駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

言葉は知られたくない過去を晒す

2014年10月31日 | 人生一般
沖縄に戻ると 
 
淋しく思う事があります 
 
それは言葉 
 
もう私達が子供の頃聞いていたウチナーグチは存在しません 
 
そんな話を沖縄で友人たちにすると 
 
キョトンとした顔をします 
 
自分達は日頃ウチナーグチを毎日耳にして 
 
いまでも使ってる訳ですから 
 
私の言葉に 
 
“何を言ってるのか分からない” 
 
そんな感じです。 
 
これは自分達が沖縄にずっと住んでいて 
 
変化が少しずつ起ったために 
 
いつの間にか言葉が無くなりかけても気づかない 
 
そんな感じです。 
 
私は日ごろ沖縄の言葉に接する事も 
 
あるいは話す事も無いまま40年の年月が過ぎましたので 
 
逆に40年前の沖縄の言葉がしっかり頭の中に残ってる訳です。 
 
まあしかし 
 
ウチナーグチだけではありません。 
 
日本中で方言はほとんど消えてしまいました。 
 
昔は東北から来た若いお客様は 
 
友達同士で話してると何を言ってるのか分かりませんでしたが 
 
今の若い人たちは 
 
東北から来たばかりでも 
 
東京に住んでた人と変わりません。 
 
また九州から来た人も 
 
言葉だけでは分からなくなりました。 
 
そんな訳で 
 
昔は日本の両端は明らかに言葉で分かりましたが 
 
いまは区別ができなくなって来てる訳です。 
 
理由は言うまでもありませんね 
 
TVの影響です 
 
日本中の田舎で明治以降行われた標準語教育 
 
これが学校での成果は遅かったのが 
 
特に行政が何もしなくても 
 
テレビの出現で 
 
あっと言う間に日本中が標準語一色に染まった 
 
そんな感じです。 
 
で 
 
標準語だらけになれば 
 
失った物の価値を感じる訳です。 
 
ですから 
 
日本中で方言を守る運動が起きています。 
 
沖縄でも盛んになってきましたが 
 
残念ながらもう手遅れですね 
 
日常会話で使われないのであれば 
 
言語は消滅の運命しか残されていません。 
 
日常会話では 
 
限られた人しか理解できない言葉は 
 
たくさんの人が使う言葉に流されますので 
 
どうしても消えてなくなる訳です。 
 
日本だけでなく 
 
世界中の大半の少数言語はすでに無くなったり 
 
あるいは消滅のがけっぷちにあります。 
 
ですから 
 
学者の皆さんがそれを守ろうとしても 
 
先は見えてる 
 
そんな風にも思えます。 
 
では 
 
いずれ 
 
この言語 
 
世界中が統一されて 
 
同じ言葉を話すようになる? 
 
これも私の考えは 
 
絶対にそうはならない 
 
そう思っています。 
 
理由は 
 
この言語 
 
集団の結束を固めるには 
 
独自の言語が大変有効だからです。 
 
つまり 
 
大げさに言えば 
 
言葉が違うから違う国がある訳です。 
 
突っ込まないで下さいね朝鮮とか中国台湾とか 
 
もちろん例外はあります。 
 
例外はありますが 
 
この例外 
 
同じ言葉を話してる間は 
 
いつまでも統一の動きが続きます 
 
つまり 
 
同じ言葉を話す人達は 
 
分かれても 
 
元に戻ろうとする力が働く訳です。 
 
ですから 
 
この言葉 
 
情報伝達手段としてだけ考えれば 
 
世界中が共通の言語を話せば良い訳ですが 
 
もう一つの役割 
 
集団をまとめる 
 
その目的がある以上 
 
完全に統一される事は無いってのが私の考えです。 
 
で 
 
今日話したいのは 
 
この言葉 
 
大変面白い事に 
 
集団ができると 
 
自然に独自の言葉が生まれてるくる 
 
そんな性質もあります。 
 
つまり 
 
他の集団と区別したい時に 
 
自然と独自の言葉が生まれてくる訳です。 
 
若者は 
 
いつの時代でもオヤジ達との区別をしたがりますが 
 
これが若者言葉が生まれる理由です。 
 
オヤジ達が理解できない言葉を生む事によって 
 
若者である事の優越感を味わう訳です。 
 
これは私達も若い頃は同じでしたから 
 
良く分かります。 
 
で 
 
この集団を言葉によって区別する人間の性質 
 
これが顕著なのが 
 
犯罪集団です。 
 
これは伝統的に 
 
独自の言葉を使います。 
 
ここに暮らす人たちも 
 
その世界を離れれば 
 
一般の人と同じ言葉を使えばバレませんが 
 
一定割合で 
 
その切り替えができない人達がいます。 
 
当社で言えば 
 
生活保護を受けてる高齢者の一人暮らしの男性にたくさんいます。 
 
刑務所で罪は償ったのでしょうし 
 
刺青は隠していますが 
 
言葉はその過去を全てさらけ出す事があります。 
 
特に長く刑務所暮らしをした人は 
 
ポンポン専門用語が出てきます。 
 
まあだからと言って大人しく生活してる内はどうって事はありませんが 
 
トラブルになると大変ですね。 
 
地が顔を出します 
 
地が顔を出すと 
 
排除されるのが今の時代です。 
 
ですから 
 
そうならないために 
 
特殊な集団にいた方は 
 
幼児番組でも見て 
 
日本語を一から勉強し直した方が良い 
 
そう思います。 
 
今も社員がそんなお年寄りとああだこうだやり取していますが 
 
専門用語を使った段階で 
 
出て行ってもらう方向にかじ取りをします。 
 
いくら足腰は立たなくても 
 
他の入居者が恐怖を感じるような状態は放置できません。 
 
まあそんな感じで 
 
言葉は時に 
 
知られたくない過去も教えてくれる訳です。 
 
気をつけましょね。 
 
 
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合理性を追及すると精神は弱くなる

2014年10月30日 | 社内事情
最近は夏になると“熱中症”がよく話題になります。 
 
実際温暖化なのか人間が退化したのか分かりませんが 
 
熱中症で亡くなる人も多いですよね。 
 
で 
 
熱中症対策でいつも最初に語られるのが 
 
こまめに水分を取る 
 
って話です。 
 
これ私達から10歳前後年下の人までで 
 
スポーツを体験した人なら違和感がありますよね。 
 
私達の頃の運動部は 
 
どんなにのどが渇いていても 
 
練習中の水分の補給は禁止でした。 
 
私は中学生の頃サッカーをやっていましたが 
 
ガマンできずに誰かが水道の水を飲むと 
 
先輩から練習が終わった後 
 
同級生全員ケツバットの制裁が待ってました。 
 
私は飲んだ事は記憶にありませんが 
 
何度もケツバットを食らいました。 
 
ケツバットを食らうと 
 
その原因になったヤツにムカつくのは当然です。 
 
ですから 
 
その男は余分に同級生からも殴られる訳です。 
 
ヒドイ時代でした。 
 
多分そのせいで部活を辞めた人は全国には無数にいたんですよね。 
 
しかし 
 
夏の暑い日に 
 
一切水分を取らずに激しい運動をしてるのに 
 
なぜ死者が出なかったか 
 
大変不思議ですよね。 
 
今の時代は 
 
部屋でエアコンをかけずに死んでしまったなんで話もあるんですよね。 
 
当然当時はエアコンはありませんでしたから 
 
本来無数に人が死んでもおかしくないのですが・・ 
 
とにかく理解できません 
 
何がどうなったのか? 
 
で部活の話しに戻ると 
 
なぜ当時の運動部は生命の危険があるのに 
 
水分の補給を禁止してたのか? 
 
