駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

ウソは人間関係の潤滑油

2017年10月31日 | 世間一般
私達の仕事は 
 
色んなお客様と会話しますので 
 
ある程度会話が続くだけの知識 
 
これを備える必要があります。 
 
理系の方であれば 
 
IPS細胞だとか核の臨界みたいな話し位にはついて行く必要がありますし 
 
歴史であれば古事記や日本書紀 
 
また宗教であれば3大宗教の基礎的な知識くらいは必要だと思います。 
 
が 
 
人間誰しも得手不得手があって 
 
私の場合は 
 
どうしても芸術的な話しにはいまいち付いて行けません。 
 
バロック音楽がどうこう言われてもさっぱりですし 
 
絵画に至っては 
 
数十億円のゴッホの絵より 
 
商店街で怪しい外人が売ってる絵の方がはるかに良く見えます 
 
ましてやピカソなんてのは 
 
私でも画ける 
 
本気でそう思っています。 
 
ですから 
 
私は極力芸術系の話しには深入りしない 
 
そんな事を心がけています 
 
と言うより深入りする能力がありません。 
 
そして 
 
その話しを避ける手段として 
 
私は会社には 
 
所謂芸術性の高いものは置いてありません、 
 
高い壺やなんかを置いて 
 
お客様がそれに興味を示して 
 
あれこれ聞かれたら困りますからね。 
 
ですから 
 
顧客用の湯飲み 
 
これも安物で固めています。 
 
しかし安物と言っても 
 
今の品物は良くできてますよね 
 
私自身は高価なものとの区別が付きません。 
 
まぁだから出しても恥ずかしくない訳ですが 
 
もし私が茶器に詳しかったらとてもそんな物をお客様には出せませんよね。 
 
でも 
 
この芸術の世界 
 
錯覚の世界でもあるんですよね。 
 
絵画でも 
 
本当は理解できないのに 
 
さも理解した 
 
そんな風に勘違いしてる人 
 
多いと思いますね。 
 
まぁ私が分からない世界ですが 
 
実際に理解できる人がたくさんいるも間違いないと思いますが・・・ 
 
ただ私のレベルと同じ位か 
 
あるいはそれ以上に 
 
実際には理解できないのに 
 
理解できたと勘違いしてる人 
 
これがいるように思うのです。 
 
こんな話しをするとお叱りを受けそうですが 
 
実際に当社ではそんなシーンがよく起こるのです。 
 
先ほど言ったように 
 
私は安物の湯飲みにお茶を入れて出す訳ですが 
 
たまに 
 
この湯飲みを褒める人がいるのです 
 
素晴らしいと・・ 
 
こんな時には本当に困りますよね。 
 
相手の立場を考えれば 
 
とてもダイソーで買いました 
 
なんて言えません 
 
かと言って 
 
お客様が褒めて下さり 
 
どこで買いましたか? 
 
なんて訊ねてる訳ですから 
 
答えない訳にも行きません。 
 
まぁしかしこんな時には 
 
私達人間には良い能力が備わってますよね 
 
それは嘘 
 
そうです 
 
こんな時には嘘で逃れるのです 
 
具体的には 
 
いただきものですから分かりません 
 
って答えるのです。 
 
これで 
 
相手は傷つかずに済みますからね。 
 
嘘は 
 
それが邪悪な動機で使うのはいけませんが 
 
時には 
 
人間関係の潤滑湯の役目も果たしますから 
 
平和に暮らすには欠かせないって事も間違いありません。 
 
ただ 
 
たまに達人は 
 
そんな嘘でもしっかり見抜きますよね。 
 
私が先ほどの 
 
頂き物なので分かりません 
 
って答えたら 
 
ダイソーで売ってますかね? 
 
って返したお客様がいました。 
 
見事に一本取られました 
 
こんなやりとりも 
 
この仕事の醍醐味です。 
 
 
 
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ビジネスは妥協

2017年10月30日 | お客色々

パートさんが一人辞めるので 
 
新しく募集を開始したら 
 
たくさんの人が応募してくれました。 
 
だた採用するのは一人だけなので 
 
ほとんどの皆さんはお断りする事になります。 
 
面接をしてから断るのも辛いので 
 
早々と採用する方を決めて 
 
募集を打ち切りました。 
 
その話しを社員にしたら 
 
たくさん面接してその中からより良い人を選んで下さい 
 
なんて言われましたが 
 
私自身は経験上 
 
社員は採用してみなければ分からない 
 
それを理解していますので 
 
決断は早い訳です。 
 
それと当社のような零細企業は 
 
大手とは違い 
 
会社の個性がありますから 
 
どうしても働いて貰いながら 
 
会社に合わせた人材に仕上げる事が必要なります。 
 
ですから 
 
あまり今の状態にこだわる事も無い 
 
私はそんな考えですから 
 
決断も早い訳です。 
 
私達は誰でも人生で大きな決断をしますが 
 
この決断の早い人とそうでない人の違いは 
 
どれだけ完璧を求める気持が強いか? 
 
この違いのように思います。 
 
妥協する気持が無ければ 
 
決断は遠のきます 
 
かといって安易に決断するのもどうかと思いますが 
 
不動産屋は誰でも経験があると思いますが 
 
散々物件案内をしても決まらないお客様 
 
これは大体完璧追求型ですね。 
 
ひどいひとは何十年も物件探しをして 
 
結局決断ができずに 
 
アパート暮らしで終る 
 
そんな人がいます。 
 
これは結婚も同じですよね。 
 
美人でたくさんの男が寄ってきたのに 
 
結局完璧な男性を求めて婚期を逃ししてしまう女性 
 
ゴソゴソいます。 
 
ですから 
 
決断は妥協とセット 
 
これは間違いのない真理って訳です。 
 
妥協ができなくて家を買えなくても 
 
あるいは婚期を逃しても 
 
それは本人の生き方の問題ですから 
 
否定する事はありませんが 
 
ビジネスにおいて妥協ができなければ 
 
経営は高い確率で行き詰まります。 
 
私が社員の採用で 
 
完璧を求めるとしたら 
 
当社には一人も社員がいなくなります。 
 
零細企業の経営者でありながら 
 
ハーバード大を卒業した人を求めても 
 
1000年経っても応募はありません 
 
ですから 
 
私に見合った人間となれば 
 
当然私が未熟である以上 
 
妥協が欠かせない訳です。 
 
また自らの物件を貸したり 
 
あるいは売ったりする時に 
 
妥協を全くしないと 
 
業績は低迷する事になります。 
 
そんなわけで 
 
ビジネスは毎日決断を迫られますので 
 
ある意味妥協の能力がなければ 
 
経営者としては不向き 
 
そんな風にも言えます。 
 
ビジネスでなくても 
 
お金に関わる事は 
 
この妥協能力の欠如が 
 
大損をする結果になる 
 
私達は散々目にします。 
 
家主さんもこの妥協ができずに 
 
入居者が決まらず家賃が入って来なくなり 
 
大きな損をする事になる人はたくさんいますし。 
 
少しの値引も飲まずに 
 
結局物件が売れずに 
 
最後は大損 
 
なんて売主もたくさん見てきました。 
 
まぁしかし 
 
これはいずれも結果論ですから 
 
必ずしも妥協が良い結果になる 
 
なんて事はありませんが 
 
一番やってはいけないのは 
 
妥協の逆 
 
つまり 
 
条件をつり上げる人ですね。 
 
本人は駆け引きのつもりでしょうが 
 
日本の社会では 
 
基本的に自分の言葉に責任を持たない人は 
 
相手にされません。 
 
自分の言い値で買手がついた途端 
 
欲が出てきて 
 
値段をつり上げる 
 
なんて話しはたまにありますが 
 
まぁだめですよね。 
 
ただ 
 
この傾向がある人 
 
もちろん日本人にもたくさんいますが 
 
外国にルーツを持つ方が目立って多いですよね。 
 
これは多分島国と大陸のビジネスの意識の違いから来てますよね。 
 
私は若い頃はそれが理解できずに 
 
随分腹を立てましたが 
 
今は商文化の違い 
 
これが原因だと分かってますから 
 
お客様に腹を立てる事はありません 
 
最初から予見できる事ですから 
 
備えをすれば良いのです。 
 
どうやって備えるか? 
 
