駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

決断の自由を増やす経営を心がけています。

2013年07月31日 | 社内事情
プール付の世界一豪華なホテル 
 
一度で良いから泊まってみたいですよね 
 
しかし 
 
一度だけならダメだが 
 
一生そのホテルから一歩も出る事なく暮らすのであればOK 
 
なんて言われたらアナタはどうします? 
 
まあ普通の人間なら断りますよね 
 
いくら豪華なホテルであっても 
 
そこから一歩も出る事ができなければ 
 
刑務所と同じです。 
 
では 
 
豪華なホテルがどうして刑務所と一緒なんでしょう? 
 
それはもちろん自由がないからです。 
 
つまり人間は 
 
自由が伴って初めて 
 
豪華ホテルの意味がある訳です。 
 
人間だけではありません 
 
ある番組で言ってましたが 
 
動物も自由がない生活は耐えられないそうです。 
 
どうしてそれが分かるかと言うと 
 
動物園の動物 
 
これ檻から出して 
 
塀を取り除くと 
 
逃げて帰ってこないそうです。 
 
動物園は 
 
食べ物は保証され 
 
捕食者から襲われる恐怖はなく 
 
快適なはずですが 
 
皆逃げ出してしまう訳です。 
 
つまり豪華ホテルで一生を過ごす人間の苦痛と全く一緒だって事です。 
 
ペットの動物も 
 
人間に飼われていれば 
 
快適な環境で食べ物が保証されていますが 
 
少しドアを開けた途端に逃げ出して 
 
もう戻ってこない 
 
なんて話がたくさんあるのがネットで分かります。 
 
つまり 
 
自由は 
 
動物にとっても 
 
エサを採れない危険とか 
 
あるいは捕食者に襲われる危険とか 
 
それを冒しても 
 
失いたくない大切なものだって事です。 
 
ましてや 
 
自由を奪われる事は人間にとっては 
 
生きる意味さえなくなる訳です。 
 
では 
 
人間が奪われる自由とは? 
 
刑務所や北朝鮮のような世界? 
 
実はそこまで極端でなくても 
 
社会生活では 
 
自分の思い通りにならない事ばかりです 
 
ですから 
 
完全に自由な生活なんてのは 
 
現代の人間社会ではありえません。 
 
山奥で一人で暮らせば自由ですが、 
 
孤独と不便さに耐えなければなりません。 
 
しかし 
 
自由は生きる上で欠かせない・・ 
 
まあ私たちが追求できるのは 
 
完全自由ではありませんね 
 
自由の割合を大きくするって事です。 
 
しかし 
 
野生動物と同じで 
 
基本的に自由は 
 
苦難を伴います。 
 
つまり 
 
自由の度合いを大きくすれば 
 
苦難も増えるって訳です。 
 
私自身も 
 
自由を求めて独立しましたが 
 
かなり厳しい人生でした。 
 
しかし 
 
もう少し突っ込んで自由を考えると 
 
苦しみを伴わずに 
 
自由の幅を広げる事もできます。 
 
自由とは何でしょう? 
 
突き詰めれば自分で決断するって事ですよね。 
 
豪華ホテルも苦痛になるのは 
 
そこから出る決断を奪われてるからです。 
 
動物園の動物も 
 
もし檻も塀も無く 
 
好きな時に出入りできる環境であれば 
 
皆戻ってくるはずです。 
 
戻ってこないのは 
 
また自由を奪われると思ってるからです。 
 
 
そうやって自由=決断の自由 
 
なんて考えると 
 
例えば会社 
 
これを 
 
社員に決断を委ねる部分を多くすると 
 
会社生活の質は大いに違う訳です。 
 
 
私が 
 
会社の信念はしっかり伝えて 
 
それから逸脱しない範囲であれば 
 
極力社員の意志を尊重する 
 
そんな経営を続けてるのは 
 
まさにそのためです。 
 
 
当社の看板が 
 
各店舗統一されてないのも 
 
そのデザインをそれぞれの店舗に任せてるからです。 
 
そんな感じで 
 
私は細かい業務に口をはさまないのは 
 
決断の自由の幅の広さが 
 
会社生活の質の向上 
 
そう信じてるからなんです。 
 
 
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人は力では動かない・・心で動く

2013年07月30日 | 社内事情

中東和平交渉が3年ぶりに再会された 
 
そんなニュースが流れました 
 
流れましたが 
 
日本人は多分何の関心もない人が大半ですよね 
 
はるか遠くの国の出来事だと言う事が一番の原因だと思いますが 
 
私自身はそのニュースに何の新鮮味も感じないのは 
 
聞き飽きたからです。 
 
なんせこのニュース 
 
私が子供の頃から何度も流れ続けてるのです。 
 
つまり 
 
そんな昔から 
 
アメリカや国連 
 
ヨーロッパやアラブの国々 
 
そして旧ソビエトや今のロシア 
 
世界中が総がかりで頑張っても 
 
いつまで経っても解決できない訳です。 
 
実際イスラエル建国は私の父親の時代に起った事ですが 
 
今の殺し合いは 
 
多分私の子供たちの世代が主役です。 
 
つまり 
 
3代に渡り争いを続け 
 
さらにこの先も延々と続く可能性がある訳です。 
 
この地域の事情はかなり複雑なようですから 
 
私達が簡単に原因を決めつける事はできませんが 
 
いつまでも争いが絶えない理由の一つは 
 
パレスチナの地を武力で奪ったからです。 
 
イスラエル建国は当時のヨーロッパの矛盾解消のために 
 
無理やり行われた訳ですが 
 
そこに住んでて 
 
武力で追い出された人は 
 
いつまでも納得なんかできない訳です。 
 
ですから 
 
延々と殺し合いが続くのです。 
 
中東全体を相手に戦争で勝ったイスラエルは 
 
武力だけでは 
 
国はいつまでたっても平和にはならない 
 
この事を一番強く感じてるはずです。 
 
 
こんな感じで 
 
力で人間を抑えても 
 
その怒りは 
 
心の中では延々と続く 
 
この恐ろしさを 
 
私達人間はしっかり理解したいものです。 
 
最近体罰に対して厳しい空気が流れるようになりましたが 
 
とても良い事だと思います。 
 
被害者だけでなく加害者にとっても良い事です。 
 
暴力で相手を思い通りにしたつもりでも 
 
相手は恐怖で逆らわない訳で 
 
逆に怒りは溜まり続けます。 
 
それに気付かず 
 
“自分が教育してやった” 
 