この不合理な行為を辿ると 
 
旧日本軍に行きつくそうです。 
 
訓練中に水分補給を禁じたのは 
 
旧日本軍だそうです 
 
これには立派な合理的な理由がある訳です。 
 
水筒一つで敵と殺し合いをする訳ですから 
 
この僅かな水をガバガバ飲むとすぐに無くなってしまいます。 
 
ですから兵士の訓練には 
 
のどが渇いてもガマンする 
 
これが欠かせなかった訳です。 
 
で 
 
なぜ戦後これがスポーツ界でも行われたかと言うと 
 
終戦当時スポーツを指導したのは 
 
戦地帰りの兵隊さん上がりだった訳です。 
 
この人達が 
 
兵隊の訓練の時に水を飲ませてもらえなかったので 
 
スポーツでもそれが正しいと思い込み 
 
水分補給禁止って事になった訳です。 
 
元来違う目的で行われた事が 
 
戦後数十年も続いた訳です。 
 
ある意味これが私達日本人の大欠点です。 
 
つまり 
 
集団が命令に沿って秩序よく行動するには 
 
大変都合の良い民族ですが 
 
自分で物をあまり考えないって事です。 
 
私は 
 
この戦争帰りの兵隊さんが押し付けた習慣 
 
これを何十年も疑わずに次から次へとスポーツの指導者が引き継いだ 
 
これが不思議でたまりません。 
 
と 
 
まあここまでの話を読んで 
 
結論は 
 
昔のスポーツの指導は間違ってた 
 
なんて事になる 
 
なんて思った人います? 
 
残念ながら結論はそうではありません。 
 
確かに昔の指導は間違ってたと思います 
 
が 
 
全否定して良いかと言うと 
 
どうもそうとも言えません 
 
最近の合理的な指導法 
 
間違ってはいませんが 
 
日本の最近のスポーツの国際試合を見て 
 
伸び悩んでる 
 
なんて思う事はありませんか? 
 
私は 
 
子供の頃 
 
東京オリンピックやメキシコオリンピックで日本が大活躍した時代の記憶がありますから 
 
どうしても最近の日本スポーツ界の脆弱さを感じてしまいます。 
 
国技の大相撲はもう長い間日本人は優勝できません。 
 
柔道も重量級は世界では通用しなくなってきました。 
 
つまり 
 
合理的な指導法によって何かを失った訳です。 
 
その何かとは 
 
多分精神的な強さです。 
 
私達の時代のスポーツは非合理的でしたが 
 
精神面では今より鍛えられたように思います。 
 
ですから 
 
軍隊式の水分補給禁止も 
 
その精神論とつながって長くスポーツ界で引き継がれた訳です。 
 
私は 
 
先ほどの熱中症も 
 
大体似たような話だろうと思います。 
 
つまり 
 
合理性を求めれば 
 
精神的肉体的には脆弱になる可能性を疑ってる訳です。 
 
このスポーツの原理 
 
実は 
 
当社にも当てはまる 
 
そんな気がします。 
 
私は社員に合理的な営業を求めてきました。 
 
これはこれで間違ってたとは思えませんが 
 
最近それによって失ったものがある 
 
なんて感じています。 
 
感じてるのは私だけではありません 
 
社員からも声が上がっています。 
 
“ウチの会社はなまぬるい” 
 
と 
 
さて 
 
この問題 
 
どう克服しましょうかね。 
 
さし当り 
 
赤点社員の対処 
 
これから始めましょうかね。 
 
 
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企画型と参加型は人間社会の両輪

2014年10月29日 | 世間一般
私はこれまで本当たくさんの人とゴルフをしてきましたが 
 
このゴルファー 
 
大きくはっきりふたつに分かれます。 
 
一口で言えば 
 
企画型と参加型です。 
 
企画型の人は 
 
自分でゴルフ場を予約して 
 
メンバーを募る 
 
そんなタイプの方です。 
 
それに対して参加型は 
 
自分で企画する事はせず 
 
誰かから誘われてゴルフに行くタイプです。 
 
私は間違いなく参加型です 
 
私は自分からゴルフ場を予約する事はほとんどありません。 
 
ただ誘われたら行くと言う受け身の姿勢です。 
 
よくゴルフ仲間から会社のコンペを企画したらどうか? 
 
なんて言われますが 
 
私はこう言う事が苦手なので 
 
今後もそれを行う事はありません。 
 
で 
 
誰かが企画するから私はゴルフが出来る訳で 
 
この企画型の人間は大変有難いと思っています。 
 
また企画型の人間にとっても 
 
参加する人がいるから企画できる訳で 
 
この参加型の存在も欠かせない訳です。 
 
この原理 
 
実はゴルフばかりではありません 
 
人間社会は全てこれで成り立っています。 
 
例えば会社 
 
これは経営者は企画型って事になります 
 
自ら色んな事を企画しなければ会社経営は成り立ちません 
 
これに対して参加型は社員です。 
 
ですから私はゴルフでは参加型ですが 
 
会社では企画型って事になります。 
 
逆に言えば 
 
会社で企画型の魅力を味わってますから 
 
ゴルフでは参加型の気楽さを楽しんでる訳です。 
 
で 
 
ゴルフでも会社でも 
 
人間関係が上手く行かないタイプに 
 
この企画型と参加型の立場をわきまえない人がいます。 
 
ゴルフで言えば 
 
企画型の人がゴルフ場の手配やらアクセスの調整やら 
 
大変面倒な事を引き受けてラウンドにこぎつけてるのに 
 
些細な事で文句を言う人がいます。 
 
“あのゴルフ場は最低、あんなところを予約した人の気が知れない” 
 
そんな感じの言葉を口にします。 
 
つまり 
 
自分は何もしないのに 
 
人のやった事に対して 
 
文句を言う訳です。 
 
これでは友達がいなくなります。 
 
で逆もあります。 
 
企画型の人が 
 
自分が全てやったんだらから参加者は黙ってついて来いって感じの人がいます。 
 
例えば 
 
参加者が友人を一人連れてっても良いでしょうか? 
 
何て言ったら 
 
“そんなの前もって言ってください” 
 
