大宇宙

成績が低迷して悩む　
　
営業マンであれば誰も避けて通れない苦難です。　
　
当社の社員も　
　
入れ替わり立ち代り　
　
その地獄を経験します。　
　
そして今　
　
ある新人社員がその事について　
　
私に悩みの相談に来ました。　
　
社長どうしたらいんでしょうね。　
　
何が？　
　
頑張ってもお客様が契約してくれないんですよ。　
　
　
こんな時　
　
散々苦しみを経験した私は頼りになる存在です。　
　
その若い社員が苦しみから脱出できる　
　
的確な助言を・・・・　
　
しなければいけないんですよね　
　
本当は　
　
　
でもその日　
　
私過労気味でダルかったんです　
　
申し訳なかったと反省しています。　
　
　
そこでダルいものですから　
　
私は　
　
机の上に置いてある玉を見せました　
　
別に何も考えず　
　
　
これを見ろ
　
　
はぁ？　
　
　
とけげんそうにこの玉を見つめていたその社員　
　
もしかして　
　
この玉の中は宇宙を表しています？　
　
ん？　　
　
あああ・・・そうだよ　そうそう　
　
　
もしかして
　
　
宇宙からみれば、私の悩みは小さいって事ですか？　
　
　
ああ　そうそうそう　よく分かったね　
　
宇宙から見れば　
　
私の人生もアリンコも変わらないって事ですよね　
　
　
そうなんだよ　　
　
こんな事で悩んでいた俺はバカでした　
　
そうそう　
　
これで私は気が楽になりました　
　
だろ？　よかったね　
　
私はこれで　来月ボウズを打っても　
　
悩む事はないと思います　
　
　
ん？　それは少し・・・・　
　
その結果会社が潰れても　
　
大宇宙から見れば大した事はないんですよね。　
　
　
いや～それは・・・・　
　
　
有難うございました　
　
もう一生悩む事はありません　
　
　
　
と元気良く帰っていきました。　
　
　
私が手をぬいたばかりに・・・・　
　
私の悩みは　
　
確実に　ひとつ　
　
増えたようです。　

自分は正義感が強いって思ったら読んで

我々が色んなアパートの入居者と接する中　
　
様々な問題行動を起こす人が居ます。　
　
他人の迷惑を一切気にせず傍若無人に振舞う人達　
　
また　
　
家賃を払わず逆切れを繰り返す人達　
　
いつも我々を悩まし続けます。　
　
でも　
　
そんな人達より　
　
更に面倒な、手に負えない　
　
そんな人達がいます。　
　
それは　
　
”正義感”が強い人達です。　
　
いわゆる　
　
曲がった事が許せない人達です。　
　
実は、入居者同士のトラブルは　
　
圧倒的に”正義感”の強い人達によって起こされる事が多いのです。　
　
　
ここ数日間ある担当者がトラブルによって悩まされています。　
　
現在進行中なので詳しく書く事はできませんが　
　
警察沙汰にまで発展しています。　
　
　
俺は曲がった事は絶対に許さない　
　
と公言する人達　
　
実は　
　
その大半は　
　
単なる自己中です。　
　
彼らが許さないと言う”曲がった事”とは　
　
常に自分に利害関係がある時の話です。　
　
　
そして　
　
彼らがやっかいなのは　
　
自分の考えは正しいと信じ込み決して妥協しないのです。　
　
そして　
　
その妥協しない自分に　
　
格好良いと酔いしれているのです。　
　
　
そこで社員へのメッセージ　
　
人間は誰しも　
　
自分の考えは正しいと信じ込む傾向があります。　
　
貴方達も一緒です。　
　
しかしよく考えて下さい　
　
人間の世界で　
　
これが絶対的に正しいなんてありません。　
　
例えば　
　
”人を殺してはいけない”と言う話　
　
誰もがこれは正しいと思うでしょう。　
　
でも　
　
これですら正しいとは言えません。　
　
人権重視に先駆者を自負するアメリカは常に戦争で人を殺しています。　
　
また日本でも死刑は行なわれていますし　
　
先日成瀬でもあったご主人が寝たきりの奥さんを殺した事件　
　
結局司法は実質的に裁く事はできません。　
　
　
最近　
　
わがままなお客様や、自分の思い通りにならないお客様に接して　
　
苛立つ姿が見受けられますが　
　
人間誰一人自分の思うようになる人はいません。　
　
なぜ思うようにならないのか？　
　
それは人間、正しいと思う事が違うからです。　
　
　
1日だけ家賃が遅れただけで　
　
”俺は家賃をキチンと払わないいい加減な人間は許さない”　
　
と怒鳴る大家　
　
1ヶ月家賃が遅れたので　
　
催促すると　
　
”1ヶ月遅れただけでガタガタ言う非常識な人間は許さない”　
　
と切れる入居者　
　
どちらが正しい？　
　
　
答えなんかありません。　
　
ましてや　
　
皆さんが　
　
大家さんに　
　
”1日遅れただけで催促すのは非常識ですよ”　
　
とか　
　
家賃が遅れた入居者に　
　
”1ヶ月家賃遅れるのは非常識”ですよなんて　
　
形で”非常識”と言う言葉を乱発してはいけません。　
　
　
常識という言葉は本来危うい言葉です。　
　
にも拘わらず　
　
人間は自分の考えは常識的で正しいなんて　
　
思いすぎるからトラブルになるのです。　
　
　
その辺を理解して　
　
トラブルを処理すれば　
　
苦しみは大きく減るはずです。　
　
　
とにかく　
　
まず貴方達が　
　
会社で　
　
同僚や上司の意見に納得できなかったら　
　
相手を非難する前に　
　
自分の考えを疑って下さい　
　
　
　
それでもなお”自分の考えは絶対に間違ってない”　
　
と思ったら　
　
あなたの考えは間違ってます。　
　
　
このブログの意味も理解してないって事です。　
　
　
さっきから言ってるでしょう。　
　
何度も　
　
”絶対に正しい”　
　
なんて　存在しないって　
　
　
その頑固さが　
　
トラブルの元凶なんですよ　
　