なんて有頂天になってると 
 
こないだの柔道のコーチのように 
 
ある日突然人生がひっくり返ってしまう訳です。 
 
 
今の時代 
 
会社では暴力はありませんが 
 
会社と言う組織はそもそも 
 
支配と被支配の関係になりやすい場所でもあります。 
 
ですからよほど気を付けないと 
 
暴力と同じ位に 
 
相手の心を怒りで埋める事があります。 
 
その気配りも 
 
経営者としては 
 
大切な要因となります。 
 
当社で言えば 
 
支店から 
 
本店の空気はユルイ 
 
なんて指摘を受けますが 
 
私が 
 
細かい事で叱ってばかりでは 
 
社員にとっては暴力と同じ圧力となりますから 
 
意識して 
 
雰囲気をゆるくしています。 
 
その辺 
 
他店舗の皆さん 
 
少しご理解のほど 
 
よろしくお願いします。 
 
 
人は力では動かせない 
 
心で動く 
 
私の座右の銘です。 

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戦う男たちの禁句

2013年07月29日 | 社内事情

仕事とプライベートの人間関係 
 
決定的に違うところがあります。 
 
それはプライベートでは人間関係を選べますが 
 
仕事では原則的に選べないと言う事です。 
 
友人はけんか別れができます。 
 
しかし会社の同僚や上司は大ゲンカしても翌日また顔を合わせなければいけません。 
 
これをしっかり意識して社員を指導しています。 
 
私は社員同士が議論してる時には原則的には口を挟みません。 
 
しかしある状態になると 
 
私が出て行き叱りつけます。 
 
しかもその叱りつける相手は 
 
正しいとか間違ってるとか 
 
そんな基準ではありません 
 
逆に正しい事を言っているのにそちらを叱り 
 
間違ってる方は一切叱らない 
 
そんなシーンの方が多いと思います。 
 
 
私が社員の言い争いに口を挟むのは 
 
一方がいじけたり、フテ腐れたりした時です。 
 
つまり 
 
会社の中ではこれは絶対に放置してはいけないと思ってるからです。 
 
理由は感情的なしこりを残す人間は 
 
会社では孤立して去る事になるからです。 
 
仕事はある意味スポーツと一緒です。 
 
試合中には監督や選手同士怒号が飛び交います。 
 
しかし試合が終われば 
 
そんな怒鳴り合いはまるでなかったかのように親密な関係に戻る。 
 
これが絶対に必要な訳です。 
 
野球の試合で怠慢プレーを仲間からとがめられて 
 
もしその場でフテ腐れたらどうなるでしょうか? 
 
チームはギクシャクして 
 
もう試合になりませんよね。 
 
これが会社では全く一緒なんです。 
 
ゴルフでは昨年三塚優子が遅延プレーを咎められプッツン 
 
棄権して帰ったなんて事がありましたが 
 
本人の思いとは逆で 
 
誰も同情しないどころか非難の嵐でした 
 
プロ資格も失う可能性がありました。 
 
その後平謝りでなんとか許してもらいましたが 
 
今でも小さくなってプレーしてるように見えます。 
 
 
私達の仕事は 
 
たくさんのお客様のわがままや理不尽な話を 
 
冷静に処理する仕事です。 
 
ですから日頃頭の中はそれでいっぱいです 
 
とても自分のプライドだのなんだの入り込む余地はありません 
 
それが自分の事を少し言われたからと言って感情的になるようでは 
 
もう先は見えています。 
 
ですから私は厳しく指導する訳です。 
 
で 
 
過去に私のこの考え方が理解できずに去って行った人もいますが 
 
私自身はこれは絶対にぶれません。 
 
ですから 
 
社員の皆さんは 
 
私の考え方をしっかり理解して 
 
いじけたりフテ腐ったり 
 
絶対にないようにお願いします。 
 
 
社員同士が言い争ってる時 
 
私が出動するキーワードがあります。 
 
それは 
 
“バカにされた” 
 