なんて突き放すように言う人がいます。 
 
これも参加者はいなくなりますね。 
 
よくそんなタイプの管理人が主催するゴルフサークルが 
 
短期間で活動が止まります。 
 
そんな感じで 
 
私たちは 
 
集団で生きてく以上は 
 
参加型は企画型の大変さを思い 
 
企画型は参加型のありがたさを思う事が大切な訳です。 
 
会社で言えば 
 
社長が資金的なリスクを一人で負ってる訳ですから 
 
社員はその事をしっかり意識するべきでしょうし 
 
社長は 
 
 
社員がいるから会社が成り立つ 
 
これを意識する必要がある訳です。 
 
自分では何も行動起こさないのに 
 
会社の文句ばかり言っていては 
 
いずれ会社から排除されますし 
 
社員の文句ばかり言っては 
 
社員の質が低下して会社は倒産します。 
 
ですから 
 
参加型も企画型も 
 
自分の立場を理解して 
 
そしてその対極にある人を尊重する気持ち 
 
これを失ってはいけないって事です。 
 
 
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生きるのは自分で集めたデータ

2014年10月28日 | 社内事情

最近テレビにめっきり興味が無くなりましたが 
 
その理由を考えると 
 
一番は自分が歳をとった事ですね 
 
制作側の人間が多分私より年下の人が多くなったんでしょう 
 
中身があまり感じられなくなりました。 
 
また長年テレビ画面を見て飽きたって事もありますね。 
 
その次に考えられる理由がネットです。 
 
テレビは限られた情報を受け止めるだけですが 
 
ネットは能動的に無数の情報にアクセスできます。 
 
これがテレビより遥かに魅力的ですから 
 
結果テレビの魅力が薄れる訳です。 
 
そして3番目の理由 
 
これはテレビがリモコン操作が出来るようなったためです。 
 
昔のテレビはチャンネルを変えるためには 
 
いちいち立ち上がってテレビ本体の場所まで行かなければなりませんでしたが 
 
今は座ったままで ピッ 
 
これだけですよね。 
 
って事は 
 
テレビ番組がコマーシャルに代わった途端 
 
チャンネルを変える事ができる訳です。 
 
この技術の進歩が 
 
テレビ番組に大きく影響しました。 
 
つまり 
 
テレビ局は 
 
チャンネルを変えられずに 
 
コマーシャルを見てもらう 
 
この難題に直面した訳です。 
 
その結果 
 
ほぼすべての番組が 
 
一番面白い所でコマーシャルに切り替わります。 
 
つまり 
 
コマーシャルを見なければ 
 
その番組のクライマックスも見れない 
 
そんな戦略をテレビ局は取らざるを得なくなった訳です。 
 
これがせっかちな私には合いません 
 
面白い場面でコマーシャルが入ると 
 
コマーシャルを見るか 
 
面白いシーンを諦めるか迫られる訳ですが 
 
私は迷く事無くチャンネルを替えます

 
って事は 
 
元々興味が薄れてた所で 
 
クライマックスを見ない訳ですから 
 
ますますテレビへの魅力は感じなくなった訳です。 
 
で 
 
最近はケーブルテレビでyoutubeを見れるようになったので 
 
もう嫌いな番組をタタタラ見る事は無い 
 
なんて思ってたら 
 
そうも行きませんね 
 
家族がいますから私の好き勝手はできません 
 
ですから 
 
youtubeが見れるようになって 
 
見たくもない番組をタラタラと見る 
 
この苦痛から解放されると期待していましたが 
 
残念ながら今現在そうはなっていません。 
 
しかしテレビ局の立場に立てば同情してしまいますよね 
 
タダで番組を提供してる訳ですから 
 
どうしても広告収入を上げる必要がある訳です。 
 
これがネット時代になり 
 
たいへん厳しくなっています。 
 
しかも予算も限られる中 
 
なんとか視聴者にリモコンを取らせないようにしなければ行けない訳ですからね。 
 
至難の業です。 
 
で広告を出す企業 
 
これも多分昔と比べるとテレビからの実入りは少ないでしょうね 
 
ネットでたくさんの起業が広告を出していますが 
 
間違いなくテレビでの効果の下落を補う行動だろと思います。 
 
私達も小規模ながら 
 
会社創設依頼広告を出していますが 
 
この広告 
 
以前と比べて随分変わりました。 
 
ネットが無い時代は 
 
新聞折り込みと専門誌だけで良かった訳ですが 
 
今は雑誌の媒体も新聞折り込みも全く無くなりました。 
 
ネットオンリーです 
 
どうしてそうなったかと言うと 
 
対費用効果で言えばもうネット以外に存在しない訳です。 
 
ですから12~3年前からネットに散々広告を出してきました。 
 
が 
 
このネット広告 
 
これまで色んなサイトを使いましたが 
 
今は1社だけに絞っています。 
 
これもデータを取って分かった事ですが 
 
ネットの世界では不思議な現象が起ります 
 
アクセス数、反響数 
 
この数字が契約数に比例しないのです。 
 
具体的に言えば 
 
あるポータルサイトは 
 
反響数はダントツで多いのに 
 
成約数はダントツで低い 
 
そんな結果が出ました。 
 
まあ私はその辺の事情はよく分かりませんが 
 
多分裏ではいろんな事が行われてるのだろうと思います。 
 
私が以前 
 
顧客数が激減してるって話をブログで書いたら 
 
心配してくれたお客様がいましが 
 
が 
 
顧客の数は減りましたが売り上げは減りません 
 
この摩訶不思議な現象も 
 
原因のひとつはここにあります 
 
つまり 
 
減った顧客は 
 
反響が多いポータルサイを止めたためですが 
 
そのサイトの反響はもともと成約にはつながらかった訳です。 
 
ですから 
 
売上は減少してない訳です。 
 
いずれにしても 
 
こんな方向転換を素早くできるのは 
 
私がデーターを取ってるからです。 
 
こんな時代だからこそ 
 
与えられたデータではなく 
 
独自で集めたデータ 
 
この量によって 
 
会社の生死が決まる 
 
そう考えて 
 
毎日コツコツエクセルに打ち込んでいます。 

 
 
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トラブルメーカーは皆病気

2014年10月27日 | お客色々
たくさんの人と接する仕事は多いのですが 
 
私達の仕事はお客様と長い期間に渡り付き合うのが特徴です。 
 
アパートに入居すると 
 
数年はそこに住む方が多い訳ですが 
 
その間苦情処理やら更新手続き等々 
 
定期的に連絡を取ることになります。 
 
が 
 
普通であればせいぜい数年に一度の会話を交わすだけの事ですが 
 
中には頻繁に接する事になる人がいます。 
 
それは 
 
家賃滞納者と 
 
他の入居者に迷惑をかけるトラブルメーカーです。 
 
つまり 
 
私たちは 
 
問題行動のある人と長く頻繁に接する事になる訳です。 
 
これが私達の仕事では一番大変です。 
 
が 
 
経験を積めばこれも大して苦にならなくなってきます。 
 
そしてそんな心境にまで達するには 
 
少しコツが必要です。 
 
色々とありますが 
 
私が不動産業に限らず 
 
対人関係での悩み解消に一番有効だと思うのは 
 
精神病のサイトを見る事です。 
 
特にその中に 
 
人格障害って分野がありますから 
 
その部分をざっと目を通すだけでも 
 
自分の気持ちが随分楽になる訳です。 
 
具体的には 
 
自分を悩ませる同僚だとか上司だとか 
 
あるいは近所の人だとか 
 
そんな人は周りに誰でもいると思いますが 
 
この人達は大体人格障害に当てはまる 
 
その事が理解できます。 
 
病気だと分れば 
 
その人に対する怒りが収まります。 
 
そうすれば 
 
その人に対して 
 
どう対応すれば良いか 
 
簡単に道が見える訳です。 
 
私の経験上 
 
これを理解するだけで 
 
随分気持ちが楽になります。 
 
 
対人関係に悩んでる方 
 
是非そんなサイトを覗いて見て下さいね 
 
不動産屋の皆さんは 
 
絶対に見るべきですね。 
 
 
例えばこんなサイトです→http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/iyasi/2000/jinkaku.html 
 
 
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情報の遮断は考えません・・全て晒して天命を待つ

2014年10月26日 | 社内事情
安倍政権の 
 
憲法9条の解釈変更が問題になりましたが 
 
もうあまり集団的自衛権は語られなくなりましたね 
 
次から次へと新しいテーマが出て来る慌ただしい時代ですから 
 
私たちはすぐに興味を失ってしまう訳です。 
 
この憲法解釈の必然性を国民に説明する時に 
 
安倍首相は 
 
“積極的平和主義”って言葉を使いました。 
 
どうも違和感がありますよね 
 
軍事的な抑止力を強化して地域に安全をもたらす 
 
そんな意味で使ってるのでしょうが 
 
人間の歴史を見ると 
 
大体同じようなロジックで戦争に進んでいます。 
 
ですから 
 
私は違和感を感じた訳です。 
 
で 
 
ネットで調べると 
 
まぁ卑劣ですよね。 
 
この積極的平和主義って意味 
 
本来は全く違う話なんですよね。 
 
本来大変崇高な考えです。 
 
つまり 
 
戦争の原因は貧困や差別にあると言う前提で 
 
世界中からこの貧困と差別を無くせば 
 
世界は平和になる 
 
そんな主張です。 
 
ですから 
 
安倍首相の言う積極的平和主義は 
 
本来の言葉とは全く相いれない発想なんですが 
 
この言葉の響きだけを利用して 
 
軍事力強化に進む訳です。 
 
また 
 
少しネットで調べれば分かる事を 
 
日本のマスコミが余り伝えないのも不思議です。 
 
勉強不足なのか 
 
あるいは安倍政権の使うこの言葉を認知してるのか分かりませんが 
 
少なくとも私は第2次世界大戦中にアメリカの法学者が唱えたこの言葉 
 
安倍政権が集団的自衛権の正当化に使うのは 
 
それを主張した人に対して 
 
大変失礼だろうと思います。 
 
まあしかし 
 
大衆を動かすには 
 
この言葉を巧みに操る事は絶対に欠かせませんよね。 
 
イスラム国の戦闘員は 
 
“背教者をたくさん殺せば天国に行ける” 
 
