついて八つ当たりするのも見ませんでした 
 
つまり 
 
あれほどの苦境でも 
 
精神的には穏やかだった訳です。 
 
そんな事をあれこれ考えると 
 
お年寄りが具合悪くなって 
 
その心配で精神的に不安定なる人を見ると 
 
その脆弱さをどうしても感じる訳です。 
 
私たちは 
 
日ごろ 
 
金銭的な苦境に陥らないように必死に働き 
 
そして老後はお金の心配もなくノンビリ暮らす 
 
これを夢見ます 
 
ところが 
 
実際には 
 
その豊かな人は 
 
些細な環境の変化に動じて苦しみ 
 
逆に苦境にある人は 
 
少々の事は笑い飛ばして生きてる訳です。 
 
まぁだからと言って貧しい生活が良い 
 
なんて言う気はさらさらありませんが 
 
豊かになっても 
 
どこかで覚悟してないと 
 
その豊かさゆえに苦しむ 
 
これも人生だって事です。 
 
どんな環境でも 
 
覚悟と開き直りは 
 
人生を切り開く万能薬 
 
私はそう思って 
 
毎日生きています。 
 
 
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不動産業とかけて?・・地雷原と解きます

2015年10月24日 | 不動産業界

クレームはすぐに対応すればほとんど問題にはなりませんが 
 
時間が経過すればお客様は怒り出す 
 
この事は不動産の仕事をするのであれば 
 
頭に叩き込む必要があります。 
 
が 
 
お客様が困っていても 
 
すぐに対応できない 
 
そんなケースはよくあります。 
 
一番多いのはお風呂ですね。 
 
給湯器が壊れてお湯が出ない 
 
なんてケースは本当に多いのですが 
 
大体壊れてる事に気付くのは 
 
夜帰宅してからお風呂に入る時間ですから 
 
その時間に電話を頂いても 
 
業者はすぐには対応できません 
 
対応できませんが 
 
お客様はお風呂に入れず困ってますから 
 
時には納得してもらえない事があります。 
 
先日も帰り際そんな電話を受けた社員が 
 
お客様に怒鳴られ困ってましたが 
 
私達に出来る事は 
 
ひたすら謝る事 
 
それだけです。 
 
まあ実際にはお客様もどうにもならない事は分ってますから 
 
こちらが誠意を見せ続ければ 
 
最後は納得する 
 
そんな感じで終わります。 
 
ところが 
 
これがお客様の立場に思いがあまり至らず 
 
単に 
 
“こんな時間ですからどうしようも無いですね” 
 