必殺ホメ殺し

おとといの火曜日の夜　
　
私は、社員と目を合わさないように　
　
帰り支度を急いでおりました。　
　
目を合わしてしまうと　
　
飲みに誘われるのが分かっていたからです。　
　
なんせ2週間休みなしで働いたため　
　
疲労が蓄積し　
　
とても酒を飲む気にはなれませんでした。　
　
そんな雰囲気を察して　
　
みんな気を使って・・・・　
　
なんて　
　
思っていたら　
　
長津田店の新人の○○君が私の席にツカツカとよってきました。　
　
げっ　コイツ　空気が読めない男ナンバーワン　
　
社長飲みに行きますよ。　
　
ああ悪いけど俺・・・・　
　
あのですね私長らく営業成績が低迷しておりましたが　
　
本日必殺ワザを編み出しまして　
　
　
ああそうなの　で　
　
是非今晩社長にお見せしたいと・・・　
　
　
若い社員が仕事で開眼したとすれば　
　
私にとってはとても興味深い話です。　
　
　
そうなの？　じゃ見せて貰おうか　
　
と　
　
結局5人で飲みに行く事になりました。　
　
そして　
　
適当にお酒が入っ頃　
　
その男が必殺ワザを披露し始めました。　
　
相手はベテラン社員のY君　
　
Yさんの営業　
　
こないだ見せてもらったんですけど　
　
さすがに凄いですよね。　
　
どこが？　
　
堂々として重みがあって格好よくて　
　
　
　
何?こいつが編み出した必殺技って・・・・たんなるお世辞？　
　
更に話は続きます。　
　
　
お前普段成瀬にいないのにどうやって　
　
俺の仕事してる姿を知ってるワケ？　
　
　
ボクですね。こないだ車で成瀬店の前を通った時に　
　
ガラス越しに　Yさんの接客してる姿を見たんです。　
　
　
　
げっ　それだけ　・・・これじゃいくらYでも怒るぞ　
　
と　
　
思ったら　
　
意外な展開に　
　
　
　
そうか・・・ガラス越によくそこまで分かったな？　
　
はい素晴らしい人の仕事は離れていても分かるんです。　
　
う～んそんなモンかな？　
　
おれのレベルもそこまで行っていたか？　
　
そうですよもう神様の領域ですよ　
　
と延々と続きます　
　
　
さすがに私は　
　
呆れて先に帰りました　
　
期待した私がバカでした。　
　
　
で一夜明けた昨日　
　
私がメールのチェックのために出社すると　
　
Y社員が休日出社していました。　
　
ところがその姿は　
　
目が窪み、不精ヒゲが伸び、髪はパサパサで　やつれています。　
　
まるで普段のお洒落な姿とは別人です。　
　
　
ど、　どうしたんだお前？　
　
昨日あれから　
　
○田君が私をほめちぎるものですから　
　
つい気分が良くなって　
　
3次会まで・・・・　
　
　
げっ　あんな見え透いたお世辞に・・・　
　
で勘定は　
　
もちろん私が・・・　
　
　
わっ　お前　財政状況が今・・・　
　
　
しかしながら　
　
馬鹿にしてた　必殺ホメ殺し　
意外に効果があったようです。　
　
　
でもな～？　
　
ガラス越の姿をほめられてもな～っ　
　
しかも　
　
一瞬車で通っただけで・・・　
　
分からん　
　
　
ああそれと　
　
○田君　
　
言っとくけど　
　
その必殺技　
　
実戦では　
　
全く使いものになりませんから　
　
残念　

新車が来たよ

こないだ　 　 強引な営業マンに負けて買ってしまった車が届きました。　 　 今成瀬の駅前は極端に駐車場が不足しています。　 　 当社も駐車場が足りません。　 　 したがって、新しく車を買ったと言う事は　 　 古い車を1台処分しなければならないと言う事になります。　 　 そこで私は、下取りに出す車の整理を始めました。　 　 するとトランクの中に入れてあったＢＯＸの中に1枚の茶封筒　 　 普通であれば気にせず開ける事がない汚い封筒ですが　 　 昨年大金が消えて以来　 　 私は封筒の中味を確認せざるを得ない　 　 嫌な性格になってしまいました。　 　 で出て来たのは　 　 現金ではなく　 　 古い免許証　 　 すべて私のです。　 　 若い頃使い古した免許証なんか　 　 なんの価値もないただのゴミとしか考えなかったのですが　 　 年月を経た今、　 　 何か、失った宝物が出てきたようです。  　 　 そこに写っているのは　 　 青年が歳をとってく歴史そのものです。　 　 ただ歳をとってくのが自分ですからね　 　 あまりその事事態は嬉しくありませんが。　 　 　 とにかく現金は出てきませんでしたが　 　 まあ　 　 少し得をした・・・と考える事にしましょう。　 　 そうすれば　 　 消えた現金の傷が少し・・・・・・　 　 　 で新しい車なんですが　 　 実は　 　 シルバーを頼んだはずなんですが　 　 想像していたのと　 　 違うんです。　  　 　 そこで私は営業マンに　 　 これ頼んだ色じゃないよね　 　 いいえ社長さんが頼んだのはこの色ですよ　 　 ええ～っ　そうだっけ？　 　 そうですよ間違いありません。　 　 まあ俺も証拠を取ってないから・・・・　 　 でこの色ってお客様の乗せるのにおかしくない？　 　 何をおっしゃいます社長さん　 　 この色はビジネス車で1番人気なんですよ。　 　 　 ああそうなの　じゃいいや　それで　 　 　 て訳で　 　 あっさり押し込まれてしまいました。　 　 　 でも私心配なんです。　 　 多分　 　 とか　 　 が　 　 社長何考えてるんですか　 　 こんな色では　 　 お客様乗せられませんよ　 　 って　 　 鬼の首を取ったように　 　 言いそうなんです。　 　 　 今日は早く帰ろ　 　 　 　 明日は2週間ぶりに　休みです　 　 したがって　 　 ブログもお休みです。