簡単です 
 
当事者の一方には契約の場で話しが変わる事がある 
 
って話しますし。 
 
その自分の言葉に責任を持たない可能性が高い人には 
 
契約の場で新たな交渉事を持ち出せば 
 
この契約は原則的に流れます 
 
って伝えるだけです。 
 
トラブルになるのは 
 
不動産屋の契約期待と 
 
お客様の信用失墜が原因ですから 
 
その二つを排除すれば 
 
滅多にモメる事もない訳です。 

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建前が支配する日本の社会の危うさ

2017年10月29日 | 世間一般
日産に続いてスバルも無資格検査 
 
なんてニュースが流れてましたが 
 
この手のマスコミの報道を見ると 
 
本当に今の時代の危うさ 
 
これを強く感じますね。 
 
私が危ういと言うのは車の安全性の問題ではありません 
 
国民が簡単に操作される危うさです。 
 
今回の問題 
 
誤解を恐れずに言えば 
 
これはメーカーの問題ではありません 
 
国の定めたシステムの問題です。 
 
具体的には 
 
この検査員は国の資格ではなく 
 
メーカーの社内資格です。 
 
であれば 
 
当然その資格に対する意識は低くなります。 
 
また社内でその人材を育てる過程においては 
 
当然経験を積ませる必要がある訳ですから 
 
無資格の人手も携わるのは必然です。 
 
車の運転免許も 
 
仮免許で町を走る訳ですからね。 
 
またもう一つ 
 
新しく無資格検査が分かったスバルのケースを 
 
日産と同じレベルで報道は扱っていましたが 
 
よく読めば日産とスバルは全く違うレベル 
 
てのが良く分かります。 
 
日産の場合は 
 
会社全体にその事が法を破ってる意識が欠如していた訳です。 
 
ですから 
 
その数も多いし 
 
また国土交通省の立ち入り検査で初めて分かった訳です。 
 
ところが 
 
スバルの場合は 
 
検査員が250人もいる中 
 
研修目的でまだ資格を持ってない社員4人に検査をさせたって話しです。 
 
実際に日産と決定的に違うのはその無資格者を資格者が指導しながら検査しています。 
 
しかもスバルの場合は 
 
日産が国の立ち入り検査で見つかったのに対し 
 
社内での調査で分かった事を発表した訳です。 
 
こんな風に少し掘り下げるだけで 
 
この問題の本質がよく理解出来ますが 
 
マスコミはメーカーが悪い 
 
って印象だけ流しますから 
 
私達国民もその気になる訳です。 
 
これが私が今の時代の危険性を強く感じる理由です。 
 
同じ日に流れた麻生さんの北朝鮮のおかげ発言 
 
これに至っては 
 
私は何が問題なのか? 
 
いくら考えても分かりません。 
 
私は分かりませんが 
 
建前が支配する今の日本では大問題って事になる訳です。 
 
実際は問題が無いのに 
 
建前でさも大きな問題にしてしまう今の風潮 
 
どうも馴染めませんね。 
 
まぁしかし面白い事に 
 
この建前で問題を膨らましても 
 
実際にはそれは長続きしないんですよね。 
 
スバルの株価も大した下げにはなりませんでした。 
 
政治の世界でもイメージ操作で一時人気を得ても 
 
すぐに化けの皮ははがされます。 
 
今回の選挙はその典型でしたね。 
 
いずれにしても 
 
今の時代を生きるには 
 
マスコミが流す情報 
 
これを疑い 
 
簡単に流されないようにする事です。 
 
幸い今の時代はネットがありますから 
 
自分で問題を掘り下げて行くことができます。 
 
これはビジネスでも同じで 
 
その時の雰囲気に流されて舵取りをしても 
 
結果行き詰まる 
 
こんな事が多い訳です。 
 
不動産の世界では 
 
列島ブームからバブル 
 
たくさんの不動産投資に走った国民が苦難に陥りました。 
 
そして 
 
そのブームを煽る人達は 
 
自分自身は逃げの体勢に入ったときに 
 
あえて景気の良い話しをします。 
 
くれぐれも 
 
そんな邪悪な人間の餌食にならないように 
 
気をつけたいものです。 
 
邪悪な人間は社会的地位とは関係ありませんよ。 
 
私の経験上 
 
危うくなった時に 
 
真っ先にモラルを失うのは 
 
銀行であり 
 
証券会社であり 
 
ゼネコンです。 
 
くれぐれも 
 
気をつけて下さいね。 
 
またもうすぐ冬がやってきます。 
 
 
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最近心の健康を保つために意識して目をつむるようにしています。