なんて冷たくあしらうと 
 
もうお客様は怒り 
 
大火事になります。 
 
以前は社員がそんな対応をしたために 
 
私が出動する騒ぎになった事は何度もあります。 
 
私たちはサービス業ですからね 
 
お客様に満足いただいて報酬を得る訳です。 
 
ですから 
 
すぐに対応できないのが分っても 
 
まずお客様の立場を先に考える事です。 
 
例えば 
 
肉体労働で 
 
帰ってお風呂に入りすっきりするのが楽しみで戻ってきたら 
 
お湯が出ない 
 
なんて事であれば 
 
その落胆はかなり大きいはずです。 
 
そこに思いが至れば 
 
当然お客様に対する言葉も違ってきます。 
 
そこに思いが至らず 
 
事務的な受け答えをすると 
 
本来ボヤで収まる事も 
 
大火事になってしまう訳です。 
 
そんな訳で 
 
私たちはお客様のクレームは避けられませんが 
 
少しの意識で 
 
簡単に処理できたり 
 
また逆に裁判だのなんだのって話になったりする訳です。 
 
私達人間は 
 
感情の生き物です 
 
相手の思いに応えられない時には 
 
その扱いを間違えると 
 
爆発してしまう 
 
この事をしっかり頭に叩き込みましょう 
 
私は 
 
人間は皆地雷 
 
そう思っています 
 
ですから 
 
その取扱いには 
 
いつも細心の注意を払う訳です。 
 
まあしかし 
 
当社の社員を見てるとよく分かりますが 
 
人間は 
 
一度地雷を踏まないと 
 
その恐ろしさは理解できませんね 
 
いま 
 
私がこんな話をしなくても 
 
皆お客様のクレームには粘り強く対応してますが 
 
入社したての頃は 
 
皆地雷を踏んで 
 
大けがをしています。 
 
 
痛い思いをしないと分からない 
 
これも残念ながら人間の本質のようです。

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文字についてあれこれ

2015年10月23日 | プライベート
必要があり 
 
手書きの文章を久しぶりに書きました。 
 
私は小学生から字がコンプレックスで 
 
ワープロが出て来た時には 
 
いち早く飛びついた訳ですが 
 
それによって私はそのコンプレックスから随分解放されました 
 
しかしそれから約30年 
 
キーボードに頼ってこれまで生きてきた訳ですが 
 
しかし改めて手書きで文字を書くと 
 
失った物も多い 
 
この事を思い知らされました 
 
その一番目は 
 
コンプレックスだった悪筆が 
 
更に悪化した事です。 
 
出来上がった文章を見ると 
 
とても正視できません 
 
まるで小学校低学年の文字です。 
 
まぁしかしこれが今の自分です 
 
認めるしかありません。 
 
でもどうしてこんなに文字が汚いのか 
 
改めて検証すると 
 
私が毎日筋トレをしてるからですね 
 
筋肉が 
 
疲労なのか固まってるのか分かりませんが 
 
とにかく文字を書く時に震える訳です。 
 
今にして思えば 
 
私の両親も含め 
 
力作業の人達は概して文字が下手ですよね。 
 
よくお客様に入居申込書を書いてもらうと 
 
肉体労働の方達は 
 
私が親近感を覚える字を書きます。 
 
大体線が波打っています。 
 
大きな筋肉は細かい作業の邪魔をするのかも知れません。 
 
ピアノ奏者のような人たちは 
 
力仕事は悪影響を及ぼすので絶対にしない 
 
なんて聞いた事もありますから 
 
いずれにしても私の分析は間違ってない 
 
そう思っています。 
 
と言うより 
 
そう思いたいのです 
 
それでなければ 
 
この私の文字を見てると 
 
もう私は生きる気力が失われて行きます。 
 
それとキーボード依存症の私がもうひとつ感じたのは 
 
漢字が書けなくなってる事ですね。 
 
私は漢字力でなんとか受験を乗り切ってきましたが 
 
今は本当に簡単な漢字で思い出せないのがあります。 
 
多分今私からキーボードを取り上げたら 
 
小学生からやり直しです。 
 
しかしこの手書きの文字 
 
よく性格も分かりますよね。 
 
私の甥や友人には一級建築士が多いのですが 
 
彼らは達筆ではありません 
 
達筆ではありませんが 
 
とても読みやすい字を書きます。 
 
つまり 
 
丁寧に文字を書く緻密さ 
 
それが見て取れるのです。 
 
またこの文字 
 
遺伝するのも間違いないですね。 
 
私の悪筆は他に見た事がありませんが 
 
唯一私と見分けがつかない文字を書く人がいます。 
 
それは私の兄です。 
 
私と兄は 
 
性格も学歴も職業も全く違いますが 
 
文字だけは見事に同じです。 
 
まあそんな感じで 
 
手書きの文字は 
 
私は大嫌いですが 
 
キーボードの普及によって失われて行ってますので 
 
大変残念でもあります。 
 
もうすぐ年賀状の季節になりますが 
 
この年賀状も 
 
手書きの文字が加わると有難味がありますよね。 
 
これは私は十分承知していますが 
 
残念ながら 
 
私は手書きの年賀状を送る勇気はありません。 
 
ただただ直筆の年賀状を見て羨むだけです。 
 
まあしかし 
 
人生一度しかありませんから 
 
このコンプレックス 
 
いずれ克服したいですね。 
 
そろそろ通いましょうかね 
 
小学生と一緒にお習字教室 
 
受け入れてもらえるか 
 
それが心配・・・ 
 
 
それにしても 
 
今回の文章 
 
ある格式高い組織に提出するのですが 
 
一体どうなりますかね? 
 