なんて言われて人を殺しまくってるようです。 
 
誰も実際には見た事もないのに 
 
神だの天国だのって言葉 
 
これを邪悪な者たちは巧みに利用して 
 
殺し合いまでさせる訳です。 
 
日本も国のために死ねば 
 
靖国に祀られ神になる 
 
そんな言葉を連発して 
 
たくさんの兵士が死にました。 
 
つまり 
 
人間の集団を動かそうと思えば 
 
それが巧みな者は 
 
実際には根拠が無くても 
 
言葉で人を動かす事に長けた者だって訳です。 
 
ただそのためには 
 
教育は妨げになります。 
 
逆に言えば 
 
その指導者の言葉に盲目的に従う人が多ければ 
 
その地域の教育水準が低いとも言える訳です。 
 
イスラム過激派が 
 
イスラム以外の勉強を禁じるのはそのためです。 
 
またイスラムに限らず 
 
カルトと呼ばれる宗教は 
 
他の宗教を学ぶ事を禁じます。 
 
他の宗教を学べば 
 
矛盾点が暴露されてしまう訳です。 
 
この原理 
 
もちろん政治や宗教だけではありまえん 
 
人間社会一般に言える事です。 
 
私達零細企業でも同じです 
 
社員を意のままに動かそうとしたら 
 
他社の情報を遮断して 
 
自分の言葉だけを受け入れる 
 
そんな人間だけを集めれば良い訳です。 
 
まあしかし宗教と違い 
 
お金が目的で会社に入る訳ですから 
 
その意味では社員の情報遮断も 
 
あるいは言葉だけで自分の意のままに動かすのも難しいですよね。 
 
私は 
 
この言葉依存型の経営者が親しい人の中に何人かいましたが 
 
大体ダメになりますね。 
 
ある人は 
 
とにかく私と話す時に 
 
自分の社員がそばにいるとホメまくる 
 
そんな人間でした 
 
つまり褒めるのはお金がかかりませんから 
 
いくらでも乱発する訳です。 
 
で 
 
言葉では褒めますが 
 
社員の給与は極めて低い訳です。 
 
逆に言えば 
 
褒めちぎらなければ 
 
社員がいなくなる訳です。 
 
ですから 
 
最後は痛々しいほど社員を褒めてましたが 
 
残念ながら潰れてしまいましたね。 
 
最後は社員の給与を踏み倒して雲隠れした社長もいました 
 
まあとにかく 
 
今の日本では 
 
情報を遮断して 
 
言葉だけで社員を動かそうとしても 
 
無理だって事です。 
 
教育水準では世界トップクラスの日本です。 
 
人を動かすには 
 
全ての情報を晒し 
 
堂々と指導力を磨くしかない訳です。 
 
その意味では 
 
当社は零細企業ですが 
 
私の力量からすれば 
 
いっぱい いっぱい です。 
 
 
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群れからはぐれた羊は叩かれる

2014年10月25日 | 社内事情
ゴルフ発祥の地はスコットランドって事になってるようです。 
 
最初のゴルフ場はネットで調べたらウエールズに1604年に出来たって事ですから 
 
関が原の戦いが終わってたった4年後の事なんですよね。 
 
ボールは何で出来てたんでしょうね? 
 
ゴルフ場はその時に出来てますが 
 
それ以前15世紀半ばには国王が貴族にゴルフ禁止令を出したそうですから 
 
ゴルフ場はないのにどうやってゴルフをしてたんでしょうね? 
 
気になります。 
 
そしてさらにゴルフの起源って事になると 
 
世界中に起源説があってはっきりしないようです 
 
中国にも日本にもあります。 
 
が 
 
よく考えれば当たり前の話しですよね。 
 
穴に棒で叩いて石ころを入れる 
 
これ私達は子供の頃よくやってましたからね 
 
つまり石ころと棒と穴があれば 
 
誰でも叩いて入れたくなる訳です。 
 
そんな訳で起源って事になると 
 
世界中が手上げるのはよく分かります。 
 
その起源説でもっともらしくゴルファーの中で語られてる話があります。 
 
それは 
 
スコットランドの羊飼い達が 
 
棒で石ころを叩いて穴に入れて遊んだのが起源だって話です。 
 
私は何十回ってゴルファーから聞きましたが 
 
ネットで調べるとどうもその話 
 
あまり根拠はないようですね。 
 
実際羊飼いが穴に石ころを入れて遊ぶなんてのは 
 
世界中の羊飼いの子供たちがやってたでしょうからね 
 
なんせTVで遊牧民の生活を見ると 
 
ゴツゴツした石ころだらけの土地で 
 
子供たちが棒を持って羊を追ってますから 
 
当然暇な時には棒で石ころを飛ばしたはずです。 
 
まあしかしゴルフの起源はどうか分かりませんが 
 
この羊飼いって言葉 
 
何となく憧れますよね。 
 
牧歌的って言葉がありますが 
 
ストレスとは無縁のイメージがありますし 
 
羊を追うだけの生活は時間があって 
 
私のように自然が好きな人間にはたまらなく楽しいだろうと思います。 
 
実際、星座も羊飼いたちが毎日空を見上げて想像してつけたのでしょうし 
 
聖書にもイエスの誕生を聞いたのは羊飼いだと書かれてるようですから 
 
人間の古代の生活は羊とは切っても切れない 
 
そんな関係だったのでしょうね。 
 
で 
 
その憧れの羊飼い 
 
実は私は全く無縁の仕事をしていますが 
 
羊飼いと感覚を共有する部分があります。 
 
それを語る前に 
 
羊飼いは 
 
なぜ棒を持ってるのでしょうか? 
 
もちろんゴルフのためではありませんよね 
 
群れからはみ出す羊を叩いて群れに戻すために使うのです。 
 
このために羊は棒を持って群れと一緒に移動する訳です。 
 
これが 
 
私と社員との関係そのものなんです。 
 
実は私は放牧と同じで 
 
社員を割と自由に行動させています。 
 
ですからいちいち細かく行動を監視する事も無ければ 
 
文句を言う事もありません。 
 
これからの時代 
 
自ら考えて行動すると言う事を身につけなければ 
 
乗り切れない 
 
私はそう思ってる訳です。 
 
ですから 
 
あえて私は社員をレールの上から歩かせるような事はしてない訳です。 
 
が 
 
この私の姿勢 
 
問題があります。 
 
それはレールの上ではなく 
 
羊の群れと同じで固まりになって移動する訳ですが 
 
この塊がバラけては上手く進めません 
 
ですから自由に動かしながら 
 
集団の形態を維持する 
 
この作業が羊飼いと一緒って訳です。 
 
で 
 
羊が群れからはぐれる個体がいるように 
 
社員も群れから離れて勝手に好きな方に進む 
 
そんな人間がいます。 
 
そんな時にはどうするかと言うと 
 
羊飼いが羊を叩くのと一緒です。 
 
そのルールを守らない社員を叱りつける事になります。 
 
でやっかいなのは 
 
群れからはぐれる羊が決まってるように 
 
ルールをはみ出す社員も決まってる訳です。 
 
そうすると 
 
限られた社員だけを叱る事になります。 
 
叱られた社員がこの原理を分かってればよいのですが 
 
大体ルールを守れないと言う事は幼稚な訳です。 
 
ですから 
 
とんでもない事を言い出します。 
 
“おれは社長に嫌われてる” 
 
と 
 
まあ幼いですね。 
 
私が叱るのは好き嫌いの問題ではありません 
 
ルールを守れるか守れないかの問題です。 
 
群れからはみ出せば叩かれる 
 
羊でも分かるのに 
 
人間でも分からない? 
 
そんな訳で 
 
私に叱られたら 
 
私に食ってかかる前に 
 
ルールを守る 
 
これに専念しましょう? 
 
そうしないと 
 
他の社員から言われますよ。 
 
あいつバカ? 
 