2017年10月28日 | プライベート

私が幼少の頃はテレビはありませんでしたが 
 
今にして思うと 
 
このテレビの無い時代を過ごしたのは本当に貴重だったと思いますね。 
 
どうしてそう感じるかと言うと 
 
私達の少し下の世代からはテレビにどっぷり浸かって成長してる訳ですが 
 
その時代故の脳の発達の変化 
 
そんなものを感じるのです。 
 
具体的には 
 
視覚情報に過剰に依存して 
 
他の感覚が少し鈍ってる 
 
そんな風に感じるのです 
 
例えば営業の世界で欠かせない感情のセンサー 
 
これは明らかに弱くなってる 
 
私はそう感じています。 
 
突っ込まないで下さないね 
 
私が感じてると言うだけであって 
 
科学的に証明できる話しではありません。 
 
良く当社の社員が 
 
年配のお年寄りを怒らせてしまう 
 
そんな事が起こりますが 
 
この大半は年齢差と言うより 
 
相手の心理の把握の問題 
 
そんな風に思えるケースが良くあります。 
 
大体私が後始末ですから 
 
相手の心に気を配れば怒らせずに済んだ 
 
と思われるのがほとんどです。 
 
まぁしかしテレビだけであれば良かったのですが 
 
ネットの時代にになって 
 
私達はとにかく視覚情報の処理に脳の機能の大半を費やす時代になりましたね。 
 
私自身その時代の弊害を大きく感じています。 
 
具体的には漢字が書けなくなったのです。 
 
若い頃は漢字の能力は他の人に劣ってる 
 
なんて感じた事はありませんが 
 
今は昔の10分の1も書けない 
 
そんな感じです。 
 
そんな訳で 
 
私達は五感を備えていると言われていますが 
 
その中でも重要性においては視覚は他を圧倒します。 
 
耳が聞こえなくても 
 
ほぼ普通の生活が送れますが 
 
目が見えないと一気に世界が狭まりますからね 
 
大体目が見えなければ 
 
イケメンとか美人とかの区別もできませんし 
 
自宅にいようがヨーロッパにいようが 
 
周りの景色が見えなければそこには何の差も無いわけです。 
 
そんな人間の脳の視覚への偏り 
 
これをビジネスは意識しますから 
 
もうますます脳の視覚依存度は高まる一方って訳です。 
 
しかし 
 
この視覚への過剰依存 
 
この弊害で一番大きいのは 
 
目の疲労ですね。 
 
目にとっては過酷な時代となりました。 
 
私自身 
 
実はもう限界に近い 
 
そんな風に感じています。 
 
少しでも体調が悪いと 
 
もう新聞も読めません。 
 
今は毎日バリバリ働いていますが 
 
多分目の機能が限界にきたら 
 
もうオシマイですね。 
 
そうやって考えると 
 
もう残された時間は少ない 
 
それを実感しています。 
 
しかし物は考えようで 
 
これからは 
 
体が健康であればリタイヤが許されない 
 
そんな時代になりそうですが 
 
目が使い物ならなければ仕事はできませんから 
 
強制リタイヤとなります。 
 
会社の就業規則も 
 
60歳定年ではなく 
 
目の機能の低下 
 
これによって決めるべきかも知れませんね。 
 
いずれにしても 
 
大量に視覚情報が入る今の時代 
 
これには抗えませんが 
 
せめて 
 
目が限界に来たら 
 
田舎で自給自足生活 
 
これも許されるかも知れない 
 
なんて考えながら 
 
少し期待しています。 
 
パソコンもテレビも無い生活 
 
本当に憧れています 
 

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人間の社会は壁だらけ

2017年10月27日 | 不動産業界

所属のゴルフクラブに行くと 
 
明らかに他違う事があります。 
 
それはメンバーの皆さん 
 
私がお会いした限り 
 
ほぼ100%の確率で不動産の投資物件を持っています。 
 
アパートであったり商業ビルであったり路面商業施設を所有していたり 
 
そんな感じです。 
 
私が不動産の仕事をしていますから 
 
もっぱら話題は不動産の話しになります。 
 
具体的に相談を受ける事もあります。 
 
ただ 
 
私はゴルフは仕事とは切り離したいと思っていますから 
 
なるべく顧客と不動産屋との関係にはなりたくない 
 
そう思っています。 
 
ですから 
 
こちらから突っ込んでお手伝いをさせてください 
 
なんて事は言いません。 
 
上下関係が出来た段階で 
 
ゴルフは苦痛になる 
 
それは体験的に分かっています。 
 
仕事から解放される事を目的にしてやってる訳ですから 
 
あえて避ける訳です。 
 
しかし私は仕事としてゴルフを利用する事はありませんが 
 
以前はそんな目的でメンバーになってた人もいたようで 
 
明らかにガツガツしていて嫌われてた 
 
なんて話しをする人もいましたね。 
 
人によっては不動産屋と建築屋は入れるな 
 
って言うメンバーは今でもいるそうです。 
 
ただ不動産屋や建築屋が嫌われる一番の理由はそれではありません 
 
品が悪いからだそうです。 
 
バブルの頃には大金を稼いで入ってきますが 
 
クラブハウスでは明らかに声がデカく 
 
金持ちになったために偉くなったと勘違いしてる 
 
そんな人が多い業界だった 
 
そう言われました 
 
まぁその事は私自身が一番分かってますからね 
 
ですから 
 
私自身職業を聞かれて 
 
“不動産屋です” 
 
答える時に 
 
少し声が小さくなってしまいます。 
 
しかし私自身は 
 
本当は別に劣等感はありません。 
 
幼い頃から豊かな家に生まれて 
 
子供の頃から家庭教師をつけてもらい 
 
そして有名大学に入って 
 
大企業に入って偉くなる 
 
こんな感じの人生を送ってる人 
 
品は良いかもしれませんが 
 
私達と比べて偉い訳ではありません 
 
生きて来た環境が違うだけの話です。 
 
その私達とは違う環境の人達が集うクラブで 
 
その人達が心地良い空間を作ってるのであれば 
 
それはそれで私達を入れなければ良いだけの話しであり 
 
また私も本当に不動産の職業を見下すのであれば 
 
別にそこに入ろうとも思いません。 
 
私はたまたまお誘いがあったから入った訳で 
 
積極的に入ろうとは思っていませんでした 
 
ただ 
 
今の所 
 
お会いするメンバーは大変良い人ばかりで 
 
一度回るとまたご一緒しましょう 
 
なんて言っていただけてますので 
 
大変楽しく過ごしています。 
 
しかしお金持ちだらけのこのクラブ 
 
ここにいると 
 
同じ日本と言う空間でありながら 
 
私達はお互い目に見えない壁で仕切りを作って生きてる 
 
これが実感として分かりますね。 
 
つまり縄張りです。 
 
狼や猿の群れと一緒って訳です。 
 
しかしこの人間が作る壁 
 
面白い事に可動式なんですよね。 
 
私が中学の時には 
 
不良グループがお互い壁を作ってましたが 
 
しかし余所の学校が押し寄せてくると 
 
この壁は一気に吹っ飛んで 
 
集団は一つにまとまります。 
 
当社でも 
 
昔仲の良い社員同士が頻繁に飲みに行ったりして 
 
他の社員との間に壁ができていましたが 
 
地元の有力不動産屋が露骨に嫌がらせをしてきた時には 
 
みんな結束して対応を話し合っていました 
 
で出した結論は 
 
そんな幼稚の会社と付き合う必要は無い 
 
って事でした。 
 
で 
 
今に至るまで絶縁状態って訳です。 
 
そんな感じで 
 
私達人間は 
 
お互い壁を作って集団を作りますが 
 
この壁は可動式ですから 
 
集団を管理する人間は 
 
常にそれを意識して 
 
必要に応じて動かす 
 
これが大切です。 
 
さしずめ当社であれば 
 
店舗間でどうしても壁ができます。 
 
この壁が出来ると 
 
お互い競争意識が出てきて 
 
良い方向の作用する事も多い訳ですが 
 
しかし長引くとマンネリ化して 
 
弊害が目立つようになります 
 
そうなると 
 
その壁を動かす訳ですが 
 
これが大変です 
 
激しい抵抗に遭います。 
 
まぁしかしだからと言ってそれをしなければ 
 
会社は衰退しますからね 
 
頑張って壁の移動をする訳ですが 
 
大変なエネルギーを要します 
 
ですから 
 
私自身 
 
あと何回壁をいじれるか? 
 
分かりません 
 

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踏んだり蹴ったり

2017年10月26日 | お客色々
おととい入居者が部屋の中で亡くなってるのが見つかりました。 
 
発見が遅れて死後3ヶ月が経過していました。 
 
どうしてそんなに時間が経過したかと言うと 
 
この方は家賃滞納の常習者だったからです。 
 
どうして家賃滞納の常習者の発見が遅れるかと言うと 
 
家賃が遅れてる事が異常の兆しではないからです。 
 
逆に言えば 
 
毎月きちんと家賃が入ってる人が 
 
珍しく家賃が遅れてる 
 
って事になれば 
 
その方が一人暮らしであれば 
 
まず事故 
 
これを疑いますから 
 
孤独死であればすぐに発見する事になります。 
 
実際に当社でも1日で発見した事がありますが 
 
この方も家賃が遅れたことが無かったので 
 
担当がすぐに駆けつけたら 
 
ドアの新聞受けの穴から亡くなってるのを発見しました。 
 
そんな訳で今回は気づくのが遅れた訳ですが 
 
家賃滞納の常習者の方の発見が遅れるのは 
 
もう一つ 
 
法治国家の原則 
 
“自力救済の禁止” 
 
があります。 
 
つまり 
 
私達は 
 
フライングをして 
 
この事を盾に反撃される 
 
これを恐れる訳です。 
 
具体的には 
 
家賃が入らないからと言ってドアを勝手に開ければ 
 
不法侵入と言う口実を相手に与えてしまいます。 
 
ですから 
 
家賃が遅れても 
 
勝手に部屋を開ける事ができずに 
 
結果時間が経過する訳です。 
 
まぁしかしこの自力救済の禁止 
 
この概念の必然性はよく理解していますが 
 
であれば 
 
被害者に成り代わって救済する国家 
 
これはしっかり効率よく対応する 
 
この体制を作れないのか? 
 
っていつも思いますよね。 
 
アメリカでは家賃滞納者は警察がすぐに追い出してくれるそうですが 
 
日本では 
 
長々と裁判をして 
 
そして多額の損害を被って解決する訳ですが 
 
いかんせん効率が悪すぎますよね。 
 
大体反社会勢力が大きくなったのも 
 
この国家の救済の欠陥 
 
ここに大きな原因がある訳です。 
 
昔私の知合いの不動産屋の営業マンが 
 
会社が潰れて社長が給料が払えず逃げてしまい 
 
困ったそうです。 
 
で 
 
警察も弁護士も当てにならないので 
 
そのスジの方に頼んだら 
 
その日の内にお金を取ってきた 
 
なんて話していましたが 
 
こんな感じで 
 
自力救済の禁止に見合うだけの制度が 
 
まだ不完全だから 
 
反社会勢力がそれを埋めてきたのも事実です。 
 
まぁしかしだからと言ってそれを肯定する訳ではありませんが 
 
いずれにしても 
 
憲法改正も良いのですが 
 
もっと私達の日々の生活の妨げになってる今のシステム 
 
もう少し改善するように頑張って欲しい 
 
そんな風に大勝ちした政党にはお願いしたいですね。 
 
さて 
 
家賃は滞納 
 
残置物は大量 
 
そして 
 
今後は告知事項ありで募集 
 
気が重くなりますよね。 
 
 
少しくらい文句も言わせて貰わないと 
 
やっていられません。 
 
 
 
 
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苦しみは悟り

2017年10月25日 | 不動産業界

私は14歳で沖縄の中学から横浜に転校してきましたが 
 
この歳になって沖縄の同窓会に参加すると 
 
数十年ぶりに会う同級生達 
 
この身長が 
 
私が持ってるイメージと大きく違う人がいます。 
 
背が高くスポーツが万能だったのに 
 
今は小柄って人もいますし 
 
当時は背が小さく 
 
まだ小学生のような男の子だったのに 
 
180cm近い大男になってる 
 
って人もいます。 
 
それを見てつくづく思いますね。 
 
人間の成長期って本当に幅があると・・ 
 
小学生の時に成長期に入り 
 
中2で止まる人もいれば 
 
高校生になってから成長期に入りぐんと背が伸びる人もいるって訳です。 
 
どっちが良いのでしょうね? 
 
