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病気になって健康の有難味を知った なんてよく耳にしますが その有難い健康 それに恵まれてる時には特に意識する事はありませんよね どうやら私たち人間は 変化には敏感ですが 平穏な状態にはほとんど意識が行かない そんな事が原因のようです。 奥さんが逃げて そこで初めてその有難さに気付いた なんて話もよく耳にします。 この動く事には反応するが 静止してる事には反応が鈍い この人間の性質を利用して そしてビジネスチャンスにつなげる そんな事を実践してる人もたくさんいるようです。 具体的には 私たちの仕事に関わる指標で“地価”があります。 公示価格や基準値価格が発表されると マスコミはこぞって報道しますが その内容は大体住宅地で上がったとか下がったとか あるいは商業地は下がり続けてるとか そんな話になります。 またマンションの動向などもシンクタンクやなんかから発表されますが 大体契約率が何%だとか価格が何%上がっただの下がっただの そんな話となります。 で その報道を見たお客様 その情報を購買行動や あるいは売却の決断 なんて方がよくいます。 当然私たちと商談の場ではそんな話になる訳ですが これが悲しい人間の欠陥の発露となります。 そしてそんなお客様の心理に逆らわずに 商談を進める そんなテクに長けた人が売り上げを伸ばしたりなんかする訳です。 ところが私はこれが苦手です。 こんな感じの話しがよくあります。 社長不動産が動いてるらしいね あまり実感はありませんが・・ 今あの土地いくらで売れるかな? この前と一緒です。 えっ? そうなの? はい だってニュースで地価が上がったって言ってたよ たしかそんな報道がありますね なのに私の土地は同じなの? あの地価が上がったって報道は確かにありました だよね でもお客様具体的に中身を読みましたか? それを言われると・・ 今回の報道は基準地価です そうだったか? これは全体の上がり下がりには判断材料になりますが 個別的には参考にならない事がほとんどです 意味が分からない ではお客様の物件から一番近い基準値の価格見てみましょう。 確かに上がってますね だろう? いくら上がってるか分かりますか? そこまでは・・ ㎡あたり1000円です ・・・・ つまり坪単価で言えば3300円 私が前回査定した時の話し覚えてますか? 確か確実に売れる値段と 出しても恥をかかない値段とそんな話をしてたね そうです 元々不動産は客がついて初めて値段が決まるものです。 ・・・・・ つまり売りに出してみなきゃ分からないって話です。 ・・・・ ですから私は誤差が500万円近くあると話したはずです。 ・・・・ そんな中全く関係のない土地の単なる机上理論で出した 坪単価3300円の値上がりが役所から発表されたからと言って 実際にはお客様の土地の価格には何の変化もない訳です。 ・・・・・ まあこんな感じの話しばかりしてますから 随分ビジネスチャンスも失ってます が 残りも少ないと思われる人生 卑屈な仕事をやるよりは 自分に問うて 恥ずかしくない仕事 これが一番大切な訳です。 |
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異国で暮らすと習慣が違う訳ですから
戸惑ったりトラブルになったりする事は多いんでしょうね。
で
そんなトラブルを避けるためには?
方法はただ一つです。
その国の習慣を理解して
それに対応する
それだけです。
これが逆で
自分の母国の習慣を外国で求めると
誰からも受け入れてもらえません。
国だけではありません
人間は色んな集団に属して生きていますが
その集団に入れてもらうには
その集団の価値観を尊重すべきで
それができずに
自分の価値観を集団に求めると
その集団にはいられなくなります。
よく沖縄で移住が上手くいかずに本土に戻る人の話を耳にしますが
大抵自分の価値観を捨てない人ですね。
私の村で言えば
自治会費が2千円以上しますが
本土から移住してきた人が
自治会費でそんな高いのはあり得ないと公民館に怒鳴りこんできたそうです。
私の村では公民館が本土の自治会とは比べ物にならない位に
たくさんのサービスをするために会費が高くなってる訳ですが
それを説明しても一切耳を貸さずに怒鳴りまくったそうです。
これでは地域では受け入れられませんよね
結果は見えています。
外国と
島国日本の習慣の違いによく上げられるのが謝罪です。
これが中々理解できずに
日本のビジネスに馴染めないアメリカ人の話しを聞きました。
日本人とアメリカ人
謝罪の持つ意味が大きく違いますね。
具体的には
アメリカの大学の調査によると
日本人学生はアメリカ人学生の倍以上の謝罪をするそうです。
で
その謝罪が多い理由が
基本的にアメリカ人は自分のミスでやらかした事しか謝罪しないのに
日本人は自分のミスではないのにたくさんの謝罪をするからだそうです。
日本人の謝罪全体の内
ミスや自分の責任によるものはたったの14%だそうです。
それ以外は
外国人から見れば
謝る必要のない謝罪を日本人はしてる訳です。
それよりも大きく違う事は
謝罪に対する反応です。
日本人は半分以上が
相手が謝って来たとき
“謝る必要はありません”とか
“大丈夫です大した事はありません”からとか
相手の謝罪の必要性を否定するそうです。
それに加えて更に14%は逆に謝るそうです。
“いいえこちらこそ済みません”
と
つまり7割近くが相手の謝罪の必要性がない事を伝えたり
あるは逆に謝ったりするのが日本人ですが
それに比べ
同じような反応をするアメリカ人は
たったの6%だそうです。
つまり
外国から来た人が日本で暮らすには
日本の習慣になれる事が必要ですが
この謝罪に対する習慣をしっかり身につけないと日本では上手くいかないって訳です。
で
私が何でこんな話を書いてると思います?