って 
 
 
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クリックだけが目的です 中身はどうでもよい

2014年10月24日 | 世間一般

最近は新聞を取らずにネットからニュースを読む 
 
なんて人が増えましたね 
 
実際いちいち新聞をとらなくてもネットではいくらでも情報が取れますから 
 
必然的な流れとも言えます 
 
が 
 
私はつくづく思いますが 
 
ネットは欠かせませんが 
 
新聞も取るべきですね 
 
どうしてそう思うかと言うと 
 
得る知識の中身が新聞とネットでは違うのです。 
 
どんな風に違うかと言うと 
 
ネットの場合まずポータルサイトのトピックスで 
 
興味がある記事をクリックします 
 
この真っ先に出て来るトピックス 
 
私が毎日見てるサイトでは 
 
せいぜい8件位です 
 
興味がある記事と言っても 
 
大体私たちはこの中から選択をしてる訳です。 
 
で 
 
このトピックス 
 
ポータルサイトはアクセスが命ですから 
 
その中身よりもクリックしてもらう事が大切です 
 
ですから 
 
内容的には全く中身がないのが出てきます。 
 
具体的には 
 
“指原が秋元とけんか” 
 
なんて感じです。 
 
つまり 
 
AKBの指原と秋元が口げんかかなんか知りませんが 
 
本来私には全く興味がない話ですが 
 
ついクリックしてしまいます。 
 
こうやってネットは 
 
中身よりクリック 
 
これを徹底してる訳です。 
 
某大手のサイトは 
 
嫌韓の記事がアクセスが多いと見るや 
 
やたらその記事ばかりです。 
 
そんな感じで 
 
ネットの記事が 
 
アクセスを競う事によって成り立ってるとすれば 
 
もうその行きつく先は 
 
“東スポ”って訳です。 
 
つまり 
 
ある意味目を引く情報を提供して 
 
それをクリックしてもらえば 
 
そこで目的は完結しますから 
 
中身はどうでも良い訳です。 
 
この構造がネットのニュースにはありますから 
 
それだけでは知識の深まりは期待できない訳です。 
 
私は最近日本に蔓延してるネトウヨと呼ばれてる人達も 
 
まさにその産物だと考えています 
 
何人か直接話した事がありますが 
 
全員が自分がネットで得た情報を一方的に話すだけで 
 
相手の話を組み込んでロジックに組み立てる思考が欠如しています。 
 
ある男は 
 
自分を否定する意見を受け入れる事ができずに 
 
長年築き上げた人間関係がすべて崩れてしまいました。 
 
そんな人を身近に見て思う訳です。 
 
今の時代ネットの情報だけに頼ると大変危険だと・・ 
 
人体で言えば 
 
毎日ジャンクードを食べて体が壊れるのと一緒です 
 
ですから 
 
新聞はどうしても読むべきだと私は考えています。 
 
ただ残念な事に 
 
当社は新聞販売店のお客様がたくさんいますが 
 
苦戦していますよね 
 
間違いなく新聞を読まない日本人 
 
増えてる訳です。 
 
当社みたいな小さな会社でも 
 
新聞を読まない人間と読んでる人間は 
 
明らかに思考力表現力に差があります 
 
このまま日本の若者が新聞を読まなくなれば 
 
少子化以上に国力が低下するのではと 
 
本当に心配しています。 
 
 

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最近立て続けに任意売却の話が来ています

2014年10月23日 | お客色々
最近立て続けに任意売却の話が来ています。 
 
任意売却と言うと借金を自宅売却で相殺 
 
って事が多い訳ですが 
 
最近来た話は 
 
その借金が払えなくなった理由が 
 
高齢になり 
 
ローンを払いながらの生活が成り立たなくなったって話です。 
 
まあしかし良く考えれば 
 
今後このパータンは増える一方でしょうね。 
 
なんせ住宅ローンは80歳までに払って下さいみたいな事になってますからね。 
 
人によっては退職後20年もローンを払い続ける訳です。 
 
ましてや住宅ローンはサラリーマンに寛大で 
 
自営業に厳しいとこがありますからね 
 
ですから長期のローンを組んでる人は 
 
圧倒的にサラリーマンが多い訳です。 
 
ローン完済まで働きたい 
 
なんて言ってもサラリーマンにはその可能性はほとんどありません。 
 
まあしかし日本人は大半が真面目ですから 
 
長期のローンを組むと言っても 
 
退職後の事まで計画に入れてると思いますが 
 
その計画が狂ってしまう事も今の時代にはある訳です。 
 
日本航空のOBの皆さんが 
 
年金を減らされたのは記憶に新しいのですが 
 
当時者の方達 
 
たまったものじゃないですよね。 
 
辞めて10年以上経つのに 
 
元の会社が傾いたら 
 
年金が減らされた訳ですからね。 
 
そんな感じで 
 
サラリーマンの方達の計画は 
 
会社が存在し続ける前提に成り立ってますが 
 
これがはなはだ危うい時代になりました。 
 
この事が 
 
最近当社に見えた方達の苦難の原因です。 
 
長期に渡る借金を組む事は 
 
会社の状態の健全性が失われたら破たんします。 
 
ですから 
 
これからはその辺強く意識してローンを組むべきでしょうね。 
 
そして 
 
更に将来が不透明なのが不動産市場の問題です。 
 
私も先の事は分かりませんが 
 
人口減少社会で不動産が余れば 
 
その価値が下落する事は当然のように思いますよね。 
 
ですから 
 
その意味では 
 
この世界の先の見通しは真っ暗って事になりますが 
 
しかし今の世の中 
 
そう単純でないのも事実です。 
 
実際人が少なくなってもいなくなる訳ではありませんからね 
 
一定レベルの需要はある訳です。 
 
が 
 
将来の変化に備えるとして 
 
一番大切な事は 
 
その所有する不動産の価値がどうなるか? 
 
今の内から目を反らさないで考えるべきですよね。 
 
不動産も一般の消費財と同じ原理が働くはずです。 
 
どんな原理かと言うと 
 
高止まりする物件があれば 
 
逆にいくら下げても売れない 
 
そんな物件が増えるって事です。 
 
この下げても売れない物件 
 
いずれ社会問題化しますね 
 
今年もいくつか話がありましたが 
 
ある地方の物件 
 
古い家が乗っていますが 
 
土地の評価は150万円です。 
 
ところが 
 
それを売るためには 
 
古家を解体して 
 
擁壁をやり直して 
 
約400万円かかります。 
 
つまり 
 
売ろうと思えば 
 
250万円も持ち出す事になる訳です。 
 
ではそんな状態の場合どうすれば? 
 
そのお客様も結局 
 
持ち出すお金がありませんから 
 
しばらく放置って事になりました。 
 
しかし放置もお金がかかります。 
 
維持管理と固定資産税 
 
つまり 
 
これからは 
 
手放すにも 
 
放置するにもお金がかかる 
 
そんな物件がどんどん増えてくる訳です。 
 
これが社会問題化するって訳です。 
 
まあ税金の軽減で 
 
ガンガン建物を建てさせる政策が続きましたからね 
 
と言うより今も税制はそうなっています。 
 
この辺 
 
そろそろ政治家の皆さん舵を切らないと 
 
手遅れになる可能性がある訳です。 
 
今は建物を建てれば土地の固定資産税が安くなりますが 
 
これは住宅が不足してる時の有効利用促進政策です 
 
住宅が有り余れば? 
 
市場が逆になれば 
 
政策も逆にするべきですよね 
 
つまり 
 
逆に家を建てると固定資産税が上がる 
 
そんな時代になるかも知れません。 
 
まあしかしこの政策を実現するためには 
 
新築住宅の建設に依存してる日本の経済構造 
 
これをなんとかする必要がある訳ですが 
 
果たして 
 
この脱皮 
 
できるのでしょうかね? 
 
分かりませんね 
 
分からなければ 
 
私自身は 
 
あまり考えないようにしています。 
 
先の事を心配ばかりしてると 
 
とても精神が持ちませんからね 
 
分からない事は心配しない 
 
先行きが見えない零細企業の経営者が 
 
精神的に病まないためには 
 
必須条件です。 
 
 
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キレたらもう正論よりイメージ どっちもどっち

2014年10月22日 | 人生一般
ヘイトスピーチですっかり有名になった在特会の会長と 
 
橋下市長の会談がTVニュースで流れてましたね。 
 
一方は朝鮮人を焼き殺せ 
 
みたいな耳を疑う事を叫ぶ集団の会長 
 
一方はそれを止めさせようとする橋下市長 
 
普通に考えれば 
 
誰が正しいか分かりそうなものですが 
 
テレビのコメンテーターは 
 
大体 
 
“どっちもどっち” 
 
って感じの話をしていましたね。 
 
ではどうしてそうなったか? 
 