まぁ背が高いのが望ましいとすれば 
 
どっちでも良いから背が高くなった方が良い 
 
そんな風にも言えるかもしれません 
 
しかし体の成長はそんな訳で 
 
小学校から高校まで個人差がある訳ですが 
 
心の成長は? 
 
これは面白い事に 
 
身長とは比べものにならない位に個人差があります。 
 
最近も 
 
まるで暴走族のような口調で社員を脅してる人がいましたが 
 
もう50歳に近い人間でしたね 
 
つまり10代から成長してない訳です。 
 
かと言えば 
 
老人と言われる人達の中にも 
 
心が成長し続けてる 
 
そんな人もいる訳で 
 
そうやって考えると 
 
本当に人間の心の成長は個人差が激しい 
 
そんな風に思えます。 
 
ただ 
 
体の成長は主に遺伝子によってもたらされますが 
 
心の成長は環境によってもたらされます。 
 
先ほどの暴走族のまま成長が止まった人は 
 
周りにそんな人ばかりいるからそうなったのです。 
 
逆にゴルフで出会った上場会社の役員の方が言ってましたが 
 
優秀な部下が下からガンガン突き上げて来るので 
 
還暦を過ぎたからと言って勉強しない訳にはいかない 
 
そんな話しをしていました。 
 
ですから 
 
私達は誰しも頭は長く成長したい 
 
なんて思いますが 
 
そうなるためには環境が大切な訳です。 
 
で 
 
私自身は頭の成長、心の成長に一番の阻害要因だと思われる事は 
 
人との接触の少なさ多様性の欠如 
 
そんな風に思います。 
 
逆に言えば 
 
たくさんの色んな人と接する 
 
そんな環境にあれば 
 
頭は成長し続けます。 
 
その意味では 
 
不動産の仕事は一番 
 
そんな風に思っています。 
 
不動産の中でも 
 
特に私達のように多様な人をたくさん扱う零細企業は 
 
心の成長なくしては務まりません。 
 
私達の仕事は 
 
犯罪者から大学教授まで付き合いますから 
 
幅広い人と触れ合うと言う意味ではこれ以上の仕事は滅多に無いのでは? 
 
と思います。 
 
実際に当社の社員を見ていても 
 
ガンガン成長して行きますね。 
 
入社したての頃は 
 
少し恐そうな人間に出会うとビビってますが 
 
今は当社にはそんな人間はいません。 
 
不動産屋ごときは脅せばどうにでもなる 
 
なんてナメて来る人は時々いますが 
 
逆に謝って逃げ出す 
 
ってケースがほとんどです。 
 
まぁしかし 
 
この世界に身を置けば誰でも簡単にそうなる訳ではありませんよ 
 
何日も眠れない 
 
そんな恐怖に襲われてる内に成長するのです。 
 
ですから 
 
そんな社員達を見て 
 
いつも思う訳です 
 
皆大変苦しい道を歩んできましたが 
 
今はそれに見合う報酬を身に付けてると 
 
よく頭で人生を考えて 
 
悟ったような気でいる人を見ますが 
 
大体現実から逃避してますよね。 
 
ところが 
 
不動産の世界に身を置くと 
 
意識しなくても悟りを開く 
 
そんな恩恵があるのです。 
 
仏教で言う苦行とか修行 
 
これは滝に打たれるとか一日中お経を唱える事では無く 
 
実社会で 
 
たくさんの人に接して苦しむ事 
 
私はそう思っています。 
 
苦しみを経ない悟りは錯覚 
 
苦しめば 
 
勝手に悟る 
 
私の持論です。 
 

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押し寄せる法律との戦い

2017年10月24日 | 不動産業界

おとといの夜は 
 
台風と、村田の試合と、選挙が重なりテレビに釘付けでしたね。 
 
結果は台風は直撃 
 
村田と自民党は圧勝でした。 
 
まぁ村田の勝利は嬉しいのですが 
 
自民党の圧勝は少し心配ですね。 
 
安部さんが天狗にならない事を祈るのみです。 
 
まぁしかし小選挙区になってから 
 
選挙はまるでオセロゲームみたいになりましたね。 
 
ひっくり返したりひっくり返したり 
 
とうにかくボロ負けと圧勝 
 
この繰り返しです。 
 
これが日本の国にとって良い事なのかどうか? 
 
もう少し様子を見ないとなんとも言えませんが 
 
少なくとも物事は決まるようになりましたね。 
 
法治国家で物事が決まると言う事は 
 
法律ができるって事ですが 
 
しかしこの法律 
 
もう無数にあって訳がわかりませんよね。 
 
どうなるんでしょうかね? 
 
私達の仕事はこの法律の縛りを強く受ける訳ですが 
 
本当にがんじがらめって感じです。 
 
もっともこのおかげで不動産業界は随分レベルアップしましたから 
 
否定はできませんが 
 
しかしこんな時代になって私が感じてる事は 
 
私達の世界は 
 
完全に地雷原になりましたね。 
 
無数に埋まってる法律に触れて爆発しないように 
 
ビビリながら契約をする訳です。 
 
昔であれば 
 
ある程度学習して 
 
頭の中に入る知識で大体対応出来ましたが 
 
もう今の時代は無理ですね。 
 
自分の脳は当てになりません。 
 
自分の脳だけに頼って契約すれば 
 
高い確率で地雷を踏んでしまいます。 
 
まぁしかしよく出来た物ですよね。 
 
脳の記憶力をはるかに超えた法律が私達の仕事に重くのしかかりますが 
 
その備えもしっかりあります。 
 
それはパソコンです。 
 
ネットで調べれば 
 
どこに地雷が潜んでるか 
 
分かりますからね。 
 
逆に言えば 
 
今の時代の不動産屋は 
 
ネットを駆使して情報を入れて初めて成り立つ 
 
そんな時代になった訳です。 
 
それができないと 
 
お客様から訴えられ 
 
たくさんの賠償金 
 
って話しになります。 
 
不動産トラブルの勉強会では 
 
大体弁護士が事例として上げるのは 
 
時代について行けない高齢不動産屋が踏んでしまった地雷の話しです。 
 
先日も 
 
3000万円控除が住まなくなって3年以内 
 
これしか頭に無くて 
 
お客様に古い建物を解体して売却させたら 
 
1年が経過してアウトだった 
 
なんて話しがありました。 
 
これが今の時代の不動産の世界です。 
 
契約の都度しっかり調べなければいけませんが 
 
これを大きく妨げる物 
 
それが過去の経験なんです。 
 
法律がガンガンできてるのに 
 
過去の経験で思い込んでは 
 
本当に危険ですよね。 
 
私も高齢者の仲間ですから 
 
あまり言いたくありませんが 
 
今の時代 
 
お客様は 
 
高齢の不動産屋は本当に要注意ですよね。 
 
今までは長くやってる不動産屋は安心 
 
そんな風に言われてきましたが 
 
しかし 
 
若い社員もいなくて 
 
高齢の社長さんだけ 
 
って会社は 
 
私から見れば 
 
ガソリンスタンドでタバコを吸ってる位にヒヤヒヤします。 
 
私達の地域では 
 
そんな会社がいくつも潰れましたが 
 
時代の流れで当然 
 
そうも言えます。 
 
さて 
 
自民党さん圧勝 
 
またガンガン法律ができすよ。 
 
社員の皆さん 
 
しっかり付いて行って下さいね。 
 
契約の度に先入観にとらわれずに 
 
新しく調べ直す習慣 
 
これを身につけて下さい 
 
それができれば 
 
この世界で人生を全うできるし 
 
それを怠れば 
 
先はありません。 
 
サトウキビ農家の私の兄に農業とは? 
 
って聞いたら 
 
押し寄せる雑草との戦い 
 
って答えましたが 
 
私に不動産業とは? 
 