なんて言葉を発した時です。 
 
この言葉は 
 
もう敗北宣言と一緒です。 
 
問題を解決する努力も放棄してると思われますし 
 
その人間の能力の低さも露呈する訳です。 
 
戦いにはもう使い物になりません。 
 
ですから 
 
私達競争社会で生きるには 
 
この後ろ向きの発言 
 
放置できない訳です。 
 
 
自分をバカにしてる 
 
なんて思ったら 
 
それを絶対に口に出してはいけません 
 
口に出せば 
 
その途端に 
 
本当に周りはバカにします。 
 
大の男が発する言葉じゃないって事を 
 
しっかり理解しましょう。 

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この仕事は相手を理解する能力が必要です

2013年07月28日 | お客色々
集団で生きる人間 
 
対人関係は人生の質を高めるには大切な要素です。 
 
対人関係が上手く築けない人は 
 
集団で生きる恩恵を十分受けられない事になります 
 
ですから改善できるのであれば 
 
なるべく改善した方が良い訳です。 
 
で私たちの仕事 
 
これは対人関係が苦手 
 
なんて事は許されません 
 
にも関わらず 
 
一定割合でこの世界に入ってきます。 
 
で苦しみ去って行く事になる訳ですが 
 
その中には 
 
頑固で頭が固かったり 
 
あるいは自己中心的だったりと 
 
元来この世界には向かない 
 
なんて人がたくさんいる一方 
 
少し工夫すれば務まった 
 
なんて人もいます。 
 
私が残念なのは 
 
まじめで正義感が強いのが災いして 
 
お客様と上手く関係が築けず 
 
苦しむ営業マンです。 
 
つまり 
 
お客様の中には 
 
ずるい人や卑怯な人 
 
自分勝手な人 
 
そんなたぐいの人がゴソゴソいます。 
 
でそんな人に遭遇するたびに 
 
自分の中の正義感との葛藤で苦しむ訳です。 
 
それが原因で精神的に病んだ人もいます。 
 
そんなタイプの人は 
 
少し考え方を変えるだけで 
 
苦しみから解放され 
 
楽に営業ができる 
 
そう思う訳です。 
 
ですから今日はその事を少し語ってみます。 
 
 
まず正義感が強い人 
 
苦しむのはその正義感を他人に求めるからです。 
 
正義感は自分の中だけに封印するべきです 
 
それを他人に押し付けるのは間違っています。 
 
苦しむ原因はそれです。 
 
何が正しいかは絶対的に存在する訳ではありません。 
 
時代や立場によってコロコロ変わる 
 
これが正義です。 
 
つまり 
 
極めてあやふやな概念なんです。 
 
例えば昔生活保護を受けてる人が 
 
エアコンを買ったとして保護を打ち切られる出来事がありました。 
 
昔はエアコンはぜいたく品でしたから 
 
生活保護の担当者のお役人は 
 
自分の職務をしっかり全うした事になります。 
 
しかし 
 
その保護を打ち切られた人は裁判を起こしました 
 
で 
 
エアコンはぜいたく品とは言えない 
 
そんな判決が出た訳です。 
 
すると途端に 
 
保護を打ち切った担当者は血も涙もない悪人みたいな報道に変わりました。 
 
つまり 
 
少し前までは忠実に職務を遂行する公務員として評価されたのに 
 
今度は極悪人です。 
 
つまり正義が入れ替わった訳です。 
 
こんな感じで正義は入れ替わるのです。 
 
沖縄では戦時中集団自決がありましたが 
 
その際 
 
自分の子供を殺せなかった親は非国民扱いです。 
 
つまり自分の子供を兵隊の足でまといにならないよう殺す事が 
 
正義だった訳です。 
 
また正義は 
 
その立場からも大きく変わります。 
 
ある反社会勢力の幹部から聞いた話ですが 
 
その方は親が事業に失敗し 
 
自分が中学1年の時に蒸発したそうです。 
 
で食べ物に困ってさまよい歩いていると 
 
善良な国民はだれ一人助けてくれなかったそうです。 
 
そんな時に救いの手を差し伸べてくれたのが 
 
暴力団の組長だった訳です。 
 
普通に中学を卒業させてくれたそうです。 
 
つまりその少年にとっては 
 
一般の国民が悪で 
 
暴力団の組長さんが正義って事になります。 
 
そんな感じで 
 
正義は時代と立場によって変わる 
 
この事をしっかり理解したうえでこの仕事に臨めば 
 
自分の心の中の葛藤に苦しめられる事はありません 
 
理不尽な話で大声で怒鳴ってる人も 
 
その人の立場に立てばそうする理由が理解できます。 
 
それが理解できれば 
 
相手を憎む気持ちは薄れます。 
 
 
昔こんな事がありました。 
 
30代の女性が家賃を滞納していました 
 
電話を止められてましたので 
 
直接催促に行くと 
 
ドアを半分だけ開けて 
 
一方的に大声で怒鳴りまくってました。 
 
“こんなボロアパートに家賃なんか払えるかバカタレ” 
 
なんて感じです。 
 
その時、私の目にそのお母さんの後ろに 
 
怯えた表情の3~4歳の女の子が入りました。 
 
その子を見た途端 
 
私はその女性の心が分かりました 
 
ですから私は怒鳴られまくってますが 
 
怒りは全く湧いて来ません 
 
逆に助けたい 
 
そんな気持ちになりました。 
 
私がそのお母さんの心の中に見たのは 
 
自分の子供を守るために 
 
ライオンに立ち向かう動物の母親の姿です。 
 
 
長くなりますの結論に飛びますが 
 
その方は 
 
私が生活保護の申請を手伝い 
 
その後の生活が成り立つようにしました 
 
そして他のアパートに移り 
 
娘さんと二人で平穏な生活が送れる事になった訳です。 
 
そうなると 
 
それまで鬼の表情で怒鳴りまくってたのに 
 
穏やかな観音様の表情になりました。 
 
つまり 
 
わが子を守るためには 
 
母親は鬼にもなるって訳です。 
 
 
こんな感じの体験をたくさんしましたので 
 
この世に絶対的な正義は存在しない 
 
その事に思いが至り 
 
随分気持ちが楽になったって訳です。 
 
 
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気持ちの上では赤の他人・・法律上は親子

2013年07月27日 | 人生一般
人の死は一番の不幸ですが 
 
私達の仕事はその死によって利益がもたらされる仕事でもあります 
 
両親が亡くなり 
 
その両親が住んでた家を相続した子供が処分 
 
なんて話もありますし 
 
相続税の対象になるような資産家の方であれば 
 
亡くなる前から動きは慌ただしくなります。 
 
しかし人の命は不思議なものです 
 
お子さんたちは医者から父親の死が近い事を知らされて 
 
その準備にかかりますが 
 
本人は全く死ぬ気がないケースがあります。 
 
死ぬ気が無いのに 
 
アナタはもうすぐ死にますから準備しましょう 
 
なんて事は言えない訳です。 
 
ですから 
 
生きてる間に 
 
手続きすれば 
 
相続がスムーズに行えるのに 
 
結局何もできない 
 
なんて事がありました。 
 
生きてる間は 
 
本人のハンコが大きな意味を持ちますが 
 
亡くなった途端 
 
もうそれは無効です。 
 
銀行からお金を引き出すにも 
 
相続人全員のハンコが必要になる訳です。 
 
しかし 
 
相続人は皆子供ですから 
 
よく考えれば 
 
お父さんが亡くなった時位は 
 
少しみんなで集まって 
 
色々と話し合いをしたり 
 
なんてのは悪くないですよね 
 
なんせ日頃は 
 
兄弟と言えども 
 
滅多に会わなくなります 
 
にも関わらず親が亡くなった後も 
 
すべて準備万端で 
 
会う必要も無い 
 
なんて事が良いのかどうか? 
 
まあ人それぞれですから断定はできませんが 
 
少なくとも私は 
 
相続の時には 
 
兄弟集まって話をするのは悪くないと思います。 
 
が 
 
この相続 
 
実は色んなケースがあり 
 
本人が生きてる間に最低でも接触をしないと 
 
後でかなり困る事があります。 
 
 
相続は一般的に資産を貰える 
 
なんて思ってる人が多いと思いますが 
 
実はその逆 
 
借金も相続します。 
 
しかもその負の相続 
 
何もしないと自動的に相続しなければなりません 
 
つまり 
 
親の借金を払う事になる訳です 
 
ではそうならないためには? 
 
家庭裁判所に相続放棄を申し出る事ができます 
 
そうすれば 
 
貰えるものもありませんが 
 
負担もない訳です。 
 
が 
 
やっかいな事に 
 
この相続放棄 
 
相続を知った時から3か月以内に手続きをしなければなりません 
 
そんな訳で 
 
親に借金があるかどうかによって 
 
相続を放棄するかどうか決める訳ですが 
 
最近相談があったケースは 
 
親に借金があるのか 
 
あるいは資産があるのか 
 
全く分からないそうです。 
 
分からない理由は 
 
親と疎遠になり 
 
何十年も会ってないからです。 
 
役所からの知らせて亡くなった事を知ったそうです。 
 
で 
 
当社に相談があった訳です。 
 
どうしたら良いか? 
 
このケース 
 
残念ながらアドバイスのしようがありませんね 
 
子供が分からないものを 
 
赤の他人が分かる訳がありません。 
 
ですから 
 
長い間疎遠であっても 
 
まず親ですから 
 
しっかり亡くなった後始末をして 
 
そしてその中で 
 
分かる事があれば調べて下さい 
 
そう言った訳です。 
 
 
今の時代 
 
親子と言えども 
 
他人以上に気持ちが離れた 
 
なんてのがたくさんあります 
 
が 
 
法律上は親子はいつまでたっても親子です。 
 
お互い接触を全く持たなかったツケは 
 
亡くなった後に押し寄せてくる 
 
そんな時代でもあります。 
 
 
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歩くのは左右に崖の迫る狭い道です

2013年07月26日 | 社内事情
先日ゴルフが残り3ホールになった時に 
 
キャディーさんの無線にマスター室から無線が入りました。 
 
ボリュームを最大限にしていますので 
 
話してる内容は私にもよく聞こえました。 
 
雷雲が発生したのですぐにプレーを切り上げ避難してください 
 
との事でした 
 
で私の同伴者も驚いて 
 
すぐにプレーを止めた訳ですが 
 
私は子供の頃から雷雲の下で育ったようなものですから 
 
遠くに見える雷雲がここまでくる事はないのがすぐに分かりましたが 
 
どうやらそれを分かってるのは私だけで 
 
他のゴルファーは 
 
皆さん逃げるように 
 
クラブハウスに向かって走って行きました。 
 
私の同伴者も早足で避難を始めました。 
 
こんな時 
 
雷雲がこちらに来ない事が分かってる私は 
 
一言発したくなりますよね。 
 
“大丈夫ですからプレーを続けましょう” 
 