紅白饅頭

私は

性格的にハデな事が苦手です。

今まで社屋を購入した時

会社の節目の設立記念日等に

お客様を招いてお祝いをしようと考えた事がありますが

結局社員だけで

ひっそりとお祝いしました。

そんな私ですが

お祝い事に招かれるのは好きです。

特にその席で出される料理は楽しみです。

日頃あまり食べられない高級な食材に

何か得をした気になります。

よく考えれば

ご祝儀を払っている訳で

決して金銭的には儲かってはいないのですが、

なぜかとても嬉しくなります。

そんなお祝いが昨日ありました。

ある会社の事務所開きです。

たくさんの人と名刺交換をし

大好きなお寿司を腹一杯食べ

満足して帰ってきました。

そして会社に戻り

受付の女の子から貰った小さな紙袋を開けてみました。

引き出物と言えば最近

電化製品等の高価なものをよく頂くのですが

そこから出てきたのは

紅白饅頭#A#

限りなく質素です

でも

なぜか嬉しくなる

そんなひと品です。

私は

この紅白饅頭を見て

今後この会社と深くお付き合いしようと決めました。

全く虚勢を張らない

堅実な姿勢が

この饅頭から見えてきたのです。

私の生き方と

波長が合いそうな

そんな気がするのです。

 

ひらめいた朝

貨幣は莫大な数が造られているのでしょうが　
　
そのデザインが変わると　
　
これまたアッと言う間に新しいお金に切り替わります。　
　
聖徳太子や伊藤博文はもう全く見る機会がなくなりました。　
　
最近では旧５百円硬貨もほとんど無くなったように思います。　
　
戦後の硬貨でも　
　
旧１００円などの旧硬貨は　
　
私はその実物を見た事がありません。　
　
ところが　
　
そんな中　
　
今でも時々流通して　
　
私の手元に回ってくるお金があります。　
　
しかも戦前どころか、大正時代の硬貨です。　
　
私は日々社員が持ち込む契約金等の現金を管理しています。　
　
その中に　
　
時々その硬貨が混ざっているのです。　
　
この硬貨だけが　
　
こんなに永く流通している理由はハッキリしています。　
　
１０円玉に色も大きさも良く似ているのです。
 　
　
だからお客様のみならず　
　
社員も気付かず　
　
それを私に１０円玉として渡すのです。　
　
これは１銭と刻印されていますので　
　
単に額面で判断すると　
　
１０円の千分の1と言う事になります。　
　
しかしもちろん　
　
古銭ですから　
　
市場価格は別です。　
　
インターネットで調べると４０円の相場です。　
　
つまり私は　
　
その硬貨を受け取る事により　
　
実際は得をしています。　
　
　
ここまで読んで　
　
今日の話はつまらないと思っていませんか？　
　
すみません。　
　
実は　
　
私、このお金を眺めて　
　
なぜこのお金だけこんなに永く流通してるのか？　
　
なんて考えてたら　
　
ある事がひらめいたんです。　
　
だから　
　
ついその勢いで書き始めたものの　
　
肝心なその内容については　
　
とても　
　
今書けないんです。　
　
すみません。　
　
　
でも　
　
社員の皆さんは期待して下さいね　
　
私　
　
ひらめいたんです。

抵抗勢力

高齢者社会を迎え　
　
厳しさを増す　
　
国や地方の財政状況　
　
そこで政治家はほとんどの人が　
　
行財政改革を唱えています。　
　
でもなかなか華々しい効果が上げられません。　
　
政治家や評論家がこの事を嘆く時　
　
”官僚の抵抗が強くて思うように進まない”　
　
と言います　
　
その言葉を聞くたびに　
　
私は　
　
はぁ？　そんなに大変な事か？　
　
政治家は国民から直接選ばれている訳で　
　
国民の利益に反する官僚は　
　
ガンガン首を切ればいいんじゃないの？　
　
簡単ジャン　
　
　
と単純に思っていました。　
　
　
でも　昨日私は　
　
そんな嘆く政治家達の気持ちが分かりました。　
　
　
改革は簡単ではありません。　
　
　
昨日、コピー機が１台増えました。　
　
事務所の空間と言うのは不思議なもので　
　
一見広いようでも　
　
そこに存在するものはうまくバランスをとって成り立っているものです。　
　
コピー機を増やすと　
　
小さな棚が邪魔になり　
　
その棚の物を移すと　
　
机の上のＰＣやプリンターも移さなければならない　
　
プリンターを移せばスキャナーは？　
　
と次から次ぎへと小さな問題が発生し続け　
　
結局大量に要らないものを処分する必要に迫られました。　
　
そこで　
　
私が目に付けたのは　
　
社員が保管してある書類　
　
数年間　
　
触れた形跡がありません。
 　
　
絶対不要な筈です。　
　
しかし　
　
私が勝手に処分すれば　
　
どんな言いがかりをつけられるか分かりません。　
　
成績が上がらない時は　
　
社長が大切な書類を捨てたからだと言われるでしょう。　
　
　
ヒドイ奴は　
　
彼女と別れた事もそのせいにします。　
　
　
そんな訳で　
　
私はＹ課長を呼び寄せ　
　
この書類を見せて　
　
この中で要らないものがあったら処分したいので　
　
見てもらいたいんだけど。　
　
するとＹ課長　
　
今、忙しいので後にしましょう。　
　
とつれない返事　
　
ず～っと今まで鼻くそホジッテたクセに　
　
つまり　
　
拒否です。　
　
　
仕方なく今度はやってきた長津田店の店長にお願いしました。　
　
あの　悪いんだけど・・・　
　
棚を整理したいんだけど　
　
要らない書類を見てくれないかな？　
　
　
はぁ？　何言ってるんですか？　
　
私、社長に言われて棚を一つ減らしたんですよ。　
　
　
ん？　覚えてないな・・・　
　
多分それから５年は経っていようかと・・・　
　
まあいいやとにかくお願いしよう。　
　
　
まあそれは分かるが　
　
今はコンピュータの時代　
　
当時とは格段に書類が要らなくなったと思うんだけど。　
　
　
とにかくもう無理です。　
　
いいですか社長　
　
私　
　
棚を減らされんですよ。　
　
　
　
だから　それは　もう５年も・・・・・　
　
　
とにかくもうその話はしないで下さい。　
　
と　
　
とりつくシマもありません。　
　
　
そんな訳で　
　
こんな小さな会社の改革も挫折してしまいました。　
　
　
今まで　
　
官僚の抵抗が凄くて　
　
なんて言ってた政治家の皆さん　
　
　
私　
　
バカじゃないの　
　
って心の中でつぶやいていました。　
　
ゴメンナさい　
　
　
差し当たり　
　
当社の棚の片付けも　
　
あと数年の月日を要する事になりそうです