この理由を突き詰めると 
 
私達が日々仕事で体験する落とし穴 
 
これに橋下市長がハマってしまった事がよく分かります。 
 
テレビで見ると在特会の会長は 
 
とにかく大声で威嚇する 
 
そんなタイプの人間ですが 
 
これ 
 
一般の人にはなじみがないかも知れませんが 
 
不動産屋にはゴソゴソいます 
 
と言うより過去形ですね 
 
最近の不動産の営業マンにこの恫喝型は 
 
本当に少なくなりましたが 
 
私が若い頃は 
 
少しモメると 
 
とにかくワーワー喚き散らす 
 
そんなタイプがたくさんいました。 
 
同業者には少なくなりましたが 
 
アパートの入居者に今でもたくさんいます。 
 
大体中高年の男性ですが 
 
些細な事で 
 
怒鳴って威嚇してきます。 
 
つい最近も 
 
若い社員が他社から管理が移って来た物件に 
 
悪質な滞納者がいて 
 
取り立てに行くと 
 
すざましい勢いで怒鳴られていました。 
 
つまり 
 
私達の仕事は 
 
この恫喝型の人間とたくさん接する仕事な訳です。 
 
で 
 
そんな人間とたくさん接すると 
 
当然効果的な対処法を身に着けてきます。 
 
当社の社員は 
 
その意味ではみな橋下市長より上です。 
 
どんな対処法になるかと言うと 
 
相手が怒鳴り散らかすからと言っても 
 
こちらはそのペースにはまって 
 
怒鳴り合いをする 
 
なんて事は絶対にありません 
 
相手が大声を出せば出すほど 
 
こちらは冷静に対処します。 
 
理由は 
 
大声で怒鳴る人の心理 
 
これを私たちは分ってるからです 
 
大声で威嚇する人間の心理は 
 
大体恐怖です 
 
アパートの入居者であれば 
 
家賃を滞納して 
 
私たちから追い出されれば 
 
ホームレスになる可能性も高い訳です 
 
ですから 
 
その恐怖が 
 
怒鳴り声となる訳です。 
 
また同業者でも 
 
大体怒鳴り散らかす人間は 
 
心は小さい物です。 
 
多いのは大きな体をしてる人達ですね 
 
体格が良いのに 
 
さらにチョイ悪の格好をして 
 
人を寄せ付けない 
 
そんな雰囲気の人が昔はたくさんいました 
 
不動産屋がヤクザのイメージとつながったのはそのためです。 
 
が 
 
これが内面の弱さの表われ 
 
私たちはこれを理解しています。 
 
本当に強い人は 
 
強靭な肉体も 
 
でかい声も要りません 
 
相手がどんなに威嚇しても 
 
つねに冷静に向かってきます。 
 
これを私達には分ってる訳です。 
 
分ってる理由は本当に強い人とたくさん会ったからです。 
 
ですから 
 
あの在特会の会長のように 
 
一方的に喚き散らかすタイプは 
 
基本的には相手にしません 
 
ある意味橋下市長は 
 
相手にした段階で負けたとも言える訳です。 
 
 
とにかくこの話し 
 
私達の仕事をするのであれば 
 
しっかり頭に叩き込みましょう 
 
理屈ではこちらに理があったとしても 
 
怒鳴り合いをした段階で 
 
第三者はその理のある無しの判断はしなくなります 
 
怒鳴り合う姿が強烈に印象に残るからです。 
 
ですから 
 
今回のように 
 
一方は人をさげすむ言葉を喚き散らかす団体の長 
 
一方は選挙で選ばれた首長 
 
にも関わらず 
 
マスコミですら 
 
どっちも どっち 
 
って話になってしまう訳です。 
 
 
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自由を追求すれば孤独に行き着く

2014年10月21日 | 人生一般

私が小学生6年生の時に 
 
家に戻るといつも迎えてくれる祖母がいましたが 
 
ある日学校から戻ると 
 
いつもと様子が違っていました。 
 
落ち込んでしまって黙りこんでいました 
 
で 
 
その祖母の傍らには 
 
破いた雑誌が置いてありました。 
 
祖母が破いたのです 
 
で 
 
その破いた雑誌の表紙には 
 
綺麗なお姉さんが載っていました 
 
つまり 
 
今で言えばグラビアです。 
 
ただ今と違うのは 
 
肌の露出は一切ありません 
 
清楚な服を着て 
 
綺麗に化粧して 
 
笑顔で写っていました。 
 
私は今北朝鮮の美女の写真を見ると 
 
あの時の出来事を思い出します。 
 
その綺麗な女性は祖母の姪です。 
 
戦争で両親を亡くしたために 
 
祖母が本当に可愛がっていました。 
 
それが雑誌のグラビアに載ったために 
 
ショックで落ち込んでた訳です。 
 
今であれば自慢話になるような話ですが 
 
昔は厚化粧をするのは 
 
沖縄言葉で言うジュリ 
 
つまり娼婦です。 
 
祖母の頭にはそんなイメージが残ってた訳です。 
 
ですから 
 
祖母は大きなショックを受けてしまった訳です。 
 
たかだか40数年前ですが 
 
当時の沖縄の田舎の意識はその程度でした。 
 
私はその時のシーンを強烈に覚えてますから。 
 
今の時代を私の祖母が見たらどう思うのだろうと思います。 
 
当時は写真だけではありません 
 
私達の世代でも男の子が 
 
少し女性っぽいと言うだけで激しいイジメがありましたし。 
 
大人の世界では 
 
結婚してないと言うだけで差別的な目で見られていました。 
 
ですから 
 
女性は結婚ができないと 
 
人生の終焉 
 
そんな雰囲気さえあった訳です。 
 
それが今は 
 
テレビをつければオカマだらけ 
 
娼婦どころか 
 
ズバリみだらな行為を撮影させて 
 
それで売れてテレビの人気者になる人もいます。 
 
最近はアイドルが不倫をして一時干されましたが 
 
復活してきましたね。 
 
まあさすがに私も今の時代にはついていけませんが 
 
しかしこんな時代になったのであれば 
 
この時代の良い部分を大いに楽しみたいものですよね。 
 
今の時代 
 
未婚も離婚も社会からの差別はありません 
 
また子供を連れての再婚も当たり前って感じです。 
 
ですから 
 
連れ合いが合わないと思えば 
 
ガマンする必要も無くなった訳です。 
 
また 
 
昔は皆隠してたから分からなかったのですが 
 
同性愛者って多いんですよね 
 
これも本人が生まれつき備わってる訳ですから 
 
恥ずかしがる事は無い 
 
そんな感じです。 
 
また昔は大人になってマンガばかり読んでると 
 
まともな人間には見られませんでしたが 
 
最近はアニメ文化なんて言われて格が上がりましたからね 
 
その内 
 
マンガ家の人間国宝なんて出てくるかも知れません。 
 
つまり 
 
今の時代は 
 
昔私達の人生をがんじからめに縛った世間体って縄が 
 
随分緩くなった訳です。 
 
ですから 
 
自己責任で 
 
自分の好きなように生きる事ができる 
 
考えようによっては大変良い時代だって事です。 
 
ここまで書くと 
 
今の時代の良い面ばかりが印象づけられたと思いますが 
 
この世間体 
 
実は人間を縛るだけではないんですよね 
 
世間である程度共通の価値観があると言う事は 
 
お互いの絆が強くなりますので 
 
困った時には助け合う事になります。 
 
ですから昔の私の村では 
 
年金はなくても 
 
老人が餓死する事もなければ 
 
障害者が生活できないって事もなかった訳です。 
 
ところが 
 
私達の仕事をしていると分かりますが 
 
本当に人との絆が無くなりました。 
 
アパートで一人暮らしの人の孤独死は希ですが 
 
病院で亡くなる事はよくあります 
 
そして 
 
その病院に連れてく人は 
 
身内でもなければ隣人でもありません 
 
大体ヘルパーさんです。 
 
ヘルーパーさんがいなければ 
 
私達不動産屋が弱ってる入居者を発見して救急車 
 
って事もたまにあります。 
 
そんな訳で 
 
今の時代 
 
女装しようが風俗で働こうが 
 
世間の目は気にしなくて良いのですが 
 
その代償として 
 
頼る人はいない 
 
そんな時代になったって事 
 
しっかり意識の中に叩き込むべきだろうと思います

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弱者は政治利用されまくり

2014年10月20日 | 独り言
安倍政権の女性閣僚が問題になってますね。 
 
しかしいつも思いますが 
 
私達が若い頃から今に至るまで 
 
政治家の不祥事と言えばほとんどがお金ですね。 
 
田中角栄から始まり 
 
最近は猪瀬都知事だのみんなの党の渡辺元代表だの 
 
これだけ悲惨な目に合うのを見ていながら 
 
小渕大臣のずさんさは一体何なんでしょうね? 
 