このブログを読んでる外国人のために?
んな訳ないですよね。
日本人のために書いてる訳です。
この日本人の謝罪に対する習慣
これを日本人が全員マスターしてるかと言うと
そうではない訳です。
では
どんな人がマスターできてないか?
結論から言えば
対人関係がうまく築けない人です。
日本人は良い悪いではなく
謝罪の文化の国です。
この国で生きてくには
高度な謝罪の技術が必要だって事です。
自分がミスを冒したり
間違いっていても
それを認めず
言い訳したり
こじつけをしたり
あるいは逆に誰かに責任を転嫁したり
そんな事をすると
日本では卑怯者として軽蔑される訳です。
この国際化の時代
外国の習慣を学ぶ事は大切ですが
その前に
まず
しっかり自分の国ニッポンの習慣
再確認しましょう。
謝罪は日本文化
他人攻撃は外国の文化
これを理解すれば
ネットの掲示板も少しは見やすくなるかも知れませんね
最近ぎゃーぎゃーわーわー
どこかの国のように
他人攻撃する人が急激に増えたように思います。
いずれにしても
他人の批判ばかりしていては
社会生活はうまくいかない
それがニッポンです。
掲示板ばかり見ていると
人生が上手くいかなくなりますよ
中毒になる前に
見るのを制限しましょう。
父親は大嫌いでした
と言うより父親と思った事がありません
幼い頃より父親はテレビの画面で頻繁に見かけましたが
家に戻って来るのは年に数回
ですから自分の中では
親戚のおじさんって感覚しかありませんでした。
でも
家庭は裕福でした
大きな家は友達から羨ましがられました
欲しい物は何でも買ってもらえました。
でも
私は
公園でお父さんとキャッチボールをしてる友達を見ると
父親がいない淋しさをいつも感じていました。
でも私には本当は父親はいます。
忙しすぎて
家に帰ってこないだけです。
自分より仕事の方が大切
そんな風にいつしか父親の事をとらえるようになりました。
TVに映る父は
いつも笑顔で人気者ですが
たまに帰って来たときは
ただ厳しいだけの人間でした
大声で怒鳴ったり
時には暴力を振るいました
ですから私は父が帰ると
いつもビクビクしていました。
私はTVでの笑顔と家に戻った時に見せる顔のギャップに
父親をさげすむようになりました。
そして
やがて憎しみの感情が・・
そしてその憎しみは
復讐心へと変わりました。
どうやったら父親に復讐できるか?
中学生の頃から不良グループの仲間に入りました
で色々と悪さをする訳ですが
せっかく頑張って不良になったのに
父親にはその事が伝わりません
と言うより
父親は私の存在を忘れてるのかも知れません。
やがて
高校に入りました。
内申書が悪いにも関わらず
有名高校に入学
父親の顔とお金のおかげです。
高校になっても復讐を企てました。
相変わらず不良グループは心のよりどころ
その仲間たちと
万引きを繰り返しました
そして
警察沙汰
これで有名高校は退学になるはずでした
ところが
信じられない事にこの時もお咎めなし。
父親の力が働いたのは間違いありません。
こうなれば
半端な事では父親に復讐できません。
そこで
しっかり作戦を立てました。
ここまでの失敗は
自分が未成年のため
名前が公表されないからです。
ですから復讐は成人になるまで待つ事にしました
ではどうやって?
大きな罪はなるべく背負いたくありません。
軽い犯罪で
父親に大きなダメージを与える
そのためには?
作戦は決まりました
父親の出演するTV局に入る事からスタートです。
で決行の条件は?
まずその局で経験を積み肩書が付くまで待つ
そして数年後
その時期がきました
が
ここで迷います
私が復讐を行えば
大好きな母親が苦しむ
この思いが
実行の妨げとなります。
母親を苦しめてまではできない
そう思いかけた頃
母親が亡くなりました。
もう迷う事はありません。
決行です。
酔っぱらって倒れてる人から財布を抜き取りました。
そして
わざと防犯カメラがあるコンビニのATMで
盗んだカードで
暗証番号は知らないのにお金を引き出すそぶりをする・・
作戦は見事に的中しました
軽い犯罪にも関わらず
マスコミは大騒ぎです。
そして
私は警察で数日取り調べを受けましたが
すぐに釈放
会社は解雇となりますが
父親のおかげで一生食べていけるだけのお金はあります。
昨日
自宅のリビングでTVを付けました。
父親の番組降板のニュースが流れました。
やっと
私の復讐が完了しました・・
しかし父親は懲りない男です
これまで父親らしい事は何もしなかかったのに
謝罪会見では父親の責任を連発してました。
親子の情なんて言ってましたが
そんなもの元々ありません。
私は
ただ
父親がTVカメラの前で頭を下げてるのを見て
自分の復讐の達成感に満足していました。
父親のみじめな姿を見ながら飲む酒
美味かった
どうやら酒好きだけが
父親と私の由一の共通点のようです。
なんてね
みのもんた降板のニュースで
ここまで私の妄想は膨らみます
精神科の範疇かも知れません
何?