コピー機が戻ってきた

戻ってきた

ここ　 　 で散々けなしたコピー機　 　 その後、他の場所に置いてありましたが　 　 今日めでたく戻ってきました。　 　 なぜダメコピー機をわざわざ戻したのか　 　 そこには　 　 大きな理由があるのです。  　 　 会社を経営すると　 　 たくさんの悩み事がありますが　 　 いつまでも絶えないのは社員の悩みです。　 　 最近も大きく私を悩ましたケースがありました。　 　 その事を昼も夜も色々考えてた揚げ句　 　 いきなり　 　 天の声が聞こえてきました。　 　 いつも私は話しを盛ってるなんて思われていますが　 　 本当です　 　 天の声が聞こえてきたのです。　 　 しかも　 　 トイレで用を足してる時に　 　 　 その時私の頭の中に　 　 私が小学校5年生の時の教室のシーンがなぜか浮かんできたのです。　 　 担任は女性の新垣先生です。　 　 その先生が　 　 不良の同級生に話している言葉です。　 　 ”インドのある村では誰も見向かない石ころが　 　 イギリス人の技術者にはその石が　 　 磨けばダイヤモンドになるのが分かるんですって。　 　 私もアナタが磨けばダイヤモンドになるって分かるの　 　 だから　 　 磨くわよ　 　 　 と言ってその子のビンタを　 　 思い切り　 　 バシッ　 　 とひっぱたきました。　 　 それがコピー機と何の関係がって？　 　 まああせらずに読んで下さい　 　 今日の話は長いですよ　 　 実は　 　 今日暇なんです。　 　 給料日も無事乗り越えましたから　 　 　 でなんでそれが神の声だったのかって言うと　 　 私が社員の事で悩むのは　 　 当たり前だって分かったのです。　 　 　 よく考えてみれば　 　 最初からダイヤモオンドだって分かっていれば　 　 インドの村人達はその石ころを放っておきませんよね。　 　 イギリス人が大儲けするのは　 　 それがダイヤの原石だと分かり　 　 しかも磨く技術があるからなんです。　 　 　 で社員　 　 もし当社の社員が　 　 誰が見ても　 　 優秀で完璧だったら　 　 私の元にいるでしょうか？　 　 きっと大きな会社に居るはずです。　 　 　 私の元に来たのは　 　 そのままでは宝石ではないからです。　 　 　 つまり　 　 私の社員に対する悩みは　 　 避けて通れない悩みなんです。　 　 なぜなら　 　 それを　 　 磨き上げて　 　 宝石にしなければ　 　 当社の将来はない事に気付いたのです。　 　 　 そして私は　 　 それから　 　 社員一人一人の優れた部分を考えてみました。　 　 そしたら　 　 全員ある意味では優秀なんです。　 　 学力に優れた者　 　 行動力に優れた者　 　 洞察力に優れた者　 　 また対人関係に優れた者　 　 本当に　 　 もったいない位に人材が揃っています。　 　 　 にも拘わらず　 　 私は今まで欠点ばかりに目が行っていました。　 　 　 へそ曲がりだとか　 　 虚言癖だとか　 　 ビッグマウスだとか　 　 ハゲだとか　 　 書いた字が読めないとか　 　 　 私が社員の皆さんになげかてしまった　 　 暴言の数々・・・・・　 　 　 まあとにかく　 　 私は、全体で見れば　 　 一人一人の欠点は　 　 十分補えるし　 　 全体で力を出せば　 　 物凄いパワーのある会社だと言う事に気づいたのです。　 　 ですから　 　 これからは　 　 欠点があっても　 　 それを補う優れた点を延ばすのが私の仕事だと　 　 ハッキリ悟ったのです。　 　 　 でそこでコピー機　 　 このダメコピー機も　 　 よく見直すと　 　 優れた点がたくさんある事に気付いたのです。　 　 カラーコピーができる事　 　 ＦＡＸ機能がある事　 　 プリンター機能やスキャナ機能も備わっています。　 　 見方によっては　 　 こんな優れた物はありません。　 　 　 よく考えれば　 　 1台だけでは欠点が目立ちますが　 　 ２台おいておけば　 　 お互い欠点を補いあって　 　 素晴らしい仕事をしてくれるのです。　 　 幸い当社の事務所は広いんです。　 　 捨てようと考えた私はバカでした。　 　 　 て訳で　 　 めでたく帰還の運びとなりました。　 　 　 ああそれと　 　 このブログを読んで　 　 俺が優しくなると勘違いしないで下さいね。　 　 　 私が言っているのは　 　 ダイヤモンドの原石は決して捨てないって言ってる訳ですからね。　 　 　 逆に言えば　 　 ゴシゴシ磨きますから　 　 これからも　 　 痛いですよ　 　 覚悟してね。