って聞かれたら 
 
洪水のように押し寄せる法律との戦い 
 
って事になります。 
 
 

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顧客の認知能力の低下に苦しむ時代の到来

2017年10月23日 | お客色々
両親が認知症になりましたので 
 
色んな事が分かりました。 
 
そしてその事で私達が日頃接するお客様 
 
この心理にも理解が深まりました。 
 
まず一番役に立ったのは 
 
認知症は長い時間をかけてゆっくり進行するって事です。 
 
今にして思うと私の母親は20年位前から認知症が始まっていましたね。 
 
私が帰省するといつも朝食を作ってくれる訳ですが 
 
私は大体前日は遅くまで飲んでますから 
 
朝食を食べる事ができません 
 
ですから 
 
毎回朝食を作らないように強く言う訳ですが 
 
そんな私の話を無視して 
 
朝はテーブル一杯の料理が毎回用意されてました。 
 
で 
 
私は食べたくありませんが 
 
申し訳ない気持もありますから 
 
無理をして食べていました。 
 
食べた瞬間吐き気が襲い戻した事もあります。 
 
当時は気付きませんでしたが 
 
今にして思うとあれば認知症の始まりだった訳です。 
 
それと父親もやはり亡くなる20年くらい前から 
 
私と話しがかみ合わずに大げんかになる事がありました。 
 
当時は私は父親の頑固さに呆れていましたが 
 
今にして思うと 
 
脳の理解力が低下してた訳で 
 
もっとその辺を分かってあげればよかった 
 
なんて後悔しています。 
 
で 
 
この認知症の理解が進むと 
 
どう仕事で生きるかと言うと 
 
お客様の行動や言動を理解する事に役立つのです。 
 
私達が接するお客様には 
 
高齢の方もたくさんいますが 
 
この中には 
 
理解出来ない行動を取る方がたまにいます。 
 
例えば 
 
不動産を売却する時に 
 
事前に打ち合わせを行い合意して売買契約となる訳ですが 
 
契約の場で 
 
買主に 
 
もう少し高く買って下さい、でなければハンコを押しません 
 
なんて言った方もいました。 
 
その契約は買主が怒り 
 
結果流れてしまいましたが 
 
これも今にして思うと 
 
売主は認知症を発症してたのだと思います。 
 
しかしそれはまだ良い方で 
 
私が苦労したケースで 
 
売買契約を締結したのに 
 
その後残金決済の段取りをすると 
 
こちらからの電話に出なくなった売主がいます。 
 
で 
 
自宅に言って話しをすると 
 
安く売ってしまったので契約は破棄したい 
 
なんて言い出しました。 
 
まぁこれが通れば世の中の秩序はグチャグチャですよね。 
 
ですから 
 
契約を解除するのであれば違約金 
 
そんな話しをする事になりますが 
 
その瞬間にドアをバタンと閉められました。 
 
このケースはその後内容証明郵便1通で解決しましたが 
 
いずれにしてもこの売主も今にして思うと認知症です。 
 
また 
 
売買契約書を読んでる間に 
 
買主が急に大声で 
 
今日の契約はしない 
 
なんて言った事があります。 
 
理由は 
 
売主の態度が気に要らないって話しです。 
 
気に要らないのは 
 
残置物の打ち合わせで 
 
自分は要らないのに照明器具を置いて行きたいと言ったからです。 
 
普通に私は要りませんと言えば良いのに 
 
いきなり立ち上がって怒り出す訳です。 
 
こんな過去の不快で理解不能な体験 
 
これが全て認知症だとすれば 
 
すっきり理解できる訳です。 
 
そしてそれを理解すると 
 
今後のビジネスにおいても 
 
被害を予期できますから 
 
トラブルは最小限に止める事ができるのです。 
 
で 
 
ここから先は社員に対するメッッセージですから 
 
少し真理の部分に入りますのでストレートな話しになりますから 
 
一般の方は不快な思い 
 
あるいは反論があるかも知れませんが 
 
どうぞそれはご理解下さい。 
 
 
 
 
高齢化社会と言う事は 
 
私達の仕事でも顧客の年齢が上がると言う事です。 
 
って事は 
 
認知症が時間をかけて進行すると言う前提に立てば 
 
私達は医学的には認知症とは判定されなくても 
 
脳の機能が低下してる顧客と向き合う 
 
こんな時代に入ったって事です。 
 
であれば 
 
まずこの事が顧客の行動にどう影響するのか? 
 
まずそれをしっかり理解して 
 
そして対策を講じなければならないって事です。 
 
この認知能力の低下 
 
これによる行動の変化は 
 
明らかに男女差があります。 
 
私の経験から言えば 
 
男性は臆病になり 
 
女性は強くなります。 
 
やっかいなのは 
 
男性は臆病になりますが 
 
行動は凶暴になります。 
 
つまり 
 
不安心理が湧いて 
 
それから逃れるために大声を出したり 
 
あるいは人との接触を断ったりするのです。 
 
で 
 
女性は強くなりますが 
 
これは大体私達を苦しめる原因になります。 
 
具体的には 
 
先ほど述べた 
 
契約の場で値上げをしろと言った人も 
 
あるいは契約後決済を逃げ回ったのも女性です。 
 
つまり 
 
私達人間は 
 
理性で欲を抑えて社会行動を行いますが 
 
認知能力が低下すると 
 
欲が暴れ出し 
 
結果歯止めが利かなくなる事があります。 
 
この状態で不動産の取引をする訳ですから 
 
ある意味トラブルは必然って訳です。 
 
そして 
 
このタイプはおばあさんに圧倒的に多い訳です。 
 
ご主人が表に立って交渉しますから 
 
一見分からない事もありますが 
 
男性は自分の言葉を覆すのが苦痛なので 
 
少し観察すれば 
 
ウラで糸を引いてるのはお婆さん 
 
ってのがすぐに分かります。 
 
長くなりましたね。 
 
とにかく 
 
これから増える高齢者との取引き 
 
これは全て認知症を前提に 
 
しっかり対策をして下さい。 
 
そしてそのためには 
 
女性は欲が勝り自分の言葉に責任を持たない 
 
男性は不安から情緒が不安定になる 
 
これだけ理解すれば 
 
ムダなトラブルを避ける事ができます。 
 
認知症対策 
 
しっかり行って 
 
仕事の苦しみから少しでも解放されて下さい。 
 
 
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カメムシ

2017年10月22日 | 人生一般

今年はなぜかカメムシが多いですね。 
 
このカメムシ 
 
東京で見るのは茶色ですが 
 
私が子供の頃散々目にしたのは鮮やかな緑色でした。 
 
色は全く違うのに 
 
強烈な臭いは全く一緒ですね。 
 
同じ人間でも黒人と私達は明らかに体臭が違うのに 
 
不思議な物です。 
 
このカメムシの臭い 
 
もちろん私も嫌いですが 
 
私の息子達を見てると 
 
その嫌悪感はすざましいですね。 
 
先日 
 
私の部屋で遊んでた孫を見に来た息子 
 
部屋にはいるなり 
 
いきなりカメムシの臭いがする 
 
って言いました。 
 
私は臭いませんが 
 
理由は分かります。 
 
数十分前に 
 
部屋にカメムシが一匹いて 
 
孫がそれを見てビビってましたので 
 
ティシューで取って窓の外に捨てたのです。 
 
で 
 
その時の臭いが残っていて 
 
息子は瞬時に気づいた訳です。 
 
しかしこの息子の嗅覚 
 
すごいですよね 
 
私は全く臭わないのに・・ 
 
最近人間の嗅覚は実は犬より優れてる 
 
みたいな新聞記事を読みましたが 
 
少し懐疑的だったのですが 
 
この出来事で確信しました 
 
人間の嗅覚はすごいのは間違いありません。 
 
で 
 
私がいきさつを息子に話すと 
 
孫がカメムシに触ってないか? 
 