結果はいずれ・・ 
 
 
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感情教育

2015年10月22日 | 不動産業界
毎日流れて来る事件のニュースを見ると 
 
よく些細な事で言い争いになり 
 
カッとなって殴って殺した 
 
なんてのが出てきます。 
 
いわゆる傷害致死です。 
 
これ50代以上の年輩者が加害者になるのも多いですが 
 
何でそんなに長く生きてきて 
 
感情がコントロールできなかったのか? 
 
と不思議になりますね。 
 
まぁしかし私達人間の人格は 
 
その時の状況によって大きく変化する 
 
これは誰でも分かってる訳ですから 
 
ある意味冷静さを失った時には 
 
誰でも犯罪者になる可能性がある訳です。 
 
この一瞬の感情の高ぶり 
 
大変恐ろしいものですよね 
 
人生を全て台無しにする 
 
まるで核爆弾みたいなものですよね。 
 
であれば 
 
リスク回避のためには 
 
日ごろからこれに備える必要がある訳です。 
 
安倍首相になってから道徳教育について格上げの話が出たりなんかしますが 
 
私はこの道徳教育 
 
どうも戦前の軍国主義の臭いがして好きになれませんが 
 
もっと限定して 
 
感情教育 
 
これを徹底的にやってはどうか? 
 
なんて思っています。 
 
多分感情のコントロール能力が国全体で向上すれば 
 
学校のいじめや 
 
偶発的な傷害事件 
 
これは激減するように思います。 
 
ではどうやって教育しますか? 
 
私が思うには 
 
感情丸出しの見苦しい姿を動画でたくさん見せれば良いと思いますね。 
 
そうすれば 
 
大声で恫喝する姿は 
 
まるで野獣の威嚇合戦 
 
そう見えるはずです。 
 
まぁとにかく 
 
私が文部科学大臣になれば 
 
間違いなくこの感情教育の徹底 
 
これを指示しますので 
 
安倍首相、次の内閣改造の時には私を呼んでもらえませんかね? 
 
まあしかし 
 
今の所は誰もそんな話をしませんので 
 
実際には学校教育で行われる事はなさそうですが 
 
であれば 
 
自分の人生 
 
一瞬の感情の高ぶりで台無しにしないためには 
 
日ごろから挑発する相手に対して 
 
冷静さを保つ訓練 
 
これが大切ですよね。 
 
でも 
 
どうやって? 
 