と 
 
しかし自分が正しいからと言って 
 
それを言っては 
 
多分私は周りと気まずい雰囲気になります。 
 
つまり 
 
人の集団は 
 
たとえそれが間違っていても 
 
多数がその間違いを理解していなければ 
 
こちらがおかしいって事になります。 
 
これがやっかいなんです。 
 
さすがに雷雲ごときで頑張って 
 
ゴルフ仲間やゴルフ場から嫌われるのは愚かですから 
 
私も黙ってプレーを切り上げ 
 
一緒に避難しましたが 
 
避難した途端青空が戻るのを見ると 
 
他の人がなぜこの程度が分からないのか 
 
不思議な感覚でした。 
 
 
人間社会は 
 
これがややこしい所です。 
 
集団の中にいれば 
 
その集団が間違った方向に進む事はよくあります 
 
しかしその方向が間違ってると分かってる人がいたとしても 
 
一人で頑張っても 
 
その方向は変えられない 
 
これが人間の歴史でも 
 
無数の悲劇を起こした訳です。 
 
戦前の日本はまさにその状態で戦争に突入した訳です。 
 
このタイプの悲劇は根絶する事はできないと思いますが 
 
減らす事はできると思います。 
 
減らす方法の一つが学ぶ事ですね 
 
が 
 
この学ぶ事も 
 
ただ学べば良いって訳ではありません。 
 
偏った知識は 
 
逆に危険です。 
 
幅広く学ぶ 
 
これが一番大切な事です。 
 
政治思想では右翼だとか左翼だとか言いますが 
 
若い頃からそんな思想にはまってる人達と散々議論してきましたが 
 
共通するのは 
 
相手の話しを聞かずに自分の考えを押し付ける 
 
そんなタイプの人間ばかりです。 
 
つまり 
 
自分の考えを疑う事も 
 
違う視点から見る事もできない訳です。 
 
そんな人たちが国の大半を占めれば 
 
右寄りの国になればまた戦争になる可能性が高くなりますし 
 
左寄りの国になれば 
 
革命の名の下国民を弾圧する国になる 
 
これを20世紀の歴史は証明してる訳です。 
 
ですから 
 
私達日本がこのまま平和で繁栄を続けるには 
 
どちらにも傾いてはいけない 
 
私は強くそう思ってる訳です。 
 
 
で国の話は私にはどうしようもありませんが 
 
会社 
 
これも考えが傾いては 
 
潰れる可能性があります。 
 
私が意識しているのは 
 
お金に対する執着心と 
 
お金に対する追及心のバランスです。 
 
 
会社全体が金儲けの意識ばかり先走ると 
 
結果顧客から見放され 
 
潰れる事になります。 
 
が 
 
だからと言って 
 
売上を全く意識しないと 
 
それはそれで当然会社は成り立ちません。 
 
ですから 
 
成績の上がらない社員は厳しく指導する事になります。 
 
で一方では金儲けを抑え 
 
一方では金儲けを追求する 
 
この会社の存続に欠かせない二つの概念 
 
結構バランスを取るのは大変です。 
 
社員の中には私の話を矛盾として 
 
私に食ってかかる事がよくあります。 
 
まあしかしだからと言って諦める訳には行きません。 
 
会社の進む道は 
 
まさに 
 
その間の微妙な道なんです。 
 
少しでも逸れれば 
 
その先は消滅です。 
 
 
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大人になったら日本昔話とイソップ物語を読みましょう

2013年07月25日 | 世間一般
トラブルメーカーの入居者に 
 
よく知り合いに弁護士がいる 
 
なんて言ってくる人がいます。 
 
つまり弁護士がいれば相手がビビリ 
 
自分の思い通りになる 
 
なんて考える単純な人です。 
 
が 
 
この弁護士って言葉を出す人 
 
大体そう言った段階で問題は解決します。 
 
私達は相手の口から弁護士って言葉が出た段階で 
 
“では今後の交渉は弁護士さんと行いますので連絡先を教えて下さい” 
 
って言います。 
 
大体これで終わりです。 
 
もちろん知り合いの弁護士なんかいないのに 
 
脅しで使ってる訳ですから 
 
そのハッタリがバレた段階で勝負は決する訳です。 
 
私は22年間会社を経営していますが 
 
トラブルのお客様に弁護士が付いた事は一度もありません。 
 
弁護士は○クザじゃありませんので 
 
理不尽な人の弁護をする人はいない訳です。 
 
そんな感じで 
 
弁護士は付きませんが 
 
やたら法律を出す人がいます。 
 
つまりこの世界は全て法律で決められてる 
 
そう思い込んでる単純な人です。 
 
例えば 
 
こちらが管理してるアパートのゴミ置き場に 
 
近隣の人がゴミを捨てに来る人がいます 
 
注意すると 
 
“それがいけないって刑法に書いてあんのか?” 
 
なんて言い返したりします。 
 
また駐車場で車の止め方が雑なので 
 
他の借りてる方から苦情が来る事があります 
 
でまっすぐ止めるようにお願いすると 
 
“そんな事どの法律に書いてあんだ?” 
 
なんて言ってきた方がいます。 
 
信じられない話しですが 
 
こんな感じで 
 
世の中の事は法律に書いてなければやりたい放題 
 
なんて考える幼い方が結構います。 
 
 
世の中全て法律でしか決められなとすれば 
 
こんな窮屈な世界はないですよね。 
 
むしろ 
 
人間の営みを制するものはその大部分は法律には書かれていません 
 
逆に言えば 
 
法律は最終手段であって 
 
原則的には法律に頼らず人間の営み円滑に行うようになってる訳です。 
 
会社にくれば 
 
みな朝の挨拶をしますが 
 
もし法律で朝は挨拶しましょう 
 
なんて書いてあるとすれば 
 
多分タリバンが支配したアフガニスタンみたいな国になりますよね。 
 
 
そんな訳で 
 
いつまでたっても 
 
少しの事で弁護士だの法律だのって話をする人 
 
いなくなりませんが 
 
そんな物に頼らなければ 
 
円滑な社会生活を営めないとすれば 
 
かなり未熟ですから 
 
まず 
 
イソップ物語や 
 
日本昔話みたいな童話から 
 
再度勉強しなおしましょう。 
 
 
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社長業はお世辞に囲まれて生きる仕事です.