暇なのか? って
図星です
台風のおかげで
昨日はお客様が全く来ません。
今日は天気なったので
妄想してる暇はないと思いますが・・・
中学生の頃 大きく分けて学校にはふたつの力の集団がありました。 ひとつは いわゆる不良グループです。 勉強よりケンカの強さが順位を決める そんな世界です。 もうひとつは 生徒会活動を中心にした いわゆる優秀な生徒たちの集団です。 この二つの集団の属性は 実は中学だけではありません 一生ついて回ります。 私たちの年齢になると 中学の頃の友人たちとよく会うようになりますが その中心は生徒会型の人達です。 不良型はほとんどが行方不明です。 私自身は 中学の時には不良でもありませんし 生徒会型でもありませんでした。 でもどちらかと言うと友人は不良型が多かったですね。 生徒会型で由一親しかったのは 生徒会長になった男です。 人間的にも素晴らしい男ですが 私の親戚でもあります。 今でも大切な親友です。 で中学までの友人は不良型でしたが 高校は運動部で過ごしましたし 中学の時にいたような強烈な不良は皆退学になりましたので 不良の友人はいなくなりました。 不良の友人もいませんが 生徒会の活動をするような友人もいませんでした。 で大学に進学した訳ですが 大学になると そこにいるのは皆生徒会型の友人ばかりです。 今でも大学時代の友人は 生徒会長経験者がたくさんいます。 この不良型のタイプと 生徒会型のタイプ 両方深く付き合った経験が 私の人生に大きくプラスになっています。 と言うより 不動産の仕事の上で大変プラスになってる訳です。 私は先ほど 中学の時のカテゴリーは一生続くと言いましたが それはお客様を見て分かるのです。 暴走族から弁護士になった人がマスコミで活躍していますが 活躍してるのは 珍しいからです。 ですから 不良が優秀になる人ももちろんいますが 大半は厳しい人生を歩む訳です。 逆に エリートが事件を起こすとニュースになりますが こちらも珍しいからニュースになる訳です 優秀な人の大半は安定した人生を歩みます。 こんな感じで 中学の属性が 一生の属性になる人も多い訳です。 で 私が自分の経歴が不動産業にとって有利に働いてるって言うのは 私たちはその両方のカテゴリーを扱う訳です。 その事が いずれの世界も知ってる私は運が良かったと思ってる訳です。 実は不動産屋の経営者も この二つのカテゴゴリーがいます。 昔不良だった なんて人も多いのがこの世界ですし 逆に 優秀な生徒会系の社長さんもいます。 いずれもタイプも成功してる人がたくさんいますから どっちが良くてどっちが悪い なんて言えませんね が 失敗してる人ははっきり分かりますよね 一言で言えば 地を通すとヤバイと思います。 不良系の社長さんは それを表に出すと 大体潰れます。 自分が昔ワルであれば ひたすらその事を封印する このタイプが成功します。 また生徒会系の社長さん これも理屈ばっかりで経営しようとするとうまく行きません。 人の心を扱う仕事です。 理屈だけで解決できるほど甘くはありません。 ですから 自分が不良系であれば 極力生徒会系を装い また自分が生徒会系であれば 脅迫してくる人に対しては 強く出る こんな根性も意識してつけなければなりません。 これができないと この世界では生きていけない訳です。 そんな感じで 自分自身がどのタイプかしっかり理解して すこし立ち位置を調整しなければならない訳です。 この話 会社だけの事ではありませんね 国の指導者も その指導者に上り詰めた過程で はっきり分かれます。 民主主義は生徒会と一緒ですから 基本的には言葉が上手な人が勝ちます が 独裁国家 これは不良グループと一緒で 強い者がのぼりつめます。 ですから 国際社会は 番長と生徒会長が入り乱れる そんな世界でもあります。 中国などの独裁政権は ケンカでのし上がってきています。 しかしアメリカや日本は選挙で代表を選びます この違いが 特に今の時期 顕著に見て取れます。 大国の指導者でありながら どうもオバマは中国や北朝鮮の指導者と比べるとひ弱に見えます。 阿部総理も一緒です。 ですから 指導者同士であれば 私たち自由主義の陣営の敗北感を感じるのですが 実際には 番長グループも番長一人がケンカする訳ではありません グループの数が多いかどうか? これによって不良グループの立場が決まる訳です。 私たち国の人間も同じです。 最終的にその力を決するのは 国民です。 抑圧された国家の国民と 私たち自由な国の国民は その国に対する思いが 全く違うはずです ですから いざとなれば 私は日本が他国に蹂躙される事はないと思っています。 国の勝ち負けは 指導者の強さで決まる訳ではありません 国民が その国のシステムに満足できるかどうか? それによって決まる訳です。 そんな事を意識して 私は会社も経営しています。 長く企業が生き残るには 社員一人一人がこの会社を守りたいと思う気持ちの強さ それによって決まると思っています。 さて その目標までもう少し・・ 達成できるでしょうか? |
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イラク戦争あたりから
戦争の映像が随分見れるようになりましたね
私たちは安全な場所で他人事のように見ていますが
それを撮影した人達はまさに命がけで
本当にその勇気には頭が下がります。
シリアで亡くなった山本美香さんは大きく報じられましたが
私たちが見る映像を撮影した人達も
たくさん命を落としてるものと思われます。
この命がけで戦場に向かうジャーナリストたち
お金も儲けの人もいるでしょうが
当事者の言葉で一番よく耳にするのが
“戦場の悲惨さを世界に伝えたい”
って言葉ですよね。
では何のために伝えたいのか?