実際には難しいですよね 
 
でも 
 
感情のコントロール能力を高めたいと思えば 
 
私達の仕事は最適ですよ。 
 
なんせ 
 
日々怒鳴りまくる人間を相手にしますから 
 
嫌でも自分の感情の抑制能力は高まります。 
 
実際社員達を見てると 
 
入社したての頃は 
 
悪質な入居者の挑発にカリカリしますが 
 
経験を積むに従い 
 
何を言われても感情的になる事はありません 
 
どんなに相手が大声で叫んでも 
 
事務的に淡々と対応するのみです。 
 
そして 
 
不思議な事ですが 
 
この落ち着きが 
 
相手を逆に恐怖に陥れます。 
 
最近でも 
 
この野獣型の入居に若い社員が冷静に対応していましたが 
 
最後には相手は 
 
恐怖でとんでもない事をやらかして逃げてしまいました。 
 
こんな経験を積むと 
 
恫喝してくる人は 
 
その凶暴さは 
 
自分の弱さの隠れ蓑 
 
この事がよく分かりますから 
 
相手に合わせて怒鳴り合いをする必要もない訳です。 
 
社員には 
 
切れた段階で勝負は負け 
 
これを徹底して語っています。 
 
そんな訳で 
 
当社の社員は 
 
皆度胸は据わってますよ。 
 
ですから 
 
ムダな怒鳴り声は 
 
意味がありませんので 
 
滞納者の皆さん 
 
その辺はご理解下さいね。 
 
怒鳴って家賃を踏み倒す 
 
なんて愚かな考えは持たない事です。 
 
 
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筋金入りの地味

2015年10月21日 | 社内事情
私たちはインターネットにより 
 
大量の情報が入る時代に生きていますが 
 
しかしこのインターネット 
 
実は大きな欠陥があります 
 
ネットを通じて私たちは 
 
世界中の情報が瞬時に入る訳ですが 
 
だからと言って情報が事足りるかと言うと 
 
実は日々の生活で大切な身近な情報 
 
これに関してはインターネットはあまり役に立ちません。 
 
川島なおみが亡くなった事はすぐに分かりましたが 
 
同じ時期に近くに住んでる家主さんが亡くなったにも関わらず 
 
私達にその情報が入ったのは 
 
お通夜も葬儀も終わったあとでした。 
 
言い方を変えれば 
 
地球の裏側の情報は入りますが 
 
隣人の情報は入らない 
 
それが今の時代って訳です。 
 
このネットの欠点 
 
これを理解すれば 
 
ビジネスには大きなヒントになります。 
 
不動産業にはネットは欠かせませんが 
 
しかしネットに頼って全て事足りるかと言うとそうではありません。 
 
具体的には当社で成約する売買は 
 
ほとんどネットとは関係がありません。 
 
売主も買主も 
 
長い付き合いの中で発生し 
 
ネットにアップする事無く決まっていきます。 
 
つまり 
 
私達の仕事ですら 
 
ネットが網羅できない部分 
 
そこで成り立ってる訳です。 
 
ですから 
 
逆に言えば 
 
こんな時代だから 
 
足で得て来る情報 
 
これが大いに生きてくる訳です。 
 
私はゴルフはプライベートの時間として仕事とは切り離す 
 
これを意識していますが 
 
それでもゴルフ仲間から仕事は舞い込んできます。 
 
つまり 
 
これから我々零細業者が生き残るには 
 
いかにネットの隙間のビジネスをこなすか? 
 