2013年07月24日 | プライベート

自分で言うのも何ですが

私はもう時代遅れの経営者ですね

色んな成功してる人と接して思いますが

皆さん仕事も頑張りますが

遊びも上手です。

一口で言えば生き方が器用ですね。

服装も車も垢ぬけています。

夜もカラオケやなんかで盛り上げるのが上手です。

これが私にはできないのです。

私はカラオケも苦手で

お洒落も苦手です。

若い頃は高価なスーツやブランドバッグを持ち歩いた事もありますが

今その頃の写真を見ると

まるでちんどん屋ですね

恐ろしく似合ってません

よくあんな恰好で六本木のクラブに入れたものだと思います。

そんな訳で

私自身は

今の時代には

古臭い経営者です。

外見だけではありません

考え方も

沖縄の両親の価値観を継承していますので

中世の人間とそれほど変わりません。



不思議な事に

これでも通用する訳です。

大きくはなれませんが

経営自体は安定しています。

で考える訳です

なぜこんな古臭い男が

東京の不動産業界で通用するのか?

まあはっきりした理由は分かりませんが

私自身は

自分自身の能力をしっかり理解してるからだろうと思います。

不器用でダサい人間だって事をしっかり理解して

極力周りの雰囲気に飲まれないようにしています。

つまり

絶対に背伸びをしないのです。

社長になると

毎日のようにお世辞を言われます

そのお世辞が

時に

自分自身の目を曇らせます。

つまり

才能を勘違いする訳です。

最近も知り合いの若い経営者が会社を潰しましたが

典型的な破滅のパターンでした。

看板がある中で仕事をして

好成績を上げてる内

だれからもおだてられ

独立をした訳ですが

独立をする時に私に相談がありました。

相談されれば本当の事を言わなければいけませんので

はっきり言った訳です

無理だと思うと・・

それっきり機嫌を損ねて私に連絡が来なくなりましたが

最近耳にしました

会社を閉めたと・・


人は人間関係を良好に保つため

お世辞を多用する生き物です

このお世辞

そのものには罪はありませんが

この甘い言葉を排除するクセをつけないと

自分自身が見えなくなります。

つまり

お世辞は

経営者にとってはある意味大変危険なんです。

私は

若い頃それに気づきましたから

他人が私に毎日のように投げかけてくるお世辞

これは

単に表面だけで受け止めて

絶対に自分の中には侵入させないように

いつも考えています。

しかしこれ

簡単ではありませんよ。

少し油断すると

知らない間に入り込んでしまいますからね。

10年以上前になりますが

少し大きなケガをしたことがあります

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金を受け取れば売主はもう関わりたくない

2013年07月23日 | お客色々

一流のアスリートは手の抜き方が上手い

なんて話を聞いた事があります。

プロ野球のピッチャーであれば

全力投球で9回まで投げ続ける事はできませんから

打たれる可能性が少ない時には軽く投げてるでしょうし

サッカーで言えば90分間全力疾走はできませんから

離れた所にボールがある時には

少し体力を温存したりしてる訳です。

これがダメな選手だと

いつでもどこでも全力を出して

結果、一番大切なシーンで体力が続かず

凡ミスをしたりする訳です。

私は高校の時に部活の先輩からこの事を指摘されましたが

もう少し早く

この手抜く事を知っていれば

万年補欠の屈辱を味わわないで済んだのではないか?

と思えて残念でなりません。

当時は一般的には

ひたすら全力を出しまくる事を要求する

そんな指導者ばかりでした



この力を抜く事の大切さ

私達の仕事でも一緒です。

よく真面目で一生懸命やってるのに

大ポカをやらかす人がいますが

ずっと同じ力でやってるから

本来最大限に注意するべきポイントで

注意力が少し低下して大きなミスをやらかす訳です。

私達の仕事は

利害が対立する両者の間が生きる場所です。

ですから

トラブルの多発地帯でもある訳です。

トラブルは避けて通れませんが

この発生するポイントは決まっています。

このポイントが理解できれば

トラブルの大半は未然に防ぐ事ができる訳です。

ん?そのポイントを知りたい?

ダメですねプロがそれでは

この仕事に従事していれば

簡単に分かります。

ですから

自分で見つけて

そのポイントでは最大限に神経を使って進むべきです。

地雷原を進むようにゆっくりと進むわけです。

まあそうは言っても

中々分からない人も多いでしょうからひとつだけ。


私達の仕事で危険なポイントひとつは

売買の決済が終わり

物件を引き渡した直後です。


よく引き渡しを受けた翌日

買った人から電話がかかってきます。

“風呂場の換気扇が動かないんだけど”

なんて感じです。

で売主に電話すると

“随分安く売ったんだからその位自分で直してよ”