って聞いて来ました 
 
私はそれを見て無いので 
 
大丈夫だと思うよ 
 
って答えたら 
 
息子は孫の手の臭いをかぎ始めました 
 
で 
 
すぐに 
 
触ってるじゃないのって大声 
 
もうそれからは大変です 
 
洗面所で石けんで嫌がる孫の手を石けんでゴシゴシ 
 
でその後孫の手の臭いをかいで 
 
息子が一言 
 
“やばい取れない” 
 
私はそれを聞いて孫の手の臭いを嗅ぎましたが 
 
香ばしい石けんの臭いです。 
 
これでカメムシの臭いがする 
 
って事になれば 
 
気の毒な事に息子は少し脳が・・ 
 
って心配になり 
 
もう一人の息子を呼んで 
 
何も言わずに孫の手の臭いを嗅いで貰いました。 
 
すると 
 
すぐに 
 
ゲッ!カメムシの臭いがする 
 
って言いました。 
 
まぁこの兄弟凄い嗅覚ですよね。 
 
会社をクビになったら 
 
犬の格好をして 
 
警察犬として面接させたいくらいです。 
 
この異常嗅覚の息子達は放っておいて 
 
今度は息子の嫁に尋ねました 
 
この子の手何か臭う? 
 
って 
 
すると嫁もすぐに 
 
あカメムシ触ったのね 
 
ってひと言 
 
もうそれからは大変です。 
 
ネットで調べて 
 
オリーブオイルが良いのが分かって 
 
慌てて息子が買って来ました 
 
でそれでまたゴシゴシしてましたが 
 
結果取れなかったようで 
 
またネットで検索 
 
すると今度は 
 
ミカンの皮が良い 
 
って事になり 
 
また息子はスーパーへ・・ 
 
この騒ぎ 
 
見ていておかしくなりましたが 
 
本人達は大まじめですから 
 
口を挟みませんでした。 
 
しかし私の感覚では 
 
沖縄でハブが出てもこれほど騒がないのに 
 
カメムシごときで・・ 
 
って感じです。 
 
まぁしかしこれが都会育ちって事でしょうね。 
 
この出来事を見て 
 
つくづく思いましたね。 
 
感覚が鋭いと不幸 
 
って 
 
私達を悩ますトラブルメーカーも 
 
大体感覚が過敏で 
 
頭がおかしくなっていきます。 
 
音がウルサイから始まり 
 
最後は 
 
誰もいない部屋に誰か出入りしてるとか 
 
水道の水にガソリンを入れられたとか 
 
そんな事に発展していきます。 
 
まぁこれが防止できるのかどうか分かりませんが 
 
できれば 
 
感覚の鋭さと不幸の因果関係 
 
これも意識して 
 
鋭すぎる感覚は慣らす 
 
これを意識するべきでしょうね。 
 
さし当たり 
 
私はカメムシの件を子供達にストレートに話すと 
 
ケンカになりますから 
 
毎日そっと 
 
部屋の中にカメムシを入れて 
 
過敏な息子達の治療に入りたいと思います。 
 
これも将来息子たちがクレマーになり 
 
アパートを追い出される事がないようにと 
 
子供達の将来を思う親心です。 
 
理解出来ますかね?息子達 
 
無理かもしれませんね 
 
 
あぁ私はつくづく田舎育ちで良かった 
 
 
 
 

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経験の長さは副作用があります。

2017年10月21日 | 不動産業界

不動産の仕事と司法書士は切っても切れませんが 
 
この司法書士 
 
当たり前と言えば当たり前ですが 
 
人によって随分仕事ぶりが違って来ますね。 
 
頑固で全く融通の利かない人もいれば 
 
精神的に不安定 
 
そんな人もたまにいます。 
 
先日取引した際も 
 
司法書士がミスを指摘されたら 
 
明らかに動揺して 
 
その後の言動がおかしくなりました。 
 
司法書士のせいで危うく契約が流れる所でした。 
 
かと言えば 
 
たまに調子が良すぎて心配になるような人もいますね。 
 
一度話し好きの司法書士が 
 
取引が終って会社に戻ると 
 
私に慌てて電話をかけてきた事があります。 
 
間違えてお客様の免許証まで持って来てしまった 
 
って話しでした。 
 
調子の良い性格はおっちょこちょい 
 
これは私自身が一番よく分かっています。 
 
ですから 
 
理想の司法書士は 
 
人間的にも余裕があり 
 
仕事はそつがない 
 
ってのが一番だと思いますが 
 
残念ながら滅多にいませんね。 
 
取引の度に融通が利かなくて困ったり 
 
あるいは 
 
軽くて不安になったり 
 
なんて事が多い物です。 
 
で 
 
いちばんやっかいなのは 
 
例えば買主が指定した司法書士 
 
ってのがありますが 
 
そんな人の中に 
 
経験はほぼ皆無 
 
って人がいる時ですね。 
 
つまり資格は持ってるけど 
 
自分で登記したことは一度も無い 
 
つまり初体験って訳です。 
 
なんでそんな人にわざわざ頼むかと言うと 
 
大体お客様の身内ですね。 
 
地主さんが 
 
”息子が司法書士の資格をとったから“ 
 
と言ってお子さんを連れてきた事もありました。 
 
その他にも 
 
友人だったり 
 
あるいは法人で 
 
社員が資格を持ってるから 
 
ってのもありましたね。 
 
お客様の指定ですから断る訳にはいかずにお願いする訳ですが 
 
なんせ資格はあっても実務は素人ですから 
 
こちらがああだこうだと細かく指示したりする事になります。 
 
しかし不安ですよね。 
 
ただ 
 
この初心者の司法書士の皆さん 
 
今まで一度も問題を起こしたことはありませんでしたね。 
 
なんせ初体験ですから 
 
不安で何度も法務局に事前に出向いて確認したりして 
 
万全の体制で臨みますから 
 
経験は無くてもミスはない訳です。 
 
ところが先ほどの免許証を持って行ってしまった司法書士もそうなんですが 
 
経験を積んだ司法書士がミスをやらかす事は多いですよね。 
 
ネットが無い時代に 
 
現金取引の案件で 
 
私が何度も当日謄本を取ってから来るようにと言ったにもかかわらず 
 
当日 
 
“職員が朝一番で確認してます” 
 
って言った事がありました。 
 
買主は当日謄本がなければ決済できない 
 
って言って居ましたので。 
 
結局その場では取引は流れ 
 
債権者や仲介業者10数人集まってたのに 
 
仕切り直しになった事もあります。 
 
この司法書士も30年の大ベテランでした。 
 
また最近ニュースになったセキスイハウスの地面師被害 
 
これも多分セキスイは経験豊富な司法書士に頼んだ思われますが 
 
私自身はそれ故に落とし穴に落ちたのでは無いか? 
 
と想像しています。 
 
そんな感じで 
 
どんな仕事も 
 
経験を積めば 
 
どこか気が緩み 
 
結果大ポカをやらかす訳です。 
 
で 
 
もちろん当社にもその危険はあります。 
 
誰が一番危ないかと言うと 
 
私です。 
 
経験が一番長いですからね。 
 
どうしても過去の経験の延長線上で仕事をしがちです。 
 
ですから 
 
書類やなんか社員の方が信頼できます。 
 
これではマズい? 
 
そうではありません 
 
逆です 
 
私が頼りないから 
 
社員がしっかりするのです。 
 
逆に私がしっかりすれば 
 
社員は気が緩みます。 
 
社員のためには 
 
あえて頼りない自分 
 
これを演出するのも大切なんです。 
 
 
誰ですか?そこで笑ってるのは 
 
ホントですよ 
 
私が頼りないのは 
 
すべてアナタたちのためなんです。 
 
 
 
ふぅ 
  
 
説得力ありませんね。 
 
 

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ドタキャンの真の原因はお年寄りの現状維持欲求

2017年10月20日 | お客色々

売買の決済が終ると 
 
買主に対して 
 
“おめでとう御座います” 
 