それにかかってるとも言える訳です。 
 
そのためには 
 
不動産業界に求められる原則は変わりません 
 
顧客から信頼されるためには 
 
プライベートも含めて 
 
自制的に生きる事です。 
 
例えば 
 
私がゴルフに 
 
愛人を連れて行ったとしたら 
 
ゴルフ仲間はその場は何も言いませんが 
 
絶対に仕事は回ってこないでしょう。 
 
また 
 
私がゴルフを仕事をとるための道具 
 
なんて考えると 
 
逆にゴルフ仲間はいなくなります。 
 
そんな事をあれやこれやと考えると 
 
不動産屋は昔から派手に遊ぶ 
 
そんなイメージがありますが 
 
実際には 
 
長くこの世界で生きて行くには 
 
コツコツと地味に仕事をこなす 
 
これが一番だろうと思います。 
 
その意味では 
 
当社の社員は全員合格ですね 
 
飲み会が終わっても 
 
女性のいる店に行く 
 
なんてのは一人もいません。 
 
こんな社員達を見ていると 
 
結局社員は 
 
社長の生き方を真似る 
 
それが確信として湧いてきます。 
 
まあそれが楽しいかと言われれば分かりません 
 
分かりませんが 
 
私が進む道はそれしかありませんからね 
 
今後も 
 
派手なイベントは全くない 
 
そんな会社となります。 
 
先日もゴルフ仲間から 
 
会社でゴルフコンペをするように言われましたが 
 
私はまさにそれが苦手なんです。 
 
もう数年すれば 
 
30周年になりますが 
 
私がそれまで生きていれば 
 
多分社員全員でどこかで美味しい物を食べて 
 
それでおしまいです。 
 
 
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お金と寿命

2015年10月20日 | 人生一般
健康で長生き=幸せ 
 
なんて思ってる人が多いですが 
 
しかしよく考えると 
 
長く生きると言う事はお金がかかる事でもあります。 
 
私たちは生きるためにお金を求める訳ですから 
 
長く生きれば生きるほどたくさんのお金がかかります 
 
それでも労働やあるいは投資によって不労所得が得れれば 
 
生きてる事で収入も得られる訳ですから 
 
問題はありません。 
 
若い頃は人生が永遠に続くような気がしますから 
 
人生の不安はつきつめればその残った寿命の長さから派生します 
 
健康を害したり 
 
あるいは職を失っては 
 
その長い人生を全うする事への不安に襲われます 
 
ですから 
 
収入と残りの人生の相殺をするために自ら命を絶つ訳です。 
 
死んでしまえばもうお金は必要ありませんからね 
 
無職の恐怖から解放されるって訳です。 
 
そんな訳で 
 
私たちは寿命と収入の均衡を考えて不安になる訳ですが 
 
その解決方法は何も収入を増やす事だけではなく 
 
寿命を減らす事もある訳です。 
 
まぁだからと言って天から与えられた命を絶つのは愚かだと思いますが 
 
私の年齢になると 
 
この寿命の減少による不安からの解放 
 
これを感じる事ができるようになります 
 
若い頃は感覚的に無限の命ですから 
 
いくらお金を蓄えても不安は完全に消え去る事はありません 
 
ですから 
 
私もそうでしたが 
 
その不安から逃れたくて一生懸命働く訳です。 
 
ところが 
 
還暦が見えてくると 
 
寿命も見えてきます。 
 
そうなると 
 
お金の不安は無くなります。 
 
せいぜい生きてもあと20年 
 
もしかしたら10年かも知れません 
 
食べる量も減りますから 
 
それまで無限に必用だったお金が 
 
実はそれほど要らない 
 
これが実感として湧いてきます。 
 
この気持ちの変化 
 
自分には大きな安らぎとなります。 
 
ですから 
 
私自身は今までの人生の中で 
 
今が間違いなく心は穏やかです。 
 
振り返ると 
 
若い頃はその得体の知れない不安で 
 
自分自身の精神状態も揺れてた 
 
そんな事に気付きます。 
 
まあしかし私はそうなんですが 
 
では 
 
高齢になれば皆私のように穏やかになれるのか? 
 
と言うと逆の人もたくさんいます。 
 
こないだもある高齢者が言っていましたが 
 
最近体調が悪く不安だそうです 
 
理由は 
 
もし大きな病気で治療って事になったら 
 
大金が必要になるが 
 
その事が心配だって事でした。 
 
その方のお話を聞いて 
 
私の人生観は間違ってない 
 
そう思いましたね 
 
私とその方の考えは大きく違います 
 
具体的には 
 
その方は高額の医療費を払っても少しでも長く生きたい訳です。 
 
これでは不安から解消されませんよね 
 
まあしかし人は人 
 
別に批判するつもりもなければそんな資格もありません 
 
ただ私は 
 
寿命は天から与えられただけで良い 
 
そう思っています。 
 
ですから 
 
天の定めに抗って 
 
高度な医療で命を長らえる 
 
なんてのは絶対ありません 
 
明日寿命が尽きるのであればそれでも良し 
 
30年生きるのであれば 
 
それも良し 
 
とにかく天の定め次第って事です。 
 
だから 
 
お金と寿命のバランスが取れた今 
 
安心感が得られてる訳です。 
 
まぁしかし 
 
私の人生観はそれでブレがありませんが 
 
やっかいなのは 
 
私の寿命によって影響を受ける人がたくさんいるって事です 
 
具体的には 
 
一番影響を受けるのは社員と家族です 
 
ですから 
 
私に対する思いやりではなく 
 
自分の都合で私に長生きしてもらいたい訳です 
 
で 
 
最近 
 
その辺からうるさく言ってきます。 
 
人間ドックに行けと・・ 
 
 
残念ながらそのご要望には応えれません 
 
私の人生観の問題ですからね 
 
ですから 
 
皆さん 
 
今から 
 
私がいなくなる事を想定して 
 
色々と備えて下さいって話です。 
 
私は 
 
明日居なくなるかも知れませんよ 
 
私の人間ドックを心配するより 
 
自分の成長の遅れを心配してくださいね。 
 
 
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神様はイタズラ好き

2015年10月19日 | プライベート
都心の会社で働いてる私の息子 
 
こないだ仕事から戻ってきて 
 
大変面白い話をしてくれました 
 
それは 
 
上司に連れられて 
 
取引先の会社に行った時の事 
 
出てきた担当社と雑談になって 
 
 
川端さんお住まいはどこですか? 
 
町田です 
 
えっそうなんですか? 私も町田ですよ 
 
偶然ですね 
 
私は仕事で町田の人と会ったのは初めてです。 
 
町田のどこですか? 
 
成瀬です 
 
えっ?私も成瀬駅から通ってるんですよ 
 
そうなんですか? もしかしたら毎朝会ってるかも知れませんね 
 
 
とお互い驚いたあと 
 
ちなみに成瀬のどこですか? 
 