春が来た

昔の人は　
　
辛い冬の寒さに耐えた後の春　
　
とても楽しみにしていたと思います。　
　
暖房設備が整った現代でも　
　
私のように寒さが苦手な人は春を待ちわびていると思います。　
　
では　
　
春っていつから？　
　
一応暦で言えば立春からなのでしょうが　
　
私達の感覚ではその日は春とは無関係です。　
　
むしろ一番寒い時期です。　
　
　
春を感じるのは人それぞれで違うと思います。　
　
で私にとっての春　
　
それは今日です。　
　
春分の日だからではありません。　
　
私が今日春を感じたのは　
　
お客様からいただいた物で　
　
その到来を感じたのです。　
　
ほころび始めた桜を
 　
　
家主のＭさんがもってきてくれました。　
　
また地主さんの御宅を訪ねた社員が　
　
こんな野菜を頂いてきました。　

 　
そうです　
　
私は　
　
お客様からの頂きものによって春を感じるのです。　
　
　
　
　
えっ？　
　
社長嘘ついてはダメですよ。　
　
サクラの蕾で春を感じるなんて　
　
社長そんな繊細な人間でしたっけ？　
　
　
と心の中で思ったお前・・・・・・　
　
図星だ　
　
俺はそんな人間ではない　
　
　
正し　
　
今日春を感じたと言うのは確かだよ。　
　
そして　
　
俺に春の訪れを感じさせたのは　
　
ほかでもない　
　
キミちの会話からだよ　
　
　
ここまで書くと　
　
えっ？　
　
俺たちもそんな　春の話なんかしてナイスよ　
　
車の話はしましたけど・・・　
　
　
って言ってるキミ　
　
まさにその車の話に俺は春を感じたんだ　
　
なに？　なんの事だか分からないって？　
　
　
では教えましょう　
　
キミタチはさっきまで　
　
　
車がないと彼女作るの難しくないスカ？　
　
ばかだねお前　
　
お前のボロ車では逆効果だっての？　
　
でも車をコロコロ買い換える奴って　
　
彼女もコロコロ代えるって知ってました。　
　
ボロ車だと全くできないんだからそれよりいいだろう？　
　
じゃ外車とか乗れば良い彼女が出来るんですか？　
　
外車はヤバいよ　
　
そこには更に恐ろしい不幸の方程式が・・・・　
　
　
　
　
なんて話を延々と続けてたよね　
　
仕事に関係ないのに　
　
　
て事は　
　
仕事が暇になって来たって事でしょ　
　
つまり　
　
我々の繁忙期が終わったって事　
　
つまり　
　
春の到来だ　
　
喜べ　
　
って言ってる場合じゃないよね　
　
　
気候は暖かくなってきたけど　
　
仕事の上では　
　
冬に突入です。　
　
　
ん？　
　
もしかして　
　
俺の人生　
　
冬ばかり？　
　
　
　
　
　
社員の皆さん今日は　
　
早く帰りましょうね　
　
働きすぎは体に毒です。　
　

すべては神のおぼしめし

私はいつも回りに宗教は信じてないと公言しています。　
　
ただ私は宗教の存在は人類にとって大切な事だと考えてます。　
　
多分人間が現在の繁栄を築く事ができたのは　
　
宗教を創りだす事により　
　
集団の秩序を確立する事ができたからだと思います。　
　
ですから　
　
私は、宗教を信じる人達を決して否定する事はしません。　
　
だだそれを理解しつつ　
　
私は宗教で説く神とか仏とか　
　
あるいは私の故郷の沖縄で深く浸透している祖先の霊の崇拝　
　
と言った事を信じる事ができないのです。　
　
では私は無神論者？　
　
いいえ違います。　
　
私は人間を含む自然の存在を偶然発生したものとは到底思えません。　
　
そこには確実に　
　
我々を創造した大きな力があると考えています。　
　
ただ　
　
それを、神だとか仏だとかに結びつける事には抵抗があるのです。　
　
宗教は所詮人間が考えだしたものであり　
　
真実は　
　
人間の理解を超えたところにあると考えているのです。　
　
　
で何が言いたいのか？　
　
それは悩める社員達へのメッセージ　
　
　
私は若い頃　
　
自分の人生に大いに悩んだ時期があります。　
　
ある時期　
　
自分の置かれていた環境があまりにも過酷であり　
　
将来の展望も開けませんでした。　
　
そして苦しみ　
　
死ぬ事すら考えた事もあります。　
　
そんな時　
　
私はある本に出会いました。　
　
私を救ってくてた本です。　
　
その中で　
　
書かれた事　
　
人は、自らの人生に重きを置き過ぎると　
　
悩みからは解放されないと言う言葉でした。　
　
つまり　
　
人間の肉体は、たとえ若者であっても　
　
日々衰えていくものであり　
　
やがて確実に死が約束されたものであると言うことが書かれていました。　
　
つまり　
　
自分自身の存在のみに全ての価値を置いた人生はその苦しみからは絶対に解放されない。　
　
この言葉に私は　
　
目を覚まさせられました。　
　
　
なぜ自分だけ貧しいのか？　
　
なぜ自分は病気なのか？　
　
なぜ自分は他の若者のように彼女ができないのか？　
　
それまでの私は　
　
このように　
　
全て”自分”について悩んでいたのです。　
　
　
自分に関する悩みは果てしないものです。　
　
貧しさの悩みから解放されれば　
　
”なぜ自分は金持ちじゃないのか？”　
　
また病気が治れば　
　
”なぜ自分はプロのスポーツ選手のように強靭な肉体ではないのか？”　
　
また彼女ができれば　
　
”なぜ自分の彼女はアイドルのような綺麗な女性でないのか”　
　
と永遠に悩みつづけます。　
　
　
では　
　
その悩みから解放されるためには？　
　
自分の人生は　
　
自然の流れのまま納得する事です。　
　
　
頑張ってもお金がなければ　
　
それは神のおぼしめしです。　
　
金持ちは金持ちで、孤独になっていきます。　
　
　
また体が健康でなければ　
　
それだけ無理せず生きられます。　
　
若い時病弱だった人が歳をとったら一番元気なんて話はよくあります。　
　
若い頃無理をしなかったから元気なのです。　
　
　
また彼女が出来ない貴方　
　
私は21歳で付き合った人が今の女房ですが　
　
逆に言えば　
　
それ以来恋愛をした事がありません。　
　
まだ見ぬ彼女　
　
それを長く楽しみにできるのもまた良しです。　
　
　
結論を急ぎましょう　
　
私が　
　
人生を楽しむ秘訣　
　
　
それは　
　
次々に起こる事を　
　
全て肯定的にとらえ　
　
その流れに逆らわない事です。　
　
　
数年前　
　
私の会社が地元の大きな業者から　
　
圧力を受けた時　
　
　
狼狽する社員に　
　
”この流れは神が決めたものであり、それを肯定的にとらえよう”　
　
と強く言った事があります。　
　
　
結果的に　
　
その圧力が　
　
当社の発展に大きく寄与する事になったのです。　
　
　
今日のブログは　
　
長くて　
　
退屈でしたね。　
　
　
分かっていますが　
　
どうしても　
　
悩む部下達に伝えたいメッセージなんで　
　
一般の方　
　
ゴメンナサイ　
　
　
　
その代わり　
　
明日水曜日ですが　
　
ブログは休みません。　
　
　
祭日なので　
　
営業する事になったのです。　
　
　