娯楽のため?
ではないですよね
こんな悲惨な戦争を起こさないためです。
ですから私たちは
その勇気あるジャーナリスト達が伝えたい事を
しっかり受け止める
これが大切だと思う訳です。
私自身は
沖縄戦の悲惨もたくさん耳にしましたので
とにかく戦争は大反対です。
しかし
この戦争の映像は
悲惨さだけでなく
色んな事を私たちに教えてくれます。
そして
その中には
ビジネスに大きな参考となる
そんな部分もたくさん含んでいます。
世界の軍事大国アメリカですが
このアメリカが起こす戦争を見ると
せいぜい勝利と言えるのは朝鮮動乱までですね。
政権を倒すと言う意味では
アフガニスタンもイラクも成功しましたが
治安の安定を見る事無く撤退します。
タリバンもアルカイダも健在なままです。
って事は
たくさんのアメリカの若者たちの命を失ったにもかかわらず
結局元の状態に戻る
そんな結果になる可能性が高いのです。
最強の軍隊と
大金を費やしても
その戦争の対象が相手国の正規軍であれば勝利しますが
小銃を持ってあっちこっち駆け巡る武装集団は根絶できない訳です。
これが
私たちに生きる道を示してくれる訳です。
よく大手資本には対抗できない
なんて嘆く人がいますが
それは敗者の言い訳です。
むしろこんな時代は
大きな会社より小さな会社
私はその方が生き残れると感じています。
正し
大手と同じ事をしていては生き残れませんね
大手ができない事を私たちがやるから生き残れる訳です。
それが何なのか?
社員には徹底的に染み込ませていますが
ブログでは書けません
当社の生命線です。
が
そのために大切な事
これは二つです。
一つは準備です。
具体的に顧客と商談する前に
データーと知識の収集
これをしっかり行なうことです。
まずこれができなければ戦になりません。
そしてもう一つ
データーと知識が備わったら
あとは戦略です。
この戦略で成否がきまります。
つまり
よく考えれば
ビジネスの世界も
戦争と全く一緒だって事です。
私たちは
戦車も戦闘機も持てませんが
小銃だけで敵に勝つ
この一見不可能な事を実現する
ここに仕事の醍醐味を見つけましょうって事です。
これから
もう少し仕事を楽しみたいと思っています。
当社の事を
ゲリラハウジング
なんて読んでる同業者があるようですが
私にとっては
まさにゲリラ戦しか生き残る術はありませんから
的を得た表現だと感心しています。
人の体は空しいものです。 どんなにスポーツジムで鍛えても 普通の人は100kg位までしか持ち上げられないでしょうし どんなに走って練習しても100M走るのに10秒かかります。 オリンピックでは皆一流選手に感動しますが これが実はしょせん同じ人間同士では 世界記録保持者と一般人でも 思うほどの大差がないって事です。 100Mの世界では 世界記録からたった2秒の間には 無数の人間がいますからね 同じ人間同士 実はどんぐりの背比べ 今はこれを意識して生きています。 つまり 私達は実はたいした事がないのに 錯覚に陥ってる事が多いって事です。 若い頃はそれが分からず 随分無駄に時間を過ごしたように思います。 具体的には成功思考が強く 訳の分からないまま体力の限り接待やらなんやらで ただただ考える事無く行動していました。 たくさん高い食べ物を食べ 頻繁にきれいな女性のいる店に行き そして優越感とか自己満足に浸っていたように思います。 今人生をやりなおせるとしたら 絶対に歩まない道です。 すべて錯覚だったって今は分かってますからね 高いお金を払って食べた料理がおいしいと思っていましたが よく考えると 私の貧弱な味覚が理解できたはずがありません きれいな女性たちに囲まれて飲んでましたが 今にして思うと相手はお金のためにこちらを持ち上げてただけで 内心はバカにしてただろうと思います。 半世紀以上も生きてきました。 体力は自信がありましたが さすがにここに来て衰えを感じます。 ゴルフの飛距離も落ちました。 酒も全盛時の5分の1くらいしか飲めません。 しかし今はこの体力の衰え いやではありません。 体力が落ちると 明らかに私自身は謙虚になってるのが分かるのです。 自分に自信があれば人を見下しますが その自信がなくなれば人を敬うようになります 私の場合は 体力の衰えが 自分自身の心に変化を与えてるのがはっきり分かるのです。 ゴルフで飛ばす若い人を見ると 嬉しくなります。 年下の経営者が業績を伸ばしてるの見ると 尊敬の念が湧いて来ます 競争心は全く湧きません。 競争心が湧かなければ嫉妬もありません。 こんな感じで 若い頃は思いもしませんでしたが 老いると 自分の外見は目を背けたくなりますが 内面はむしろ好きになって行きます。 で 私はそんな感じなんですが 私が接する人たちは まるで 人生が永遠に続くかのように ガンガン精力的に生きる人も多いですね。 私より年上なのに 頻繁に物件を求めて電話してくる人もいます。 また先日飲んだ方は 私より一回り以上年上なのに 年に100回くらいラウンドして 夜はほとんど毎晩外で飲み歩いてる そんな話をしていました。 すごい話ですが 本人も自慢してましたからそれが誇りなんだろうと思います。 が 私は その方が 飲んでる最中に居眠りをしてるのを見て この方は楽しいと思い込んでますが 錯覚だって確信しました。 人間は常に内面と対話しないと 楽しいと思い込んで 実は辛い事をしてる なんてのはたくさんあります。 先日孫が出来たお年寄りが言ってました。 川端さんね はい 孫は本当に良いよ みなさんそう言いますよね。 孫は生まれただけで喜びを与えてくれるんだ そう聞いてます。 で遊びに来るとこれがまた嬉しんだ でしょうね で遊びに来たら帰るだろう? ですね これが不思議な事に ・・・・・ 孫が帰るとこれまた嬉しいんだ ・・・・・ 意味が分かる? はいなんとなく だそうです。 とにかく 何が楽しいか楽しくないか 先入観にとらわれず しっかり考えて もうムダな時間を過ごすべきではない 私はそう思ってます。 ですから 金儲けは その目を曇らせますから もうそろそろ卒業したい訳です。 |