高ヶ坂です 
 
わ~びっくり私も高ヶ坂なんですよ 
 
えええええええホントですか? 
 
ちなみに川端さんは高ヶ坂のどの辺ですか? 
 
○○公園の前です 
 
○○公園の前にはいくつか家がありますが1軒だけ変わったお宅がありますよね 
 
どんな感じですか? 
 
ご主人が毎晩庭でブンブンゴルフクラブを振り回しています。 
 
・・・・・・ 
 
そのご主人夜なのに時々庭にある大きな桃の木に登って剪定してますよ 
 
・・・・・ 
 
それとですねそのお宅 
 
・・・・・ 
 
夏になるとしょっちゅう若い人たちが集まってバーベキューいてます。 
 
・・・・・・ 
 
更に面白いのは 
 
・・・・・ 
 
駐車場場にサンドバックが置いてあって 
 
・・・・・・ 
 
息子達がサンドバック叩きまくってます 
 
・・・・・・ 
 
御存じですかその家? 
 
知ってます 
 
そのお宅の近くですか? 
 
私の家がその家です? 
 
げっ! じゃ夜庭の木に登ってるのは? 
 
オヤジです 
 
げ~~~~っ じゃもしかしてサンドバック叩いてるのは? 
 
オレです? 
 
大勢でバーベキューしてるのは? 
 
オレです 
 
しっ 失礼しました 
 
いえ 
 
 
とまぁこんな感じです。 
 
都心で 
 
まさか数件隣の人と出会う 
 
なんて事は想定できませんよね 
 
しかし実際はそんな事がある訳です。 
 
この話を聞いて 
 
私は背筋が寒くなる思いがしましたね 
 
なんせ私も口が軽いですからね 
 
くれぐれも 
 
いい加減な話は慎みたいものです 
 
そう言えば 
 
以前こんな事がありましたね 
 
当社に来店いただいたお客様 
 
明らかに沖縄の人だと分かりましたので 
 
いきなり私が 
 
沖縄のどこですか? 
 
東風平です? 
 
わ!偶然ですね私も東風平ですよ 
 
・・・・・ 
 
 
本当に驚いた顔で黙って出て行ってしまいました 
 
何があったんでしょうね? 
 
多分 
 
東京で一番会いたくない人に 
 
偶然出会ってしまったんでしょうね 
 
お気の毒です 
 
 
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extra fat

2015年10月18日 | 人生一般
法の下では国民は皆平等 
 
豊かな人も貧しい人も 
 
あるいは屈強な人も病弱の人も 
 
そして若い人もお年寄りも 
 
選挙では1枚の投票用紙しかもらえません。 
 
この民主主義の基本 
 
どうしても資本主義とは馴染みませんよね 
 
資本主義は競争を強いられますから 
 
結果は勝者と敗者では大きく違います。 
 
ですから 
 
資本主義の勝者は国の制度を自分の思い通りにしたい 
 
なんて欲望が湧いてくる訳です。 
 
そして 
 
そのためには 
 
勝ち取った富 
 
これを利用しようとする 
 
これが今の国のシステムでは永遠に解決できない大きなテーマです。 
 
ロッキード事件からリクルート 
 
そして最近は日本歯科医師会の迂回献金 
 
この政治とカネの問題が無くならない訳です。 
 
これはその都度警察が動いたり 
 
あるいはマスコミが報道する事によって抑えられますが 
 
全く無くなる事は無い 
 
これは確信を持って言えます。 
 
では今のシステムより更によい方法は無いのか? 
 