って言葉を投げかける不動産屋 
 
多くなりましたね。 
 
もしかしたら会社で指示してるのかも知れません。 
 
この言葉を発するのは礼儀 
 
そんな風にも思えますが 
 
どうも私はその言葉が自然に口から出ません。 
 
理由は長年この仕事をして 
 
不動産の契約=めでたい事ではない 
 
って事を良く知ってるからです。 
 
もちろんおめでたい契約もありますが 
 
むしろ逆 
 
なんてのも多いのです。 
 
例えば 
 
売買の決済を終って 
 
買主にお祝の言葉を投げかけてる反対側には売主がいます。 
 
この売主は家を売りたくないのにやむを得ない事情があって手放す 
 
そんなケースも多いのです。 
 
賃貸でも引っ越しは自分が望んでやる訳ではない 
 
こんな事が良くあります。 
 
例えば離婚で家探しだとか 
 
あるいは 
 
家賃が払えず安いアパートに移るとか 
 
そんな話しだらけです。 
 
あるいはウチの息子たちであれば 
 
オヤジに家から追い出された 
 
って話しになります。 
 
そんなケースをたくさん見ていますから 
 
引っ越しが決まったからと言って 
 
おめでとうございます 
 
って言葉を発する事に抵抗があるのです。 
 
まぁしかしそうは言っても 
 
はっきり発展的な引っ越しである事が分かっていれば 
 
おめでとうの言葉を差し上げるのは礼儀 
 
そう思いますが 
 
しかし私達が発展的だと思っていても 
 
当の本人はそう思っていない 
 
なんてケースがたまにあります。 
 
これは要注意ですね。 
 
しかし家庭の内情までは分かりませんので 
 
たまに地雷を踏むのは止む得ないと思いますが 
 
基本的に私が頭に入れているのは 
 
高齢者の引っ越しは当人は望んでない 
 
これが原則 
 
って事です。 
 
例えば 
 
年寄りが一人で住んでいて 
 
お子さんが心配になり 
 
古い家を壊して2世帯住宅 
 
って話しはよく耳にします。 
 
子供達から一緒に住もう 
 
なんて言われれば 
 
断れずに自分の本心を隠すお年寄り 
 
多いと思いますが 
 
お年寄りの大半は 
 
新しい家に住みたいなんて欲求は持っていません。 
 
どんなに古くても良いから住み慣れた家が良い 
 
そう思ってるのです。 
 
ですから 
 
住宅メーカの営業マンが勝手に喜んでると勘違いして 
 
ガンガン話しを進めると 
 
ある日息子さんから電話が入ります。 
 
“2世帯住宅の話しは白紙に戻したい” 
 
と 
 
で理由を聞くと 
 
“オヤジが急に態度が豹変した” 
 
って言われます 
 
で営業マンは 
 
自分の態度が悪かったのか? 
 
とか色々考えますが 
 
このケースはすべて行き着く所は 
 
お年寄りの引っ越しに対する恐怖です。 
 
ですから 
 
我々不動産屋は 
 
高齢者がからむ引っ越しの話しは 
 
話しが進むにつれ 
 
ドタキャンの可能性が高いこと 
 
そして 
 
その理由が 
 
理解出来ないムチャクチャな話しだったりする事 
 
これをしっかり頭に入れることが大切です。 
 
その理解が足りないと 
 
キャンセルの話しと理不尽な話しに混乱し 
 
トラブルにまで発展してしまう事があるのです、。 
 
そうならないために 
 
“お年寄りは現状維持欲求が強いこと” 
 
“お年寄りがらみの話は理不尽な展開になる事” 
 
これに備える事が一番大切だって訳です。 
 

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酒を飲まない飲み会もまた良し

2017年10月18日 | 社内事情

おとといは会社の飲み会でしたが 
 
私は不覚にも風邪を引いてしまい 
 
酒を飲む事はできませんでした。 
 
しかしこの酒が飲めない飲み会 
 
これも悪くありませんね。 
 
社員の皆さんを車に乗せて私が運転する訳ですが 
 
タクシー代が浮きますし 
 
一人でシラフだと 
 
社員の皆さんの会話も離れた立場から観察する事ができます。 
 
でこの会話の中身 
 
自分自身も普段はそれで盛上がっていますが 
 
冷静に聞くと 
 
何十年も基本的には同じパターンですね。 
 
酔っ払いの会話は 
 
いくら時間が経っても進歩しない 
 
これを改めて確認しました。 
 
私自身同級生が集まって飲むときには 
 
皆腹を抱えて笑いまくってますが 
 
考えて見れば中学からほとんど中身は進歩してませんね。 
 
還暦を過ぎても 
 
私がフラれた時の話しは定番のネタです。 
 
しかし会話の進歩はしませんが 
 
お互い酒を飲んでると 
 
気持は完全に昔に戻ってる訳で 
 
その意味では酒は魔法の液体ですね。 
 
ただ自分が酒が入らないと 
 
酔っ払いの周りへの無神経さ 
 
これもよく分かりますね。 
 
先日行ったお店は 
 
当社のお客様の店で 
 
高級を売りにする焼き肉店でしたが 
 
そんな中 
 
居酒屋ばりのデカイ声で盛上がってる訳で 
 
すこし気が引けました。 
 
しかしこれは普段の私の姿だし 
 
せっかくみんな揃って楽しく過ごしてるので 
 
私はあえて注意をする事はしませんでした。 
 
で 
 
店の人が不快な顔をしてないかチラチラ見てましたが 
 
しかし私の心配は杞憂で 
 
皆さん全くとがめる様子もなく安心しました。 
 
まぁしかし良く考えれば 
 
お店としてはお酒を提供した段階で 
 
酔っ払いは想定済みでしょうし 
 
実際にそんなお客様はたくさんいると思います。 
 
今回は逆に 
 
店員の皆さんも 
 
当社の社員が盛上がってるのを見て 
 
嬉しそうでしたので 
 
サービスする側としては 
 
喜んでる客の姿が一番 
 
そんな側面も改めて見た気がします。 
 
つまり 
 
私は気を回しすぎだったって訳です。 
 
人間関係は本当に難しいですよね。 
 
他人に気配りをする人 
 
素晴らしいのは間違いありませんが 
 
これも過ぎると逆に人を不快にする事があります。 
 
よくゴルフでいるのが 
 
やたら同伴者にマナーを注意する人ですね。 
 
このタイプが同伴者にいると 
 
周りはいつもビクビクしていなければなりませんので 
 
楽しいはずのゴルフが苦痛になります。 
 
その方の言う事は間違ってはいませんが 
 
場の楽しい空気はブチ壊しとなる訳です。 
 
私が今回の飲み会で 
 
“静かにしろバカヤロー” 
 
なんて怒鳴った日には 
 
楽しい空気が一変 
 
お通夜状態になるはずです。 
 
そんな感じで 
 
人をまとめる立場になったら 
 
自分の立ち振る舞いはいくら気配りをしても害はありませんが 
 
その自分の厳しい基準を他人に押しつけると 
 
他人の楽しい時間が苦痛の時間になる 
 
これもしっかり頭に入れた方が良いですね。 
 
最近車で他のドライバーを高速で止めさせ事故死させた事件 
 
その後の続報を見ると 
 
この男は 
 
普段普通なのに 
 
車に乗ると急に自分をアピールし出す人間だったようですね。 
 
しかしこのタイプの男 
 
特殊ではありません。 
 
私達の周りにもゴソゴソいます。 
 
運転手で無くても 
 
私がゴルフで同乗させて上げると 
 
やらた 
 
“なんだ前の車タラタラ走りやがって” 
 
なんて強がる人 
 
お年寄りでもいます。 
 
本人は自分が正しいと思い込んでますが 
 
周りはウンザリしますね。 
 
この勘違い 
 
結構自分の人生を悪化させますから 
 
要注意です。 
 
私自信は 
 
この手の同乗者は 
 
2度と一緒に車に乗せる事はありません。 
 
ありませんが 
 
私も断る時には 
 
大人の対応で 
 
都合が悪いとかなんとか話しを作りますから 
 
本には気づきませんね 
 
気づかないから改善しない訳です。 
 
そんな訳で 
 
周りが大人だと直接教える人はいませんので 
 
自分で気づくしかない訳ですが 
 
その方法は 
 
ゴルフであれば 
 
自分への誘いがあるかどうか? 
 