なんて冷たい返事

この一言が

弁護士だのなんだのって大騒ぎになる事がよくあります。

つまり

物件の引き渡しは

最大限の注意を要する

発火地点って訳です。

理由は少し考えれば簡単に分かれます。

売主は売ってしまえば

もう極力その物件には関わりあいたくありません

ところが

買主はこれから住む訳ですから

少しの悪い所も放置できない訳です。

しかし売主は

電話がかかって来るたびに出費を強いられますから

当然早く逃げたい訳です。

この愛着と利害の違いが

このトラブル多発地帯が永遠に消え去らない理由です。

ですから

プロは

取引には

そうならないように

物件を案内した時から

そのポントを考えながら話を進めます。

ダメな営業マンは

契約の意識だけが先走り

細かい事は気にせずガンガン話を進めます。

ところが

細かい事に見える事が実は発火装置なんです。

火薬庫やなんかの火気厳禁地帯に

タバコを吹かしながら入るようなものです。

換気扇一つの話が

大爆発を起こして

大騒ぎになる訳です。

そんな感じで

この仕事をやる以上

しっかりこのポイントを理解したいものです。

売主は

決済まではお金をもらう立場にありますが

決済が終われば

もうお金を受け取る事はありません

お金を受けとってしまえば

もう買主や不動産屋と付き合う必要はない訳です。

ですから

アメリカのエスクローみたいなシステムがあればこんな事にはなりませんが

日本ではまだまだこのトラブルは続く訳です。


お金は払ってしまえば立場が逆転する

この事をしっかり頭に叩きこみましょう。

私が社員に

決済前に仲介料を受け取る事を禁止してるのは

仲介料を受け取る事により

緊張感を失う事が分かってるからです。

仕事に満足していただいてそれから仲介料を受け取る

一見取はぐれがあって危険だと思う同業者がいるかとも思いますが

私自身は

ここまで22年間

仲介料をいただけなかった事は

一度もありません。

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勤め人の作法

2013年07月22日 | 人生一般
私はマスコミの世界に関しては無知ですが

たとえば女子ゴルフの中継なんかを見ていると

明らかにテレビ局がスポンサーに気を使ってるのが分かりますね。

ゴルフ中継の場合は

全選手を映し出す事はできませんから

優勝争いをしてる上位の選手のプレーを主に放送する事になます



例えば優勝争いをしてる選手が

若くて綺麗な森田理香子だとかであれば

大体画面の大半を占めますが

そうでない方

年齢が行っていてそんなに外見が良くない選手

なんてのが首位を独走していても

その人が映る時間は極力減らしてるのが見え見えです

優勝争いをしてる人のプレーを削り

優勝の可能性のない綺麗な子のプレーを織り交ぜます。

これを

テレビ局とスポンサーのレベルの低さ

なんて言って非難した人がいましたが

筋違いですね

レベルが低いとすれば

私達視聴者です。

つまり

ゴルフ番組とは言え

綺麗な女性が映るのとそうでないのでは

視聴率が違う訳です。

ですから

マスコミはあえて綺麗な子を登場させようとする訳です。

TV映りに関係なく

本当にプレーを楽しむ視聴者だけなら

こんな事は起りません。


そんな風にして考えると

私達がよく非難する対象は

それを非難すればするほど

実は自分のレベルの低さの表われ

なんて事にもなります

政治家は非難される最たるものですが

その政治家を選んだのは私たち国民ですから

ある意味自分で自分を非難してる訳です。


この何かを非難してる時

実は突き詰めれば

その矛先は自分に向いてる

なんて事は

マスコミや政治だけではありません

世の中そんなものだらけです。

よく自分の奥さんの悪口をこぼす人がいますが

その奥さんを選んだのも

その奥さんから去る勇気も気力もないのも

結局自分ですから

奥さんを非難すれば非難するほど

自分が情けないって事になります。

また

自分の会社を非難する人がよくいます。

これも全く一緒で

その会社に依存して生活をしていて

尚且つ去る勇気もないのであれば

会社の悪口を言えば言うほど

その人が軽く見られます。


そんな感じで

誰かを非難する時には

その矛先が自分に向かう事がよくあると言う事

しっかり理解したいものです。


奥さんの悪口も

会社の悪口も

外部には語らないのが賢明です。


私自身

以前勤めてた会社は

大嫌いで辞めましたが

辞める前は

一度も外部に悪口を漏らした事はありません。

これが

勤め人の作法だろうと思います。
 
 
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人の世はすべて芝居・・人は皆役者

2013年07月21日 | 世間一般

さていよいよ投票日です。

今夜は選挙速報で

楽しみにしてるTV番組がつぶれる人多いんでしょうね。


憲法改正が焦点の一つとなった今回の選挙ですが

この選挙の時期

テレビでは討論会とか

政治評論家の議論

盛んに行われますが

年々聞いていて

バカバカしくなる一方ですね。

バカバカしくなるのは

私が長く生きてるからです。

そして

若い頃から政治に興味があったからです。

興味がありましたから

その当時の政治情勢はよく覚えています。

この事が私の中では

その後の時間の経過と共に

最初は少し人間不信になり

今はバカバカしくなったって訳です。

私は特定の支持政党はありませんが

今後生きてる間はそれが変わる事がありません。

理由は

嫌いだからです・・政治団体が

嫌いな理由は

ほぼすべての政治団体が

その目的のために

世の中で起る出来事を

自分に都合の良いように語る訳です。

目的を達成するために

羞恥心を失ってる者の集団

厳しいようですが私の印象はそんな感じです。


今、憲法改正に声高に反対する人たちがいます。

平和憲法を守れって訳です。

がこれを声高に叫んでる政党には

この憲法の制定時に

強烈に反対した人たちがいます

自分たちが制定に反対した憲法を

今度は守れって訳です。

また

当時暴力革命を声高に叫んでた人たちも

冷戦が終われば護憲です。

これとは逆に

この憲法の改正を唱える安倍総理

祖父は昭和の妖怪岸信介です。

この岸信介が

A級戦犯で逮捕され

そして一生懸命自主憲法制定を唱えた人でした。

ですから

私は

安倍総理の靖国に対する態度も

憲法改正に対する強い執着も

岸信介の野望の引継ぎとしか見えない訳です。

国家のかじ取りを

身内の思いとごちゃまぜ

そんな風に見えてしまうのです。


政治ネタは荒れそうなのでこの位にしますが

とにかく

政治は所詮権力闘争です。

目的が先にあって

その目的の達成のために

さも正論かの如く話を積み上げる

これが政治の本質です。

ですから

この事をしっかり理解し

少し政治議論からは距離を置いて私生活を送る

とても大切な事だと思います。

よく欧米人は

プライベートでは政治と宗教の話はタブー

なんて言われますが

この自分の政治信条をプライベートな世界に持ち込み過ぎると

自分の世界が狭くなります。

特に若い人は

政治を熱く語りがちですが

まあ意識して押さえた方が良いですね

アナタが熱く語る政治は

誰かが自らの目的のために都合よく作り上げた話です。

それを真に受けて語っても

周りはアナタの未熟さに呆れるだけです。

政治にはまってると

人が去りますから要注意です。

この政治に見られる思い込み

実は人間の特性でもあります。

ゴルフでは

よくゴルフの教科書に書いてある事を

全く疑わずにゴルフをしてる人をたくさん見かけます。

でその自分で得た知識

それが正しいと思ってる訳ですから

人にも押し付ける訳です。

大迷惑です。

いわゆる教え魔って訳です。

つまり

自分はゴルフの教科書を一所懸命読んでるから正しいと思い込んでますが

ゴルファーの大半は

教科書から飛び出してゴルフを追求してる事に思いが至らない訳です。

つまりゴルフ理論に縛られる人は

それから解放されゴルフを楽しむ人の存在が理解できない訳です。

私がよく言われるのは

バックスイングが超高速なので

ゆっくり

なんてアドバイスです。

何十回も言われてますから

それは十分理解しています



分かった上で

私は新たな境地を目指して高速バックスイングを磨いてる訳で