まあ思いつきませんね 
 
ベストではありませんが 
 
独裁政権よりは良い 
 
そう思って納得するしかありませんね。 
 
そんな訳で 
 
国レベルは 
 
金でそのシステムを思うように操りたい 
 
なんて思っても 
 
民主主義が機能してる間は 
 
その影響力には限界がありますが 
 
だからと言ってお金が全く役に立たない 
 
なんて事もなく 
 
その間で微妙にバランスをとってる訳です。 
 
この事が理解できれば 
 
政治とお金にからむ問題が出ても 
 
ガス抜き程度 
 
これがよく分かりますから 
 
まぁ熱くなる事もありません。 
 
お金は魔法の杖のようなものです 
 
お金があれば 
 
大抵の欲求は満たされます 
 
だから金を持った者は 
 
国そのものも思い通りにしたい 
 
なんて気持ちも湧いてくる訳です。 
 
しかし 
 
実際にはその思いが過ぎると 
 
刑務所が待ってますから 
 
たとえばホリエモンみたいに 
 
大成功を収めたのに 
 
気付いて見れば塀の中 
 
なんて可能性もありますから 
 
どんなに莫大な富を手に入れても 
 
どこかで欲望を制御しないと 
 
悲惨な人生となる訳です。 
 
つまり 
 
先ほど私はお金は魔法の杖 
 
なんて言いましたが 
 
実際には魔法の杖ではありません 
 
お金によっても満たされない事はたくさんありますし 
 
それを無理やりお金で解決しようとすると 
 
悲惨な人生が待ってる 
 
この事もお金持ちは意識するべきでしょう。 
 
私は昔 
 
ゴルフサークルの方から誘われて 
 
資産家の皆さんたちとゴルフをした事があります。 
 
皆さん都心にビルをたくさん持ってる方でしたが 
 
私が一日ゴルフをして感じた事は 
 
皆さん孤独 
 
って事でしたね 
 
高級車に乗ってゴルフ場にやってきますが 
 
それだけで私が日頃住む世界とは違う 
 
強く感じました 
 
理由は 
 
私はゴルフは乗合で行くからです 
 
大体4人で行きますので 
 
道中ぺちゃくちゃおしゃべりをしてる間にあっと言う間にゴルフ場 
 
って感じですが 
 
これが一人で往復となれば 
 
退屈な時間が延々と続く訳ですから 
 
長く感じますよね。 
 
それ以外にも 
 
食事の時には味付けやなんかをああだこうだと細かく注文してましたが 
 
そんな些細な事が気になっては 
 
食事もおいしくないのでは? 
 
なんてつい思いましたね。 
 
空腹で食べる食事はなんでも最高 
 
これが理解できない胃袋に退化してるように見えました。 
 
まあそんな感じの体験をたくさんして 
 
私はお金を過剰に手に入れても 
 
欲望が満たされればそれが日常になり 
 
結果更に新たな欲望が湧いてくる 
 
これが人間だって事に気付いた訳です。 
 
それに気づけば 
 
過剰な金儲けも無意味 
 
私はそう思ってる訳です。 
 
欲望を満たすためにお金を追い 
 
そしてお金を手に入れても 
 
また新たな欲望が湧く 
 
これが人生ですが 
 
残念ながら 
 
欲望を追い続ければ 
 
孤独と言う大きな代償を払う 
 
これもしっかり理解した方が良いですね。 
 
高齢化社会ですが 
 
最近よく家主さんが亡くなります 
 
ひたすら資産を追い求めても 
 
最後は 
 
お通夜に花が並ぶのは身内以外は 
 
その資産を当てにした不動産屋と金融会社 
 
なんてのを見ると 
 
もっと違う生き方は無かったのか? 
 
と気の毒になりますね。 
 
私は 
 
沖縄に戻れば 
 
道端でプラスチックのコップで泡盛を飲む仲間がたくさんいますので 
 
どんな資産家よりも豊か 
 
そう思っています。 
 
 
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決断は失敗が当たり前

2015年10月17日 | 不動産業界
私達人間は毎日色んな決断を求められます。 
 
朝起きて何を食べるかから始まり 
 
会社に着て行く服 
 
そして会社に着けば 
 
どの顧客に先に電話するかとか 
 
あるいは外回りを先にするのか事務処理を先にするのか? 
 
とかそんな感じです。 
 
そしてその決断の中でも人生に大きく影響を与えるのが家の決断です。 
 
家族が増えて大きな家に移る時に 
 
賃貸にするのか売買にするのか? 
 
あるいはマンションにするのか一戸建てにするのか? 
 
