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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

真面目で頑張り屋さんにはムービングゴールは厳禁

2022年06月15日 | プライベート

私は中学高校とスポーツをやって来ましたが

頑張っても上手くなれませんでした。

持って生まれた能力が低かった訳ですが

ただ得意な事がありました。

それは長距離走です。

10㌔走であれば

陸上部やら野球部やら競合がひしめく校内マラソンで2位になった事があります。

今に至るまで私の中では忘れられない快挙です。

では

運動神経が良く無いのに

どうして長距離は結果が残せたのか?

その理由は単純です

たくさん走ったからです。

ほぼ毎日10キロ走ってましたからね

自然に体力が付いたのです。

では

どうしてそんな大変な事ができたのか?

それはマイナス思考で乗り切ったのです

マイナス思考と言っても

ネガティブな思考ではありませんよ

算数の引き算って事です。難しい話ではありません

まず走る時に

弱気の虫が湧く前に

あれこれ考えずにスタートします。

スタートした瞬間

頭の中には10と言う数字がインプットされます。

1キロ走った辺りにある目印の橋に差しかかると

その数字は9に減ります。

9に減ったら

その次の目印の団地の入り口の8を目指して走るのです。

つまり

10㌔走ると思うと気が重くなりますが

1キロずつ目標を決めて行くと

それほど苦にならずに

いつの間にか10㌔走り終えています。

これを繰り返すと

今度は10㌔では物足りなくなり

目標が12になったりしたものです。

この思考法は

私の生き方その物でもあります。

受験の時には

英単語8000を覚える

そう決めて取り掛かりました。

一日20程度であれば無理なく覚えられますので

それを続けて

8000が7000になり

7000が6000になり

終わって見ればなんとか目標に達成しました。

今であれば

管理物件ですね。

毎月月初には120もの管理物件の清算がある訳ですが

これが結構大変です。

がこれも

清算を終えた数字を確認して

120からいくつ減ったか

それを確認するのが

楽しみになります。

つまり

本来苦痛である仕事も

この引き算式発想で

楽しくなるのです。

この原点はどこにあるかと言うと

子供の頃手伝わされたサトウキビ畑です。

大体休みの日には

午前中は母親と姉と3人で枯れたサトウキビの葉を落とす

カリバーアクサーと言う作業をする訳ですが

12時までの時間を頭に入れて

それがどんどん減ってく

これを楽しんでいました。

ですから

辛い農作業も

なんとかやれた訳です。

ただ

この発想法

欠点もあります。

それは

たまに父親がやってくると

本来12時で終わる作業が

延ばされたりするのです。

まぁ怒りが湧いてきましたね。

そんな事ばかりする父親

大嫌いでした。

そんな感じで

目標を定めて

それに近づく

この喜びは

物事をやり遂げる秘訣ですが

このゴールが動くと

人間は怒りが激しく湧いて来るのです。

だから

慰安婦問題にしろ徴用工にしろ

ゴールを動かす隣国に

日本人は怒るのです。

私の場合

このムービングゴールの怒りの頂点は

高校の部活の時の

○間先輩ですね。

練習が終わりそうな時にやってきて

しごきが始まりましたからね

今でも恨んでます。

仕事でもこれは今でも苦しめられます

頑張って交渉して

やっと合意にたどり着いたら

前日にお客様から電話

”やっぱりあと100万値段交渉して”

どっと疲れますよね。

そんな訳で散々苦しみましたので

私自身は

真面目な頑張り屋さんに対しては

絶対にゴールは動かさない

いつも意識してる事です。

その意味では

父親も

○間先輩も

私に大きな教訓を残してくれた

大恩人って事にもなります。

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