そのアドバイスは何にも意味がありません

にも関わらず

視野が狭い人はいつまでたってもああだこうだと口を挟む訳です。

横道にそれ過ぎですね

無理やり本題に戻しましょう。


とにかく

政治も

ゴルフも

人にアドバイスする前に

まず自分の未熟さ

それを疑いましょう。


私が知る限り

人に自分の考えを押し付ける人は

圧倒的に視野が狭い人です。

具体的には書けませんが

私の会社経営に口をはさむ人がいます。

本人は私のためを思ってアドバイスを送ってる訳で

全く悪気はありませんが

その人が語るのは

すでに私が会社を始める前に得た知識ばかりです。

本人は自分で会社を経営した事がないので

そんな知識だけで

変化の激しい今の時代を乗り切れない事が分からない訳です。

先人の知恵は大切ですが

今を生きるためには

その知恵を加工し

工夫し

自分に合った物に変えなければなりません。

その事が理解できずに

自分の知識を押し付けられても

迷惑なだけですね。

さすがに私も会社を潰す訳には行きませんから

親切なその方

少し距離を置く事になります。




また最後の今晩のTV番組の話しに戻りますが

実は

バカバカしくなった政治

最近は少し楽しむ術を手に入れました。

政治は

まともに考えればバカバカしくなりますが

政治家の皆さん

皆役者で芝居をしてると思えば

結構楽しめます。

詳しい話は後日語るとして

さし当り

今晩は泡盛を片手に

お芝居見物です。

大河ドラマはつぶれるかも知れませんが

綾瀬はるかよりは

はるかに上手い役者の芝居を見る訳ですから

そっちの方が楽しみです。

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自分の変化を楽しむ

2013年07月20日 | 人生一般

もう20年近くなりますが

当社の貸家に70代半ばの老夫婦が住んでいました

ご主人は真面目な大工さんでしたが

高齢のため仕事ができなくなりました

しかし当時の職人にありがちな
.
預金をせずに年金も払わない

そんな人生を送ってきたために

すぐに生活に困窮しました

もちろん家賃は払えなくなり

色々相談して

結局生活保護に落ち着きました。

これで貧しいながらも生活は保証される事になりましたが

間もなく奥さんが病気になりました

しかも末期のガンです。

寝たきりで死を待つ

そんな状態になりました。

月に一度ご主人が家賃を持って来て

色々状況を話してくれましたが

医者からは余命半年くらいだろうと言われてる

そんな事でした。

一度お見舞いがてら伺いましたが

奥さんは青白く痩せこけて

ベッドに寝たまま

ギョロッとした目で私を見ただけで

言葉を発する事ができませんでした。



それから2~3か月が過ぎた頃でしょうか?

ひっくり返るほど驚いた出来事がありました。

あの寝たきりで

いつ死んでもおかしくない状態の奥さんが

当社にやってきたのです。

ヨロヨロしながら・・

何しに来たかと言うと

家賃を持って来た訳です。

いつもご主人が持って来るのに・・



理由を聞いた訳です。

すると

元気だったご主人もガンになり

しかも奥さんより進行が早く

もう歩けないって話でした。


この話

人間の不思議な一面をまざまざと見せつけられました。

つまり

瀕死の状態だった奥さんは

自分を支えてくれてたご主人がガンになった途端

元気を取り戻し

自分の事のみならず

ご主人の世話もするほどに健康が回復した訳です。

火事場のバカ力なんて言葉がありますが

人体は危機のために

普段温存してる未知の力がある事がはっきり分かりました。

その後結局お二人とも亡くなりましたが

この出来事は

私の人生観を大きく変えました

私は

家庭でも会社でも

誰かを頼る事ができない環境生きてきました。

つまり

頼って来る者はたくさんありますが

自分が頼る相手はいないのです。

昔はその事を嘆いたり

あるいは逃れたい

なんて考えていましたが

その老夫婦の出来事以来

私はそんな環境に置かれてるから

医者に行く必要のない健康な体を保ち

また

灼熱の下2ラウンドブッ通しでゴルフをしても

大して疲れない体を作り上げた

その事に思いが行くようになった訳です。

私は

自分で会社を起こしてから

会社を休むような体調不良になった事はありませんが

逆に言えば

体調不良が許されない環境にあるから

体が頑張って体調を維持する訳です。

若い社員達が

熱だの偏頭痛だので会社を休むのは

休める環境あるから

体調不良になってる可能性もある訳です。

実際当社の場合

体調不良で休むのは

昔から

独身の社員ばかりです

つまり自分の事だけのために仕事をしてる内は

潜在力が隠れたままなんです。

そんな社員が結婚し子供が出来ると

成績の上下は生活に重く響きますから

体も丈夫になり

会社も休まなくなり

そして業績も上がってきます。

そんな訳で

家族がいれば

それを守るために

大変なプレッシャーの中でお父さんたちは頑張る訳ですが

その環境が

自分の未知の力を引き出してくれる訳です。


ストレスだの何だのって

嘆く材料も多いですが

どうせ逃れられないのであれば

ジムに通って自分の体がたくましくなるのを楽しむように

このストレスも

しっかり抱え込んで

自分自身の内面が強くなる事を楽しむ

そんな生き方も悪くないと思います。


少なくとも私は

そんな自分の変化を楽しむ事ができるようになりました。

末期ガンに冒された老夫婦のおかげで

最後は

3か月の家賃と

大量のゴミ処分代の負担が出ましたが

私自身は

はるかに得る物が大きかったので

大変感謝しています


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日本の社会問題の行き着く先は広い家

2013年07月19日 | 世間一般

私は3人の姉がいますが

皆若くして結婚しました



その理由が3人とも同じです

“早く実家を出たかった”

どうして出たかったと言うと苦痛だったからです。

どうして苦痛だったか言うと

狭くて古かったからです。

個室はなくたくさんの家族が暮らしていますから

当然プライバシーはありません。

そんな中

父親がかなり強力な個性でしたので

本当に小さい頃から

家を出る事ばかり考えてた訳です。

当時は私の家庭だけではありませんよね

村の他の家庭も

あるいは日本全体も大体似たような環境だったと思います。

それから数十年

住宅の質は随分よくなりました。

広くて綺麗でエアコンは備わり

まるで天国のようです。



この豊かになった事が

逆に私の姉たちのような女性が少なくなり

結果結婚しない人が増えた訳です



子供は少なく

高齢者社会

皮肉なものですが

これが

私達が目指してきた豊かな社会の行きつく先だって訳です。

私達日本人はひたすら広い家を求めてきました

そしてその欲求を満たす事により

私はこの仕事で食べてくる事ができました。





初めて

広い住宅の弊害を身に染みて感じます。

若い人が結婚しないのも

快適なプライベートの空間が確保されたためですが

引きこもりや登校拒否も

このプライベートの空間があって成しうる事です。

私達の時代には

そんなスペースはありませんから

引きこもりも登校拒否もゼロでした。

また最近思うのは

広い住宅に高齢者夫婦や

あるいは配偶者に先立たれて一人暮らしのお年寄りの孤独ですね。

昔であれば

そんな広い家に高齢者が一人で暮らす事は許されませんでした。

なんせ住宅が足りない訳ですから

子供だの孫だの

わんさかいて賑やかな暮らしでした。


そんな風にして考えると

今の私たちの社会の問題は

住宅の質の向上によってもたらされた

なんてのがたくさんあります。

振りこめ詐欺も子供たちやなんかが同居していれば起らないですよね。

まあだからと言って

昔の狭くてボロい家が良いなんて思いませんが。

この世は

得る者があれば

失うものもある

この事を理解した方が良いですね。


私自身は

政治家が唱える経済成長

もう十分だと思っています。

この高齢者社会で

更に成長を目指すとすれば

弊害の方が多いと思う訳です。


一人暮らしのお年寄りに

更に大きな家の建て替えを勧める

そんな話に聞こえてしまいます。

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1号線の正式名称は?