危ない不動産屋の見分け方

昨日　 　 地方に住む私の昔のお客様から電話がありました。　 　 私に対するお礼の電話です。　 　 で、なんで感謝してもらったかと言うと　 　 不動産のトラブルを未然に防いだためです。　 　 私に相談があったのは10日程前です。　 　 内容は　 　 娘さん夫婦がある建売住宅を買おうとしているが　 　 売主の不動産屋の悪い噂を聞いたので心配になって電話してきたのです。　 　 そして　 　 私に信用会社を紹介してくれないかと依頼してきたのです。　 　 企業の信用調査と言えば　 　 ○○データバンク　と　○○リサーチが有名ですが　 　 ハッキリ言って当てになりません。　 　 私は調査される側だからよく分かるのです。　 　 あまり詳しく書くと訴えられそうなのでこの位にしますが　 　 信用調査会社のデーターだけで　 　 取引会社の倒産を予想するのは不可能です。　 　 では　 　 私は何をそのお客様にアドバイスしたのか。　 　 それは　 　 その建売業者の社長の自宅の謄本をとるように指示したのです。　 　 会社の信用状況を調査するのは　 　 社長個人の自宅の謄本を取るのが一番です。　 　 経営が苦しければ　 　 そこに必ず表れます。　 　 それなら　 　 この個人情報がやかましい時代に　 　 どうやって社長個人の住所を調べるのか？　 　 これも簡単です。　 　 その会社がある場所の県庁に行けば　 　 不動産の免許係があり　 　 そこで、その会社の社長の住所も閲覧できます。　 　 　 で　 　 私のお客様はどうしてお礼の電話をかけてきたのか？　 　 それは　 　 私の指示に従い、社長の自宅の謄本を取ったところ　 　 差し押さえの登記がされていたとの事です。　 　 　 もちろん　 　 購入を止めたのは言うまでもありません。　 　 このように　 　 危ない会社でも　 　 倒産寸前まで外見は平静を装うものです。　 　 したがって　 　 被害を防止するのは簡単ではありません。　 　 ただ　 　 経営者の自宅の謄本をとれば　 　 かなりの被害は防げるはずです。　 　 　 でもここまで読んで　 　 プロの人なら　 　 社長の自宅が借家だったら分からないだろう　 　 と言うと思います。　 　 　 私が客であれば　 　 建売屋の経営者が借家住まいであれば　 　 絶対に買いません。　 　 借家住まいであると言う事は　 　 いつでも逃げ出せると言う事です。　 　 とても　 　 大金を支払う気にはなりません。　 　 恐ろしくて　 　 　 倒産寸前まで　 　 中身は火の車なのに　 　 高いスーツを着て　 　 高級車に乗ってる経営者を私はたくさん知っています。　 　 むしろ　 　 外見は古臭く　 　 ダサイ不動産屋の方が　 　 経営的にしっかりしている場合が多いものです。　 　 　 個人の場合も　 　 全く一緒ですからね　 　 社員のみなさん方