失礼ながら脳に障害でも? 
 
なんて思います。 
 
であれやこれや考えていたら 
 
今年靖国の秋の例大祭に参拝した閣僚の名前が出てきました 
 
3人参拝しましたが全て女性です。 
 
これも不思議ですよね。 
 
まあこれから先は想像ですが 
 
なぜ安倍政権で目玉の女性閣僚が問題になるかと言うと 
 
多分女性の油断ですね。 
 
女性は長く弱者として扱われてきましたから 
 
叩く方としても叩きにくい 
 
そんな雰囲気が今の日本にはあります 
 
いくら政治の世界とは言え 
 
大の男が女性に対して大声で詰問したら 
 
イメージが悪くなるのは攻撃した方ですからね 
 
ですから男は女性にはどうしても遠慮する訳ですが 
 
これが災いして 
 
小渕大臣は油断してしまったのでは? 
 
なんて想像しています。 
 
で 
 
女性閣僚だけが靖国参拝 
 
これも多分安倍さんの策略でしょう 
 
中国も韓国も女性閣僚と言えば 
 
その攻撃の勢いが弱くなる 
 
たぶんそれを踏んでの事でしょうね 
 
実際批判のコメントはありますが 
 
感じとしては事務的に反応してるって感じで 
 
あまり強い感情は伝わってきません。 
 
まあそうやって考えると 
 
今の時代 
 
女性も男性も 
 
この女性の弱者のイメージ 
 
これを知恵者は利用してる 
 
そんな時代のようにも思えます 
 
ですから 
 
私は女性の弱さをアピールして 
 
それを武器に使う人達 
 
嫌悪感が湧いて来ますね。 
 
特に自らの政治目的のために女性を利用する人達 
 
見ていられません。 
 
安倍首相もそんな空気に流され 
 
無理やり女性閣僚を登用したら 
 
このザマって訳です。 
 
ブログでも何度か書きましたが 
 
私は家賃滞納者やトラブルメーカーの女性が 
 
私達にはすざましい勢いで怒鳴りちらかしておきながら 
 
警察が来ると 
 
シクシク涙を流して同情を誘う 
 
そんな体験を数多くしてきました。 
 
ですから 
 
私は女性の中にも 
 
弱者であるイメージを利用する人たちがたくさんいる事を分かってる訳です。 
 
そして更に最悪なのは 
 
この女性を利用する男たちですね。 
 
家賃の取り立てにいくと 
 
疲れ果てた奥さんが 
 
涙を流して謝る 
 
なんて事がよくあります。 
 
奥には間違いなくダンナがいるのに 
 
出てこない訳です。 
 
最悪ですよね。 
 
まあしかしそうは言っても 
 
女性は弱者である事は変わりがありません 
 
しかも 
 
弱者でありながら 
 
離婚しても子供をひとりで育ててる 
 
そんな人達がたくさん私達のお客様の中にはいます。 
 
そんな姿を見ていると 
 
私は男性である事が申し訳なく思います。 
 
少子化が問題になっていますが 
 
いくら国会で政治家が声を張り上げてもどうにもなりません 
 
実際には女性が子供を産んで 
 
そして育てていかなければなりません 
 
ですから私はいつも思いますね。 
 
私達男性は子供を産めない以上は 
 
なんとか女性にお願いするしかない訳です。 
 
である以上は 
 
女性を会社や政治の世界で男並みに登用する 
 
なんて事以上に 
 
働かなくても子育てに専念できる環境作りが大切だと 
 
話しがまとまらなくなりましたが 
 
政治の世界は 
 
弱者の立場を利用して政治目的を達成しようとする人たちがたくさんいます。 
 
私たちはそんな人たちに流されず 
 
本当に女性の立場から見てどうするべきか? 
 
しっかり考えるべきですよね。 
 
私の周りでは 
 
彼氏の収入が低いために結婚に踏み切れない女性がたくさんいます。 
 
この方達が 
 
子供を産めば 
 
国でしっかり守る 
 
このシステムさえ作れば 
 
結婚出産の決断をするように思いますね。 
 
会社での男女平等を政治家は叫びますが 
 
平等と言う事は 
 
責任も平等ですので 
 
出産はためらってしまう。 
 
これが日本の真面目な女性たちの実態ではないのか? 
 
なんてふと思ってしまいました。 
 
 
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取引主任者最後の試験日

2014年10月19日 | 不動産業界
今日は不動産業界の大イベント 
 
宅建試験の日です 
 
1年に1度しかありませんから 
 
今年受からなかった営業マンは 
 
また1年間 
 
肩身の狭い思いをして仕事をする事になります。 
 
少し気の毒な気もしますが 
 
私はこの程度の試験が受からなければ 
 
この仕事には携わるべきではないと考えています。 
 
お客様の大きな財産を扱う仕事です。 
 
一定の能力を求められるのは当然の事です。 
 
ましてやこの試験 
 
大して難しい訳ではありません 
 
学生の方も主婦の方もたくさん受かってます。 
 
最近はリタイヤしたお年寄りが暇つぶしに勉強して受かった 
 
なんて話も耳にします。 
 
つまり 
 
不動産を職業としない人もたくさん受かる訳ですから 
 
プロとしては当然欠かせない資格です。 
 
ましてや5問免除なんてハンディーまで与えられてる訳ですから 
 
これで受からないのであれば 
 
別の仕事を考える方が良いと思っています。 
 
そんな私の厳しい話を聞かせて 
 
当社も3人の若い社員が挑みます。 
 
さて結果はどうでしょうか? 
 
この宅地建物取引主任者 
 
来年4月から名称が変わります。 
 
宅地建物取引士って名称になります。 
 
長年慣れ親しんだ名前ですから 
 
私は別に変える必要を感じた事はありませんが 
 
私達不動産業界が熱心に動いて法律が通りました。 
 
私たちは協会に入ると 
 
“不動産政治連盟” 
 
なんて右翼と間違われそうな政治団体に強制的に加入させられますが 
 
この組織が熱心に政党に献金していますから 
 
まさにその効果が出て目出度く通過した訳です。 
 
1票の重みを感じる機会はありませんが 
 
現金の重みはしっかり確認できました。 
 
でもなぜ私達不動産屋は 
 
最後の一字 
 
つまり“者”から“士”にする事にこだわったのでしょう? 
 
まあよく考えれば 
 
この”者“って言葉は 
 
不動産業界の社会的地位の低さの表われでもあった訳ですよね。 
 
士は侍 
 
ですから弁護士だの税理士だの 
 
いわゆる社会で認知された職業はすべてこの士を使ってます。 
 
多分江戸時代の身分制度の名残ですね 
 
士は一番上にありますから 
 
国の支配者の仲間 
 
なんて言えるのかも知れません 
 
ですから 
 
大体この士ってつく職業の方達 
 
プライドを持っていますよね 
 
逆に言えば 
 
この士の付く職業の方達が 
 
不動産屋に士なんて名前を与えるべきではない 
 
なんて思って 
 
“宅地建物取引主任者” 
 
って言葉が生まれたのかも知れません。 
 
つまり 
 
不動産屋は身分が低いって話です。 
 
まあしかし 
 
時代が変わり 
 
不動産屋も高度な知識が要求されるようになりましたからね 
 
士業の仲間入りが出来た訳です。 
 
しかしよく考えれば 
 
“者”ってのもひどい話ですよね。 
 
思い浮かぶのは 
 
バカ者とか親不孝者とかロクでもない言葉がいくらでも出てきます。 
 
大体水戸黄門では 
 
クライマックスのチャンバラが始まる時には 
 
大体悪代官やら悪家老やらが 
 
“者ども出あえ~” 
 
って言葉で始まりますからね 
 
で呼ばれた”者ども“ 
 
バッサ バッサと切られまくって終わる訳です。 
 
まあこれがこの“者”って言葉の地位ですから 
 
資格にはふさわしくないとも言える訳です。 
 
 
が 
 
私達不動産屋はこれから心しなければいけませんよね 
 
士業の仲間入りが出来た理由 
 
実は私達の社会的地位が上がっただけではありません 
 
士業の地位が下がって 
 
私達に近づいたから 
 
仲間入りが許された訳です。 
 
昔は士業資格はある程度生活の保証が約束されましたが 
 
ネット時代になり 
 
行政の簡素化が進み 
 
士業そのものが苦しい状態になっています。 
 
その辺心していかないと 
 
何か偉くなって気になると 
 
一気に消費者の反発を食らいますからね 
 
士業が威張って仕事をできたのは過去の話 
 
今の時代は 
 
弁護士と言えどもの資格だけでは食えない時代です。 
 
くれぐれも私たちは 
 
その辺勘違いしないようにしましょうね。 
 
 
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ブログを書く一番の目的は社員に当社の正義を理解させるためです

