インド株を何でデルタ株って呼ぶのか?
教養不足の私は疑問でした。
ただ私だけではありませんね
私の知り合いともその話題になったら
彼曰く
インドはデルタ地帯だからさ
って言っていました
バングラデシュなら分かりますがインドがデルタ地帯?
いまいち納得できない説明でしたので
モヤモヤしてたら
最近分かりましたね
ギリシャ語から来ています
つまり
アルファ ベータ ガンマ デルタ
そして今度はラムダ
だそうです。
しかしいつも思いますが
何で欧米人は学術用語でギリシャ語を使いたがるんでしょうかね
動物や植物の学名は
日本の桜なんて学名もそれでよさそうな物ですが
わざわざcerasus mill
なんて難しい名前をつけてますから
日本人は誰も桜の学名を知らない
って事になってしまっています。
多分欧米では
ギリシャ語を使う事が知識人をアピールする事になってるんでしょうね。
日本でも政治家はよく中国の古典から難しい言葉を引き出して
自分の知識をひけらかしますからね。
まぁしかしそれも全面的に否定はしませんが
今の時代のように激しく情報が飛び交う時には
ギリシャ語の効率の悪さが目立ちますよね
元来言葉は
情報を伝えるために生まれたはずですが
人間の脳の発達とともに
外からは見えない自分の内面
これを表現する役割も果たすようになりましたが
この部分が
言葉を複雑にして
人間の分類を行うようになりました。
つまり
難しい言葉は
人間の脳を推し量り
それによって分別化してる訳です。
この話一見悪いように思いますが
そうではありません。
人間を分類すれば
効率の良い社会を築く事ができます。
優秀な人たちを選んで
国の行政機関は上手く機能してる訳ですし
科学者も能力のある人たちを集めて
高度な仕事をするようになりましたから
これだけ科学技術が発達したのです。
まぁしかしそれは理解した上で言いますが
私は難しい言葉を使う事が習慣になってる人
どうも波長が合いませんね。
それと
人間の内面を複雑な言葉で表現する
そんなたぐいの小説も
どうも苦手です。
ですから
私はそんな表現の宝庫である恋愛小説
読んだ事がありません。
本当は多様な人間を扱うこの仕事は
そんな小説も読むべきだと思いますが
私はその部分の能力を磨く事無く
この歳まできました。
ひとえに自分の能力の低さがそうさせた訳ですが
しかし逆に言えば
能力が低いから
物事を理解できる
そんな側面も間違いなくあります。
特に最近は
よくゴルフで優秀と言われる人たちと話しますが
彼らの短所も良く見てとれます。
それは優秀な人たちは
物事を複雑化して
能力がそれに付いてこれない人たち
これを差別化する本能があるのです。
ところが私は逆に
物事を単純化しなければ理解できませんから
どうしてもそんな癖がついています。
まぁだからと言って
自分が正しいって訳ではありませんよ
言いたいのは
能力が低い人が
物事が良く見えてる
そんな事も多いって話です。
私自身
自分の人格の基礎を作ってるのは
学校に行かずに
標準語がほとんど話せなかった祖母
この影響を大きく受けています。
幼い頃
畑仕事で忙しい両親でしたから
祖母と過ごす時間がたくさんありました。
その祖母が野菜を作ってる畑に行くために
裏山に行くと
遠くに慶良間の島々が見えました。
その時に祖母が口にした
“きいらまーみゆしが どぅぬみーまいやみーらん”
偉人の言葉より
私にとっては
大変難い言葉になっています。