Maverick って言葉 小泉首相の形容詞としてよく英字新聞に登場していましたね。 一匹オオカミって意味です。 オオカミは群れをつくる動物ですから Maverick は異端児って事になります。 大半のオオカミは群れの秩序を守り生きてる訳です。 一匹オオカミは厳しい生活となります。 自分だけで獲物を仕留めなければならず メスとの交尾の機会も失われ 子孫を残す事ができません。 一方群れの中で暮らすオオカミは 効率よく獲物が取れ 一匹オオカミより長い間生きるそうです。 子孫も残す事になります。 人間もオオカミと一緒で群れを作り生きています。 そして その人間社会も 大多数の群れの秩序を守って生きてく人たちと 小泉首相のように 回りに流されずに 自分の意思を貫く人がいる訳です。 これ 一方が正しくて 一方が悪い なんて単純な話ではありません。 多分私たち人間の進化の中では 両方が必要なんです。 ですから 社会にはこの2種類の人間が混在して存在する訳です。 これを理解すると 人との争いを減らす事ができます。 つまり 一匹オオカミ型とひつじ型 これは元来一緒に暮らすのは困難な訳です。 にも関わらず お互い一緒の環境で生きようとするから 争いが絶えない訳です。 でこの二つのタイプの区別 他人をそうやって分けるのも大切ですが それ以上に大切なのは 自分自身の属性を知る事です。 そして その属性が分ったら その自分の属性のメリットだけでなく デメリットもしっかり受け入れる その覚悟が必要だって事です。 具体的には 一匹オオカミ型は日常生活は不自由な人生を送りますが 基本的には他人からの束縛がありませんから 心は自由です。 私の中でこのタイプの典型は 私の父です。 人の言う事を聞かず 自分勝手な人生でした。 本人はいつも 好きな時仕事をして 好きな時に食べ 好きな時に寝て 最高の人生だって言ってました。 が その対価として その人生の大半を サトウキビ畑の中で一人で過ごした訳です。 これが 人に束縛されない人が避けられない厳しさな訳です。 で この反対のタイプ 羊のように群れで大人しく生きる この生き方を選択すれば 無難な人生となりますが 逆に自分の意志は極力抑えなければなりません。 会社であれば たとえ上司が嫌いでも その気持ちを表に出さず 耐えて生きる訳です。 これが群れで生きる事のデメリットです。 で 私が争いの原因だと言うのは たとえば 一匹オオカミ型が群れに入って来たときです。 群れの中で その秩序を守らず 好き勝手をすれば 当然群れから追い出される事になります。 会社で言えば ルールを守らず 好き勝手 なんて事は許されません 当然解雇となります。 当社でも昔そのタイプの人間がいて 残念ながら辞めてもらいました。 私はその人間そのものは好きでしたので 今でも残念に思う事があります。 まさに 居るべきでない場所に入ってきたための不幸です。 こんな感じで 自分が一匹オオカミ型で しかもその生き方を変えないのであれば 絶対に群れに入るべきではありません 厳しい道ですが そのタイプは会社勤めではなく 自分一人で生きる道を歩むべきなんです。 私の父に限らず 私の村で農業をしてる人達は 大体そのタイプです。 自分の意志を貫きますから お互い道であっても口を聞かない なんてシーンもよく見られます。 で人の話はともかく 私は? 私は自分のカテゴリーははっきりしています。 一匹オオカミ型です。 では何で会社をやってるの? 一匹オオカミ型は 自分が群れの頂点に立てば 生きる事ができる訳です。 ですから 私は小さいながらも 自分の群れを作った訳です。 まあしかし だからと言って 楽な道ではありませんよ かなり厳しい道です。 ですから 私は今度生まれ変わったら 父と同じように サトウキビ畑で生きたい そんな風にも考えています。 いずれにしても 大多数の人間が 群れで生きてる訳ですから 多数派は間違いなくひつじ型です。 って事は それが理想な生き方だとも言えます。 自分が群れで生きる運命だと分れば 自分の気持ちを抑えて 群れの秩序を守る その意識も強くなるはずです。 不幸なのは 群れから出る気概もないのに 安全な場所でプチ反逆者を装う事です。 よくリタイアした人が “俺は会社の中では異端児で社長にも逆らってたから” なんて言う人がいますが 私たち本物の一匹オオカミ型から見れば ただ 人物が小さく見えるだけです。 |
人間は脳が発達して理屈を作り出しました。
そして
社会生活はその理屈を基盤に営まれます。