そんな事で大きく迷います。 
 
しかし散々迷って出す結論 
 
実はこれは正しくない事が多い 
 
行動経済学の理論ではそう言います。 
 
つまり私達人間は 
 
そもそも合理的な決断が苦手 
 
そんな生き物だって事です。 
 
そして 
 
私はこの仕事をして思いますが 
 
その人間の欠点 
 
これを克服した人が 
 
比較的ビジネスで成功します。 
 
ではその私達人間が元来持ってる決断に関する欠点とは? 
 
それは 
 
行動経済学では人間は過去の経験によって決断する 
 
だから合理的な決断ができない 
 
そう言います 
 
具体的には 
 
私が3万円の予算であるメーカーのゴルフクラブを探していていると 
 
ネットでなんと1万円で売ってたとします 
 
ですぐに申し込むと 
 
あいにくタッチの差で他の人に買われてしまったとします。 
 
でガッカリしてると 
 
そのお店からメールが来る訳です。 
 
同じクラブが2万円で出ましたと・・ 
 
こうなると私はもう買いません 
 
なんせ買いそびれたクラブの倍ですからね 
 
でもよく考えれば不合理な決断ですよね 
 
私は元々3万円で買うつもりでしたから 
 
2万円でも本来安い買い物です。 
 
にも関わらず 
 
私は1万円で売りに出たクラブの値段の記憶が阻害して 
 
2万円で買う決断ができないのです 
 
で 
 
その2万円のクラブもすぐに売れてしまい 
 
その後もう安売りは無くなり 
 
結局最後は3万円でも買えない 
 
こんな事が起る訳です。 
 
これが記憶による決断を誤らせるって話です。 
 
このケース 
 
ゴルフクラブであれば何も大した問題ではないのですが 
 
不動産でも本当によく起こるのです。 
 
具体的には 
 
バブルの頃よくありましたが 
 
自宅を1億円で売りに出したら 
 
すぐに買い手が付いて契約予定になります。 
 
ところが 
 
バブルも下り坂で 
 
その買い手が契約寸前でキャンセル 
 
って事になります。 
 
で 
 
その後すぐに次の買い手が 
 
200万の値引き交渉を入れてきます 
 
しかし売主はだめになった1億円の記憶が邪魔をして 
 
値下げの決断ができません 
 
そうこうしてる内に 
 
その2番手のお客様も他を買ってしまい 
 
ずるずると値が下がり 
 
結局最後売却できたのは半値以下 
 
こんな話はゴソゴソありました。 
 
また 
 
家主も 
 
空室が出たために新規募集する訳ですが 
 
その退去したお客様が10万円で借りてたとすると 
 
相場が7万円まで下落してるのに 
 
なんとか9万は切りたくないとかなんとか言ってきます。 
 
これも大損害に繋がります 
 
9万円で募集した結果 
 
借り手は見つからず1年も空室 
 
で 
 
ここで初めて7万円で良い 
 
なんて言っても 
 
さらに家賃は下がり 
 
6.5万円が相場 
 
なんて事になったりする訳です。 
 
そうなると空室の期間を考慮すると 
 
莫大な利益の機会を失ったって事になります。 
 
こうやって書くと大変愚かな行為に見えますが 
 
しかし私達人間は 
 
これが普通だって事です。 
 
ちなみに先ほどのゴルフクラブの例で出した愚か者は私自身です。 
 
そんな訳で 
 
私たちは過去の記憶に阻害されて合理的な決断ができない 
 
そんな生き物だって事 
 
特にビジネスの場では絶対に理解しなければいけません。 
 
私自身 
 
ゴルフクラブでは決断できませんでしたが 
 
不動産ではいち早く損切り処理をしたから 
 
今こうやってなんとかかんとか食えてる訳です。 
 
そして 
 
私がたくさん見てきた不動産のプロたちは 
 
仕入れの時に 
 
契約寸前で売主が値段を上げても 
 
それまでの記憶にとらわれずに冷静に高値を追ったり 
 
あるいは売り出してる物件を損切りしたり 
 
そんな事をバンバン決断しますね。 
 
つまり 
 
これが 
 
私達人間の欠点である事を知って 
 
そして克服してるって話です。 
 
私はその意味では 
 
その域に達してませんので 
 
買い取り転売は 
 
今全くやってない訳です。 
 
 
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