2014年10月18日 | 社内事情
アンパンマンの生みの親のやなせたかしさん 
 
この方は日中戦争の経験者ですが 
 
アンパンマンの発想に至った経緯を語ってるのを聞いた事があります。 
 
それは 
 
戦争当時 
 
中国の人民を救うと言う大義を掲げて大陸に進出した日本 
 
自分も正義感に燃えて戦いに行ったが 
 
負けてしまえば 
 
その正義のはずの戦争が 
 
侵略戦争とされ 
 
自分達は巨悪の一員となってしまった。 
 
この経験から 
 
正義について散々考えたそうです。 
 
で 
 
自分の正義を力で押し付けると 
 
もうそれは正義ではない 
 
ここに思いが至ったそうです。 
 
そして 
 
さらに 
 
本当の正義とは何か? 
 
そこを突きつめると 
 
“ひもじい思いをしてる人に食べ物を与える” 
 
ここに行きついたそうです。 
 
そしてアンパンマンが生まれました。 
 
このやなせさんの言葉 
 
大変重いですよね。 
 
私達人間が 
 
今の時代でも解決できない問題を 
 
的確に説明しています。 
 
今のアメリカに限らず 
 
人間の歴史は 
 
力を持った者が正義を語り 
 
そして武力で自らの正義を押し付ける 
 
そんな繰り返しです。 
 
押し付けられた方は押し付けられた方の正義がありますから 
 
力の差がある時には大人しくしていますが 
 
その差が縮まれば革命を起こして 
 
悪と正義をひっくり返す訳です。 
 
いつまでこんな事が続くのだろうと思いますよね 
 
イスラム過激派の温床は貧困ですから 
 
やなせさんの言う通り 
 
その貧困地域に爆弾の代わりに食料を落とせば 
 
ずいぶん効果があると思いますが 
 
相変わらず空爆に頼るのが西側です。 
 
 
このパターン 
 
国際政治だけではなく 
 
私達の日々の生活でも同じですよね 
 
つまり 
 
正義は力のある者が決める 
 
この法則です。 
 
家庭では子供の虐待の悲劇が絶えませんが 
 
捕まった親は 
 
大体同じ事を言いますよね 
 
“しつけのつもりだった” 
 
って 
 
つまり親の正義を力で子供に押し付けると言う 
 
当たり前の行為だった訳です。 
 
また会社では 
 
社長が絶対権力者ですから 
 
会社の正義は社長が作ります 
 
当社も例外ではありません 
 
当社の社員も 
 
私が決めた善悪から逸れて会社に残る事はありません。 
 
で社員が気をつけなければいけない事 
 
会社の正義は社長って事になれば 
 
会社の数だけ正義があるって事です。 
 
振り込め詐欺グループも 
 
社長と呼ばれる人がいる組織だそうですから 
 
その組織での正義は 
 
たくさんのお年寄りをだましてお金をとってくる 
 
って事になります。 
 
しかし 
 
そんな詐欺会社をただ非難してはいけませんね 
 
実は 
 
会社組織は営利を目的にする組織ですから 
 
会社に多くのお金を入れる行為が正しい 
 
この原則はほぼどこも一緒です。 
 
もちろん当社も同じです 
 
が 
 
会社の数だけ正義があると言うのは 
 
その目的をどう達成するかと言う手段の問題です。 
 
そして 
 
その手段は無数にありますが 
 
この手段の違いによって 
 
無数にある会社の正義は 
 
概ねふたつに分かれます 
 
ひとつは 
 
顧客の利益より会社の利益を優先すると言う方法を取る会社 
 
そして 
 
もう一つは 
 
顧客に利益をもたらして 
 
初めて会社に利益が転がりこんで来る 
 
この発想から経営戦略を立てる会社となります。 
 
会社は営利を目的にする訳ですから 
 
放って置くと 
 
どうしても 
 
自社の利益を語る方向に行きます。 
 
しかし 
 
私は 
 
たくさんの会社を見てきてはっきり分かります。 
 
会社の利益に意識が行きすぎると 
 
顧客の利益を意識しなくなります 
 
そして 
 
社長は毎日売り上げだけで一喜一憂する 
 
そんな会社になります。 
 
これ 
 
短期間には伸びても 
 
長期で見れば 
 
大体破たんします。 
 
ですから 
 
私が 
 
歯の浮くような道徳を語るのは 
 
綺麗ごとではありません 
 
生き残るための戦略です。 
 
私が語らないと 
 
社員は 
 
どうしても 
 
売上至上主義に走ってしまうので 
 
その暴走を抑えてる訳です。 
 
 
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将来の姿は描けません・・力を抜いて流れに身を任せるのみです。

2014年10月17日 | 社内事情
私は今原則的に買い取り転売は行いませんが 
 
それでもたまに買う事はあります 
 
積極的に買う事はありませんが 
 
お客様の都合でどうしても急に現金が欲しくて 
 
仲介に回してる余裕がない時です。 
 
ですから 
 
私が買うのは現金で調達できる範囲内って事になります。 
 
大した現金はありませんので 
 
高額の買い物はできません。 

では私はどうして銀行の借り入れを行って買い取りをしないのか? 
 
と言うと 
 
銀行に対する心理的負担が嫌いだからです。 
 
融資が出るとかでないとか 
 
そんな事に余計な神経を使いたくないのです。 
 
過去に銀行融資を受けて買い取りをしてた時に 
 
銀行の都合で大変な目に逢ったために 
 
それがトラウマになってるのが一番大きな原因です。 
 
その時に強く思った訳です。 
 
誰かの意思で自分の生死の運命を握られる状態からは逃れようと 
 
それからは 
 
会社の拡大も 
 
また売り上げの拡大も 
 
私の中では優先順位が大きく下がった訳です。 
 
会社を経営すると言う事は 
 
こんな零細企業であっても常にリスクを伴います。 
 
ですから精神衛生上は大変良くない訳ですが 
 
それでも最悪の状態をしっかり見据えて 
 
それに備えていれば 
 
その心理的な負担は大きく軽減されます。 
 
そしてその最悪の事態をもたらす大きな原因が 
 
拡大による銀行からの借り入れの増大です。 
 
借り入れが増えれば銀行に生死を握られる 
 
この事を20世紀の終わり頃に身を持って体験した訳です。 
 
 
そんな感じで 
 
私の経営は 
 
ある意味臆病者の経営ですが 
 
私はまさにそれを理想としてる訳です。 
 
つまり 
 
リスクを伴いますから 
 
拡大は極力したくない訳です。 
 
その意味では 
 
今の規模は一般的な視点から見れば小さいのですが 
 
私の基準から言えば大きすぎます。 
 
自分の意思に反して 
 
店舗が増えてしまいました。 
 
 
まあしかし 
 
新たな借り入れをしなくても 
 
現金の範囲で何とかやりくりできてますから 
 
それはそれで判断は正しかったのだと思いますが 
 
これから先 
 
日本の人口は更に減り続けますからね 
 
もうとにかく現状より大きくなる事はしたくありません 
 
が 
 
会社を長くやってると 
 
拡大圧力 
 
これが出て来るんですよね 
 
年々仕事は増えますし 
 
増えれば社員も増やさなくてはなりません 
 
これまでは 
 
パソコンやネットの利用を増やす事で乗り切ってきましたが 
 
今後 
 
増え続ける仕事の量 
 
これをどうするか? 
 
それに加えて 
 
私の体力が落ちてきました。 
 
大きな課題です。 
 
果たして 
 
現状のまま乗り切れるのか 
 
あるいは 
 
リスクを冒して拡大していくのか? 
 
それとも諦めて 
 
フェードアウトに進むのか? 
 
社員の成長次第ってとこでしょうか? 
 
 
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