がこの理屈
実は極めて不安定な概念です。
これが私たちを苦しめる訳です。
具体的には
理屈は固定的普遍的に存在するものではありません
人間が人間の都合で作った物です。
これが大変やっかいなんです。
人間は争いになると
お互い自分の方に理があると主張して
相手を納得させようとします。
ところが相手は
自分なりの理屈を組み立て
それを武器に反撃する訳です。
絶対的な正しい理屈があれば
こんな事にはなりませんが
それが存在しないために
人間の世は争いが絶えない訳です。
でこの絶対的な理が存在しないのがお互い分かっていれば
どこかで落としどころを見つける事もできますが
これが分からず
心底自分が正しいと思い込んでる人は
妥協しませんから
行くとことんまで行く事になります。
つまり裁判です。
裁判は最悪の結果です。
お互い時間とお金をかけて
結局儲かったのは弁護士だけ
って事にもなりかねません。
頑固な人は裁判で負けても納得しません。
不当判決って言葉で
裁判所が間違ってると主張します。
こうなると
またまたお金をかけて強制執行って事になります。
お互い傷が深くなる一方です。
こんな感じで
人間
自分の正義を疑わない人ほどやっかいです。
ですから
私はこのタイプは極力関わらないようにします。
これが
自分の身を守る一番の手段です。
しかし
これがお客様となるとそうはいきません。
客を選べるほど私の会社は立派ではありません
ですから
地雷を踏まないように
そ~っと そ~っと
当たり障りのないように付き合う事になります。
そんなお客様がいました。
娘さんしばらく見てませんが成人しましたよね。
成人どころか三十路を過ぎたよ
もうそんなになりますか?で結婚しましたか?
したんじゃないかな?
そんな他人事みたいに・・今どちらに?
知らね
何かあったんですか?
親子の縁は切った
どうして?
男と付き合ったから
それだけで?
俺は付き合うなら付き合うで構わなないけどまず親の所に挨拶に来るのが常識だって言ったんだ
挨拶こなかったんですか?
来たよ
で彼氏になんて?
言われてから挨拶にくるような人間とは付き合わせないって言った
そしたら?
分かりましたって
それだけですか?
それで帰って行った
で?娘さんは?
その後、家を出て行ってそれっきり・・
全く連絡がないんですか?
女房とは連絡取ってるらしいが
俺には全く連絡がない
それより川端さん俺間違ってるか?
・・・・・
川端さんもきっと俺と同じ事したと思うんだ
・・・・・
違うか?
・・・・・・
間違ってないよな?
・・・・・
筋が通らない話を飲めるか?
・・・・・
こんな感じで延々と
沈黙で乗り切りました。
このタイプ
こちらが説教じみた話をすると
数倍の言葉が返ってきますからね
最後は気まずくなってオシマイです。
雄弁は銀
沈黙は金
これからは
密かに金メダリストを目指しています。
私たち人間が増えたのは
狩猟採取生活から農耕生活に移り
食料が安定的に確保できるようになったため
なんて教わりましたが
その後も農業の進歩と人口の増加は相関関係が続いていますね。
沖縄では元来10万人程度の食糧しか生産できなかったのが
サツマ芋が入ると
一気に3倍の人口
30万人分の食糧が生み出せるようになったそうです。
沖縄は島国ですから
その人口増加は大した発展にはつながらなかったようですが
大陸であれば、強大になれば隣国に侵攻できたでしょうから
食料の増産に成功すると
その民族の繁栄に直結したんでしょうね。
そんな訳で
私たち人間は農耕の始まりと共に
この農耕の技術を発展させ続けた訳です。
私が生まれてからでも
沖縄の農業は飛躍的に変わりました。
私は子供の頃農業は大嫌いでしたが
今、機械の上で楽しそうにしてる兄の姿を見ると
羨ましくなります。
そんな訳で
人類が総がかりで何千年も発展させてきた農業
もう完成の時期に来てる?
なんて考えそうですが
こないだワシントンポストの記事で面白い話がありました。
アメリカのブルーベリー農家やアーモンドの栽培をしてる方達の話です。
農薬が嫌悪される時代になった今
最大の問題点は鳥害だそうです。
つまり
せっかく育てた大切な作物を鳥が食べてしまう訳です。
この問題
多分人間が農耕を始めた頃から世界各地の共通の悩みですよね。
私が子供の頃はスズメがせっかく作ったコメを食べてしまうため
案山子を立てたり
干した作物は
竹を持って一日中鳥を追い払うお年寄りがいました。
そんな訳で
アメリカの農家もその鳥害に頭を痛めてる訳です。
で
何をしてるかと言うと
キラキラ光る風船を畑にたくさんつるしたり
また大きなスピカーで鳥が嫌う音を出したり
そして空砲を撃ったり
プロパンガスで大きな爆発音を出したり
大変な努力をしてるそうです。
こんなに莫大な費用と手間をかけても
結局20%は鳥に食べられてしまうそうです。
大変ですよね
しかしこれだけ科学技術が発達しても
克服できない難問だとも言える訳です。
ところが・・
ワシントンポストの記事によると
画期的な害鳥撃退法が見つかったそうです。
そしてそれにより
20%も鳥に食べられてたのに
その被害がたったの5%に激減したそうです。
しかもその方法
今までの方法に比べると
騒音もなく
しかも費用もかからない
そんな良いトコだらけの方法です。
何だと思います?