地獄の日曜日

昨日の夜　
　
成瀬店の社員が全員帰宅して　
　
私も今晩の夕飯を想像しながら帰る準備をしていると　
　
長津田店から電話　
　
社長もう帰るんですか？　
　
もちろん、　今日は十分仕事したし・・・　
　
で何の用？　
　
　
あの・・・○川さんが飯食いに行こうって行ってるんですが？　
　
それは良かった行っていらっしゃいよ　
　
それが　○川さんが　社長を誘えって　
　
そうか　それは有り難いが　
　
明日は日曜日、お客様がたくさん来店するし　
　
今日は女房がきっと美味しい夕飯を用意していると思うので　
　
私は申し訳ないが　
　
帰らしていただくわ　
　
　
あの○川さんがどうしても社長を誘えって言ってるんです。　
　
何で？　
　
給料日前で　
　
今日の夕飯代がないそうなんです。　
　
そうか　じゃお前が　おごってやれ。　
　
それが・・・　
　
何？　
　
僕も給料日前で・・・　
　
もう餓死しそうなんです。　
　
　
こ　こいつら最初から　たかるつもりで　
　
でも社員を餓死させる訳にはいきません。　
　
　
分かった　
　
じゃ連れていくけど10時には必ず帰るよ。　
　
明日忙しいし・・・　
　
　
もちろんです　
　
私も明日のために酒は控えなければなりませんから。　
　
　
という訳で　
　
長津田店の若い社員二人と居酒屋へ　
　
で　午後十時　
　
腹いっぱい飯を食べ　程よくお酒も入り　
　
気持ちよく帰る時間となりました。　
　
おう　10時だ　帰るぞ　
　
　
ああ　そうか・・　社長申し訳ありません。　
　
私うっかりもう一杯酒を頼んでしまいました。　
　
　
そうなの？　仕方ないね　じゃ　もう1パイだけ　
　
と又少し話し始めました。　
　
話題は　
　
成瀬店昨年より売上が少し落ちた話。　
　
もっとガンガン物件を決めないと　
　
家主に申し訳ないすよ　
　
そうだな　頑張らなきゃな　
　
と　
　
話が伯仲し気が付けば12時　
　
　
おっと　お前らやばいよ明日忙しいのに12時になっちゃったよ　
　
もう帰るぞ　
　
すると　
　
ああもうこんな時間ですか？　
　
私またうっかりもう一杯お酒を頼んでしまいました。　
　
　
げっ　また？　
　
仕方ないね　じゃもう一杯だけ　
　
　
すると　
　
酔った△田君　
　
社長、会社は休みを取っていいんですかね。　
　
人間は休まないと体がもたないからどんどん休みなさい　
　
そうですか　
　
じゃ私どんどん　休んでいいんですね。　
　
いいよ　
　
でも　休みを取り辛い会社の雰囲気は　なんですか？　
　
とからみ始めた△田君　
　
またまた議論白熱　
　
で気が付いたら1時半　
　
さすがに　
　
今度は△田君の　
　
もう一杯攻撃を無視し帰りましたが　
　
　
今日は激しい二日酔いです。　
　
なんとか　
　
ごまかしながら　
　
手を抜いて　
　
一日乗り切りたいと思います。　
　
　
と考えていたら　
　
長津田店の店長から電話　
　
今日高熱で休みます。　
　
うわ　
　
すごく忙しいのに　
　
すかさず　
　
昨日　
　
私をハメた　△君　
　
　
今日店長休みなので　
　
長津田店が人が足りません。　
　
　
社長　応援たのみますよ。　
　
めちゃくちゃ忙しいですからね。　
　
　
　
わ～っ　
　
もうヤダ　
　
俺は　
　
死にたくない　
　

沖縄ブーム

私は沖縄出身なので　
　
よく色んな人から　
　
”将来沖縄に住みたい”　
　
と相談されます。　
　
　
日々仕事に追われ　
　
あっという間に過ぎ去り行く時間　
　
時間が早く過ぎ去ると言う事は　
　
残りの人生を早く失う事　
　
そうです残りの人生は引き算なんです。　
　
ですから　
　
大切に、有意義に・・・　
　
なんて考えますよね。　
　
私も今、ふるさとの沖縄に帰り　
　
のんびり暮らせれば　
　
なんて夢見ています。　
　
今、移住ブームで沖縄にはたくさんのリタイヤした人が　
　
移住して行きます。　
　
でも　
　
ほとんどの皆さん　
　
勘違いしていますよ。　
　
て言うか　
　
全く分かってない　
　
田舎暮らしの過酷さを　
　
　
私が沖縄に帰る理由　
　
それは　
　
私は、たくさんの友人がいるからなんです。　
　
　
沖縄でも　
　
全く知らない地に行くくらいなら　
　
今の暮らしが良いと思っています。　
　
　
田舎が過酷な理由　
　
それは排他的だからです。　
　
観光で行って、　
　
その土地の暖かさに触れて　
　
その土地で暮らしたい　
　
なんて安易に考えたら　
　
失敗します。　
　
　
観光客には　
　
誰でも優しいんです。　
　
ところが　
　
その地に住むとなると　
　
地元の人は急に冷たくなる事が多くなります。　
　
そもそも　
　
集団はその結束が強ければ強いほど排他的なのです。　
　
その集団に受け入れて貰うためには　
　
よほど　
　
人間的な魅力を備えていなければ難しいでしょう。　
　
都会の環境で会社での人間関係が上手く保てず、不満を感じ、逃げ出すように田舎に行っても　
　
失望して傷口を深める事になります。　
　
　
結論から言うと　
　
会社は原則的には素晴らしいところだと思います。　
　
日本人は　
　
積極的に友人を作るのが苦手な民族です。　
　
そん日本人にとって　
　
毎日一緒に過ごす友人を自然に作る事ができ　
　
毎日の仕事が与えられ　
　
生活の糧を得る事ができる会社　
　
理想的な場所だと思います。　
　
　
会社を辞めたとたん　
　
人は社会との繋がりを失ってしまいます。　
　
　
私のお客様にも　
　
リタイヤしたとたんに生気を失う人が少なくありません。　
　
　
ですから　
　
会社で上手く人間関係が築けないから田舎暮らし　
　
なんて考えたら　
　
大間違いです。　
　
田舎は会社よりはるかに　
　
人間関係を築くのは難しいんです。　
　
　
今　沖縄には年間2万人以上が移住して行きます。　
　
そして毎年　
　
ほぼ　
　
同数の人が　
　
沖縄から出ていくのです。　
　
　
以前沖縄に移住して　
　
東京に戻ってきたお客様がいました。　
　
私が沖縄出身だと知らずに　
　
こう言いました。　
　
　
沖縄に失望した理由についてです。　
　
”沖縄の人は常識がなくて大嫌いだ”　
　
と　
　
でも　
　
その人の常識は　
　
東京での常識であり　
　
沖縄での常識ではありません。　
　
他の地に移住するのに　
　
自分の常識を押し付けては　
　
到底その地で暮らすのは無理です。　
　
　
たとえば私　
　
社員の遅刻には、ものすごくウルサイのですが　
　
沖縄で　
　
私の常識で会社を経営したとしたら　
　
社員は一人もいなくなってしまうでしょう。　
　
　
常識は　
　
普遍ではなく　
　
その環境によって違う事を　
　
しっかり理解できれば　
　
移住は上手くいくかもしれません。　
　