これで簡単に分かります。 
 
私が日頃から仕事では 
 
自分の問題は 
 
紹介客とリピーターの数から学びなさい 
 
って言ってるのと同じです。 
 
私の経験上 
 
本来人間性に問題なければ 
 
ゴルフお誘いもお客様も 
 
ワンサカ押し寄せてくる 
 
これが当たり前に起るのです。 

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選挙は自分の立ち位置を確認する良い機会

2017年10月17日 | プライベート

選挙のたびにNHKでは政見放送が流れますが 
 
これ一応見ますが飽き飽きしますね 
 
と言うより嫌悪感が湧いてきます。 
 
大体似たような飾り立てた言葉が並びます 
 
皆さんの生活を守りますとか 
 
安心安全な社会をとか 
 
少子高齢化社会に対してどうこう 
 
そんなたぐいの話しです。 
 
その中でも不快に感じるのは 
 
子供達の将来のためとかなんとか 
 
自分の政治目的に子供をやたら利用する人ですね。 
 
本当にそんなに子供達の将来を思うのであれば 
 
口に出す前に行動しなさい 
 
っていつも思います。 
 
まぁしかしこんな政治の文句ばかり言ってても 
 
逆に自分自身の価値を下げますからこの位にしましょう。 
 
今回の政見放送 
 
それぞれの政党が作った動画をそのまま流してますが 
 
最初の党首の話 
 
これは興味深く聞いています。 
 
安部首相は 
 
真っ先に北朝鮮って言葉が出てきましたね。 
 
この言葉を聞いた瞬間 
 
危機感を煽って選挙に勝つ 
 
そんな戦略が見て取れました。 
 
で 
 
面白いのは 
 
立憲民主党の枝野さんの話しですね。 
 
“右だの左だのイデオロギーの話しではないんです。 
 
21世紀の対立軸は上か草の根かなんです。“ 
 
って語ってました。 
 
しかしこの枝野さん 
 
明らかに勘違いですね。 
 
この観点間違ってはいませんが 
 
何もこれは21世紀の話しではありません。 
 
私達が若い頃から 
 
政治思想の対立はイデオロギーのように見えて 
 
実際は経済格差の問題だったのです。 
 
大学で左翼運動に励んでる人達は 
 
大体苦学生でしたし 
 
また私達の地域は団地がたくさんありますが 
 
その団地を基盤にして革新勢力が強かった訳です。 
 
逆に私達は地主さんをたくさん知っていますが 
 
この方達のほとんどが自民党支持者です。 
 
市会議員クラスでは 
 
地主の金持ちの子供が自民党で出てきます。 
 
私自身は学生の頃は貧しいのにノンポリでしたから 
 
金持ちの仲間にも入れず 
 
貧しい人達の仲間にもなれずに浮いた存在でした。 
 
どうして私が貧しい人の仲間にならなかったかと言うと 
 
政治に文句ばかり言ってるのが格好悪かったからです。 
 
貧しくても日本の社会では努力と実力で這い上がる事ができます。 
 
私はそれを目指してた訳です。 
 
ですから 
 
今でも体が健康であるにもかかわらず 
 
自分の責任は棚にあげて 
 
世の中が悪いから家賃を払えない 
 
なんて人達を見ると 
 
どうしても同情する気持にはなれないのです。 
 
まぁしかしそうは言っても 
 
今の時代の若い人達は大変です。 
 
私の息子も子育てに励んでますが 
 
時々自分たちではどうにもならなくて 
 
私に出動依頼が来ます。 
 
そんな時は 
 
私は 
 
早めに孫を風呂に入れてまた会社に戻ったり 
 
たまには会社で膝の上に孫を乗せてパソコンを叩いたりします。 
 
そんな経験をしてるから思うのです。 
 
私達のように支えられる環境にあれば良いのですが 
 
そうでない人達は大変だろうな? 
 
って 
 
だから思う訳です。 
 
少子高齢化問題は 
 
この子育て世代の支援 
 
これを充実することが一番だと・・ 
 
5千億円とか6千億円では少なすぎますよね。 
 
防衛予算に5兆円も使いますが 
 
一番の防衛は 
 
国民を増やして国力を付けることですからね。 
 
立派な戦闘機を買っても 
 
それを操縦する若い人がいなくなれば意味がありません。 
 
私自身は 
 
そんな事も考えながら投票するつもりです。 
 
考えて投票しても結果は変わりませんが 
 
選挙の時には 
 
自分の立ち位置も確認する 
 
良い機会なんです

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自己評価と客観評価のギャップに注意

2017年10月16日 | 不動産業界

私が子供の頃は 
 
舶来品は高級品の代名詞でしたね。 
 
逆に日本製は粗悪品の代名詞でした。 
 
しかし 
 
田中角栄が総理大臣になった当たりから 
 
日本製品はガンガン海外で売れるようになり 
 
いつの間にか逆転して 
 
日本製は信頼できる 
 
って私達日本人が思うようになりました。 
 
また物価も 
 
私が若い頃は 
 
日本はバカ高くて海外は安い 
 
そんなイメージでしたから 
 
日本人は豊かになると共に海外に買い物にでかけるようになりました。 
 
しかしこの日本の物価高も 
 
これも今海外に行くと 
 
逆転してる事がよく分かりますよね。 
 
私自身はヨーロッパの物価高を見て 
 
もうしばらくは行く気になれません。 
 
ただ 
 
海外で比較する機会があれば分かりますが 
 
日本だけで住んでるとこの変化が理解できない人は多いですよね。 
 
私の身近な人間でも 
 
日銀の物価目標に 
 
“日本は世界一物価が高いのにどうしてまた上げるの” 
 
って尋ねた人がいます。 
 
まぁしかしその程度であれば良いのですが 
 
日本の製品の私達の評価 
 
どうやらこれも誤解かも知れませんね。 
 
日産だの神戸製鋼だの 
 
日本経済を支える会社が 
 
大きくモラルが後退してる訳ですが 
 
日本人全体にはまだ危機感はあまりありませんが 
 
外国からこんなニュースを見れば 
 
日本製品は信用できない 
 
こんなイメージにつながり 
 
かなりヤバイと思いますね。 
 
隣国を見下してプライドを保つ日本人も増えましたが 
 
この状態が続けば 
 
いずれ見下すどころか 
 
世界からレイシストの蔓延する国として 
 
逆に蔑まれる 
 
そんな気もします。 
 
まぁしかし 
 
この今の日本の状態 
 
人間の作る組織の没落の方程式なんですよね。 
 
歴史を見れば国も栄枯盛衰を繰り返しますが 
 
繁栄した事による慢心 
 
これが没落をもたらす訳です。 
 
慢心がどうして没落につながるかと言うと 
 
自己評価と客観評価のギャップが生じるからです。 
 
これが今の日本に見られますから 
 
やばい 
 
私はなんとなくそう感じています。 
 
まぁ国レベルでは私にはどうしようもありませんが 
 
この構造は 
 
私達零細企業 
 
あるいは個人でも存在する普遍的な原理です。 
 
特に不動産の世界は 
 
この罠に陥り易い 
 
こんな構造があります。 
 
会社レベルでは 
 
地元で評判が地に落ちても 
 
経営者は 
 
自分の会社は信頼されてる 
 
なんて思い込んでる人がほとんどです。 
 
私達の地域にも存在します。 
 
特に資産のある会社 
 
その資産に物を言わせて良い物件を安く提供できる訳ですが 
 
これにお客様が寄って来ますから 
 
どうしても高慢になっていきます。 
 
顧客はその態度にムカついても 
 
ガマンして契約する訳ですが 
 
そのガマンが 
 
相手に本来伝わるべき顧客の評価 
 
これが伝わらなくなり 
 
結果顧客心理と経営者心理のギャップを起こす訳です。 
 
個人の営業マンレベルでは 
 
基本的にその営業マンの態度が気に食わなければ 
 
顧客は何も言わずに連絡を取らなくなる訳ですが 
 
契約まで至る顧客は 
 
逆に 
 
ほめちぎる事が良くあります。 
 
この顧客の褒め言葉 
 
これは本当に営業マンにとっては毒です。 
 
不動産の営業マンであれば 
 
誰でもこれを経験する訳ですが 
 
これによって 
 
大体営業マンは自己評価が高くなります。 
 
大した能力も備わらないのに自分を高みに置けば 
 
成長も止まるし 
 
コケルのも早くなります。 
 
そんな訳で 
 
社会は 
 
国レベルから個人レベルまで 
 
自己評価と客観評価のギャップ 
 
これで崩れていく訳です。 
 
ではそうならないためには? 
 
不動産の世界では簡単です 
 
リピーターと紹介客 
 
この数の多さによって客観評価ができます。 
 
これにしっかり向き合えば 
 
一部の顧客や 
 
一部の地主に褒められて舞い上がってる事の愚かさ 
 
これに気づくはずです。 
 
耳に入ってくる声だけでは 
 
自分の客観評価は不可能 
 
せめてこの程度は 
 
不動産の仕事をするのであれば 
 
頭に叩き込みましょう。 

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