答えはハヤブサだそうです。
しかもたったの5羽
このハヤブサを飼い慣らして
農地の上を飛ばすだけで
スズメだとかむく鳥は近寄ってこないそうです。
つまり穀物を食べる小さな鳥は
本能の中に
捕食者であるハヤブサを見たら逃げる
この命令が組み込まれてる訳です。
この話
本当に驚きですよね
こんな原始的な方法が
機械を駆使した方法よりはるかに効果がある訳です。
驚きましたが
この事から
私たち人間の欠点がよく見えますよね。
つまり
科学技術を盲信する事により
思考が停止する訳です。
この思考停止により
実はムダで非効率な事を行う
これが人間の欠点です。
以前このブログにも書き込みがありましたが
洗濯物も1~2枚であれば
手で洗った方がはるかに簡単ですが
果たしてそれに気付いてる人が何人いるでしょうか?
ほんの数分で完了するのに
わざわざ洗濯機を回して
1時間も時間をムダにする
そんな人ゴソゴソいますよね。
とにかく言いたい事は
私たちは最新の商品が次から次へと押し寄せる時代に生きていますが
少し考えると
その新製品の大半が
不要だったり
あるいは逆に不便だったりする訳です。
こんな時代だからこそ
原点回帰
これを心掛ければ
逆にビジネスチャンスも増えるように思う訳です。
売却予定の土地を 隣地の人が購入すると言ってから一年 やっとこぎつけた契約日はピンポイントで巨大台風が襲う そんな不運に見舞われながらも なんとか契約を始めました。 しかし私が重要事項の説明を始めると 買主はまともに聞かずに とにかく契約を急がせます そこで理由を尋ねました。 何でそんなに急ぐんですか? 実は家が大変な事になってるんだ 台風のせいですか? そうだ どんな感じですか? 水が上がって床下まで来てる そうなんですか そりゃ大変ですね だから今靴やなんやら すべてリビングに上げてある状態なんだ それで急いでる訳ですね そうだ でこの土地はどんな感じですか もちろん水に浸かってるよ げっそうなんですか 今日のその辺りの光景はな はい 回りの田んぼと見分けがつかないんだ ・・・・ 田んぼも道もみんな水に浸かってるから まるで大きな湖みたいになってる つまり 私の家は湖の中にポツンと浮いてるって感じだ ・・・・・ あの少し聞かせて下さい 何だ? 今契約してる土地も水没してるんですよね もちろん湖の底だ 私が1年前 最初にお宅に伺った時に水害の事を聞いたら 全く心配ないって言われたの覚えてます? 言ったかも知れない でも今は湖の底? あのね私は子供の頃からあの土地に住んで60年以上になるがこんな事は初めてなんだよ そうですか・・・ おれも驚いた で、この土地も湖の底なんですよね そうだよ それでもお買いになりますか? まあ隣地だからね・・早く契約進めて 分かりました それとあんたさっきこの台風の事、運が悪かったって言ったよね はい何もこの日のこの時間帯に来なくても良かったと思ってます それ逆だよ えっ? あんた運が良いんだよ ???? もしこの台風が来る前に他の人に売ってたらどうなったと思う? げっ 売った土地が水没したらアンタ大変な事になるよ おっしゃる通りです 俺だってもし買ったあと水没したら文句言ったよ ・・・・ でも俺は水没状態で買う訳だから文句は言えない ・・・・ な? あんた運が良かっただろう? おっしゃる通りです有難うございました。 こんな感じで契約は無事終了しましたが このお客様の言葉で 人生観がガラっと変わりましたね。 確かに人生不運だと思ってた事が実は幸運 なんて事はごそごそあります。 同じ出来事でも不運ととらえれば不運ですし 幸運ととらえれば幸運なんです。 つまり すべては心掛け次第って訳です。 朝4時半から台風の中やってきましたが 最後は大きな収穫があった そんな感じでした が 私はこれから帰らなければなりません 台風は去りましたが渋滞は続いてると思われます。 最後に買主が 朝早くから私のわがままで大変な思いをさせたね いえ 帰るのも大変だから良かったらウチに泊まって片付け手伝うか? ありがとうございます。でも大丈夫です 居眠りして事故を起こしたら大変だよ 大丈夫です覚せい剤を飲んで行きますから えっ? いまあんた覚せい剤って言った はい そんなもん持ってんの? はい どこで手に入れた? 薬局で普通に売ってますよ はあそんなバカな話ないだろう 売ってますよ 今それはどこにある? 私のポケットの中です。 じゃそれ見せて見ろ はいこれです って私がポケットから取り出すと なんだこりゃ 単なる眠気覚ましじゃないか? 眠気覚ましって事は覚せい剤ですよね あんた覚せい剤ってのは麻薬 シャブの事だよ あっ! 私、睡眠不足なのに頑張って なんとか無事契約まで終えましたが 緊張して気付きませんでしたが どうやら脳の機能は大幅に低下してるようです。 まさか眠気覚ましと覚せい剤がごちゃまぜになってるとは・・ でもシャブは粉ないし液体ですよね 覚せい剤っておかしくないですか? 剤ってのはタブレットを意味するでは? ん? 違うかな 昔は栄養ドリンクを栄養剤って言ってたような気も・・・ 多分私の勘違い・・ 疲れてネットで調べる気力もありません とにかく ヘトヘトに疲れ切った一日だったって訳です。 暗い内に家を出て 戻ってきたらまた暗くなってました。 社員の皆さん読んでますか? 私今晩ホールインワン記念日で 祝いのワインを1本空けますので もし明日会社に出て来なかったら 代休扱いでお願いします |
台風の中
契約のために150kmも先の場所に向かったのは
この日を逃すと
この契約が流れる
その可能性が高かったからです。
実は今回の買主
自営業で超多忙
しかもこの土地は役所の許可も必要なため
最初に話が出てから
もう一年近く経過しています。
そんな中やっとかっとここまでこぎつけましたが
何と言う不運でしょうか?