脳細胞減少

私は相変わらずたくさんの仕事に追われています。　
　
昨日は管理物件の電気メーターのチェックと　
　
各テナントへの請求書の作成　
　
大量の契約書のデーター打ち込み　
　
そして社員とパート社員の全員の給与計算　
　
そして　
　
銀行での返済手続き、業者への振込み　
　
印刷会社との打ち合わせ　
　
その他　
　
たくさんの仕事をこなしています。　
　
そんな中、　
　
長津田店のＭ社員　
　
社長○○さんの清算金お願いします。　
　
分かったスグ届ける　
　
と言って長津田店へ駆けつけました。　
　
仕事が忙しいと言っても　
　
可愛い社員の依頼です　
　
そして到着　
　
ハイ6万6千円　
　
と言って封筒を渡すと　
　
そのＭ社員　
　
無表情で　
　
そばにいた女子社員に　
　
○○さん　これ確認して　
　
と言って私から受け取った現金がはいった封筒をそのまま　
　
渡しました。　
　
つまり　
　
私が6万6千円を間違いなく封筒に入れてあるか確認しろと指示しているのです。　
　
なんと失礼な話でしょうか　
　
私の目の前で・・・・　
　
1万円札6枚と千円札6枚・・・・一体間違える人が居るのでしょうか？　
　
ムカつきましたが　
　
私は大人です　
　
怒りを押さえて　
　
その女子社員が数え終わるのを待ちました。　
　
そしてすぐに　
　
Ｍさん数え終わりました。　
　
どうだった？　
　
　
コイツどうだったもヘチマもないだろう　
　
たった・・　1万円6枚と　千円6枚・・・・　
　
と腹では思いましたが　
　
黙っていると　
　
　
その女の子が意外な発言　
　
あの・・・・・社長がいる前で言っていいんですか？　
　
　
ゲッ　・・・　もしや・・・　
　
　
忙しいんだから　そんな　社長が気持ちなんて考えてる暇ないでしょう。　
　
どうだったの？　間違っているの？　
　
　
はい　1枚多いんです　
　
　
あ　はははははっはっははっははは　
　
あははっははっは　
　
　
もう笑ってごまかすしかありません。　
　
私は　
　
赤面して　
　
長津田店から逃げるように立ち去りました。　
　
もう　ダメ　かも・・・・　
　
最近ミスが多いんです私・・・　
　
以前はミスをした社員を叱りつけましたが　
　
最近は社員のミスも強く叱る事ができなくなりました。　
　
現に昨日　
　
帰りがけ　
　
あのＭ社員が　
　
社長、私少しミスをしまして・・・　
　
なんて報告された時　
　
　
いいよ　いいよ　気にスンナよ　
　
次気を付ければいいんだよ　
　
　
なんて　
　
優しい言葉を　
　
つい　
　
言ってしまったんです。　
　
　
これでは　
　
社員の教育にはよくないのに・・・・　
　
　
ん？　
　
もしや　アイツ　
　
自分のミスを　叱れないようにするため・・・・　
　
　
奴は　知能犯ですからね　
　
ありえるな～

悪徳不動産屋にならないために

大変残念な事ですが　
　
不動産業界はいつの時代も評判が宜しくありません。　
　
いろいろ理由がありますが　
　
大きなものは　服装と　営業マンの態度でしょう。　
　
不動産業界の人間は派手好きが多く　
　
それが高じて　
　
一般の社会では考えられないほど派手な服を着て仕事してる人をよくみかけます。　
　
このような人間の場合ほとんどが格好ばかりで中身はありません。　
　
派手な格好を好むトップ営業マンを私はほとんど見たことがありません。　
　
そして態度　
　
不動産の世界ではこれまた　
　
とうていお客様に対する言葉使いとは思えない発言をする人がたくさんいます。　
　
タメ口はまだ良い方です。　
　
”お客さん　さ～　アンタその予算で欲張り過ぎだよ”　
　
なんて言う人はざらにいます。　
　
また不動産屋のブログでも　
　
独特の傲慢さがよく見る事ができます。　
　
お客様を小馬鹿にしたり　
　
お金儲けだけを強調したブログをよくみかけます。　
　
　
ではどうして　
　
他の業界では考えられない程横柄な人間が存在しうるのか　
　
実はこれは　
　
不動産業界の構造的な原因があるのです。　
　
詳しく書くと長くなりますので　
　
また後にしますが　
　
　
当社においても　
　
もし私が　
　
意識して指導しなければ　
　
そんな傲慢な会社にすぐなってしまいます。　
　
実はそうならないようにするのはたやすい事ではありません。　
　
　
そして　
　
私が一番注意している事　
　
私はどんな酷いお客様であっても　
　
社員がそのお客様がいないところで　
　
呼び捨てにする事は許しません。　
　
　
家賃を滞納したり、　
　
理不尽な言いがかりをつけてくる人に対してはは　
　
もしかして　
　
敬語を使う必要はないのかも知れません。　
　
しかし　
　
だからと言って　
　
呼び捨てを放置すると　
　
社員はスグくせになり　
　
普通のお客様も呼び捨てるようになります。　
　
　
そして　
　
だんだんと評判が悪くなり　
　
”悪徳不動産屋”の名前を冠されるようになるのです。　
　
　
で　
　
その悪徳不動産屋　
　
誰も自分で”悪徳”だなんて思っていませんよ。　
　
むしろ　
　
悪い客に屈しない　
　
”正義の不動産屋”だと思っているんです。　
　
そうなってからでは手遅れです　
　
もう治療法はありません。　
　
これには　
　
予防しかないんです。　
　
　
ですから　
　
私は　
　
服装の乱れや、お客様の呼び捨てに激怒するのです。　
　
分かってくれました？