2013年07月18日 | 人生一般
今は国道58号線と呼ばれていますが

沖縄がアメリカの統治下にある頃は1号線と呼ばれていた

幹線道路があります。

今も昔も一番交通量が多い場所です。

事故多発地帯で、私の妻の弟もそこで亡くなりました。



私が那覇に行くと言うと

母親はその1号線で事故に会うのでは?

なんて心配して必ず私に言う言葉がありました。

それは1号線を横切る時

車は途絶える事がないように見えるが

それで慌てては絶対にだめだ、

実際には慌てずに待てば必ず車の流れがピタッと止まる時がある

だから1時間でも2時間でも待ちなさい

そんな話でした。

母親の心配は分かりますが

私達が子供の頃の那覇の町はカツ上げをする不良だらけでしたから

私の頭は不良にからまれた時にいかに逃げ延びるか?


それだけでした

ですから

母親には申し訳ありませんが

車が頻繁に行きかう中

跳ねられるギリギリの所をかいくぐり

不良から逃げた

なんて経験が何度かあります

今思えばぞっとしますが

母親の言う通りにて

車の波が途絶えるのをじっと待っていたら

不良につかまり

路地に連れ込まれ

腹を殴られ

有り金全てパア

そんな事態になっただろうと思います。

ですから

私にとっては

母親の思いとは逆に

激しく行きかう車が

私を守ってくれた訳です。

そんな訳で

この母親の言葉

残念ながらその時には役に立ちませんでしたが

その後の人生においては

大いに私を救ってくれました。

バブルとバブル崩壊の時には

周りがパニックになる中

私はじっくりと少し騒ぎが収まるのを待ちました。

そのおかげで

致命傷を負わずにすみました。

つまり

ピンチになった時には

慌てずに機を伺う

これを学んだのです。

私は今でも

少し危機的な状況になると

その言葉が頭の中に真っ先によぎります。

最近では

顧客が急速に減少した時がありました

そんな時に

慌てて行動を起こす事をしません。

広告費を増やしたり

物件の買い取りを増やしたり

はたまた副業に走ったり

顧客の減少を補う行動に動きたくなりますが

じっと耐える訳です。

これが

結果

最悪の事態に落ちる歯止めとなります。

私の知る限り

悪い状態になってから

慌てて新しい事を始めても

転落を加速させるだけです。

業績が悪化したら

じたばたせず

少し嵐が去るのを待つ。

これが

私には身についた訳です。

1号線の激しい車の往来のおか げで
 
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座標を使えば複雑な事を単純化できる

2013年07月16日 | 人生一般

中学になって関数を習う時
 

X軸とY軸

この直角に交差する直線を使って理解する訳ですが

中々理解できない人も多いですよね。

掛け算とか割り算まではなんとか頑張って理解できたのに

方程式だの関数だのになるとサッパリ



勉強は諦めて

髪を染めてツッパリの道へ・・

私達の時代から変わらぬ人生の分かれ道です。

でこの関数のX軸とY軸

これを関数ではなく

人生の決断に使えばこんなに便利なものはない

なんて話を

某有名塾の先生がしていました。

具体的には

例えば職業を選択するとき

Y軸は仕事の好き嫌いを表す訳です。

上に行けば好き

下に行けば嫌い

ゼロの点が好きでも嫌いでもないと言う位置です

で横に走る直線X軸

これは収入を表す訳です。

右に行けば行くほど高い収入になる訳です

ゼロの点は平均的な収入ですから

そこより左に行けば平均以下の収入って訳です。



X軸とY軸によって分けられた四つの領域

例えば左下は

嫌いな職業でしかも収入が低いって事になります。

ここを選択する人はいません

が実際にはこの領域にたくさんの人が働いています。

つまり嫌いなのに収入も低い

でもそこで生きるしかない訳です。

人生が台無しですよね。

ではどうしてそこで暮らさなければならないのか?


それは勉強をしないからです。

勉強をしなければ

職業の選択肢は大きく狭まります。

ですから

誰もが嫌がる領域で生きるしかない訳です。

こんな話を

ドロップアウトした生徒にしてましたが

説得力があるようで一生懸命聞いてましたね。



一番好ましい領域は右上ですよね

つまり

好きな仕事で収入も多い

この領域で生きられれば

かなり価値の高い人生って事になります



実際はそこで暮らすには

才能が必要になります。

大リーグの選手とか

浜崎あゆみとか

宮里藍とか

羨ましいですが

凡人は無理です。

ですから

私達は

残りの領域を選択する訳です

つまり

好きだけど収入は低い左上の場所と

嫌いだけど収入は高い右下の場所です。

このどちらが良いかは

もちろん誰も言えません

自分自身で選び

自分自身で結果を受け入れる訳です。


で我々不動産業界

この業界に入ってくる人は

一般的に

嫌いだけど高い収入が得られるから

と言う人が多いですね。

私自身もまさに

頼る人もなく

小さな子供を3人抱えてましたので

営業の仕事は向いてないと思いましたが

あえて不動産業界を選択しました。

実際若い頃は

トラブルで苦しみ

常に精神的苦痛の伴う人生でした

いつも辞めたいと思っていました。



そんな辛い日々でしたが

耐えてる内に不思議な現象が起ります

慣れてくるのです。

恐い人の怒鳴り声も

理不尽な話で騒ぐ人も

平気で約束を破る人も

腹を立てる度合いが低くなるのです。

ですから

辛さとか苦しさ

なんて基準で行けば

同じ出来事でも

若い頃と比べると

10分の1位にしか感じません

そんな域に達すると

さきほどのX軸とY軸の領域で言えば

右下にあったのが

いつの間にか右上に移動してた

なんて事になります。

つまり辛い仕事を選択したはずなのに

その辛さが取れれば

好きで高収入の理想的な領域に移る訳です。




私とは逆の選択をした友人がいます。

趣味が豊富で

収入より趣味を優先した職業を選んだ訳です。

休みは多く残業はない

でも収入は低い

これも選択ですから良い悪いは言えません

本人にとって良ければ

良い選択な訳です




この男

人づてに聞いたのですが

かなり厳しい人生を送ってますね。

仕事を転々として

どうやら離婚したようです。

今は肉体労働をしてるそうですが

体がきつくて休みがちで

収入が少なくアパートを追い出されそうだと言う事です

でどうしたら良いか?

共通の友人から相談があった訳です。

この男の場合は

左上の領域

つまり好きで収入の少ない仕事を選んだ訳ですが

今は左下の最悪の領域に落ちてしまった訳です。

長くなりましたね

とにかく

若い方

このX軸Y軸で考えて人生を選択する方法

とても意味があると思いますね。

ただし

長い人生

右下の選択は右上に自然に移動する事があり

左上の選択は

左下の最悪の領域に移る可能性がある事

これもしっかり理解して

一度しかない人生

誤らないようにしたいものです。

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