あろう事か
その日その時間その場所に
10年ぶりの強力台風がピンポイントでやってきたのです。
この確率は
私のホールインワンと同じ位に低い確率です。
そう言えば
私のホールインワンも今ぐらいの時期でしたね
調べて見ましょう
・・・・
2年前の10月19日ですね
って事は明日ですね。
私があの
219ヤードのホールインワンを決めたのは・・
皆さん覚えてます?
とにかく明日は記念日
今日は高いワインを買って帰りましょう。
おっといけない
また自慢話になってしまいました・
悪いクセです。
話を元に戻しましょう。
とにかく
1年近くかかってやっと設定した契約
そんな理由から
台風の接近は分かってましたが
私はあえて強行する事を選んだのです。
しかし現地までの距離が50kmになってから
車は立ち往生
全く動かなくなりました。
さすがに契約は諦めるしかありません。
ここまでの苦労は水泡に帰しますが
これも運命
仕方がありません。
買主は今日の契約が流れれば
もう買わないと言ってましたので
覚悟を決めて電話を入れました。
大変申し訳ありませんが
あと50kmの所で車が全く動かなくなりました。
で?
ですから今日は中止と言う事で
何言ってんの頑張って来なさいよ
でもお客様は8時半までに来なければ契約を流すっておっしゃいましたよね
言ったよ
8時半どころかいつ到着するかメドが立ちません。
構わないから待ってる
えっ?良いんですか?
私が時間通り来ないと契約を流すと言ったのは私も仕事の予定があるからだ
・・・・・
でもこの台風で私の得意先も全部アウト、だから今日は1日中暇になった
・・・・
だからどんなに時間がかかっても必ず来い
あの
何だ?
この渋滞半端じゃないんです
分かってるよ
ですから一旦今日は戻りまた後日出直してはだめですか?
ダメだ何時になってもいいから必ず来い
・・・・・
私がこんなに暇な日はもう永遠にないかも知れないぞ
分かりました向います。
で
そのまま運転を続けました
途中水没地帯が何か所もあり
また狭い場所では倒木をよけたりなんかしながら
なんとか昼過ぎに到着しました。
5月に買ったばかりの新車は
もう散々泥水につかりました
表面はもちろんオフロードの耐久レースを終えた車のように泥だらけですが
もしかしたら
他の部分も壊れたかもしれません
タイヤの辺りから
何か異常な音がします。
大金を出して買ったのに・・
とにかく大変な思いをして到着して
何とか司法書士の事務所で
契約と決済を同時に行う事にしました。
登記関係の書類は司法書士に先に渡し
私は同時に契約の手続きに入りました。
気難しそうな買主を前に
手順通りいつもの重要事項説明から入ります。
では宅地建物業法35条の第2項に基づき重要事項の説明をさせていただきます。
説明?
はい
何の?
今回売買する土地について
何で?
あとあと問題にならないように
あのねその土地の事は私はあなたよりはるかに良く知ってるんだよ
それは分かってます
だから説明なんか要らないよ
そういう訳には
何で?
ですから私たち法律で義務づけられてますから
じゃお宅の立場は分かった
でも私は急いでるし説明もいらない
だからサインはするから説明は省略して
それはできません、急ぎますので聞いて下さい。
5分以内で済ませられる?
頑張ります。
実はこの買主がそう言うのは理解できます。
実は買主は
物件の隣の方です。
1年前に私が売却準備の一環で調査のために伺うと
隣に知らない人が来ると困るから自分が買う
そう言い出したのがスタートです。
が
その後色々あって
契約まで1年近くも経ってしまいました。
その買主は
その土地に子供の頃から住んでますので
土地そのものは良く知ってます。
法的な制限もよく理解しています。
ですから私の説明は要らないと言ってる訳です。
でも私は説明をしないで契約をすると
役人の皆さまにお叱りを受けますので
無理やり説明を始めた訳です。
でも
私が少し話すたびに言葉を遮り
それは分ってるから次
なんて急ぐものですから
私も少しプチッ
となって一言尋ねました
先ほど私が電話した時今日は仕事が出来ないから暇だとおっしゃいましたよね
言ったよ
何でそんなに急ぐんですか?
今日は仕事はないが
家でやる事がたくさんあるんだ?
何ですかそれは?
すると買主がとんでもない事を話始めました。
私の自慢話を挿入したために長くなりました。
続きはまた明日
昨日の台風 これまでのペースでいけば十分間に合うはずでした。 |